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2014年08月10日
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カテゴリ: 本のレビュー
ゴジラの原作者・香山滋の本を読もうと思いました。

とりあえずデビュー作である「オラン・ペンデクの復習」が収録されている本を借りました。
出だしから挫折しかかりましたorz
もうだいぶ活字に慣れたかと自負していましたが、すいません、まだまだです…(T_T)

だって冒頭からコレですよ。

以下引用ー


その日、東京T大学第十二号人類学教室は異常な興奮と緊張とで、それでなくてさえ汗ばむ初夏の午後の空気はいっそうの湿度を加えていたので、来会百数十名の学界、操觚会の人々の面は上気し、額の汗を拭うもの、ネクタイを緩めるもの、案内状を扇代わりに使うもの等々、雑然たる姿態をつくりながら、話題はあと五分の後に展開される宮川大三郎博士の栄光に輝く発表について、各自の意見や感想や期待やに集中し、いつ果つべしとも思われなかった。


「。」までが長えよ!!!ヾ(`Д´)ノ゙

これ、このあとも改行なしの文章がドワ~っと続き、ヘタしたら1ページ全く改行なしの部分もあり…

寝る前に読む本じゃないな(^^;

話としては、上記にも書いた宮川博士という人が矮小人間「オラン・ペンデク」をスマトラ島の人類未踏の奥地で発見した…というストーリーです。出だしは、その宮川博士の独白…というか記者会見?から始まるので改行はないのですが、その後もなんつうか言い回しがくどい!私の苦手とする文の書き方です。

でも話は面白かったですよw
ゴジラもそうですが、この人、今でいうところの空想科学の話が多いですね。
この本はタイトルこそ「オラン・ペンデクの復讐」ですが、他にも後日談やプロローグ的なオラン・ペンデクシリーズが二本、短編が六本収録されています。
その話のどれにも奇妙な生き物が出てきます。
それこそ小さい人間だとか、姿形を変えられる進化しすぎた人類だとか…。
推理っぽい話もあって登場人物がとりあえず全員人間だとしても、見た目が人間離れするくらい醜いだとか爬虫類の雰囲気がつきまとうとか、とりあえずただでは済まないんですよ。
そして登場人物には非常に美しいものも出てきます。時にはその人間離れした人や原始的文化が美しいとされ、ネットを漁ってみたら、香山滋の作品を「怪奇耽美小説」と表現していた人がいました。納得ですw

この文体さえ慣れれば…って、読みんで見て気がついたけど、オラン・ペンデク以外の作品は普通に改行ありましたw
でもやっぱり言い回しがくどいorz

話はけっこうトンデモが多いので面白いですねw
また機会を見て読んでみたいと思います。


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最終更新日  2014年08月10日 23時02分30秒
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