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みかづき紅月

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 一見、日常が戻ったようにも見えますが、原発問題などは悪化する一方で、やっぱりまだまだ私の住む東京は非日常。気が緩みきりません。

 私の実家がある西日本には完全な日常がありましたが、東京はそうはいきません。

 日常にくるまれた非日常な毎日が続いています。
 なんだかとても気持ち悪い状態です。人で賑わっている大きいモールなどにいくと安心すると同時に、どうしよもない違和感にかられます。

 改めて思うのは、東京にはものがあふれすぎていたということ。便利すぎたということ。

 節電モードで駅ではエスカレーターや自販機も止まっているものが多いですが、重い荷物があるときにはエレベーターは動いているから問題もなく、階段を使えばいいこと。

 コンビニとかの照明も暗いですが、このくらいでちょうどいい。前が多すぎただけ。
 足るを知る、ちょっとくらい不便でも問題ない。

 もちろん、人の欲が経済の原動力にはなるのだろうけど……いろいろ考えます。



 ものがありふれすぎていた日常に慣れてて、それがなくなるかもしれないという不安から買占めの心理が働くこともよくわかりますが、日本にはものがありふれすぎていただけのこと。
なければ、さまざまなもので代用できますし、そこはそんなに不安になる必要もないかなと。

 ただ、必要以上に恐がる必要はないとは思いますが、子供を生むときに「あのとき注意していればよかった」なんていいたくはないし、そうなったときには悔やんでも悔やみきれないので食べ物などに気を配ってはいます。例えば、私の知人は、帝王切開で子供を産んだことすら「普通に産んであげられなくて悪かった」という自責の気持ちにかられてました。

 子供のことに関してだけは、母親というものは恐らく男性には分からないような考え方、感じ方をするものだと思うんです(私はまだ子供を産んだことはありませんが)。それは本能的なものなのかも? だからこそ、お子さんがいる女性は、今、不安も人一倍だと思います。

 非日常の中にはいろんな発見があって、けっこう消耗することもありますが、だからこそ日常のありがたさが身に沁みます。

 早くこの非日常になれて、仕事のスピードを上げていきながら、それでも今はどこも大変なんだからという気持ちを忘れずに、気長に日常を取り戻していきたいです。

 そのお手伝いを小説という形でお手伝いできたらうれしいなあとも思います。

 寄付を継続的にするしくみもつくりたいとも思います。

 ちっぽけな存在ながら、できる範囲でいろいろとりくんでいきたいです。

 被災地の非日常のことを考えると……やっぱりまだしゅんとしてしまいます。



 だから、ちゃんと仕事をして、お金を被災地の人たちに生かしてくれる団体を調べて募金する。節電、献血。これらを継続的にすることに決めました。

ちなみに震災以来、はじめて私が大好きな一日のしめくくりの番組、2355の番組が今日復活してて。涙が出るほどうれしかったです。ほんとに小さなことではありますが。

 こんな風にたくさんのうれしいこともあります。





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Last updated  2011.03.29 04:34:51
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