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michi草。
朝日をみにいこうよ
年が明けてから、急に寒くなった。
冬は苦手なもののひとつだった。
…最も、僕には苦手なものの方が圧倒的に多い。得意なことを聞かれれば返事に困るが、苦手なことならいくらでも思いつく。
会社を出たのは20時を回っていた。いつものように、近所のコンビニに寄って 適当に夕飯を調達し、寒さに体を硬くしながらアパートに戻った。いつもの癖でポストの郵便物を玄関の脇に置いたごみ箱に、ダイレクトに放り込もうとして、その葉書に気付いた。
絵葉書だった。オレンジ色に染まった海と、そこに半分隠れた濃い橙色の太陽。その字には見覚えがあったが、差出人の名字は僕の知っているそれと変わっていた。
高校まで、僕は生まれ育った田舎の小さな町を一歩も出ることなく育った。
小さいけれど、いい所だった。といっても、その頃の僕は他の街を知るわけではないから比べようはなかったのだろうが、大学で都会に出て、そのままここに居着いている身で言うのもおかしいが、僕は今でもこんな騒々しい所よりずっといい所だと思っている。ただそれを口に出すのは、田舎者のひがみに聞こえそうな気がして何だか憚られた。
4年間、僕は人並みに大学生というものを楽しんで、人並みに就職に迷い、内定を取る
のに苦しんで、十人並みのサラリーマンになった。毎日は、淡々と過ぎていく。
樋口水那は、高校の同級生だった。
ちなみに僕と彼女は“同級生”という以外に、どう表現仕様もない程度の関係だった。
“友達”というのも何だかしっくりこない。クラスメイトだったから、当然話もしたし試験前に何人かと誰かの家に集まってヤマの掛け合いをしたなんてこともあったが、…やっぱり仲のいい同級生の域を出ていなかった。
樋口は頭も良かったし、綺麗な顔をしていた。性格もあっさりとしていて付き合いやすい女の子だった。クラスでも人気があったと思うが、当時すでに野球部のエースの彼氏がいたし、そこに割って入ろうとまでする骨のある奴もいなかった、と、思う。少なくともそんなゴタゴタは、僕の知っている限り無かった。
とにかく、卒業して以来彼女とは会ってもいないし、年賀状の一枚も出した事も届いた事もない。そんな彼女から、初めて届いた一枚の絵葉書。
ひどく不思議な気もしたが、妙に納得できるような気もした。
絵葉書には、何も書かれていなかった。
樋口から電話があったのは、絵葉書が届いて2、3週間も経ってからだった。
朝7時に起きて、電車に揺られ会社に行き、夜は何時になっても、プロ野球ニュースを見てから24時に寝る。誰が決めたわけでもない、いつのまにか出来てしまった変わらない僕のサイクル。同じ毎日は、過ぎていく月日の感覚を何となく麻痺させる。あの葉書は、退屈に繰り返される日々に訪れた小さな変化だったが、それっきり毎日の中に埋もれてしまってもいたから、電話が来た時はちょっと驚いてしまった。
『…藤井君?こんばんは、斎藤ですけど。』
電話の声は、高校時代とあまり変わっておらずすぐに判ったが、少し混乱したのは、姓が変わっていたからだった。頭に彼女の顔はすぐイメージされたが、当然その聞きなれない名字とは一致しないし、思わず彼女ではなくて他の誰かなのかな、とか、誰かの彼女でそんな名前の娘がいなかったっけ、とか ほんの数秒の間に僕の頭の中はめまぐるしく動いた。
スムーズに言葉が出てこない僕の反応が、頭の良い彼女にはすぐに伝わったらしく
『ごめん、判らないかな。高校が一緒だった…』
「あ、いや、判る。樋口…?」
『ああ、そっか、ごめんね。樋口。』
電話の声は明るかった。僕の狼狽振りがおかしいようだった。実際、電話の樋口の声は、不思議なくらいに自然で、いつも良く掛ける相手に電話してるみたいだった。ちょっと考えても、高校時代に彼女から電話をもらったり、掛けたりしたことは思い出せない。同じクラスで、毎日会えていた訳だから、そんな必要は無かった。
『そうね、高校のときは樋口だもんね。おばあちゃんが死んで、父の名字が変わったから、今は斎藤なの。もうこの姓にも慣れたし、今は樋口って呼ぶ人いないから。』
