奇天姫子の呑み戯言    

奇天姫子の呑み戯言    

2007年04月25日
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尾崎の曲を教えてくれたのは、アニでした。
その頃、少しやんちゃやったアニ。
ブルーハーツも、
ジュンスカも、
ビーバップも、
ろくでなしブルースも、
アニの影響。


高校生になったアニの部屋には、いつも何人もの友達が集まって、だらだらしていて。
尾崎やブルーハーツが、ガンガンにかかっていて。

でもアニの友達は、5歳下の私をとても可愛がってくれていた。

アニには、よく女から電話があって。
いつも電話をとるのは私。
アニが家にいても、意地悪な私は「いませんけど~」と、よく応えていた。

うちの家族の中心は、アニだ。
と、ずっと思っていた。
それ位、好き放題に暮らしていると思っていた。

おかんがいつもアニを怒って喧嘩しているのを見ていても、
なんだか羨ましかった。

アニは、
進学高校に通っていたくせに、

20歳の高校生をしていたけど、結局、卒業しなかった。

高校生の時からバイトでしていた職人の仕事を今でも続けている。


そして今でも、家族の中心であることは変わりない。

家族みんなが、アニの存在に頼って生きてきた。
好き放題やっていたアニに、とても大きな重荷がふりかかった時。


私が、どうしようもない時にも、1番に電話してしまうのはアニだった。
助けてくれる。と思っているから。

今は、
アニにも守るべき人ができたし、
私にも守られ、守る人がいる。

アニから見たら、世の中を甘く見て生活していた私。
いつも手厳しいことばかりゆわれて、
悔しかった。
やっと少し対等に接してくれるようになったような気がする。


恥じない生き方をする。
とゆう事を教えてくれたアニ。

酔っ払って裸になるのは、やめて欲しいけど。





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Last updated  2007年04月25日 20時40分48秒
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