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2022.09.17
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カテゴリ: 国内ニュース
​​Milkywayです。お元気ですか?
                                    20220917

7月8日の安倍元総理の銃撃事件からもう1ヶ月半が過ぎた。
在任中には多くの問題を起こし続け、好きではない政治家ではあったが、その亡くなり方があまりにも衝撃的で、彼について書くことができずにいた。だが今日は書いておかなくてはいけないという思いがまさった。

亡くなり方が痛ましいという思いはある。だが、彼を国葬にするという現政権の決定を支持するほど、感情に引き摺られたくはない。いろいろ考えた結果、断固反対という立場に達した。今回から数回続けてのブログは、現時点で反対する自分の理由を整理し、まとめておくために書く。

​【政府が使っている名称への不信感】​
政府は、そもそもその名前を「国葬」ではなく、「国葬儀」という紛らわしいものにした。こうした用語使いには、岸田政権の「国葬」という名を使うのが憚られる、あるいは非難をかわそうと言う意図が透けて見える。国民を騙そうと言う政府の小賢しさが透けていて、国民を馬鹿にしていると私は思った。
さらに言うと、現政権は、国内と国外で用語を意図的に使い分けている。外務省の英語での発表は「State Funeral」つまり「国葬」という言葉を使っている。

2022, https://www.mofa.go.jp/press/kaiken/kaiken24e_000146.html

Press Conference by Foreign Minister HAYASHI Yoshimasa, Friday, July 22,

つまり、世界に対しては「国葬」としてアナウンスし、外務省は「国葬」への出席を各国政府に問い合わせたのである。それなのに、なぜ国内にあえて「国葬儀」なる紛らわしい言葉を使うのだろう。
この言葉の使い分けには、何かを誤魔化したいかのような姑息な意図が見える。

​​​【安倍元首相の国葬の正統性に対する疑問】​​​
次は、この国葬儀なるものは、憲法違反ではないのか?あるいは、そこに法的根拠があるのか? という問題である。
国葬というのは、政府が葬儀の全費用を負担する国家行事で、戦後では貞明皇后(大正天皇の皇后)、吉田茂・元首相、昭和天皇の3例しか行なわれていない。これについては、
国葬の研究で知られる宮間純一・中央大学教授は、
「日本で戦前戦中期に行なわれた国葬は、国家や天皇のために尽くした『偉大な人物』を賛美する場でした。こうした異論を封じる性格を持つ国葬は、戦後民主主義になじみません。歴史の検証なしに国葬を再現するのは問題です。手続きの面から見ても国会で議論を尽くすべきだったが、閣議決定だけで押し切った。これも民主主義に反している。安倍元総理の政治的功績の評価とは関係なく、私は今の日本に国葬自体が不要だと思います」
と述べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aeb1e49f834c09956fdc63284fda22f25f01530  (マネーポストWEB 8/30) ​

今回の安倍元首相の国葬は、戦後の民主主義になじまず、手続き上も大いに問題があるのがわかる。そうした問題がある行事に、国家予算や国税を使うことは不当ではないかと私は考える。

第二回目は、その費用や予算の不透明性と世論について書く。
​​​​​​​​





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最終更新日  2022.09.17 17:21:17
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