でも藤井君の声で呼ばれてみると、やっぱり“樋口”の方がしっくりくるわね、なんて電話の向こうで彼女は一人で納得している。ほんというと僕は、彼女が結婚したのかと思っていた。この歳になると、たまにそんな話も聞く。あの葉書を見たときに最初にそう思った。
『葉書、届いた?』
「うん、けどあれ…」
何も書かれてなかったけど、と、やっぱり姓が違ってたから驚いた、と、何で今絵葉書が届くのかわかんなくって、と…いろんな事を含めて(と言うよりもなんとも言いようが無くて)曖昧に僕は言葉を濁した。
『あの写真、高浜の海に似てると思わない?』
それは、僕らの田舎の海だ。
とたんに、僕は無性に懐かしくなった。田舎も、電話の向こうのクラスメイトの声も、“高浜”という言葉の響きも、ひどく懐かしかった。机の上の雑誌の山の中からあの葉書を引っ張り出すと、改めてそのオレンジ色の海を見つめた。
『…それ、朝日だって思うの』
僕は、樋口と朝日を見たことがある。
それは、夏の暑さの和らいだ、9月か10月の初めだったろうと思う。文化祭を前にして、クラスの出し物の準備が間に合わず、有志10数人は学校に泊り込んだ。僕もその一人だった。
仲間がふざけ合いながら、遊びながらする仕事だ。たいして進みが言い訳も無く、朝までにすめば良いぐらいの気持ちで僕達は大騒ぎの夜を過ごした。出来たのは4時くらいでもういつのまにか寝てる奴とかいなくなってる奴とか(後から校長室とか、機材置き場に木材取りに言ったまま寝てしまっていたとか判って可笑しかった)いろいろ混乱した状況だったが、不思議と僕は眠くも無く、頭も妙にすっきりしていた。
やっと静かになった教室で眠り込んでいる友達の、よだれを垂らした顔に笑いをかみ殺しながら、散らばったダンボールかすを集めて一まとめにしていると、樋口が来た。女子は泊まるのはさすがに良くないので、朝早く出てこようということになっていたが、其れにしたってまだ夜も空けない、朝というより夜中の時間帯だ。さすがに驚いた。
目覚し時計を掛け間違えて、起きてしまったから来た、と樋口は言っていた。出来あがった深海をイメージしたオブジェを見てなかなかの出来だと言い、眠りこけたクラスメイトたちの顔を見てだらしないと嘆いた後、でも可笑しいと大笑いした。
僕はまとめたゴミやダンボールを中庭の焼却炉に運び、樋口はそれを手伝ってくれた。
…なんでそんな事を思ったのか、
と言うより、何でそんなこと思ったからと言って口に出したのか、今考えても不思議で仕方ない。とにかく、その時の僕はひどく楽しくて、寝てないせいで少し酔っ払ったような、ハイテンションになっていた。
「朝日を見に行こうか。」
あまりに唐突な提案だった。樋口はきょとんとしていた。
何度も言うが、僕と樋口はたいして親しくなかった。二人だけで話をしたのもその時が初めてに近かったくらいだ。僕はほんとに急に朝日が見たくなったのだった。他に起きてる奴がいたら誘っただろうし、誰もいなければ一人で行っただろう。僕にはもともとそんな所があった。でも、普段の僕なら樋口にそんなこと言わなかったろうから、やっぱり少しおかしかったんだろう。
樋口の反応さえ、僕には面白かった。面食らうのは当然の事で、むしろそんな顔を見たくて口にしたのかもしれない。だから、僕が驚いたのは樋口がそれに乗ってきたことだった。
「…朝日って、どこで見れるの?」
「太陽は東から上るんだから… 海の方かな。」
学校から15分くらいのところに、海はあった。樋口は最初きょとんとしたくせに、もう普通の顔をしていた。ごみを捨てに行くの手伝うよ、と言ったときくらいの自然さで、うん、行く、と言った。
もう夜が薄くなり始めていた。僕らは自転車にまたがって、堤防を駆けた。桟橋に着いた時、紺色の波の向こうから一筋のオレンジ色が少しづつ押し寄せてきて、見る間に海を橙色に染めていった。僕も樋口も何も言わず朝日が昇る様を見ていた。その時樋口がどんな顔をしていたか、僕には全く思い出せない。
