全546件 (546件中 1-50件目)
この懐かしいブログを更新しなくなって、その後に始めたブログも書かなくなって、ブログを通して交流していた方達とも遂には縁遠くなってしまって、もうずいぶん時間が経ちました。その間には色々なことがあって、私たちの日々もブログを書いていた当時とは、だいぶ変わました。(なんだか思わせぶりな書き方になってしまいますが、子どもの画像を貼りまくりのブログにプライバシーの全てを書くのもためらわれるので、今は伏せておきますね・・。)でも、親子3人とも仲良く元気でやっているので、良しとしましょう!ポトは小学生になり、元気いっぱいに学校に通っています。ディノはほんの少しだけ以前よりも要領が良くなり、私は相変わらずな感じです。私がこの懐かしいブログを開いていない間にコメントも頂いていたのに、お返事していなくてごめんなさい!!(後日、じっくり読ませていただきますね。)何年も更新しないまま放置しておくのもちょっと気になるので、久々に書いてみました。
2017.03.23
コメント(1)
このブログ、こんなにも更新しなくて大丈夫なのかしら?そのうち消されちゃうのかしら?と心配になってきたので、こちらにも1枚だけ子どもの写真をアップしてみます。私達は元気にしていて私は今も新しい方のブログにちょこちょこ書いていますので気の向いた方は遊びにきてみてくださいね。(この1年の間にいただいたコメント、近日中にお返事しようかと思ったのだけど・・・もう今さらですね。ごめんなさい・・。)
2010.02.02
コメント(3)
年が明けてからブログに全然手をつけずにいました。心配させてしまった方々、ごめんなさい・・!!1月に入ってから楽しいこと、嬉しいこと、がっくりしたこと、腹が立ったこと、色々あったのですが私達は基本的に元気です。ブログを更新しなかったのはサボりぐせがついたのと風邪をひいたのと、ブログの引っ越し先を探していたからです。そう、これからは「はてな」のこの日記で書こうと思います。くいしんぼう夫婦とパリと映画http://d.hatena.ne.jp/Minicar/(このブログのタイトルから『新婚』を取り去って、かわりに(?)『くいしんぼう』をつけました。)今は試しに、去年末からの妊婦日記を書いていますが妊娠の話が多くなるのを抜かせばこのブログと似た感じで書いていくつもりです。今までの記録を「はてな」に引越しさせる事はできないみたいなので、楽天で書いていた日記はこのままここにおいておく事にします。気が向いたらまた書き足せるしね・・。今までお付き合いありがとうございました。今度は「はてな」でお待ちしています。MinicarPS上の写真は生後まもないディノとその両親です。
2009.01.19
コメント(7)
今更クリスマスツリーの写真をアップするのも時期外れだけど、オーナメントがあまりにも可愛いので・・。これは、ディノの実家に飾られた2つ目のクリスマスツリーの飾り。この家では毎年、大人の背よりも大きい本物のツリーと白い人工ツリーが飾られます。・・・ただ今回に関しては、白い方のツリーはなんと義弟エルヴェの提案で1月1日の夜にやっと、物置から出されたのです!!確かに(今まで何度か書いたとおり)フランスでは1月の頭までクリスマスのデコレーションが残っているのが普通です。だけど・・・ツリーはやっぱりクリスマス前に出した方が良かったんじゃないの?白いツリーは、ディノとエルヴェによって楽しそうに飾り付けられました。(私は、現場となった廊下が寒すぎて参加できず・・。)このじょうろ(これまたなんでツリーにじょうろ?)は、親戚から譲り受けたものだから1940年代前後のものではないか・・とのこと。(エルヴェは2・30年代のものかもと言っていたけど、ディノはそこまでの確信がないそう。)ツリー自体が古くて型崩れしてきている上、また男2人でデコレーションしたので全体像はなんだかアンバランスなのだけど1つ1つのオーナメントが可愛らしく、配置や組み合わせもいい感じですそして、夜になるとこんなです。スケジュール帳を見ると、今年は今日がエピファニーという日。三賢王がキリストの元を訪れたとされている日で、たぶんガレット・デ・ロワというパイみたいなケーキを食べる(本当の)日は今日だと思うし、ツリーを飾っておけるのも今日までなんじゃないかという気がします。(明日になったら、道を歩きながら答え合わせしてきます。もし正解なら、例年通りツリーが道のあちこちに哀れにも捨てられているだろうから・・。)義弟はたぶん、まだ片付けないと思うけど(笑)。私達は元旦にすでにガレット・デ・ロワを食べていたのだけど、今日美術館にでかけていたディノが新たなガレットを買ってきてくれたのでまた食べました。もちろんホールで購入しているので、明日の朝に続きを食べるのが楽しみです。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2009.01.04
コメント(5)
2008-2009年の年越しは・・・記憶に残っている中で、初の経験をしてしまいました。31日に予定通り仕事を終え、時間があまったので韓国レストランで美味しい一人ランチをとり、それから列車に乗ってノルマンディーのディノの実家に行きました。フランスでは「トキソプラズマの抗体のない妊婦が食べてはいけないもの」がたくさんあります。私が好きな生魚や生肉はNG、フォワグラなども避けた方がいいそう。(他にも色々あるけれど、長くなるのでまた今度。)だから今年の暮れは生牡蠣も無かったし(だって義弟達は食べないから、私が抜けると食べれる人がディノしか居ない・・)、フォワグラも私は我慢(こちらはそんなに好きじゃないから別にいいけど)。男3人のところに私が夕方7時から加わった状態なので、ほぼいつも通りの夕食をとりました。さて、問題はこのあと・・。夜10時半を超えたころ、私は異常に眠くなってきました。ものすごく夜行性の私がこの時間に眠くなるなんて妊娠しているからかな?みんなで居間でテレビを観ながら話しているところだったので「ひじかけ椅子の上でうたた寝しようかな」と思ったものの、落ち着かない。仕方がないので「11時40分には起こしてね」と言って、寝室に行く事にしました。1時間寝るか・・。まさに泥のように寝ているところを、ディノが邪魔してきました。「う~ん・・・・」と唸っていると「起きて!!」と言われ・・あぁそうか、今日は大晦日なんだと思い出す。早く居間に降りて年越しの瞬間にシャンパンで乾杯しないと・・と思いつつも、体は言う事を聞いてくれない。(これも私には滅多にない事。)思わず目を閉じてもう1度眠りの体制に入ろうとすると、ディノが「12時3分だよ!!」な・・な・な・な・な・なに~!!年越しの瞬間に寝ていたことなんて、今までの自分史の記憶にはないんだけど!!しかも、年越しの瞬間を1人で過ごしちゃったなんてショック・・。私の嘆き具合を見たディノは私のお腹を指して「1人じゃないよ。2人でしょ」と言ってくれたけど、やっぱり残念。ディノに「どうして12時前に起こしてくれなかったの?」と聞くと「弟たちとの話に熱中して、時間を見るの忘れてたんだ」ですって。そういえば2002-2003年のカウントダウンは友人の友人の家でしたのだけど、それは何故かパソコンにプログラムされた時計を見ながら行われていて、私と日本人の友人は「絶対に、時間合ってないよねぇ」なんて言っていました。(しかも、もうとっくに深夜を過ぎたんじゃないかと思われる時間帯になって主催者が「あ、ではそろそろ」と思いついたかの様にパソコンを起動させて「10秒前・9・8・・」とカウントダウンを始めたので怪しさ200%)フランス人って、日本人ほどは時間を気にしないのだろうか?・・・いや、ディノの実家は本当に変わっているから、この人達をフランス人の基準にすえちゃぁ、いけないね。そんなこんなで結局今年は、12時10分ぐらいに乾杯をしたのでした・・。しかも私はその後もケーキを食べながらいつまでも船を漕いでいたので(食べながら眠いという経験も、私には滅多にないんだけど)12時40分には寝室に戻らざるを得なかったし。今回はクリスマスも年末年始もぱっとしなかったけど来年はまた身軽に戻っているのだし、今年よりも休みも取れる訳だし、もう少し早めに来て頑張ろうかと思います。寝たまま年越しなんて私の生涯にはもう無いだろうから、ある意味忘れ難い経験だったけどね。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真は、ディノの実家の居間のツリーです。(フランスではクリスマスデコレーションは年明けまでセーフなので。)この日記に書いた通りクリスマス当時は飾りが少なくてさびしかったのだけど、私がパリに戻っていた間にオーナメントが追加されていて前よりはにぎやかになっていました。
2009.01.01
コメント(2)
いよいよ年の瀬。私は今日(31日)仕事を終えたら列車に乗ってまたもやノルマンディーへ行ってきます。(実はディノはクリスマス以来、あのまま実家にいるんです。)会社は午前中で終わるそうだと昨日知りました。ラッキー(私の場合勤務時間は1時間しか減らないのだけど。)フランスではクリスマスを家族で過ごし年末年始を友達と騒いで過ごすのが主流なのに、私達は今までそれを気にせず好きな様にやってきました。両方をディノの実家で過ごすのは初めて・・・。今年は義母が他界してしまった、特別な年だもんね。ブログを書くのもこれが今年最後なので、あとで読んだ時にこの2008年をよく思い出せる様自分にとってのニュース的できごとを書いておきます。まず5位!!それはブログをものすごく更新した事。たぶん年間を通してほぼ毎日分書いたのではないかな。来年以降はどう考えてもそんな事できそうにないのでこんな年も私の一生で、最初で最後でしょう。他のニュースに比べるとスケールは小さいけど、まさに『2008年のニュース』です。それから4位!!それはこの夏、たった一人で35日も東京に帰省したこと。こんなにも長期間日本に居たのは2001年に留学を開始してから無かった事です。しかもいつも途中から(または途中まで)ディノが加わってきて観光に付き合ったりしていたので、35日の全てが自由時間というのはものすごく嬉しかった・・。次に3位!!今年の8月1日から、フランスで初めて就職したこと。日本でのOL生活にピリオドを打ったのは2001年の7月31日なので、ちょうど7年ぶりに会社生活が始まったわけです。それまでは結婚して留学生ではなくなっていたもののどこか学生気分が抜けない生活をしていました。なのに就職をきっかけにそれが急変し、人生の1ページがめくられた感じがしました。(別に『社会人の自覚』とかが芽生えた訳ではありませんが・・。)勤務が1日4時間(+お昼休みが1時間)と短いせいももちろんあるのだけど、働きやすい環境なので長く続けたいです。おかげでこの先の展望が見えてきた、今年の明るい一大ニュース。・・というか、8月の時点ではこれが2008年の1番大きな出来事なのだと信じていたんですけどね・・。人生とは分からないものです、次にいきましょう。一位は・・ここ数日の日記にもこの日記の冒頭にも出てきた義母の死です。最後にもう1度会えなかったのが悔やまれます。義母の死後ものすごく沈んでいたディノは、ビデオをもっとたくさん録って義母の声を残しておけばよかったとも嘆いていました。と、まぁ実は二位が抜けているんですがそれには訳があって・・今年は義母の亡くなった後、それと同着一位にせざるを得ないできごとがあったんです。義母が亡くなってからほどなくして・・私が妊娠しました。予定日は来年の7月で会社の人達のごく一部にはもう報告してあります。勤務開始直後なのにイヤな顔をされなくて本当に良かった・・。(これはフランスだから?それとも特殊なケース?)やっぱり恵まれてるなぁ、と思います。(実はここ二ヶ月ほどいつも慌しくて疲れがちで映画が全然見れなかったのには、実は妊娠も関係していたんです。)義母に初孫を見せられなかったのも私が妊娠した事も教えられないのもものすごく残念だけど、主人は「ぼく達の『子供を産んで育てよう』という決心が固まったのはお母さんが亡くなる前に報告しておいたから」と、言っています。もしも女の子が産まれたら仏名は義母と同じ名前にするという約束もしたそう。私も賛成です。初の妊娠・出産なので色々な心配もあるけれど、極力クヨクヨ考えない様に心がけています。このまま楽天的に考えるなら・・・来年の1番大きなニュースも、この時点でもう決まっている感じですね今年は山羊座にとって12年に1度のいい年との事だったけど、どうも本当だったのかもしれません。(私個人の運勢だけではどうにもくい止められない義母の死を除き)色々な事が私の望む様に進んだから。これからは、今年に比べたら運勢が下がっていくのかな・・こわ。2008年は自分が何かを努力したとかではなく自然の流れに身を任せていた感じなので(前年の頭に欲張りすぎたのを反省して今年は『新年の目標』すら立てなかったし・・)、2009年はもう少しシャンとしたいです。あ・・まぁ赤ちゃんが生まれる時点で、ダラダラしているヒマも自動的に無くなるんでしょうけど。長くなってしまいましたが、良いお年を。では、ノルマンディーへいってきますランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。写真は2区と9区の境目のブルバール・モンマルトルです。
2008.12.30
コメント(8)
