NO DAY BUT TODAY

音楽監督：増田俊郎
演出・振付： 新上裕也
振付： 増田哲治(TETSUHARU)

出演：佐々木大, 法村圭緒, 中島周, 吉本真悟, 横関雄一郎, 福原大介, 風間無限, 長澤風海,蔡暁強, JOEY BENI, 青木尚哉, 鈴木陽平, 背戸田勝敏, 永野亮比己, 廻修平, 加賀谷一肇, 宮垣祐也, 大野幸人,大貫勇輔、SHINICHI (OOBA)[BUTTER], TETSUHARU, 新上裕也



一幕が終わったとき、キターーー！思いましたわ。

前回の「GQ」よりわかりやすく楽しみやすく。

そして、ゴージャス。


劇場に行く前に、ヘンゼルとグレーテルのお話を復習。
結構エグいお話なのでした。

プログラムは2,000円・・・結構なお値段
代わりにGQの特集が載ってる「DDD」を買いました。
面白かったよー。

企画して、これだけのダンサーに声掛けをして、演出してまとめ上げる。
「みんな凄く協力的で（中略）前回もほとんど苦労したという記憶はない」と言い切るYOUYAアニィ。
・・・・ホレてまうわー

音楽はTETSUHARUさんのお兄さんのオリジナルです。

私見をたっぷりぶちこんで、ざっくりまとめると・・・。

ヘンゼルとグレーテルの二人は兄弟なのかなー。
家の中でゲームをしてるうちに、ゲームの勝ち負け以上にリアルな欲望の充足を求めて外へ出て、世の中・森の中でいろんな人と出会う。
ヒーロー、吟遊詩人、外国人、双子、３人の王子（爆）、サッカー選手、カウボーイ。
ちょっと笑えたり、ブラックだったり。
正義、自由、愛とか・・なのかな。


二人は、彼らにゴールへの道を聞くけど、あんまりちゃんと答えてくれないような・・・。

お菓子の家にたどり着くと、そこは（100年に一度、なんだって）晩餐会の会場。



二幕は、森の中の彼ら＝紳士達のゴージャスでセレブな晩餐会のお話。
そこで出されるチョコレート。
甘美な誘惑。
これを食べて紳士は、何かを失っちゃうの。

「千と千尋のものがたり」で、千尋の両親がブタになっちゃうのを思い出したわ。

全てを観ている蔡さんのモリー。

エンディングもかっこいいです。


ダンサーさん観賞の目線でも、もちろん満足。
佐々木大さんのヤンキーラビット。
蔡さんはカート・ブラウニングみたいに万能。本当に人間離れしてる。
裕也さんのサリエリパンツサッカーも、よかったなー。
BENIくんは高校生の若さ。すごいね。

個人的には、やっぱりTDSの宮垣裕也さんと風海くんだね。
宮越さんの立ち姿の綺麗さと華やかさ。演じるダンス。
ミドレンジャーでもギャルソンでも目で追っちゃった。

風海くんは、そりゃあ、ど真ん中どストライクですよ（笑）。
５月のD公演に出るって（大笑）。

客席は補助席出てました。第３弾もあることでしょう！