自転車にもたれて、日が昇りきるまで僕は海を見ていた。夜中腰をかがめて、床の上で書いたり切ったりはっつけたりの作業でちぢんだ感じのする体中の腱を思いっきり伸ばして、深呼吸をすると、寄り一層頭はすっきりし、元気も出てきた。
その後、僕らはやがて腹を減らして起き出すであろうクラスメイトたちのためにパンを買い、教室に戻った。帰り道でも、それ以降も、なぜか僕達は桟橋で見た朝日について何も語らなかった。綺麗だったね、とも、感動的だったねとも。
それからの毎日に別に変化は無かった。僕と樋口は、相変わらずのただのクラスメイトだった。やがて僕らは制服を脱ぎ、それぞれに現在を生きている。
絵葉書を見つめる。
朝日だと思う、と樋口は言った。
それは紛れも無く、あの日見た高浜の海のことを言っているんだろう。
『…藤井君、もう覚えてないかもしれないけど、2年のとき高浜の桟橋で一緒に朝日が昇るのを見たことあったでしょ。』
「覚えてるよ。」
『でも、今まで忘れてたでしょ。』
屈託の無い声に、僕は苦笑した。でも、今迄思い出さなかったのも本当だ。
『私、あの日の海ずっと覚えてる。
…でも、藤井君は絶対忘れてるだろうと思ってた。』
樋口は、意味不明のことを言う。けど、嫌味のようには聞こえなかった。
『あの時の海とか、朝日とか、少しは思い出せる?』
「うん。……綺麗だった。」
自分のボキャブラリーの貧困さに、思わず苦笑した。
『そうね。すっごく綺麗だった。
今でも思い出すと、私何だか泣きそうになるのよ。
それくらい綺麗だった。』
急に、僕は樋口の顔が見たくなった。
樋口はどんな顔で今この話をしているんだろう。
僕の知っている彼女は、今も高校のブレザー姿だ。
僕は言葉も無く、電話の向こうの樋口の声を待った。指先で、葉書をひらひらともてあそび、ちょっとの間目を瞑った。今年の正月は、田舎に帰れなかった。高浜の海も、もう3年くらい見ていない。
樋口は誰に聞かせるでもない独り言のように続けた。
『16や17の時って、いろんな事が妙に重くって苦しかったりするのよね。今思えば、たいした事無いようにも思えるのに。
余裕が無くって、アンバランスで、迷ってばっかりで、…毎日毎日、朝日は昇ってたのにあの時まで私、朝日が昇るとこなんてちゃんと見たこと無かった。』
僕は自分の高校時代を思い出そうとした。
紺のブレザーに、スニーカー姿の自分はもう随分大昔の事のようだ。
あの頃の自分が何を考え、何を迷い、何に悩んでいたのか、思い出せなかった。
樋口は何かに悩んでいたんだろうか。
別に不思議なことではない。悩みも迷いも無い人間なんている訳が無い。でも僕の記憶の中の樋口は、明るかったし潔かったし元気だった。少なくとも、僕らの前の樋口はそうだった。 …大体が、僕と樋口は悩みを語り合うほどの関係ではなかったんだ。
『藤井君って…同じクラスになった時からちょっと違うなって思ってたけど、あの時決定的にこの人は他の人とは違うって思った。』
「どういうの?違うって」
『うーん… そうね おとぎばなしに出てくる王子様、ってとこかな。』
僕は声を立てて笑った。あまりに陳腐な表現だ。
『何で笑うの、ほんとよ。』
「…だって、王子様ってさ」
『だってそうなんだもん。』
樋口も電話の向こうで笑った。その時はじめて、ああ、樋口はやっぱりあの頃と違う、と思った。何がどうとは言えないが、やっぱり僕達はあの紺のブレザー姿の頃とは違う。17の時の僕達は、こんなに打ち解けて話はしない。…いや、きっとしなかったのではなく、できなかったんだ。
『私は何かにぐずぐずして、苛々していた。…藤井君は大して親しくも無い私を誘って、朝日を見せてくれた。最初はあんまり行く意味がわからなかったけど、昇っていく朝日は想像を超える感動で、この人はこの朝日の綺麗さを知ってたんだって思ったら、ほんとにこの人私と同じ歳で、同じ所で生きてる人なのかなって不思議になった。
…あの時の藤井君は、不幸で可哀想な女の子を救ってくれた、通りすがりの王子様よ。かくして女の子は救われました。』
「樋口、僕は…」
何だか後ろめたい気持ちに襲われた。僕はそこまで考えてない。君を救う気なんて無かった。樋口が何かに迷っているなんて感じてもいなかった。