今年のクリスマスは、日本に住むある人に石鹸とアロマオイル(?)のプレゼントを用意した。彼女には去年もすでに石鹸をあげている。だって、それが本人のリクエストだったんだもん。私自身は石鹸にこだわった事がないのでどこで買えばいいのか分からなかったけどデパートを中心にあちこち歩いて、可愛いものやいい香りのものをたくさん購入。様々な形の石鹸を並べてみたらそれはずいぶんといい感じになった。(実は自信作。写真に撮らなかったのが残念。)本人にも期待通りすごく喜んでもらえたので今年も同じ様なプレゼントにしようと思ったら・・これが難しい!!「去年のクリスマスと今年の夏の帰省時にまだあげていないもの」で、かつ「自分がいいと思えるもの」を探したら、なかなか見つからない。アロマオイルも加えてあちらこちらでなんとか揃えてみたものの今年は去年とは違ってシンプルな形(長方形)のものが多くて、プレゼントというよりもお歳暮みたいな感じ・・・。ラッピングをがんばるか!!とはいえ実はわたし、ラッピング素材がパリのどこで売られているのか知らなかったりする。もちろんラッピングペーパーはいたるところで売られているんだけど、包装に使える箱や、石鹸と石鹸の間に挟める緩衝材(?)なんかはどこで買えるんだろう??やっぱり東急ハンズに似ているBHVかな?でも実はプレゼントを買うまでにもかなりの数の午後を費やしていたのでBHVまで行く時間と体力と気力は、私にはもう残っておらず・・。(最近こんな描写ばっかりね。)仕方がないので去年同様、家にあるもので間に合わせてみることにする。ひとつ前の日記に出てきたプディングの箱の蓋を使って・・じゃん!!前作に比べると垢抜けないけど、なんとかお歳暮風味からは遠ざかれたかな・・。(蓋を箱として使っている以上これには蓋がないんだけど別にいーのさ!気楽なお付き合いなんだから。)さて、石鹸と石鹸の間に挟まれているこのピンクの紙、どうやって用意したと思いますか??家にあった、一枚の柔らかい紙。これを細かくキレイに切れたらいいなぁーと考えて、実は会社に持っていきました。そしてお昼休みの誰も居ないところを狙ってコピー室へ行き・・なんとシュレッダーでジャーーッ!!狙い通り、いい感じの緩衝材(?)が用意できました(笑)。それにしても、シュレッダーにかけた結果がこれだなんてずいぶん大雑把なもんだなと思う。私が以前勤めていた東京の会社のシュレッダーは書類を縦にも横にも細かく切り刻んでいたので、1度誤ってシュレッダーすべきでない図面を入れてしまった時はもちろん取り返しがつかず、ものすごく汗をかいたけど・・・・このシュレッダーだったら、頑張れば書類を回復させられそう。だって、一方方向にしか切らないんだもん。しかも相当太いし。正直この夏にこのシュレッダーを初めて使った時はびっくりしたし、今でも「これって実は故障しているんじゃないの?」という疑いの目を向けてしまいます。フランスのシュレッダーってみんなこうなのかな???話はズレたけどプレゼントは無事日本に届き、とても喜んでもらえたのでよかった彼女はこの包装がシュレッダー経由で用意されたと知ったらヒクかなぁ??・・大丈夫だよね、N??本当は私がディノにあげたプレゼントも、逆に私が他の人達からもらったプレゼントもアップしたいのだけどまたいつか機会があったら・・にしますね。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真は商店街にあるお惣菜屋さん。すっかりヴァカンス仕立てで、こうしてみると何のお店なのか分からないけど。ウィンドーにはこのクマもぶら下がっていてなんとも可哀想可愛いです。
2008.12.29
コメント(0)
私はブログに美味しかったものとか良かったレストランを書くことはあっても、その逆は紹介しないつもりでいました。だけど・・・自分の記録力にあまり自信がないので、今後同じ過ちを繰り返さないためにも「クリスマス・プディング」について書いておきます。このプディングと出合ったのは、ラファイエット・グルメのお菓子売り場。まずは、その容器の外観(上の写真参照)に惹かれました。そして私は「プディング」が何なのかもよく分からないのに箱を開けた時に漂ってくるドライフルーツのいい香りにも魅せられ、これは素晴らしく美味しいに違いない!!と喜び即、購入しました。さて、クリスマスには予定通りこのプディングをディノの実家まで車で運び、結局27日になってからようやく開けました。ん??なんか下がネチョネチョしてる??中身は、こんな。(ディノの分、アランの分、私の分を切り分けた後。)実物は写真よりもグロかったです。・・・私ねぇ、食べ物の見た目がちょっとぐらいグロくても平気な、割とタフな方の人間だと思うんだけど・・・これには何だか「うっ」と来ちゃう。香りはというと、もうとにかく甘い。味はというと、やっぱりとにかく甘い。アランは「クリームと合わせたらいいかもね」と言っていたけど、後でディノにこっそり聞いたら「たぶんね、このお菓子はアランの好みじゃないんだと思うよ」あれってやっぱり彼なりのフォローだったか・・・ショック!!だって・・何がショックって・・そりゃアランには口に合わないものを食べさせてしまって悪いことしたなっていう気持ちもあるんだけどそれよりももっとショックな事があって・・。・・だって超偏食のエルヴェにはこのお菓子の消費を期待できないし、私もアランもこれを好きじゃないと来たら・・この超高カロリーそうな物体を食べられるのはディノしか居ないってことじゃない!!(彼は好き嫌いがほとんど無い人なだけあって、このプディングも美味しく食べられるらしい。)あぁ・・・あんなにも医者達からしつこく勧められているダイエットはいずこへ・・。しかもそういえば・・・これと同じのを2つも余分に買って、プレゼントしてしまったんだっけ?実体を知らずに直感だけで食べ物をプレゼントしちゃいけないんだと思い知らされた34の冬でした・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.28
コメント(2)
1つ前の日記に書いた通り、ディノ(=長男)の実家のツリーのデコレーションは毎年エルヴェ(=三男)の仕事。(ちなみに本物のツリーの買出しはほぼ毎年、運転大好きアラン(=次男)がしている様子。)この家にはたくさんのオーナメントがあるのに今年飾られているのは、どうも見た事があるものばかり。エルヴェの好みでセレクトしているのでしょうね1つ前の日記にアップした青い鳥、これは毎年かなり目立つ場所に飾られている気が。1番お気に入りなのかな?この日記の上にアップした赤いランタン(?)も見覚えがあるから、彼のお気に入りなのでしょう。見覚えがある様な無い様な・・・・でもなんだか可愛くて面白いのはこれ!!「な・・なぜツリーに苺が??」と思わずにはいられない。でもエルヴェは「これ、いいよねぇ?前にお母さんが買ってきたんだ」と嬉しそう。確かに可愛いし、お義母さんとの思い出を大事にしたいのは私も一緒だし、気持ちは分かるよ、うん。エルヴェの今年のチョイスには漏れてしまった(というか、やっぱり今年はオーナメント少なすぎ!!ディノがせかしたのがいけなかったんじゃないの??)、でも私の頭に焼き付いているオーナメントもあります。これ、この太鼓型の!!この写真は今年1月に撮ったもの。その頃ドイツでの癌治療を終えて戻ってきた義母は、著しく体力を失っていました。義母の看病をしようと皆がこの家に集まったのだけど夜中にもの凄く苦しむ姿を見て真っ暗な気持ちになったり、結局翌日に救急車を呼んで緊急入院してもらったものの病院に着いた時は「今夜が峠です」と言われたり・・・みんなで力を合わせてお世話したり最良の道を探そうとしたけれど、心身ともにヘトヘトの日々。ディノ達は母の容態を見て精神的に沈みがちで、私ももちろん義母の事で胸がいっぱいだった。でも私に堪えた要素はもう1つあって・・・長年母と息子3人(ディノの父は20年ほど前に他界)で作り上げてきた世界に初めて長期滞在したのでいくら皆が優しくて私に何も要求してこなくても、慣れない環境からやってくるストレスがあった。しかも私は東京のど真ん中で育ったのに、ここは今まで見た事もない様な小さな村。2・3日の宿泊なら大丈夫だけど一週間以上居るとなるとそれはもう「生活疑似体験」。スーパーが1つしかなく100%白人しか居ないこの村の、ネットすらできないこの家に居るともの凄く遠くまで来てしまったのを実感して、パリでは感じない孤独感だって生じてくる。そんな中、わざと飾りっぱなしになっていたツリーについていたこのオーナメントを見つけた。底に貼ってある黒いシールを見ると「JAPAN」の文字が!!驚いてディノ達に見せると「あぁ・・これはものすごーく前からこの家にあるんだよね」と言う。現代のフランスで見つけられる「日本製」のものと言えばハイテク製品とか車とか、または高級な工芸品しか思いつかないけど、まだ日本の人件費が安い頃にはこういうものも輸出していたんじゃない?・・というのが、彼らの推測。(これが当たっているのかは分からないけど。)何はさておき、私が来るまでは日本とは何の関わりもなかったこの村のこの家でこのオーナメントがこれまで頑張って生き(?)抜いてきたというのがなんだか私はうれしかった。しかも可愛いし今年はエルヴェのチョイスに入らなかったこのオーナメント。実は私は箱の中にこれが入ってるのを見たんだけど疲れと遠慮で「これも飾ろうよ」と提案する事ができず・・・。でも来年からは機会があれば、絶対に遠慮しないでこれを飾るんだ!!こうしてまた、クリスマスの(とっても小さくて私的な)思い出が増えていくんだなぁ・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.27
コメント(0)
クリスマスはとっくに終わったけど、今年のツリーについて書きます。(ま、フランスではクリスマスツリーは年明けまで出ていることだしいいよね。)私とディノは25日の夜に彼の実家に着き、鍵のかかっていない(!)正面玄関のドアを開けて家に入った。誰か居ないかと居間に行くと、クリスマスツリーの前にオーナメントやモールの入った箱が散乱している。「な・なに?この散らかり具合!!」予想外の事態に取り乱すディノ。しばらくして上の階から降りてきたエルヴェが「ごめんごめん!!飾りつけはもう少しで終わりだから。あとは、電飾をつけるだけなんだ」と言って、慌てて動き出した。エルヴェはかなりナイーブな人。私はなんだかその急ぎ具合が気の毒に思えて横でそっと見守っていた。この家のツリーの飾りつけに立ち会ったのは今回が初めてなので、こんなにもたくさんのオーナメント・モール・電飾があったのかと驚きながら。後で聞くと、ディノ達が子供の頃から毎年少しずつ買い足しているからたくさんあるのだそうです。幾つかの電飾を物色していたエルヴェ、ようやくいい感じのものを見つけたらしい。ツリーにぐるぐるっと巻いて「出来たよ!!どう??」う~ん・・・う~ん・・・私としては・・。モールの巻き方、もう少し変えてみてもいいと思うんだけど。あと、ツリーの下の方がさびしいからあんなに余っているオーナメントをもっとつけてもいいと思うんだけど。でも彼があまりにも嬉しそうだったのと車に長時間揺られた後でだるかったのもあって「綺麗だね」としか、言えず・・・。今思えばもう少し自分の意見を出しても良かったと思うけど私もまだどこか変な具合に遠慮しているのね。この家のツリーのデコレーションをするのは毎年彼の役目。去年や一昨年はもっと素敵な感じだったのにと思って、写真をさがしてみたけれど見つからない。・・そうだ・・去年のこの時期は義母とアランがドイツに療養に行っていたから、私とディノはクリスマスにも年末年始にもここには来なかったんだ。義母の帰国に合わせて1月中旬にこの家に来た時には「お母さんに見せたいから」というディノ達の思いからまだツリーが出ていたけど、もうずいぶんと葉(?)が落ちていたから(フランスの家庭のツリーは本物を使うことがほとんど)、写真は撮らなかったのかも。(そしてその前の年はというと・・・これもなぜかツリーの写真がない。結婚の直後で、なんとなく遠慮していて撮り損ねたのかな??それとも無くしちゃった??)今年のクリスマスは1つ前の日記の通り集合が遅れてかなりテキトーだったけど、それでも集まりたい時に当たり前の様にみんなで集まれた事をありがたく思いました。もちろん義母も居てくれたら1番よかったのだけど・・。来年もしツリーの装飾に立ち会う機会があったら、今度は遠慮せずに少し手伝おうと思います。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.26
コメント(2)
