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11月3日。大阪日本橋にある 国立文楽劇場
に行ってきました。
今までは文楽には興味なくて、人形の頭って顔が怖くて
(清姫や心中のイメージ?)NHKの人形劇も好きでなかったほどなのですが
今回、新聞の広告写真を見たらなぜだか無性に観たくなって
夫を拝み倒して衝動的にチケット予約
錦秋文楽公演
を初文楽に行ってきました
2公演の一つは 近松門左衛門
の『 心中天網島(しんじゅうてんのあみじま
)』で
私が観たのは 『 芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ
)』
都の天文博士が急逝。帝の指示により
優れた弟子の 芦屋道満(あしやみちたる)
と 安倍保名(あべのやすな)
どちらかに籤引きで決めることになったが、権力がほしい後妻と
その兄弟やらが悪だくみをするところから始まります。
その謀略で 保名
の恋人は自害、 保名
は物狂いとなり出奔。
和泉の杜でさまよってるところへ追われてきた白狐を助けます。
今度は 保名
が自害しようとするところを、白狐が
とっさに彼の恋人・ 葛の葉
の姿に変じて止めに入り助け、
そのまま夫婦となって童子をもうけます。
が、やがて本物の 葛の葉
がやって来て正体がばれ
「 恋しくばたずねきてみよ 和泉なる信田の森の うらみ葛の葉
」
と書きつけて一人(一匹)泣く泣く信太の森に還るというお話
その童子はのちの陰陽師・ 安倍晴明
です。
つまり 安倍晴明
は白狐と人間との間に生まれたという信田妻伝説から
初めてなので、とにかく館内外をキョロキョロうろうろ
全体は見られませんでしたが 黒川紀章
さんの設計だそうです。
今回の演目の芝居絵(五世 長谷川貞信*)
右2枚は 『心中天網島』
で左2枚が『芦屋道満大内鑑』です
狐へと姿を変えていくとき。
記念のスタンプも押してきました
館内展示室では「安倍晴明の世界展」と文楽入門も開かれてて
私も端役の人形を動かしてみましたよ♪
お土産のグッズやお弁当、人形浄瑠璃にちなんだお菓子も沢山あって
充実していました。(展示室は無料で入れます)
座席は出語り床のそばでした(゜゜)
出語り床がどんなんか全く知らない私は、ココで
語りと三味線(太棹)なんだ~と壁を見ていると突然
その壁がぐるりと廻って二人が正座で現れた(回転床という)のにビックリ
「えっ」と言ってしまい、大夫さんと見合ってしまいましたm(_詫_)m
太棹というのは低く太く響く素晴らしい音で、大夫の声もまた大迫力で
全身に響くような感じで声フェチでもある私は感動
語りは字幕も出るので分かりやすかったです。
幕が替わるたびに、私の頭の中ではドリフのセット替の音楽が流れ
でてくる悪者たちがまぁ、本っ当~に悪い奴らで
人形だということを忘れて本気で腹がたったし
狐とばれて童子と離れがたい気持ちを語りかける「葛の葉の子別れ」は
まっすぐ過ぎて…涙ぐんでしまいました
狐が化けた 葛の葉
はとてもしなやかな動きで美しく
この人形遣いの人、すごいなぁとプログラムをみたら↓
「人間国宝」の 吉田文雀
さんでした。さすが(*≧艸≦*)
人形の美しい衣装(↓プログラムの写真。恋人の形見の小袖をかける保名。)
あっと驚く早変りもあって、本当に見応えのある素晴らしいものでした。
ところで、今住んでいる西宮は、人形芝居発祥の地と言われており
西宮神社
のえびす信仰を全国に広めるための
「えびすかき」という傀儡(くぐつ)師が居たそうです。
そういえば、境内には傀儡師の祖といわれる百太夫を祀った社があり、
子供の守神とも言われているので行けば参拝してます
また和泉の信太の森は平安時代すでに有名で和歌に詠まれ、
枕草子でも「もりはしのだのもり」とあるそうです( ..)φ
上方落語にも信太の森の狐ってよく出てくるのですけどね。
(それで今年の3月、泉州地方に行ったついでに「葛葉稲荷神社」に行こうとして
間違えて信太山の「聖神社」に行ったのでした→ 3月3日の日記
なお聖神社にはまた別の伝説があり、 zouさん
の興味深い記事があります→ ☆
)
葛の葉もののパロデイ『天神山』もあるし
それに、 稲荷寿司
はきつね寿司で しのだ寿司
、きつねうどんも しのだ
子供の頃に聞いたことがあるけど、今も言う人いるのかな。
…そんなこと考えていると食べたくなってしまったわ![]()
たくさん読んでくれてありがとう☆
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*上方の浮世絵師 長谷川貞信について→ ☆
関西大学図書館電子展示より
○o。.梅.。o○ 甲東梅林で 2014年03月03日 コメント(7)
梅.。o○o京都御苑 2014年02月25日 コメント(2)
門戸厄神さんへ、厄除け.。o○ 2014年01月27日 コメント(2)