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2006.01.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
☆映画『ペイ・フォワード』を観ました。

これは「おせっ会」通信のハシモトジュンさんや(ごぶさたして失礼しております)、
石田健さん、岩元貴久さんなど(違ってたらすみません)が
メルマガやブログを通じて、
「この映画はいいよ、一度観るべきだよ」とおっしゃっていたので、
やっとやっと観てみた映画です。

私は他人が「いいよ」と言ってらっしゃることは、
一応「やってみよう」「乗ってみよう」と思うタイプなのです!


原題は『Pay it forward』
「次に渡せ」「前に渡せ」という意味でしょうか?

☆「世界は変えられる」と思った映画です。


社会の授業の課題「世界を変える方法を見つけ、それを実行してみよう」
との課題に対して
11歳の1人の少年トレバー君が出した答えなのです。

トレバー少年演じる、ハーレイ・ジョエル・オスメント君、
『シックスセンス』『Å・I』はカワイかったな。
この映画は2000年の映画だから、
もう17歳ぐらいになっているのかしら?
カッコよくなっているだろうな。




それが、どんどんと拡がりを見せ、
とうとう全米に「Pay it forward」ムーブメントといわれるぐらい大きな運動となっていく物語です。

このトレバー少年の偉いところは、一見カンタンそうで非常にむずかしい
「3人の人を幸せにする」ということを、実行・実践したことです。


3人が3人に幸せのバトンタッチをすれば、
それは9人になります。それがまた3人ずつにバトンタッチしていけば27人になります。それがまた3人ずつにバトンタッチしていけば・・・
というように
あっという間に、世界中に広がっていく「幸せのバトン」となります。




これは「言うは易し行うが難し」です。
善行を受けたら、その恩返しとして、別の3人に善行をすること。

少年の提案も他のみんなは「無理だよ」というし、
実際に映画でも、受けいられなかったり、否定されたり、
決してうまくいっているようには見えません。





でも、「幸せにしたい」という思いは、延々と続いていく。
その「努力」は見えないながら、どんどん広まっていく。



☆変わるのが怖い。

何とトレバー少年は、課題を出した当の社会の先生である
シモネット先生を幸せにすることを企てるのです。

先生を幸せにするというのは、
好きな人(自分のママなんだけどね)と「相思相愛」にすることです。

父親に虐待されて体中にヤケドの跡がある先生は、
先生でありながら、なかなか人の愛情を受け入れられない、
人を信じること、自分を信じることができない。

トレバー少年の言うことを「素晴らしい」と思いながら、
先生自身も「よくないこと」と思いつつも「変わるのが怖い」のです。
そして、「あきらめ」「負け」てしまうのです。

でも、少年のことばで勇気を得、「告白」するのです。
3人のうち唯一成功した「ペイ・フォワード」ムーブメント!


☆愛の出し惜しみをしないでおこう。

「人を助ける」なんていうと、
畏れ多くてできないなんて私は思っちゃいます。

でもまず、ちょっとしたこと、例えば「席をゆずる」
後からくる人のために「扉を押さえて開けておく」など、
でいいのではないかしら?

「小さな親切」運動というのがありました。(今もある?)
私など、なかなか照れくさかったり、めんどくさかったりして、
道に迷って困っている人を見ても、
「何かしなくちゃ」と思いながら、そのまんまにして生きています。
だめな私です。



でも、もっと愛情は表現したほうがいいのよね。
遠慮しないで、いいと思ったことはしたほうがいいのよね。



☆悪意のバトン

昨日の新聞の記事。
筆者はコンビニの店員です。
いつも来るお客さんがひどいのだそうです。
お金をぽんと放り出して「拾えよ」といわんばかりの傲慢な態度。
むっとすると「文句あんのかよ、お前店員だろ」との捨てゼリフ。

この客はキャバクラのボーイさんか送迎係で、キャバクラ嬢のストレスを受けて、
コンビニの店員である彼にウサを晴らしていたのです。

何かこれって悪意のバトンよね。

占っていても「なぜだかわからないけど、あの人が私につらく当たる」と相談を受けることがあります。

でも、たいていの場合、相談者に原因があるのではなく、
相手の不満やストレスの「やつ当たり」を受けていることも多いのです。

会社のストレスを、夫は妻にぶちまけ、妻は子供につらく当たり、子供は弱いものをいじめる、という図式も考えられます。

限りなき悪意の連鎖のほうが、実際はたくさんあるように思います。

それを、善意の連鎖にもっていけたら、もっていけるかも、
と思った映画だったのです。


☆心の声を聞く。

ほんと、トレバー少年って賢いのよね、神様かもって思っちゃう。
彼のテレビ・インタビューでの言葉。
「みんな無意味な人生に嫌気がさしているんだよ。
人を助けるためには、人をよく見る努力をしなきゃ。
もっと心の声を聞くんだよ」
ごもっともです。ありがたいお言葉です。

彼は人の善なることを信じています。

☆ぐすん、死んじゃ嫌だ。

でも、最後にトレバー少年は死んでしまうのです。
「善行」をしようと思って、いじめられている同級生を救うため、
ナイフを持っていた中学生に向かっていき、刺されてしまうのです。

なぜ、死ななきゃならなかったの?

この場面は、一番悲しかったよ。
善意を行うと「死ぬ」こともあるっていうことをこの映画は言いたかったの?

映画の最後では、彼の実家に、
全米中から、弔いのロウソクを持ってぞくぞくと集まる人々の姿が映っていました。

何かを得ようと思ったら、犠牲が伴うの?
こちらで幸福を得たら、あちらでは不幸になるということなの?
こちらを立てたら、あちらは立たないの?
良いことを行うのは危険が伴うということなの?

私は、トレバー少年が生き抜き、みんなに力を与えながら、
輝かしい人生を送るというまた別の映画の終わり方があると思いました。

だから、この映画の終わり方は映画を盛り上げるための設定だったと考えたいのです。


このことをみなさんはどう思いますか?


私はどちらも得る人生もありだと思うのですが・・・。

「思考は現実化する」ならば、
思考や心の設定を変えていけばいいのではないか?
どちらも得て幸せになるというイメージをしっかり持てばいいのではないか?と思います。



思考の枠組みを変える。



恋も仕事も、プライベートもパブリックも、
幸運を得るという人生があると、私は思っているのです。


☆心にともしびが灯る映画

この映画は私でも「世界を変えることができる」と思える、
心にぽっとともしびが灯るような映画でした。

自分のすぐ近くの人に、ちっちゃいことでいいから、
今から、ここから、始めていこうと。





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Last updated  2006.01.15 18:40:32
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