さてさて25日。この日は前の日記で書いた通り、ディノのノルマンディーの実家に出発する日。彼は「クリスマスで1番大事なのは25日のお昼ごはんだから、朝10時までに出発して遅めのお昼をみんなで食べれる様にしないとね」と言っていた。今まで何でも仕切ってくれていた義母が亡くなってはじめてのクリスマスだから、クリスチャンだった彼女のためにもはりきっているのだ。それにフランスでは、クリスマスは家族のお祭りだしね。確かに義母なしには、ディノとその弟2人(アラン&エルヴェ)と私の4人は本能のままに不規則な毎日を送ってクリスマスのお祝いとかが適当になってしまう恐れがあるので、ディノが気合を入れるのはいい事だと思う。(私にとってはクリスマスは大事なイベントなんだけど24日が『大事な日』で、25日はおまけの日だし・・。)・・が・・25日もなんだかんだあって・・実家に着いたのはなんと夜8時!!25日のお昼に4人で七面鳥を食べようという計画は、見事流れてしまった!!ディノと私は「せめて25日の夜に七面鳥を」と思ったけど、アランが夜にお肉を食べない人なので断念して結局みんなで、いつも通りの夕食を食べる事に。クリスマスらしかった事といえばとりあえずブッシュ・ド・ノエルを食べた事と、深夜にプレゼント交換をした事かな。クリスマスを当日にきちっと祝わないなんて、一応クリスチャンのフランス人家庭としてはありえない事だと思うんだけど!?いいのかなー??そして、翌26日。この日のお昼にようやく、エルヴェの焼いてくれた美味しい七面鳥を食べた。(エルヴェは義母の死後この家に1人で住み続けていることもあってか、イヴェント料理の準備や部屋のデコレーションをいつも率先して行なってくれている。ありがとう!!)だけど・・・ディノとアランは26日の午後2時から銀行でランデブーがあるので気忙しい食卓になってしまった。私とディノはブッシュ・ド・ノエルを食べ損ねたし、なんとも信じられないことにシャンパンを開けるのも忘れてた。(そしてもちろん、写真も撮り損ねました。)ディノがいつになく一生懸命プレゼントを用意していた割には全然決まらなかった今年のクリスマス。和気あいあいと過ごせたのは何よりなんだけど。思えば、私もこの家族によく溶け込んだもんだなーと思うし。・・というより、私のルーズさが彼らのペースに合っているみたい。アランとエルヴェが独身である以上本当なら私が「嫁」として朝から(得意ではない)お料理などに腕を振るうべきなんだけど、偏食の彼らは自分達で用意したがるからそういうプレッシャーも無いし(逆に彼らには、義母や私が料理していた頃には「食べなきゃ」というプレッシャーがあったらしい)、あの家に行くと私もいつも(ディノとアランほどではないにしても)かなり寝坊しているし。(日本ではありえない、もしかしたらフランスでもありえないんじゃないかと思う、グータラ嫁です。)今回は2泊しかしなかったけどいつも通り朝ごはんは各自が勝手にとり、昼&夜ご飯はなんとなく人が集まってくる時間に各自が好きなものを用意して他の人が希望すればおすそ分けしてあげるという形式だった。(・・・が、なぜか私とディノの用意したものをアランとエルヴェが欲しがる事は滅多にない・・。)日本と違って「ごちそうさま」の言葉が無いので先に食べ終わったアランがいつの間にかソファーで雑誌を読み始めていたり、誰かがテレビに熱中しだしたり、他の誰かとその内容について談義したり、自室にこもったかと思うとまた居間まで戻ってきて会話に参加したり、それを深夜過ぎに眠くなるまで延々と続けている感じ。好きなものしか食べないし、好きなことは眠くなるまでし続けるし、好きなだけ寝ているし、まさに大人からの管理を逃れて本能のままに生きている子供達みたいな生活・・。年中これを続けたいとは思えないけど、休暇という意味では本当の休暇よね。・・・でも!!クリスマスを大事にしていた義母が今年の様子を見ていたなら絶対、いつも通り額に手を当てて嘆いただろうなと思う。みんなが好き勝手に時間を過ごすのは今更変えられないけど、来年の25日のお昼には全員揃ってクリスマスランチをとりますからね。と、誓った私なのでした。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真はエルヴェが飾ってくれていたcreche(クレッシュ)です。
2008.12.25
コメント(2)
ノルマンディーの、ディノの実家から帰ってきました!記憶の褪せないうちに今年の印象的なクリスマス・イヴの思い出を書いてみます。1つ前の日記に書いた通り24日は私の仕事が終わって帰宅次第、ディノ運転の車でノルマンディーに行くことになっていた。ところが帰宅途中で携帯が鳴り・・・慌てて出ると憔悴しきったディノの声。「・・・実は・・・考えたんだけど・・」ここまで聞いて、先が読めた気がした。「・・・ノルマンディーに帰るの、明日にしない?昨日は遅寝したのに今朝早起きしてそれからずっと歩いていたから疲れちゃって、運転できる状態じゃないんだ・・」やっぱり、そうきたか(^^;実は私の今年の12月は今までの年末の中でも1番激しい師走でこの日も心身ともにクタクタで、このまま車に乗ったらものすごく酔うのが目に見えていたし疲れきったディノに運転させるのも怖いのでその意見に了解して電話を切った。それから考えたのは今晩をどうしようか、という事。今年のイブはディノの実家で過ごすつもりでいたので、急にパリに留まることになってもなんの用意もないんだもん。例年通り、レストランに連れて行ってもらおうかな?・・・最近外食が続いているし、「イブの代わり」のきばったディナーも、ついこの間してきちゃったんだよね・・。それにこんなにも疲労が溜まっていてしかも寒い日に夜分出かけるのも辛いなぁ・・。じゃあ去年の25日みたいに鶏をオーブンで焼いてみようかな?ううん、ダメダメ。だって明日はディノの実家で七面鳥を食べることになっているからかなり似た食事になってしまうし、今晩2人では食べきれずに残ってしまう鶏をノルマンディーまで持って行くのもなんだか悲しいし。それに今日の私には鶏を焼く気力すら無いときているし。それより・・ケーキはどうしよう。例年通りブッシュ・ド・ノエルが食べたいけど、今晩2人で食べきれるサイズのもの、どこかにないかな・・。そんな事をぶつぶつ考えながらも、せっかく出来た空き時間を有効に使わなくてはとあちこちに足をのばし、家に着いたのが17時半。その途中でケーキ屋さん2軒を覗いたけど食べたい様なブッシュ・ド・ノエルが無かったりものすごく混んでいたりで買いそこねたので、「ええい、ままよ」とばかりに、スーパーでブッシュ・ド・ノエルの形をしたアイスケーキを買っていました。帰宅後それを冷凍庫にしまい、ディノから事務的なつまらない話を15分ぐらい聞いてからベッドで爆睡。昼寝ってあまり好きじゃないけど、この日はそうせずにいられなかったの・・。目が覚めるとなんともう20時!!ディノは家にいない・・。何事かと思っていると、しばらくしてからスーパーの買い物袋を提げて帰ってきました。そして背後から、ひょい。ここだけの話、つい「また、やたらめったら大きい薔薇の少数買いかぁ・・。たまには違う花にしてほしいなぁ」なんて思ってしまった私。(ごめんね。)だけど今回の薔薇は3本中2本に、光る粉(?)が付いていて、ディノが「これは新しい!喜んでくれるはず」と考えて選んだのかなと思うと、いつもと違う嬉しさがある。そしてディノはケーキと、4種のろうそくも買ってきてくれていた。(ケーキもスーパーのだったけどね(笑)。)ろうそくか・・ろうそくと言えば・・実は私もさっきアイスケーキと一緒にろうそくを買ってきたから全部で5種類も揃っちゃったね。(白が私のセレクト。なぜか色はかぶらなかった。)さて・・・どうしてこの日にろうそくが必要でしかも「3」とか「4」とかが選ばれたかというと、実はこの24日は私の34歳の誕生日だったんですね・・。まだサンタさんが来ていた頃12月24日は私だけでなく妹達にとっても特別な日で、母の用意するいつもより張り切った食事も私達の気持ちを盛り上げてくれていた。前々から飾られているクリスマスツリーや食事中にずっとかけているクリスマスソング(笑)も功を奏して24日の夕食は1年で1番華やかなディナー。ケーキのろうそくを吹き消して誕生日プレゼントももらえる私にとっては、まさにとびっきりの時間。そのせいか、私はふだん贅沢嗜好ではないと思うのに大人になってからもこの日だけは最高に祝ってもらいたいという気持ちがどうしてもあった。それがうまく叶えられなくて勝手に(?)悲しい思いをした事も。だからディノと付き合いだしてからはイブには美味しいレストランに行っていたし、それが実現されなかったならきっとキレていたと思うんだけど・・・どうやら私、急に枯れたみたい。私が「夕ごはんに何を買ってくれたの?」と聞くと、ディノは決まり悪そうに「ごめんね、クリスマスなのに気が回らなくて全く普通のものにしちゃった。今になって『せめてエキゾチックなものでも買えばよかった』と思うよ」実際に彼が用意したのは、前菜に出来合いのスープ(温めるだけ)、メインに大きなソーセージ(茹でるだけ)&インスタントのじゃがいものピュレ(お鍋の中で牛乳などと混ぜるだけ)、最後にチーズ&サラダ。これって、いつもの夕食の中でも手抜きの方なコース。だけど気力も体力も落ちていたこの日の私には「買い物してきてくれた」「ケーキも買ってきてくれた」という事実だけでありがたくて・・。せめてパジャマから洋服へ着替えなおそう、眼鏡をはずしてもう1度コンタクトを入れようと思っていたのに気づくとディノがパジャマに着替えている・・・あれ?ディノもここ最近珍しくこなすべき用件が多かったので疲れているみたいね。結局彼の提案通り、お互いにパジャマで夕食をとることにしました。ちっとも片付いていない居間の、いつも通り色々なものが散らばっているテーブルで、簡単なものばかりを食べるクリスマス・イブのディナー。去年までの私なら許せない光景でも、今年はなぜかほっとする。家で2人で、こんなにもゆっくりと夕食をとるのも久しぶりだし。ちなみに・・・私とクリスマスを過ごす人は、10年以上前の私の勝手な決心により有無を言わさずチョコ味のブッシュ・ド・ノエルを食べなくてはいけないのです。(単に自分がそれを食べたいだけ。周りの人ごめん!)24日生まれの私のバースデー・ケーキには、毎年サンタさんやトナカイが乗っていたのだけど、でもよく見たら今年のケーキにはトナカイさんだけでなく、サンタさんも居なかった。後になってこれだけがちょっと残念・・に思えたかな。(ケーキとシャンパンが有るのを除くとあまりにも全てがフツーの夕食だったので、せめてもとテーブルキャンドルにも火をともしてみました。後ろには、いつもテーブルに置かれっぱなしのハーブティーの箱が写っています・・。)でも残念に思ったのはそのぐらいで、今年は今までで1番地味で質素だけどそれが別にイヤじゃないイヴ&誕生日でした。「ただね・・・この平和的な感想はもちろん、『こんなイブは今年限定』という前置きの上でだからね!!」と、ディノに念を押してしまったけど(笑)。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真はクリスマスをひかえてブルーの装飾の付け加えられたヴァンドーム広場。右の方にはツリーみたいなのが写ってます。
2008.12.24
コメント(2)
明日はいよいよクリスマス・イブ。そしてクリスマスが終わればあっという間に大晦日&お正月。フランスで働き出してから初めての年末をひかえて、私は11月あたりから頭を悩ませていました。だって・・・バカンス大国として有名なフランスだけど、いわゆる『バカンス』とは、言い換えれば『有給休暇』のこと。(教育機関に勤めている人達だったら学校の休みに合わせて休暇が発生するみたいだけど私には関係のない話だし。)つまり、『バカンスが多い』からといって別に『祝日が多い』訳ではありません。実際、年末年始のうち祝日なのは12月25日と1月1日だけだし。この理屈でいくと・・・勤務しだしてからまだ1年経過していないため有給休暇のない私はこのペースでしか休めないのです。・・24日25日(祝)26日27日(土)28日(日)29日30日31日1日(祝)2日3日(土)4日(日)5日・・・ディノが会社勤めしていないので今まで考えたことなかったけど、気づいた時はええぇっ!!と思いましたとも・・。今年の秋に義母が亡くなったこともあってディノは今年のクリスマスにはぜひノルマンディーに行って弟達と集まるつもりでいるというのに、そのためには25日に日帰りしなくちゃいけないのね・・。こうなったら、仕方ない。私は『橋をかけ』させてもらおうと思いました。『橋をかける(faire le pont)』という表現は、休日と休日に挟まれた日をお休みにして連休を作ることを表しています。(これはフランスではよくあることです。意外なことにパリ郊外の在仏日本人小中学校でもよく適用されている気がします。)やむをえぬ私用のために数日分の勤務時間を変えさせてもらっている時期だったので言いづらかったけど、26日に(無給の)お休みをもらえる様に日本人の上司にお願いしたのです。そうしたら・・・なんともありがたい事に1月2日も休んだらどうかと逆提案をいただいてしまい・・クリスマスと年明けで合わせて2回、4連休がとれる事になりました!!しかも私はいつも1日につき4時間勤務しているのだけど『欠勤』の履歴が残らない方がいいだろうからと、12月26日と1月4日の勤務分(計8時間)をそれぞれの月の適当な日に分散したらいいのではないかとまで言ってもらって・・これにはびっくり。どうやらこうして時間数を調整すれば、欠勤しなかった事にできるそうなのです。そういう事ができるなんて知りませんでしたと言ったら、私が9月に義母の葬儀のためにお休みをもらった分も、実は溜まっていた残業時間と相殺してくれていたとか。(私は大雑把だし給与明細の見方がよく分かっていないので気づいていなかったけど、ありがたい話です。)そういう事情があって先週はいつもより長時間働いていたのだけど1つ前の日記にも書いたとおりそれなりに慌しい週だったのでかえってよかったな。明日(24日)は私の仕事が終わって帰宅次第、すぐにノルマンディーに出発するつもりです。バタバタしちゃって大変だし、ここのところ疲れが溜まっているので自宅でゴロゴロしたかった気もしないではないけれど、4人で楽しくお祝いできると思うので楽しみ。ディノの実家に行くとのんびりし過ぎちゃうので翌日から退屈しない様にDVDでも持っていこうと思いますあとはとにかくたくさん寝て、タンタンも読んでこよう。(書いてて「結局ゴロゴロするんじゃんねぇ」と自分にツッコんでしまうものがあるけど・・・。一体何をしに行くんだか。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真はプランタンのツリーです。実は爆弾騒動の翌日にでかけたので(着いてから思い出したのんきな私・・・)、荷物検査をするガードマン(?)が写っています。
