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2004.12.28
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カテゴリ: 舞台の記録
年末のこの忙しい時期に観劇しようなんて、そもそも無謀。有楽町駅についたときは、寝不足やらその他モロモロで身体ともによ~れよれ。うう、このままでは超長大作に負けてしまう!!!と、近くの薬局で栄養ドリンク(ごめんねしげちゃん、錠剤じゃなくって)を飲んでから、劇場に入ったのでした。

         ***********

「だいぶ新感線らしくなってきたな!(@四郎)」ということもあって、アドリブも多発。面白かったけど、初めて見たらぽけー???っとなるかも。ああ「アオドクロ」を見たときに「どこがアドリブで、どう面白いのかよくわかんないっつうの!」と疎外感を味わった記憶が甦る!私のように「かなり鈍いタイプかも・・」という自覚がある方!新感線はリピートすると面白くなるかもですね!

で、このアドリブ合戦から、一気に島原に引き戻して引き締めてくれるのが、忍びのお二人。すごい術でございます。

以下キャスト毎に・・。

【上川四郎】
すごく良くって、舞台を引っ張ってるように見えました。セリフの歯切れもいいし、殺陣もキマっていて、十兵衛さんとのアドリブのボケっぷりもかわいかった。そして何よりも「歌いながら演技する」感じが自然。シローに「なぜ、その目に私の罪を映す!!」と詰め寄るあたりから、どんどん役に入り込んでいって、お蜜を追い詰めるところはもうそれはそれは上り調子!懺悔の涙には胸を打たれました・・・。

【高橋寿庵】
今回、目からウロコだったのは、この寿庵さまでした。私は前回(この役に感情移入できない)と書きました。ごめんなさい。私はアホでした。っていうか、前回までちゃんと観れてませんでした。彼女が(ここは私たちの死に場所ではない!)と四郎に言うところとか、原城で皆が死んじゃうときの動き方とか、(そうだったのか!)がいっぱいでした。役に入り込んでる四郎さまに引っ張られるように、最後の「再生」の表情も素晴らしかったです。この「再生」の直後、また琵琶法師姿になってセリフを言うなんて、プロはすごいっス。


アドリブでイジられると、返していいのか、返さなくっていいのか迷ってるようなところがかわいいシローくん。アッキーは歌もいいけど、やっぱりセリフもいいです(前回も書いた?)お蜜さんへの「一緒に行こう!」はいいよね~!もう恋愛とか超えてて、ナイーブでピュア。四郎との対決で「切るならば、切ればいい!」っていうところも凄かったです。でもアッキー、シローとあまりにキャラがカブッているから、演じていてしんどくないんだろうか?この日は、特にニ幕の舞台のテンションが高かった(と思う)ので、最初のカテコの挨拶あたりは、かなり感情が振り切れちゃってたように見えて。(もう今日は「光を~」を歌うのムリじゃない?ムリして歌わなくっていいよ~)とオネエサンは心配しました。プロ根性には頭が下がるけど、たまにはリラックスしてね・・・。

【しげちゃん】
三回目ともなると目が慣れて、あの衣装も金色のポニーテールにも驚かない。「♪待たせたね、かっちゃ~~~ん!!」のおバカでカッコつけなシャウトはたまりません!かっちゃんと一緒に(しげちゃん、かっこいい!!きゃーきゃー!)と叫びたい!「あのデカイ面が、ますますでっかくなっちまうんだよぉぉ!」は、エリートキャラとは程遠いワルっぷり!ちょっと[ダウンタウンフォーリーズ2]の(土方の兄ちゃん@半ギレ)を彷彿させるわ! これからも新感線☆の吉野さんをどんどんみたいです!

【江守伊豆守】
あのア●リカ軍的にデフォルメした葵の御紋をバックに立って、しっかり絵になること、しっかり空気をつくれること。これって結構難しい役どころなんじゃないかと。お歌は二の次三の次。そもそもこの作品では、いわゆる歌唱力の素晴らしさは、アッキーのみでOKでしょうし(暴言か?)、敢えてそういうのにこだわらないミュージカルにチャレンジしたモノではないかと。私はもともと『歌絶対重視派』じゃないからこんなこと書けるけど、私と真逆の人にはツラいかも。

         ************

【最後に】
この作品は、(愛と友情と平和がテーマです!)とか、一言では括れるシロモノではなく、重いテーマがいくつも重なっていて・・・でも、暗いだけじゃないところが巧い。輸入モノとは一味違う、日本人が作ったものならではの魅力もたっぷり。CDも楽しみだけど、はやく戯曲を読みたい!!(注:品切れ、刷ってる最中だそうです)。





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Last updated  2005.01.05 15:37:51
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