甘咬みの躾ゆんた編



はむはむ


ゆんたは子犬の頃、すんごーーーーっく咬む子で、
名前を「ゆんたくん」から「ガブリエル」に変えようかと思ったほどでした。
生傷、青タン、赤タン、絶えない絶えない。

ニャンコもワンコも、「咬んだら痛いんだよー」という事を
教えないと分からないという事は知っていたので、
「ゆんたクン、甘咬みシツケ強化月間」というのを作りました。

ゆんたは、兄弟との遊びの中で「憶える」という機会にも恵まれませんでした。

ここは私がゆんたのお姉さんになるわよ!と、みっちーワンコ化計画発動♪

まいちゃんが我が家の子になった時はゆんたがそんな感じだったので、
危なくてとても一緒に過ごさせる事もできず、一緒に楽しく暮らすべくお姉ちゃんはがんばりました。

(家に来た当初、まいちゃんはダリンの部屋にいて、ゆんたとは隔離して療養してました。この時から彼の部屋はもうありません。笑)

どうしたかと言うと・・・。

遊んでいると、すぐにガブリと咬まれます。
血が滲んでも、手が痺れても、ここで負けてはいけません。

「お前に咬まれても痛くないんじゃ~!」と、
咬まれた手をそのままクチの奥に突っ込んで、
「これでどうじゃ!」と、
ゆんたの舌を刺激します。
「何じゃこりゃ~?」と、気持ちが悪くなったゆんたは、お姉ちゃんのシラウオのような手を離します。

これを繰り返すと、
「咬んだら、何じゃこりゃ~になるぅー(涙)。」と、小さな可愛い頭で憶えるのです。

かわいそうだと思ったそこのあなた!
これでいいのです・・・。

嘔吐するほど強くやってはいけませんよ(^^;;




もう一つの方法は、遊んでいてガブリエル君になった瞬間、背を向けて無視。
目も合わせてはいけません。

楽しく遊んでいたのに、ガブッとした途端に遊んでもらえなくなる。
寂しいーーっ。

ゆんたは二つ目の方法の方が効果がありました。
これなら、
「そんな事して、ゆんた大丈夫?吐かない?」という、
彼のチョット冷たい視線を浴びる事もありません。

約1ヶ月くらい続けた頃でしょうか?
ゆんたは優しく咬む事を憶えました。
「咬む」というより「はむはむする」という感じです。
これがまた可愛いぃ~(おやばか)。

ワンコが人間と暮らす上で大切な事はいくつかあると思うんですが、
「咬まない」という事はすごく大事だと思います。

ゆんたはまいちゃんも咬みません。
咬んではいけない!と教えた物は咬みません。

骨をバリバリと咬み砕いて食べるゆんたを見ると、
本当はそんなふうに咬み砕けるのに、その威力を私達に向けないでいてくれる事はありがたいな~と思います。

「咬んだらいけないんだよ。」と、教えるのは飼い主ですが、
ゆんたの努力へも、感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。


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