2008.12.23
コメント(0)
ちょっと日付がズレているけど、今年から7年ぶりに再会した会社生活の早めの総括として今月19日のことを書こうと思います。この日もいつも通り9時半に出勤すると、向かい側のビルの部署で働いているお兄さん達2人組が大きめの荷物を引きずっているところでした。いつも11時半に私の部屋までたくさんの手紙や荷物を運んでくる彼らがなんでこんな時間にここに?「その荷物、私宛てですか?」と聞くと、「そうだけど、そうじゃない」「中にはシャンパンが入っているんですよ。みんなの分が入っているから、あとであげますね」と言います。実際にそれから1時間ほど経つと、アリスが私のところにもシャンパンを持ってきてくれました!!シャンパンって好きな訳でもないし実は今は禁酒生活をしているんだけど(でもクリスマスには少し飲むと思います)、やっぱりお祝いごとには欠かせないものだしなんだかテンションあがっちゃう!!2週間ほど前には「クリスマスプレゼントの費用に充ててください」とでも言わんばかりの商品券も配られていたし、フランスの会社って気前がいいのね?(天引きもずい分されてますけどね・・。たとえば私の場合4分の1以上が手取りから引かれてるし)アリスと一緒にやってきていた人事&経理担当のクレール。いつもより早めの給与明細をくれました。本当は毎月末に手渡ししてくれるのだけど、今年はカレンダー上の関係からこの日を境に休暇に入る人が多いので(まだ有休の無い私には関係ないけど・・)繰り上げたみたいです。2人が去ったあと給与明細を見てみると・・やったぁぁぁ!!勤務開始が8月からだったので全然期待していなくて、しかもどのタイミングで出るのかが分からなかったため存在すら忘れかけていたボーナスが入ってる!!ま、ここは日本ではないから、ボーナスと言っても夏と冬でそれぞれ半月分しか出ないんだけどね。(これはフランスでは一般的で、年間で13ヶ月分のお給料をもらう事になるので「13ヶ月」という言い回しがあるみたいです。)でも、すっごく嬉しい金額的にも期待していなかったのだけど、割と満額近く出ていたし。(よく考えれば今年の下半期のうち5ヶ月は働いていたので当然なのかもしれないけど、ね。)大きな封筒の中にはジェネラル・ディレクターからの全社員宛てメッセージも入っていて、なんだか感動してしまいました。思いがけずシャンパンをもらって、頭から消えかけていたボーナスももらって、律儀にメッセージもついていて嬉しくなれるなんて、それこそが幸せです。だって・・・1つ1つの事をこんなに素直に喜べるのも、ふだんの人間関係とか環境とかがいいからだもんね。午後にディレクター達数人にメールを送る機会があったのでさらっと年末の挨拶(?)も書き添えておいたらわざわざ返事をくれた人達がいてこれまた嬉しくなりました。この日のお昼は、週に1・2度参加している顧客サービス課の女性達との食事。クリスマスが近いからという事で、一週間ぐらい前からこの日だけは特別なお昼ご飯にしようという計画がありました。数日前にはメニューも選んでわざわざ予約していたので、このお昼を楽しみにしていた私。赴いたのは、会社近くにあるシーフード専門のレストラン。いつもはイヴェットしかお酒を飲まないのに、この日は白のボトルをみんなで飲もうという事に。私はオードリーと一緒に「飲まない」組だったはずなのに、みんながワインを選んでいるのを聞いているうちに飲みたくなってしまい・・・今は禁酒中の上昼間にはアルコールを飲まないのが元からのポリシーだったのに、一杯だけ飲んでしまいました。(会社の人のせいで禁酒生活が邪魔されたのはこれで2回目です(^^;)でもメインの魚がしょっぱかったからワインがあって助かったかも。私の選択メニューが悪かったのかいつもよりお値段のはるレストランの割りにはお料理はそんなに・・という感じだったけど(みんなの感想もバラバラだったけど手放しにほめた人はいなかった気が・・)、いつもより落ち着いた雰囲気で前菜・メイン・デザートをしっかり食べたので特別感はばっちりでした食事が終わってデスクに戻ると次の出勤日がクリスマス明けだとか来週だとかいう人が多いせいか駆け込みの依頼メールが数件届いていました。あのね・・・私って午後は13時半から14時半までしか働かない「はず」の人なんだけど?まぁ・・実はこの日は例外的に16時半まで働くことにもともとなっていたので助かった・・と言えば少し助かったかな・・。(依頼主達はそんな事、知らずに頼んできているんだけどねっ!)でもこの日はもともと16時半まで残業する事が念頭にあったからこの午後中にやるべき仕事の予定も立てていたし、あれよあれよという間に時は過ぎてしまい・・・隣室にいる日本人上司(社内で唯二の日本人)に「お先に失礼します」と言いに行けたのは17時20分。日本人ボスは私の勤務時間が予定よりも50分過ぎてしまっているのを気にして、ここはあと10分働いて「1時間の超過勤務」という事にしようと提案してくれました。うっそぉ・・。いつもあれこれ気を遣ってくれるボスらしい発言だけど、私は日本で4年OLをしていた時に部長に揉まれていたので、上司にそこまで期待した事はありません。本当にありがたいし、ここ数日定時あがりからは遠い状況が続いていたのでそうさせてもらおうかなと思ったけど・・・ムリだ・・だってですね・・・私・・・実は・・(というか、上司にはお昼休み明けにすでに偶然白状していたのだけど)今日はいつもより気合の入ったレストランに行ってばっちり3皿食べてきたから、お昼休みは13時半までのはずなのにデスクに戻ってくるのが13時50分を過ぎてしまったのですよ・・。だから50分残業をした様に見えても、実は30分しか超過勤務をしていないのよね。(この辺はタイムレコーダーがよく知っているはず。)もしもあと「10分だけ」だったらファイリングなどをしていい具合に潰せたと思うけど、机にも鍵を締めて帰り支度をしてしまった以上あと30分延ばすのはキビシイかな・・。(もう帰る気になっちゃってるし、30分の超過勤務を形にするためにさらに30分残るのもガメツ過ぎるし。)結局いただいた提案は断ったけど信じ難いほど親切な申し出に感激しながらシャンパン片手にオペラ街にふらふらと寄ってクリスマス用のキャンドルなどを物色して帰りました。今日は忙しかったけど来週からは片付けなんかがゆっくり出来るかなと期待しつつ、今年8月から始めた勤務がこれからもスムーズに続けられそうなのに感謝しつつ。(この時は本当にまるで、この日が私にとっても今年最後の出勤日だったかの様な感覚でした。)年末年始は暖かい気持ちで過ごします。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上は11月9日の日記にも写真をアップした、ラファイエットの丸天井です。こんな具合に、世にも素晴らしいクリスマスデコレーションが目を楽しませてくれているのだけど・・1番上の写真の真ん中に赤いものがあるの、分かりますか?拡大してみますね。丸天井の1番高いところには、サンタさんの風船がいます!!このまましおれずに、ずっと元気でいてほしいなぁ・・。
2008.12.21
コメント(2)
ここにきて思い出す、私が数日前から抱えていた(他に比べれば)小さな不安。私達って・・式の進行がどんなものなのか知らないのよね。(区役所にお願いして事前に説明をしてもらう事って可能だったのかなぁ。それとも、この区役所での儀式は誰もがぶっつけ本番なのかなぁ。いまだに謎です。)ううん・・・。「『結婚の間』がどこにあるのか分からない」こんな問題、実はどうでもいい!!だって、その辺に居る人に聞けば誰かしらが教えてくれるはずだから。だけど・・・式の最中に進行がよく理解できなくなってまごまごしちゃったら格好悪いよねぇ。ディノが近くに立っていた女の人に『結婚の間』への入り口を聞いている間、私はこんな事を考えていました。結局そのまままっすぐ歩けば『結婚の間』へ通じる階段があると分かり、歩いていくと・・。あら、可愛い階段私達の家は白い壁に赤い絨毯で、私とディノのお気に入り。『結婚の間』への階段も赤い絨毯だなんて嬉しいなぁ。この時母が階段を登ろうとする私に足早に追いつき、それまで折りたたんでいたドレスの裾を解除してくれました。私はこの日のためだけにセールで買った踵の高い靴で転ばない様に気をつけながら、ディノとゆっくりと階段を登っていきます。自分達で全て決めて動かなければならなかったここまでの準備は大変だったけどだけどそれでも今日はよく晴れているし・・ものすごく気に入ったドレスを着て、ばっちり綺麗にメイクしてもらって、ヘアも初対面の人にリハーサル無しで参考写真もない状態で行き当たりばったりだったのに期待以上に素敵にしてもらえたし、ディノに引き取ってきてもらったブーケも可愛いし、何といってもこうして来て欲しかった人達のうちほとんど全てに式に参加してもらって世界で1番結婚したかった人と式を挙げられる。準備不足すぎるから今日はまだまだハラハラ要素がたくさん待ち構えているのを私は知っているけど(そして、ディノはそれを分かってすらいない・・)、それも私達らしいじゃない!!招待状を郵送するのが式間際になってしまったり、ドラジェを自分たちで選んでいなかったり、後悔している箇所が無いといえば嘘になっちゃうけど今ものすごく幸せで嬉しいのは100%ほんとの気持ち。区役所に着いて以来ゲスト達と話して興奮していたし「直前」の緊張感もあったし自分の気持ちと向き合う余裕なんてなかったけど、この時はたぶんこんな気持ちで階段を上がっていたんじゃないかと思います。この時にディノが何を思っていたのかは分からないけど・・真剣ながらも嬉しそう。さぁ、いよいよ結婚式!!幸せな式にしようね。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。や・・や・・やっと・・・以前書いていたのも含め、ここまでアップできました。この続きがまたものすごく長くなるのは明らかなので結婚式の思い出話はしばらくお休みして、次からは、ここ最近のことを書こうと思います。
2008.12.20
コメント(0)
写真を撮ったトロカデロ広場から式を挙げる区役所へはメトロで一駅。だけど10分ぐらいかけて徒歩で移動することもできます。車が一台しかないので妹達にはまた歩いてもらうことにして、ディノ(ドライバー)・私(ドレスのせいで歩きづらい)・ダニエル(カメラなどの機材が重い)・母(席が余ってたから)の4人が車で向かいました。私達3人は区役所正面玄関の近くで車から降ろしてもらい、いったんディノとはお別れ。彼はこれから、路上駐車できる場所を探さなくてはいけないのです。式の時間が迫ってきているから、うまく見つかるといいんだけど・・。母とダニエルと、3人で区役所へ向かって並木道を少しだけ歩きました。入り口に近づくと・・・あぁ・・もう結構な数のゲストが到着してる・・。出遅れた・・・まぁ仕方ないか。ゲストのほとんどがフランス人か日本人だったのだけど、この時すでに到着していた人達のほとんどは日本人達でした。(やっぱりね。)私は興奮気味に、母に一人ひとりを紹介していきます。そんなこんなしているうちに妹達も到着し、フランス人ゲストもちらほらと現れました。日本から来てもらったのは私の家族だけだけど、ゲストの中にはアルザスやニースから来てくれた人達もいて、ありがたい限り。パリ在住日本人の子供達やフランス人の子供、それからハーフの赤ちゃんも参列してくれて和やかな雰囲気です。・・・でもディノはまだ来ません。彼の遅刻体質を知っている人達からは冗談半分に「あれ、ディノは来ないの?」なんて聞かれました。ついいつもの調子で「そうなの。心配だよーーー」なんて反応してしまう私。さすがの彼でも今日ばかりは遅れないはずなのに習性とは恐ろしいもので、冗談を言っているうちにだんだんヒヤヒヤしてきてしまいます。(というか、この時1番困っていたのは車の駐車場所をなかなか見つけられなかったディノのはずなのにね。この時ばかりは『遅刻』ではないのに変な具合に妄想しちゃってごめんね・・。)大かたの人が揃ったのではないかと思われる頃に、ディノ登場。この頃の様子をS子さんのご主人がDVDに撮影してくれているのだけど、それを今見ると私はあんなに騒いでいた割にはディノの到着をあっさりと受け入れてほとんど挨拶もないまま「はい」と携帯を手渡しているのが笑えます。(DVDで初めて一緒のショットがこれだとは、なんてあっさりした新郎新婦・・。)気持ちの浮き立ったままたくさんの人とかわるがわる話しているうちに、そろそろ区役所に入ろうということになりました。実は・・・今まで立ち話をしていたのは道路の歩道だったのです(笑)。(今回アップしている2枚の写真参照。)でもここからはディノと並んで区役所の敷地に足を踏み入れ、建物に入り・・と、あれ??そういえば私達、『結婚の間』がどこにあるのか知らないよね・・。準備不足で全てギリギリのまま迎えた結婚式当日。いくつものハラハラを朝から乗り切ってきたけれど、スリルはまだまだこれからも続くのでした・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.19
コメント(0)