「…僕が、夜明けを見ようと思ったことに大した意味なんて無いよ。だから…」
『おとぎばなしに出でくる王子様だってそうよ。ただ偶然に通りかかっただけだわ。王子様は気負わず、何も考えず、当たり前の感覚で知らず知らず救ってしまうのよ。』
樋口の声は楽しそうだった。
僕は、言葉を失っていた。
そうだな、気の利いた会話も僕の苦手なことのひとつだ。ましてやこんな場面では。
『…ほんとは、こんなこと一生藤井君に言うつもり無かったんだけど、…どうしてかな。急に藤井君に言いたくなった。あたしが電話なんかしたら驚くだろうなって思ったら、驚くところ想像するの楽しくて。…藤井君、変わってないね、元気だね?』
「…うん、普通のサラリーマンやってる。元気だよ。」
『うん、良かった。』
樋口は、電話の向こうで微笑んでいる気がした。
『あ、もう電話切らなくちゃ。遅くなっちゃったね。仕事でしょ、今日』
「うん」
『あたしも早起きしてお弁当作らなくちゃ行けないのね。彼の草野球の試合があって。』
「え、まさかあいつとまだ続いてんの?」
僕の頭に、高校時代の野球部のエースのいがぐり頭が浮かんだ。樋口は大笑いした。
『違う違う。岡田君とは、大学行って離れたら何となく別れた。今の彼はねえ…そうね、
朝日を見に行こう、なんて 一生かかったって絶対思いつきもしないような奴よ。』
樋口の声は明るかった。
潔かったし、晴れ晴れとしていた。
たとえ、17の頃何かに迷っていたにしろ、今の樋口はあの頃僕達に見せていた通りの女の子になっていた。
電話を切る時、樋口は懐かしい、優しい声で言った。
『あたし、これから先いろんな人と出会うと思うけど、…やっぱり藤井君はずっと特別だわ。おとぎばなしの王子様が、たいていの女の子にとっていつまでもずっと特別なみたいに。』
翌朝、何でかえらく早く目が覚めた。
妙にすっきりした気分だった。
窓を開けて外を見たら、急に思い立ってすぐにスーツに着替えると部屋を出た。
朝日を、見に行こう。
朝日は、東京でも同じように昇る。
風景も、抱えるものも、こことあの田舎の海では全然違うけど、同じように朝日は昇って夜は明けていく。そうして始まる一日も、こことあそこでは、今とあの頃では全く違うけど。
ひょっとすると、樋口は今頃どこかで、朝日を見ているかもしれない。
その手には、がさつでかけがえの無い恋人の弁当を握って、さ。
高浜の桟橋でも、あの頃の僕等みたいな、突拍子も無い行動をする悩み多き学生が自転車にまたがって、朝日を見たかもしれない。
そして、僕はこの街で朝日を見ている。
僕は、何かに疲れ始めていたのかもしれない。
でなければ、何かを諦めかけていたのかもしれない。
何かを感じていながら、気がつかない振りを、していたかもしれない。
僕は、平凡で十人並みのサラリーマンだが、多分問題はそういう事じゃないんだ。僕はきっとこの街で、少し背筋が丸くなってたのかもしれないと
都会の高層ビルを橙色に染めて行く、朝日を見ながらそんなことを考えた。
東京の夜明けもなかなか綺麗だ。
自販で買ったコーヒーは、温かく、ほんのり甘かった。
それからだいぶ経ってから、何かの話から樋口がもうだいぶ前にあの街を出ている事を知った。
考えてみると、あの電話の時僕は彼女の現在の状況に付いて何も聞かなかったし、彼女も何も言わなかった。
あれから一つ思いついたことがあった。
あの文化祭の前日、樋口は、目覚ましを掛け間違えたのではなくて、眠れない夜を過ごして、そんな夜に絶えられなくなって学校に来たのかもしれない。
その頃の彼女の心境は知りようも無いけど、きっとクラスメイトの前では悩まない清々しい樋口でいられたはずだから。
まあ、それは全く僕の勝手な想像で、実際の所はどうでも良いことだった。
とにかく、僕らはあの日一緒に朝日を見た。
偶然でも、たまたまでも。
17だった僕等が、27になっても、
制服を脱いで、スーツに着替えても、
あの日見た朝日は変わらない。
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