長い夜。(？)
長い夜。(？)12月30日・その３
帰り道は、昨日入手した地図が大活躍。
通勤に伴う左折禁止もクリアして、
スイスイとカラカウア大通りへ。
ところが、異変が襲いかかった!!
くううううぅぅぅ。
お腹痛ーーーーーーーーーい。
もしかして、冷えた？
痛い、痛い、これはやばいかもよ。
しかも、道路は渋滞気味…。
苦しみもがく運転手の、危ない帰り道。
でも、ここで車を置き去りには出来ないんだ!!
頑張れ!!うううううう。
油汗を額に滲ませながら、ようやくホテルに帰りついたのでした。
そのままベッドに潜りこみ、ぐうぐうと爆睡した妻であった。
チビ太と夫は、病気(ははは｡)の妻をほったらかして
楽しく遊んでいたらしい。
いいけどね。って怒ってるのかしら？
車を返しに行かなくちゃ。
返すのは、リージェンシーだったね。
あっという間に到着。
さよなら、カローラ君。ありがとね。
リージェンシーの｢プロダクツ・オブ・ハワイ｣でお土産を物色する。
クジラの置物発見。
貝殻や珊瑚を台にして、焼き物のクジラ・イルカ・カメが泳いでいる。
表情も優しいし、色合いも美しくて、
即、決断。お買い上げとなる。
私達が気に入ったのは、クジラの親子。
色々な種類がありました。
マウイ島のパシフィック・セラミックスという会社製。
(実家と兄弟用にも買ったけど、喜ばれました｡）
割れないように、丁寧にパッキングをして貰えた。
バッグ買ったからこそ、購入できた一品でした。
会社用、お友達用も
定番チョコレート、(無難だけど喜ばれる）
パスタ(椰子の木とパイナップルの形)、(大好評）
キーホルダーなどなど（キャラクター物のバンドエイド、歯ブラシも好評）
買いこんで、安心安心。
プラプラとホテルに戻りながら
ウインドショッピング。
夫がハワイアンキルトのキットを買っていった方が絶対にいいよ。
と言うので、またロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターに行って、
｢リトルハワイアン・クラフト・ショップ｣に寄り道。
沢山あって迷っちゃう～。
クリスマスソックスのキットもカワイイ。
でも、今回は初心者用・ウル(パンの木)のクッションセットにしました。
レジのおばちゃまが、
｢Ｖｅｒｙ Ｂｕｓｙ．｣
とチクチク運針をする仕草。
それでもやりたいの。ずーっとやってみたかったの。
って言いたかった！
ただ、うなずいていただけの情けない妻であった。
部屋に戻って、最初で最後のラナイからの夕焼けを楽しんだ。
椰子の木をシルエットに変えて、夕日が海に沈んでいく。
毎日、見たかったなー。
夕ご飯はどうする？
今夜はシェラトンの｢オーシャン・テラス｣のビュッフェにしよう！
予約もせずに行ったものだから、人がいっぱい並んでいてびっくり！
15分くらい待って、ようやく座ることができた。
教訓：レストランは必ず予約しよう。
よりどりみどり、盛り沢山の食べ物達。
ビーフ、ポーク、チキン、エビ、お魚、焼いたり、揚げたり、煮こんだり
ハワイならではの物もある。
ロミロミ・サーモン、タコ・ポキ、は一度食べたかったので
迷わずお皿に。
オゴノリとマグロのぶつ切りをわさび醤油であえたポキ
がとても気に入りお代わりしてしまった。
オゴノリがシャキシャキしていて、味のアクセントになっている。
チビ太もお皿を両手に掲げて、あっちこっち歩きまわり
マヒマヒ・グリル、エビのフライなど、お気に入りを夫に取ってもらってご満悦。
ビュッフェはいいよね。子連れには特に。
飲み物は注文を取りに来てくれる。
テーブルに｢スペシャル!アサヒスーパードライ｣
のカードが…。
血迷って、それを注文した。
激マズ。
失敗した。日本で飲むのと味違うよ。どうして？
バドワイザーかクアーズにしとくんだった。
教訓：郷に入れば郷に従え。ビールは地元産を選びましょう。
プールサイドの舞台では、お客さん達が
フラダンスを教えてもらって、踊っている。
みんな楽しそう。笑い声があちこちから上がる。
フルーツ、ケーキと充実したデザートもちゃんと食べて、
ごちそうさまでした。
ケーキを6種類全部食べてしまった。
チョコレートケーキが1番だったかな？
レストランを出て、すぐ左側のお店のショーウィンドウに
スワロフスキーの小さな置物が飾ってあって、
キラキラ光る動物が、沢山並んでいる。
それを見た、チビ太。
カラス君と呼ばれるほどの、光物好き魂が目を覚ました。
しゃがみこんでじーっと見つめている。
やがて、振り向いて
｢これきれいだね｡」
指差した先にあったのは、
新婚さん向け、
ピンクのハートをバックに、新郎新婦が仲睦まじく並んで立っている物だった。
うひょー。君の審美眼はどうなっとるのかね？
欲しがるチビ太をなだめすかし、なんとかそこから引き剥がして、
部屋へと戻ったのであった。はあぁー。
そして、ハワイ最後の夜は、
荷物と格闘しながら更けていった。
あーーーーん。入んないよぉーーーーーーーーーー!!
どうしよう？どうしよう？
これはこっちで、それはそっちで…。
1人きりの長い夜となったのでした。
ちゃんちゃん。
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