(いかにも私らしく)ぶつぶつと考えごとをしながら到着したトロカデロ広場。だけど、いざ歩き出すとぼーっとしている時間なんてない事にディノから気づかされました。彼いわく、ニッサ・べーラ(私達がつけた車の名前)は駐車違反のところに停められている以上、いつ撤去されてもおかしくないそうです。うわっ。ここは人も車も多い場所だから取り締まりが厳しそうなのに。急がなくっちゃ!!私はみんなと歩調を合わせてスタスタと歩き、エッフェル塔の前にディノと並びました。私の家族とダニエルがじゃんじゃん写真を撮ってくれます。ディノは写真を撮られるのにあまり慣れていないせいなのかそれとも興奮しているからなのか、ついついふざけ気味。(それって一体どこの子供よ??)私はそれを諭し、その一方では車が気になり・・・それからもちろん区役所での挙式時間も近づいてきていたので、内心ヒヤヒヤしているところがありました。だから実はこの時の写真の出来がちょっと心配だったけど、あとから撮ってもらった写真を見ると、私は常に笑顔満開!ディノはなぜか驚いた顔も混じっているけれど、やっぱりいつもより写りがいいかも。ひたすらばたばたしていたけど、この日はやっぱり幸せな日だったんだもんね。途中から私の家族も写真に入りました。その中でお気に入りの1枚をアップします。(もちろんディノとも類似した写真を撮ったけど、空の感じはこちらの方がいいのでこれを選びました。)ここで撮った写真のほとんどはエッフェル塔を背に撮られたものだけど、数枚だけはエッフェル塔の方向に顔を向けて撮影されていました。つまり、背後に写っているのはトロカデロ広場。これはこれで、とっても気に入ってます(よく見ると各人の間の身長差が何故かほとんど無くなっていて変な写真だけど・・。)到着前は怖気づいていたものの、さっさと写真を撮らざるを得ない事に気づいて開き直り満面笑顔の写真を撮ってもらった私。少し心配していた周囲の反応ですが冷たい目で見られている感じは全然しませんでした。(手元の写真に見知らぬ人がたくさん写っているけれど、特におかしな反応はありません。)それどころか世界から集まった観光客の一部には思いがけない被写体として歓迎(?)され、ふと気づくとカメラやビデオを持った人達が何人も私を写している瞬間もありました(笑)。一瞬ぽかんとしてしまったものの悪い気はせず(バカ?)、ちょっとの間そちらを向いていた私。すると「こっちに歩いてきて」という声と「手を振って」という声が聞こえてきました。確か私・・・どっちかは一瞬だけ実践したんだよね・・。あぁなんてお調子者。だけど見知らぬ人達からパパラッチ(?)されるなんてもう一生無い経験なので、面白かったです。そんなこんなで、写真撮影は慌しくもちょっと気恥ずかしくもハッピーな気持ちで終了。仕上がった写真を見る度に思い切ってドレスを買って、思い切ってトロカデロ広場まで写真を撮りに行って、本当に良かったなと思います。ディノは何も考えてはくれないし指揮もとってくれないし逆に足をひっぱられたぐらいだけど1度も文句を言わずに私の希望につき合ってくれたし、私の家族も心からの祝福を胸に誰一人欠けることなくフランスまで来てくれて、5人で最高の家族写真を撮れました。本当なら・・・義母や義弟にも来てもらえればもっと良かったけど、ノルマンディーからやってきたばかりで疲れていた義母に私達の押せ押せで先の時間割の読めない進行につきあってもらう事は不可能だったので、仕方ありません。義母自身もこの撮影に参加するのは初めから諦めていたし。後日この一連の写真を義母に見せたら自分が参加できなかった事を全然気にしていない様でただ純粋にとても喜んでくれたので、今はこれで良かったのだと思っています。(義母と義弟も含めた家族写真は挙式後に区役所の前で撮れたしね。)この撮影、10分ぐらいで終わったのでしょうか?(腕時計をしていなかったので覚えていないけど。)車を心配しながら急いで広場から退散し、ついに区役所に向かいます。あぁ・・・私達いよいよ結婚するのね・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.18
コメント(1)
(写真解説。左から8つ下の妹、母、1つ下の妹。)「もしも当日のお天気が良かったら街中で写真を撮りたい」これが、私のうっすら抱えていた願望でした。だってだって・・・そのためにわざわざ日本からフランスまでやってくる人達もいるんでしょう?だったら、せっかくなんだから私も撮りたいよ。ただ、パリの街中でウェディングドレスを着て記念写真といっても絵になるところが多いだけに、どこで撮るのかを決めるのはかなり大変。在パリ日本人Oさんの話だとエッフェル塔のふもとでウェディングの写真を撮る、日本人カップルもいるそう。そう聞くとおぉ、では私達もという気持ちと、うーん・・それは気恥ずかしいかもという気持ちの2つが生じます。でもOさんの話の続きを聞いて考えが固まりました。「バスに乗っていると撮影中のカップルが時々見えて、周りの人がみんな注目しているんですよ」こう説明した時のOさんの正確な口調は忘れたけど、どちらかというとフランス人が「悪い意味で」注目している様な印象を受けました。・・・。エッフェル塔だけはあまりにも観光客っぽいから避けようかな、うん。その一方で色々な事をご存知のSさんからは「アレクサンドル三世橋の下には綺麗なお花が咲くんですよ。そこで撮影したらどう?」なんて言われたけれど・・・残念ながら私達の結婚は10月末。お花はないだろうな。でもアレクサンドル三世橋自体が素敵だから候補地にしてもいいかも・・・・な~んて漠然と考えていたものの、式が近づけば近づくほど時間の余裕がなくなってしまったのは今まで書いてきた通り。結局じっくり考える時間もないまま当日が来てしまい、しかも家を出る時には全てが押せ押せだったのでたとえ遠出をしたかったとしてもできない様な状態になってしまった・・。仕方ないね。私は観念して我が家から1番近くて徒歩圏内の観光名所、シャイヨー宮を撮影地に選びました。ここはエッフェル塔がとても綺麗に見えるため、世界中の観光客が集まってくる場所です。あ~あ、避けようと思っていたエッフェル塔のふもととさほど変わらないじゃない!!でも仕方ないので向かいます。ドレスがかさばって道路を歩けない私とカメラなどの機材が重いダニエルがディノの運転するマイカーで移動することにし、私の家族3人には足で向かってもらいました。車が家からちょっと遠いところに停めてあったためディノが一人で車を探しに行き、私とダニエルはそれを家の前で待っていることに。普通の小道にウェディングドレスを着た人が立っているんだから、かなり目立ちます。同じマンションの人や通行人に「おめでとう」と言われました。そのころ母達はと言うと・・私達よりもずいぶん先にトロカデロ広場に到着したので、駅前で写真を撮ったりしていたみたいです。(上の写真参照。)私達は遅れて出発したためもちろん遅れて着き、うまく駐車できる場所がなかったため禁止ゾーンに車を停め、母達に合流しようと歩き始めました。あぁ・・・。観光客向けにエッフェル塔のキーホルダーや置物を売っている怪しげな人も居るこの場所にこんな格好で来てしまって、撮影はどんな雰囲気で行われるのでしょうか・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.17
コメント(0)
私の家族もディノも式用の服に着替え、私も母にドレスを着せてもらい、末の妹にメイクを直してもらっている間にカメラマンの友人ダニエルが我が家に到着しました。ん?やだなぁ・・。この写真、きちんと残っていたのね・・・。区役所での式のあとにゲストに家に寄ってもらう事になっているのでこの日も母達が頑張って家を片付け、テーブルの上にはつまめる物やグラス、それからいただいたお花をセッティングしてくれていました。その同じテーブルの隅っこで一生懸命に作業しているディノと私の1歳下の妹。(後ろはダニエルです。)一体何をしているのかというと・・・実は・・・式まで3時間を切っているこの時点でまだ、夜に行くレストランのテーブルに置くネームプレートが作られていなかったのです!!(前の晩になかなか寝付けなかった心配の種のひとつはこれでした・・。)結局当日もバタバタしていてなかなかネームプレートの事を言い出せなかったけど、他の全ての準備が整ってみんなが落ち着いてきたところでようやく妹には画用紙を折ってディノに渡すことを、ディノにはそこにゲストの名前を書きこむことを、そして(またもや)妹にはそれをホチキスどめ(!)することをお願いできたのでした。あぁ・・・セーーーフッ!いくら全てを一人で管理しなくてはならないのが大変だったとは言え、我ながら、本当にいったいどこまでギリギリなんでしょう・・。でもこれが終わったら、今度こそようやく家を出発です!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.16
コメント(2)
《これは後に、完成した髪形にベールをつけたところです。》ディノの携帯に留守電メッセージを入れたものの時間がどんどん過ぎていく・・。そんな風に感じ始めた頃、ディノが帰ってきました。私「どうしたの?どこに行ってたの?心配したよ・・」ディノ「??なんで??そんなに遅くないでしょ?」のんびり屋すぎる彼はただ純粋に、家からそれぞれ徒歩5分のスーパーとお花屋さんに行くのに1時間かけていたみたい。携帯が圏外だったのも、大きなスーパーの奥の方に居たからなのでしょう。あぁ、心配して損した・・。でもよかった、私が怒ったのを全然気にしてないみたいで。(留守電は聞かなくていいからねっ)彼がどうしても欲しかった靴墨も買えたし、私のブーケも無事引き取ってきてくれたし、一安心。ちなみに今日になってディノが買おうと焦ったドラジェは、M美さんに電話して急遽買ってきてもらう事にしたそう。ディノのやる気が最後まで出なかったせいで迷惑かけちゃったなぁ・・でも助かります、ありがとうM美さん。全てが落ち着いた頃に、宅配のピザが届きました。(フランスで宅配してくれるものと言えばまずはピザだもんね。私の大好物のひとつはピザだし、ディノも私の家族も好きだと思うし。)ディノと私の妹達が仲良く一緒に選んでいたピザ、みんなで美味しく食べました。(この写真は、ピザにアリッサという《決してイタリアンではない》辛いソースをつけまくる新郎、それを「またぁ?いい加減にしたら?」と睨む新婦《=長女》、その手前でおすまししている三女、そして右端になんだか手持ち無沙汰そうな手だけが写っている次女《おかわりしたいのかな?》を、いつのまにか母が写していたものです。私は睨んでいるせいかいつもとずいぶん人相が違う《と、自分では思う》ので安心して顔出ししちゃいます。小心者なので画像小さくしちゃったけど・・《笑》。)美味しかった・・とはいえ、色々な騒動があったせいでヘアメイクの完成も12時を過ぎてしまったし、ものすごく大急ぎの食事だったけど。(よく見ると私なんて、蓋の上で食べてるしね)お腹がいっぱいになって食べ終わったのがたぶん13時ぐらいで、つまり、式まであと3時間。いよいよ・・あぁ本当にやっとこさ、ドレスを着る段取りまで来ました!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。ちなみに・・・私は家でピザを食べる時は手で食べたい人だけど、ディノは必ずフォークとナイフで食べます。意外なところでマメだよね。
2008.12.15
コメント(0)
さて、なんだかんだしているうちにヘアメイクは無事終了しました。これが当日の私の頭です。美容師さんが提案してくれたのは、私が行き当たりばったりに買ってしまったティアラと造花の両方を使おうというアイディア。とても華やかで大満足!資料写真も見せられないままお願いしたのに希望に近い髪型にしてもらえて、しかも予想外にも欲張って両方の飾りをつけてもらえたなんて本当にラッキーだなぁと思いました。ヘアメイクの終わった頃、ドアのブザーが鳴りました。母達に開けてもらうとお花の配達!!でも私には、送り主の名前に見覚えがありません。あとになって、ディノの実家の隣で薬局を営んでいる元村長夫妻からだと知りました。フランスには「リスト・ド・マリアージュ」というものがあります。それは新郎新婦が事前にお店に行き、欲しいものリストを残してくるところから始まります。招待客たちも後日そのお店に赴き、リストの中から予算に応じて贈りたいものを選ぶのです。このシステム、実に合理的。でも特に欲しいものが思いつかなかった私達はこのリストを作っていませんでした。なので私達の招待客はお花をくれる人、テーブル周りのグッズやシーツ・花瓶などの雑貨をくれる人、お祝儀として現金をくれる人(実はこれ、すごく有り難かった)と様々でした。(ちなみにディノの友人達の中には、式が終わって数ヶ月経ってからお祝いをくれる人が意外なほど多かったです。類が友を呼んでいるのか、フランスではありがちな事なのか、私には分かりません。)話をお花にもどしますね。式に出席してくれた人達もかさばるのを心配してか、お花が業者によって午前中から午後の初めに家に配達される様に手配してくれていました。なのでこの薬屋さん夫妻の蘭を皮切りに、この後もお花が続々に到着私がまた幸せ気分に戻っていたところ、母がぽつりと言いました。「ディノ、遅いわねぇ」!!そういえば!!ディノが家を出てから1時間以上経ってる・・。スーパーに行けば、いつも1時間は戻ってこない彼。でもそれは(ディノは食いしん坊なので)あちこちの売り場をフラフラと楽しく練り歩いているからです。(私が喜ぶようにとあれこれ買ってきてくれるので文句ばかりは言えないのだけど・・。)でも今日は、靴墨だけを買いに行ったはず。こんなに時間がかかるなんて・・?急に、最後の電話で強く言いすぎたのが気になってきました。そして、美容師さんの話していたこと・・・式の直前になって独身時代に別れを告げるのが怖くなり(?)雲隠れしてしまう新郎が結構いるとかいう話・・・これを思い出すと、余計に不安になります。慌ててディノの携帯に電話すると・・なんと圏外!!なんだかイヤな予感・・。留守電に「さっきはごめんね、言い過ぎちゃった。お願いだから戻ってきて。本当に謝るから・・」と録音して電話を切りました。今こうして書いてみると、自分に対して「なんて情けない(^^;」と思ってしまうけれど、この時はあんな事がきっかけでもしも結婚が流れてしまったら・・という恐怖心が先に立っていたため、恥ずかしいという感情はほとんどありませんでした。怒っていた時同様、今度は全力投球で謝っていたのです。ルーズで時間計算が全然できないディノだからこういう日にはついつい文句を言ってしまうけど・・それでも私が結婚したいのはディノなんだから。だから、かえってきて・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.14
コメント(2)
(この日記は、すごく長いです。)この時にディノが言ったことを書く前に、話が前後しちゃうけど私がつい後ろにおいてきてしまっていた「ドラジェ問題」について説明しなくてはいけませんね。フランスでは、結婚式に来てくれた人にドラジェを渡す習慣があるみたいです。なのでもちろん私もそうするつもりでいたのだけど・・。根気よくこれまでの記録を読んでくれた方なら、分かってくれますよね?(ちょっと弱気)私がこれまでどんなにイニシアチブを取って、準備を頑張ってきたか。ディノが自主的に頑張ってくれたのは当日のレストラン予約だけでした。(しかも電話のみ。見学や試食は事前に2人でしてました)ほとんど全てが私の肩にのしかかり(しかも学校行事の準備もあり)、いつもいつもディノより遅寝早起きせざるを得なくなった私は最後の一ヶ月間は6時間以上寝られた晩がゼロでした。その分ほとんどの事を好きなようにさせてもらえたのだから恨んでなんて、全然いません。(実は義母から色々な意見が出るかと覚悟してはいたけれど時々状況を聞いてくるだけだったし、私のケースはラッキーな方です。)ただ、この頃は本っ当に大変だったのです・・。だから式が近づいてきたある日、思い切ってドラジェ購入をディノに任せる事にしました。そして私は他の事に集中してすっかり忘れていたのだけど・・ディノ、ドラジェ購入に向かって全然動いていませんでした。私がその事に気づいた時には、もうあとの祭り。日本から家族がやって来る目前で今までの日記に書いた通り慌しく、もうドラジェを買いに行く時間はありません。私は思いました・・。ごめんなさい!!私は準備を始めるのが遅かったくせにいつも通り時間配分の計算ができてなくて、エゴイスティックにウェディングドレスと指輪選びに時間をかけ過ぎました。だから・・・手土産ゼロの結婚式になっちゃいます。さみしい事だけど・・・本当に申し訳ないけれど・・その分当日は世界一幸せな花嫁になるから、許してください!!私は、式が終わって落ち着いてから何かの形で埋め合わせをする事にしようと決心しました。ほんの少しの身内と多数の友人しか来ない格式ばっていない式だから、当日の私達が幸せそうであれば、お礼のタイミングがおかしくてもきっとみんな許してくれるよね・・?ところが、ディノは私よりも更にギリギリ人間。式の2日前になって焦りだし、弟のアランにその話をしたみたいです。すると式の前日になってアランから、電話がかかってきました。話を聞くと・・・アランは自分の家のそばのパン兼お菓子屋さんで、大量のドラジェを買ってくれたそう。気持ちはありがたいけど、そのドラジェは1つの大袋に入っている状態なんだそうで・・。えっ!!それって意味ないのでは・・。だって、小袋に分かれていなかったら配れないよ?アラン自身もドラジェを買う時に店員さんに一応質問をしてみたそうです。「これ、兄の結婚式で配りたいんですけど・・このお店には小袋って無いですよねぇ?そうですか、売ってらっしゃらないですか。ところで小袋って、街中で簡単に買えるものなのですか?」って。すると店員さんは安請け合いして「もちろんもちろん。小袋なんてどこででも買えますよ」と言ったそう。そして、アランは大袋入りのドラジェを買ってしまったそうです。でも彼自身も薄々感じている通り・・・小袋なんてどこで売っているのか私達は知りません。もちろんパリ市内を探せば小袋はたくさんの店舗で売られているのだろうし、ブライダル雑誌に出ている宣伝をよく見れば名前入りの小袋などを手配してくれる会社もあったに違いありません。でもね・・・。この話を聞いたのって、式の前日よ!!(私達は忙しいし、アランはノルマンディーからの長旅で疲れている、高齢の義母のお世話で長時間の外出はしにくいし。)しかもほとんどのお店が閉まっている日曜だし・・・。時間も無ければお店も閉まっているこの日に、一体どうやったら小袋を入手できるの??2・3人分の小袋なら家にある可愛いペーパーナプキンなどで何とかアレンジできたかもしれないけど、30人分なんて絶対無理・・。かくして、せっかくアランがギリギリに買ってきてはくれたものの、私は改めてドラジェを諦めたのでした。やっと話を戻して・・・もう分かりましたね?当日、しかも式までの残り時間がとっくに5時間を切っている状態なのにスーパーへ出かけたディノが何を言い出したのか・・。そう、彼は言ったのです。「スーパーの店員さんにドラジェを売っている場所を教えてもらったよ。だから今からメトロに乗って、ドラジェ買って来る」なんですってぇぇ!!聞くと、そのお店は片道30分では行けない様な場所にあります。ダメダメ!そんなとこ、絶対に行っちゃダメ!!あなたは新郎なのにまだ靴も磨いていないし、スーツに着替えてもいない。体力付けにお昼ご飯もばっちり食べてもらわないといけないし、うちの掃除だって私の家族にばっかりさせてないで少しは参加して!それに昨日から何度も私、「もし晴れたら、式の前に外で記念撮影もしたい」って言ってたよね?式まで、あと4時間強しか無いのよ?!ドラジェ代わりの埋め合わせは後日できるけど、記念写真は今日しか撮れないのに・・。(だって、私のこんなメイクとヘアメイクは今日だけよ。)私は思いのたけを込めてなりふり構わず、電話ぐちで猛反対しました。横で聞いていた家族達と美容師さんは、さぞ驚いた事でしょう。実際に母は「すごい剣幕だったわねぇ・・」と言ってました。私が怒った理由を説明すると、なんとなく納得したみたいでしたけど(^^;電話を切ってから気を取り戻してヘアメイクの続きをしてもらったのだけど・・結婚式当日だし、花婿はディノだし花嫁は私だし、ハプニングはとまらない・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。今これを書いていて思ったのは、(アランがした様に)ドラジェって実は街中のいたるパン屋さんで買えたのではないかしら?という事です。(事前にお願いすれば小袋ぐらい手配してくれそうだし。)それにしてもディノ・・・買いに行く気を出すのが遅すぎだよ・・。上の写真は、今プランタンのショーウィンドーの中で動いているクマくん達。例年通り、クリスマスシーズンに合わせたデコレーションです。クマくん達からは季節感は伝わってこないけど(笑)。
2008.12.13
コメント(0)
(式当日のパニック日記の続きです。)結婚式まであと5時間を切っているのにスーパーまで行きたいという新郎・ディノ。その理由はというとなんと・・・靴墨を買いたいのだそう。なんで!!なんで!!なんでそのぐらい事前に買っておかないのよ!!美容師さんが居るのも自分の家族が居るのも忘れたかの様に、私は必死に反対しました。「よく探せば前のが残っているんじゃないの?」などと言いながら。だけど・・・ディノによるともう無いそう。「どうせお花屋さんにも行かないといけないんだし、そのついでにスーパーに寄ってもいいじゃない」と、主張する彼。時間計算能力ゼロの彼はいつもそうやって自らを罠に落としいれ何本もの映画を見逃してきたと言うのに、どうしてこうも学習能力がないのでしょう??常々そう思っている私としては何としてでも阻止したいけれどディノの「磨かれていない靴で式を挙げたくない」という気持ちも分からないではないし、言い合いには結論が出ないので諦めて、ディノをスーパーに出す事にしました。はぁ。心配・・。でも送り出してしまったものは、仕方ない。気を取り直して、ヘアメイクの続きを楽しみましょう。美容師さんは私達の口論の間にもどんどん手を動かし、カーラーを巻き終わりました。ここで、髪にカールがつくのを待つ間はちょっとした休憩タイム。メイクをばっちりしてもらって、お気に入りのガウンを着て、ヘアスタイルにも期待の膨らむ私は一時的にディノの事も忘れて上機嫌になってきました。(上の写真参照。)それからしばらくしたら今度はカーラーを取り外し、今度は私の希望に沿ってアップスタイルに髪を結ってもらいます。その頃でしょうか?ディノから電話がかかってきました。そして私は彼の発言を聞いて、大々々噴火する事になったのです。(続く)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.12
コメント(2)
いつものごとくピンポ~ンではなくてブーッとブザーが鳴り、美容師さんが到着しました。パリ暮らしの日本人がよく依頼するいわゆる「出張美容師」さん、です。欧米人とは全くもって髪質も好みも異なる日本人がフランスで普通の美容院に行くと、なかなか満足な結果を得られません。なので人によっては日本人経営の美容院に行くし(この日までの私もそうでした)、日本人の出張美容師さんに家に来てもらう人もいます。お店を構えていない分か出張してもらった方が経済的だしそれまでに「出張美容師」に全く興味が無い訳ではなかったけど、私は髪を切ってもらうのはともかくどうやって自宅でパーマをかけてもらうのかが想像できなかったし、どんな腕の人が来るのか不安でもあったし、それに面倒な感じがしていたのでそれまでに出張をお願いした事はありませんでした。でも来たんだわ!この日が。初めての経験に、ちょっとだけ緊張してしまう私です。でもいざ来てもらうと、愛想のいい方でした。電話で話した事しかなかったのでデータとしては日本人の男性という事しか知らないまま出迎えたけれど、思っていたよりも年配の方でいかにも経験豊富で信頼がおけます。ほっとして「こんな髪型でお願いします」と言おうと、用意しておいた雑誌の切り抜きを見せようとすると・・な・・・無い・・!!切り抜きがどこにもない!!私は、出したものを片付けられないヒト。切り抜きも数日前から居間のどこかに置いておいたのだけど、まず昨日の夕方の義母訪問に合わせて私の家族が片付けをしてくれ、この日も式の後にお客さんを家に呼ぶ事になっていたためまた母が大慌てで片付けをしてくれたので、いつの間にか他の無数の紙切れと一緒にどこかに運ばれてしまった模様です・・。私って本当にばかだ・・こんなにもばかだったなんて、ショック過ぎる・・・。初対面の美容師さんに口頭のみで希望を伝える難しさはよく知っているつもりなのに・・・。私が内心取り乱しながら事情を説明しても、美容師さんは平静を保ったままでした。そして言葉のみによる私の希望をよ~く聞いてくれ、素晴らしい提案もしてくれました。よかったぁ・・。私が再びほっとしたところで、ヘアメイク開始。まずは大きめのカーラーを巻いてもらいます。世間話をしていて分かったのは、この美容師さんがこういう場数を踏んでいること。結婚式数時間前になって花嫁の父親が行方不明になったり、ひどい時には新郎が急に隠れたりする事もあるそうです。(その後は一応ハッピーエンドに終わるみたいだったけど)人生の大きな一歩を踏む日だから様々なドラマがつきものなのね。だから、私が写真を無くして焦っていても呆れもせず平静でいられたのかしら?手際よくカーラーが巻きつけられていく間に末の妹がマニキュアを塗り始め、私はちょっとしたお姫様状態。そうこうするうちに、ようやくディノが家に着きました。自分の挙式日なのに、ホテルからここに着くのが11時過ぎとはのん気なヤツめ・・。ディノの場合メイクもヘアメイクもなくてただスーツに着替えればいいだけなのだから本当なら16時からの式までは時間にかなりの余裕があるはずなのだけど、式後にゲストを呼ぶためには家の片付けを頑張ってもらわないといけないし、お花屋さんに注文しているブーケも引き取りに行ってもらうつもりだし、実は他にもやらなくちゃいけない事があるし、今日は彼にも頑張ってもらわないといけないのです。居間に入ってくるとディノは、まず美容師さんと握手しました。(こういうところ、ほんと欧米人だよね。)そしてばっちりメイクをしてカーラーを巻いてもらっている私を面白そうに、でも満足そうに眺めると(上の写真参照。なぜか彼らしく、本を開いているみたいだけど・・)「でかけてくる」と言い出しました。えっ??どこに行くの?お花屋さんから指定された時間にはまだ早いんだけど??なんかイヤ~な予感。私の質問に、ディノは「スーパーに行ってくる」と言います。えっ?なんで?そんなの禁止だよ。ディノがスーパーに行くと長いんだから。片道徒歩5分のスーパーなのに、アナタはなぜかいつも、帰ってくるのに1時間ぐらいかかっているでしょ。第一、一体何が買いたい訳??すると彼はなんと・・・。(続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。顔を隠してしまいましたが、母か1つ下の妹に知らないうちに撮られた上の写真で私はとっても不安そうな顔をしてディノの方を見ています。もう、しっかりしてよね・・。
2008.12.11
コメント(0)
いよいよ結婚式当日。日頃の寝不足と前日なかなか寝つけなかったのとがたたって体は既に疲れている気がするけれど、それでもディノより先に起きて一人でホテルを後にすると・・・・・なんていいお天気。しかも昨日よりずいぶんと暖かいみたい。メトロに揺られて自分の家まで戻ります。さてこの、ディノには一切指揮を期待できない生涯一度の大イベント。私は前日に日仏二ヶ国語で時間割を書いて冷蔵庫の前に貼っておきました。あまり綺麗ではないのでアップはしませんが、このリストは今も手元にあるので内容も振り返りながらこの日の出来事を思い出してみます。この時間割の1番最初の項目は、私の帰宅(8時)でした。(少し遅れて着いたら、私の家族はもうみんな起きて活動していました。当たり前?)そしてその次は末の妹によるメイク(9時~10時半まで)。8時から9時の間は、たぶん私のお風呂などにあてられていたのだと思います。お風呂からあがったら、以前義母からもらった前開きのガウンを着込みました。このままメイク(予定は9時~10時半)とヘアメイク(11時から12時の予定)をしてもらい、居間で出前のピザを食べ(12時~13時)、その後にドレスを着させてもらうまではガウンのままでいるつもりです。メイクが予定よりも遅れて始まった事もあってなのか、妹からはかなりの気迫が感じられました。そう、彼女は今まさに真剣勝負!!私は顔の向きなどの要望に応える事しかできないけど・・貴女なら大丈夫だから、昨日の調子でお願いね。私の「明るい色ばかりにしてほしい」という希望も叶えて、大変身メイク(笑)、大成功!!昨日生まれて初めて試したつけまつげ、こんなにも本物のまつげと馴染むなんてびっくりだわ~。ところでここ数日分の日記には、買い物に片付けに料理にと活躍した母やメイクを担当した末の妹が何度も登場している割に、1つ下の妹についてはあまり書いていないのだけど彼女は実はこの間に・・・こんな事してました。(これは前日に撮った写真。)ベッドに腰掛けて首をかしげて何をしているのかというと・・そう、せっせせっせとウェディングベアを縫ってくれていたのです。この件については、ずいぶん以前に書いたこの日記でどうぞメイクが終わる頃には11時が近づき、電話で2回しか話した事のない、しかも2回目の電話ではかなり気分を害してしまったヘアメイクさんの到着を待つばかりになりました。希望も曖昧にしか伝えていないし、どうなるのかドキドキです。ヘアアクセサリーとしてティアラと造花の2つを用意したけれど実際にはどちらが使われるのでしょうか・・?ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。2枚目の写真、本が多すぎてごちゃごちゃしていて哀しい・・。平積みになっているものもたくさんあるし・・。(だからって、画像をかなり小さくした私は見栄っ張り?)でも、これが我が家の実態です
2008.12.10
コメント(2)
結婚準備の思い出日記の区切りのいいところで、ひとつお知らせです。以前紹介していたタルタルステーキの美味しいレストラン、この間久しぶりに行ったら味が落ちていました。おかしいなぁと思ってボーイさんに「シェフが変わりましたか?」と聞くと、その通りだそうで・・・。こういう事、時々あるんだけど残念です。シェフが変わっちゃう前にもっと行ってよかったと思っても後の祭りだし。愛着のあるお店について一生懸命書いた日記だったけど、おススメではなくなってしまったレストランをいつまでも紹介していても仕方ないので今から消してきます。(いただいたコメントも消えちゃいます・・ありがとうございました。)ま、この間は私の体調も良くなかったので、またいつか行ってみたら美味しく感じられるかもしれないし、よその支店に行ってみてもしもそこが良かったら新たに書くかもしれないけど、ね。今日は眠いので、回想はまた明日から書きますね。おやすみなさい。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真はプランタンのクリスマスデコレーション。建物全体を、建物自身の描かれている板でカバーし、一部を点滅させています。「もしや工事中?」と思って検索したら、やっぱりそうみたいです。改装後は、表に超巨大ビデオ(?)が流れる様になるとか。楽しみですね。ちなみにふもとは、こんな風になっています。
2008.12.09
コメント(0)
結婚式前日の記録の続きです。あまりの状況に取り乱した母も落ち着き、私と末の妹はシャンゼリゼに化粧品を買いにいく事に。そして、母とディノと一歳下の妹の3人はその間にトロカデロ駅前のサロン・ド・テ『カレット』へガス抜きに出かけることにしました。フランスに到着して40時間以上経っている母にもやっと、観光っぽい瞬間をプレゼントできたはず(ほっ)。(上の写真は当時の『カレット』の内装です。今とは雰囲気が違うけど、私はこっちの方が好み)私と末の妹はメトロでMarionnaudに移動し、まずはファンデーションを物色。私は当時ランコムを愛用していました。リキッドファンデーションがちょうど切れているところだったので探したのに・・・いつものが無い!!無い!!なんで??女性的なしぐさがかなり印象的な男性店員さんに聞いたら、スポンジみたいなファンデーションを勧められました。いかにもつきが良くてカバー力もありそうだけど、ちょうどいい色が無いみたい。数分迷ったあげく、いつもより濃い目の色のものを買う事にしました。上から乗せるパウダーで白さを取り戻す目論見で・・。他にもマニキュアetcを買い、なぜかドラッグストアにも寄ってから帰宅。末の妹は、『カレット』に行って来た3人が少しうらやましかったみたいです。(ごめんね。)でもそんな事を考えている暇もほとんどないまま、今度は慌ててみんなで家を片付けました。というのも、この日はディノの弟・アランの運転でディノのお母さんがノルマンディーからパリにやってくる日でした。私の家族とディノの家族が初めて集結する事になっているのに(しかもディノ母は私の家族全員と、私の母もディノ母&アランとは初対面!!)、その舞台となる私達のアパルトマンが散らかっていてもう大変!!何しろもともと散らかっていた家なのに、それを整理整頓しようと思ったディノがなぜか物置から色々引っ張り出してきてしまい、私の家族が着く頃には家がさらに悲惨な事になっていました。そこに女性3人分のスーツケースが加わったので、さらにややこしい。それでも我が母の活躍もあって何とか格好が着いたところで2人が到着。ディノのお母さんは、実は高齢(私にとってはおばあちゃん世代です)。自然、疲れやすくて気分屋なところもちょっとあります。長旅の後でさぞまいっているのではないかと心配だったけれど・・・7人でのティータイムはものすごく和やかで、そして盛り上がりました。(母と妹が日本で用意してきてくれたアルバムも一役買ったのは、言うまでもありません。)残念ながら義母が私の家族に会ったのはこの日と翌日の結婚式の2回だけになってしまったけど、保守的なところもある義母が私の家族をごく自然に受け入れてくれて本当に嬉しかったし、ディノもアランもほっとしていた様です。この時初めて食べた『カレット』のモンブランが今でも私の大好物なのには、この日の思い出もあるからなのかな・・。3時間弱経った頃でしょうか。もう夜にさしかかっていたので、翌日に備えて義母とアランはブローニュのアラン宅へ帰っていきました。この日はそれから、私の母が有り合わせで作ってくれたパスタなんかを私の家族とディノとで食べたんじゃないかと思います。母の調理中に私が何をしていたのかはもう覚えていないけど、食べ終わる頃には私もみんなももうクタクタ。思わず(いや、実はいつもの事)ソファーでワインをあおる私・・。(隠しちゃったけど、この写真の私はほんとにカエルみたいな顔してます!!しかも義母達が帰るやいなや居間に洗濯物が登場してる(笑)。)深夜を過ぎる頃になって、私とディノはホテルへ向かいました。この夜が明けたら、ついに結婚式!!なのになのに、実はまだ終わっていない準備が実はあって・・・。雰囲気をこれ緊迫させたくなかったので誰にも言えなかったけど、私はその大きすぎる不安がもとで寝付くまでに1時間もかかってしまったのでした。あぁ、あんなにも当日の『目の下のクマ』を恐れていたのに・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.08
コメント(0)
ついに結婚式前日!エルヴェ&アニーの家で寝ていてもやっぱりいつも通りディノよりも先に目を覚ました私は(別に私が早起きなのではなく、ディノが寝坊しすぎなだけ)いつもの朝シャワーも浴びずに友人達の家を出て、メトロを乗り継いで自宅に戻りました。(お風呂に入らなかったのはエルヴェ達に遠慮したからではなく、ここまでシャワーセットを持ってくるのが面倒臭かったからです・・・。)家に着くと、すごいタイミングでS子さんから電話が!!明日の式には映像関係の仕事をしているS子さんのご主人も来られる事になったそうで、式の様子をDVDに撮ってもらえる事になりました。これって、ラッキーすぎる・・。(S子さん達にはお願いしていなかったのに棚からぼたもちとはこの事だわ・・。)実は式の様子をOさんご夫妻の家庭用ビデオカメラで撮っていただく事になってはいたけれど、ご本人たちがすごく謙遜していらした事もあって、私自身「出来上がりに期待しすぎてはいけない」と自分に言い聞かせていたのです。結婚してまだ半年経たないぐらいのS子さんも式の前はものすごく忙しかったらしく、「式の前にエステに行く余裕のある人が羨ましい」という結論に達して電話を切りました。急いでシャワーを浴びたら、メイクのリハーサル。翌日のお化粧は末の妹にしてもらう事になっていたので、この日はその打ち合わせです。化粧品も扱う会社に勤めているせいかメイクに詳しく、不器用なはずなのにこの分野に限っては器用らしい妹。私の日ごろのお肌の手入れがなっていないのにかなり呆れながらも真剣に取り組んでくれました。そして・・・メイクが終わるとあれびっくり。生まれて初めての付けまつげや本格的なメイクが功を奏していました。(ここに完成写真を載せられないのが残念なぐらいです。)母からも「目が大きくなったわね」と言われ・・・こりゃまた随分、そのまんまの感想ね!!私が妹から要望を聞かれて思いついたのはただひとつ「できれば全てを明るい色味で統一してほしい」という事だけでした。妹の頭に一連のデータがインプットされて何を買い足すべきかが分かってきたので日曜でも開いているシャンゼリゼのMarionnaud(=マリオノ=セフォラと同等の化粧品チェーン)に妹と2人で出かけようとした頃、それまで気丈にふるまっていた私の母に異変がおこったのでした・・。その件についてはこちらの日記を読んでくださいね。(長い長い1日、続く・・。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真は以前もアップした事があるけど、私にメイクを施すにあたり、妹がぱっと並べた(=東京から持参した)メイク道具一式。ここに写っていないものも結構あるのだから、持ってくるだけでもかなり重かったのではないかと思われます・・。ありがとう。
2008.12.07
コメント(0)
造花を家に置いてから、今度は母とディノと3人でメトロに乗ってプランタンへ出かけました。ものすごく久しぶりのフランス滞在、しかも昨日の夜に到着したばかりの母をこんなに連れまわして大丈夫なのでしょうか・・?出発前夜はほぼ徹夜で荷造りしたらしいのに。でも母はまだまだ若かったらしい。(私より体力あるのかも。)緊張感も手伝ったのか、私達に元気に付き合ってくれました。ただ・・・「疲れ」は全然見せなかった母も、式の2日前になってもまだ新郎のワイシャツ&ネクタイ&ベルトを買っていなかった私達に呆れずにはいられなかった様です。(それが普通の反応だと思うけど・・。)もう!!どうしてディノってば、このぐらい事前に一人で買っておけなかったのよ!!これが今現在、この日の出来事を回想している私の本音です。でもこの時はあまりの焦り具合に、ほとんど何も考えることができませんでした。ただ、「あーあ、いい色のネクタイがないなぁ。これ(店員さんに勧められたネクタイ)よりは、スーツを買った時に試したやつの方が良かったのに」と言い出したディノには「だからあの時『とりあえず買って置けば?』って言ったでしょ!!」と、キレそうにはなりましたが。(ディノと私の間では、90%の確立でいつも私が正しいのです??)しかもディノってば、今でも式当日の写真を見て同じ事を言い出すのだから本当に腹が立っちゃう!!いらいらいら・・。ま、愚痴はこの辺にしましょう。結婚準備で男の人のイニシアチブが期待できないというのは、どうも本当に本当みたいです。(私達の場合、ディノが自発的に動くと言えばおでかけ以外何もないんだけど・・。)この日の話に戻りますが、この買い物は結局閉店時間ぎりぎりまでかかってしまい翌日はデパートの閉館日、そのまた翌日は挙式日なので、本当に危なかったです。実はプランタンに着いてすぐにディノは「いつものレバノン料理のスタンドに行って美味しいもの食べようよ。K子(=私の母)にも味わってもらいたいし」と提案していました。私もそのアイディアにはひかれるものがあったのだけど、私の母が時間を懸念して「それは後にしましょう」と言ったので、まずは買い物をする事になったのでした。結局そのお店には行きそびれてしまったけど、母の判断は正しかった・・・というか、あ~~ほんと危なかった!!この日はそれから家で妹達とも合流してご飯を食べ、私とディノはその後エルヴェ&アニーの家までメトロで移動して泊めてもらいました。一晩あければ、式までの準備期間もあと1日。実はまだまだやらなくてはいけない事がたくさんあるのだけど、それがあまりにも多すぎるので私はそれを誰にも言わずに自分の胸に収めて眠りにつきました・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真は、式まで一週間を切った頃にマンションの廊下で見つけたお花です。下の階に住むおばあさん姉妹からのお祝いのブーケでした!!
2008.12.06
コメント(0)
式2日前の話の続き。妹達と解散し、母と向かったのはこれまた近所の造花屋さん。たった今までお花屋さんにいたばかりなのになぜ今度は造花屋さんに行くのかというと説明が長くなるのだけど、私にはまず漠然と、式当日には頭に生花をつけたいという希望がありました。だってこの日を逃したら、もうそんな機会は二度とないだろうから。挙式日にヘアメイクをしてもらう事になった日本人美容師さんにそう伝えたら、「分かりました。では事前にお花屋さんに行っておいて、髪につけられる状態に加工されたお花を予約しておいてくださいね。種類をうまく選べば、生花でも半日は持つと思いますよ」との事でした。で、結婚式まで一週間を切ったころに近所のお花屋さんの中でも特に綺麗な2店を訪れてその旨お願いしてみたのに、どちらも「えぇっ?生花を頭に??(そんな人居ませんよ、という感じの反応)時間的にも2・3時間しか持ちませんよ」と返してくるではないの!!「美容師さんからは長持ちする様に加工してもらってください、と言われているので、(私はそれがどんなものなのか知らないけど)その『加工』をしていただけませんか?」と頼んでみても、そんな技術は無いみたい。こんなやりとりのあと私は生花をつけるのを諦め、とりあえず造花を買ってみようと思ったのでした。(ティアラも買ってあるので、生花も入れると髪飾りが二種ある事になります。当日に美容師さんに相談しようと思ったわけで、我ながら何て行き当たりばったりな・・。)美しい造花屋さんの店内に入ると、いかにもパリジェンヌっぽい(?)お洒落な女性が出迎えてくれました。事情を話し、母と店内を一周してすぐに決定!!白い胡蝶蘭の造花を買う事にしました。(上の写真で私が持っているものです。よく見えないけど。隣はもちろん店員さん。)ブーケは薔薇だから種類の違うお花になってしまったけど、準備不足の割にはよく見つけられたなと満足して造花を置きに、いったん家に帰りました。ちなみにこの夜美容師さんに電話をして報告したら「えぇ?造花ですか??うまくつけられるか分からないし急に言われても困っちゃう」とかなり迷惑そうで落ち込みかけたけど、「全ては当日にこたえが出るんだ」と自分を落ち着け、もうあまり考えない事にしたのでした。ギリギリまで準備できていなかったのが悪いんだけど、事前の話とは違って(生花ではなく)造花を用意してしまったのは美容師さんに申し訳なかったのだけど、リハーサル無しでぶっつけ本番のヘアメイクをお願いする以上、どうしても賭けの様な側面はあるんだものね。「ティアラ」と「造花」で、選択肢が広がっただけでもいいよね??ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。生花だけど、日本で結婚パーティーをした時に念願かなって付ける事ができました!!実家の近所のお花屋さんに「頭につけられる様に加工してください」とお願いしてみたらそれで簡単に通じたので、この件はどうやら、日本の常識・フランスの非常識だったみたいです。
2008.12.05
コメント(0)
遅れて家を出たのでヒヤヒヤしたけれど、幸いなことに(?)母達の飛行機も遅れていたので無事に出迎える事ができました。お仕事ウーマンの母にとって、実はフランスに来るのはものすごく久しぶり。私が留学してからも一度も来た事がなかったので、日本で対面済みのディノとフランスで会うのももちろん初めて。空港で再会した4人は超ハイテンションのまま空港でお茶を飲み、帰り道にエッフェル塔の前を通った時にはわざわざ車から降りて記念撮影をする始末。デジカメは合計で3つあるのに誰も使いこなしていなかったので、上の様なピンボケ写真ばかりが残りました・・。(しかもこの写真を撮ったディノが面白すぎたので、母は彼を指差して大爆笑しています。)ようやく家に着き待っていてくれた1つ下の妹も加えて5人になったところで、夕食をとりました。簡単にさっと済ませるつもりが、ハイテンションのままだったので長い長い夕食になってしまいましたが・・・。私の家族の対仏中は母と妹達に私達の家に泊まってもらい、私とディノはホテルや友人宅・義弟宅に止まる事になっていたのでこの日はずいぶん遅くなってからブローニュにある、留守中の義弟宅に出発したのでした。そして翌日、式の2日前。この日は土曜日で、翌日曜というのはフランスではほとんどのお店が閉まる日なので今までに買い逃しているものは、なんとしても今日中に揃えなくてはなりません。寝坊しているディノを放って一人で家に戻ると、母がせっせと掃除をしていてくれました。ごめんね、昨夜着いたばかりなのに・・・。それからは母と末の妹に見せるためにこの朝もまた居間でドレスに着替え、女4人で大騒ぎ。(追加写真。ドレスを着た私と、私がドレスショップの店員さんからものすごく漠然と教わったドレスの裾(トレーン?)を短くする方法を一生懸命に探っている母です。奥に少し見えるのは末の妹で、これは心霊写真ではありません。)気づくと、お花屋さんから聞いていたリミットの時間を越えています。慌てて全員ででかけたけれど残念ながら市場(?)にオーダーする時間は過ぎてしまっていたので2種ある白い薔薇のうちから1種を選べるはずだったのに、選択権はなくなっていました。ま、いっか・・・。それからは、大人数で行動するのは効率がよくないしせっかくパリに来たからには観光も楽しんでもらいたいという事で妹達2人は自由行動にし、母だけが私と一緒に買い物をする事になりました。この時はまさか、この1日であんなにも歩き回る事になるとは思ってもいなかったけど・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.04
コメント(0)
(続きです。)妹と向かったのはうちから歩いて5分のお店。薔薇が専門らしい綺麗な、信頼のおける店舗です。・・・というかね・・・本当の事をいえば、もともとはここから歩いて2分のもうひとつのお花屋さんに目をつけていたんだけど、ちょうどバカンスのシーズンだったので何度足を運んでも、お花の品揃えが悪かったんです。なので、ブーケを薔薇にしようと決断した訳でもなかったのに、この薔薇専門店の様なところに来る事になってしまいました。(結果的には満足できたから、まぁいいけど・・。)普段は好みがはっきりしている私なのに、ブーケに関する決断だけは最後の最後まで自力でできませんでした。この日になっても心が決まっていなかったけど、妹の「やっぱり白がいいんじゃない?」の一言で白い薔薇を見せてもらう事に。店員さんはブライダルブーケに向いている小ぶりな白薔薇を2つ見せてくれました。どっちがいいのかな・・・難しいなぁ・・。翌日(=式の3日前!)の午前中までに決めればいいと言われたのでもう一晩考えてから出直す事にして、家路に着きました。家に帰ったら帰ったで、大忙し。夕方には母と末の妹もパリに着く事になっているので3人で全然終わっていない掃除の続きをしたり、その晩の食材を買い出したり。散らかった状態のまま空港へ向かう時間になってしまったので、申し訳ないけど妹一人に片付けの続きをお願いする事にして、私とディノは車で空港へ向かいました。「女三人・・」という言葉があるらしいけれど、私の実家は女四人なのでめちゃくちゃかしましい日々の始まりです!(続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.03
コメント(0)
結婚式4日前、今から2年前の10月26日の夕方。私は日本からやってくる妹を待つため、凱旋門近くのL'Empireというカフェに座っていました。空港からやってくるエールフランスバスの停留所にとても近いこのカフェ、シャンゼリゼ通りとはほぼ反対側にあるのでこういう時しか来ないけど、外が暗くて寒い時は特に便利です。妹と再会を果たしてからタクシーで私達の家まで移動し家で冷凍食品などの簡単な食事をしている間に、実家から戻ってきたディノも家に到着したんじゃないかと思います。(この後にあまりにも色々な事があり過ぎたため、写真のないこの晩の出来事は覚えていないけど・・。)さてその翌日、妹と朝食を摂ってから(ディノは一人大寝坊していたはず)、ウェディングドレスに着替えてみました。家で着るのは初めてです。なぜドレスを身に着けたかというと・・・妹に見てほしかったというのもあるけれど、実はこの日になってもまだブーケを注文していなくて、どんなものにしたらいいのか妹に相談したかったから。だって・・・日本のブライダル本を見る限りでは花嫁の持つブーケにはラウンド型とかキャスケード型とか4つの形があるらしくてどれにしていいか分からなかったし、もっとひどい事に私は色すら決めていませんでした。幸いな事にうちには私が以前にディノからもらった花束がドライフラワー状態(というか、枯れているだけ?)で保存されていたので、色々な形のそれらを持った姿を妹に撮ってもらいました。うーん・・よく分からないけど、ラウンド型がいいのかな?妹も(私の優柔不断さに呆れたかのように?)ラウンド型が1番いいんじゃないかと言っています。一応の結論が出たところで私が前々からチェックしていた近所のお花屋さんへ向かいました。(続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.12.02
コメント(0)
結婚式まであと5日となった。今日ディノは列車に乗ってノルマンディーの実家まで帰っていった。 日本からやってくる私の家族と遠出する事も予測して、いつも向こうにとめてある車をパリまで持って帰るためだ。 実家には一泊だけして、明日にまたパリに戻ってくる事になっている。 明日といえば、夕方には一歳下の妹もパリに着く。 そして明後日には、母と末の妹もパリに着く。 ・・・なので家をキレイにしたいのに、ディノが大掃除のついでに押し入れの中身を全部出してしまったので今は家中がハチャメチャな状態になっている。 どうしよう~!! 一人で過ごす独身最後の夜くらい一人で映画を観たり、カフェに入ったりして優雅に過ごしたいのに、現実は厳しいね・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真は、去年サン・ジェルマン・アン・レーで撮りました。チョコレート屋さんです。
2008.12.01
コメント(0)
さて、試しに買ってきた材料でさっそく試作品を作ってみる事にしました。とにかく時間がなくて不器用な私でもできるものと言えば・・・こんなシンプルなのしか無いよね。何通りか試したのち、正方形のカード2枚を微妙に色違いのリボン2本で結んだものにしました。リボンも2本なら画用紙も2枚。対になっているものがくっついているところに「結婚」らしさを表現したつもり(??)だけど、もしかしたら、これも2で割れるから縁起悪かったかなぁ・・・?(今書いていて初めて気づきました。)カードの表には「ディノとみにかーは・・」と印字し(この「○○ et ○○...」という表紙はこの手のカードにありがちみたい)、内側にその続きの案内文を印刷しました。ディノは不器用(=蝶々結びすらも任せられない)で、しかも実はパソコンを使いこなせない(!)けれど、中に書く文章を考えたり封筒の宛名を書いたり彼なりにできる限り協力してくれました。力を合わせて作業ができたのは良かったけど・・・私達らしいとってもおバカな状態になってしまったのは、この招待状の準備はものすごく遅かったので(恥ずかしいので具体的な日にちは伏せさせていただきます)、カードを準備する傍ら友人1人1人に最終確認の電話をしなくてはならなかった事です。「もしもし、うん、予定通り来てくれるの?ありがとう。区役所やお店の住所はこれから送るね」という主旨の電話をたくさんする事になってしまい、時間の足りない私達は自分自身の首を更に絞めたのでした。やっぱり準備が遅いのは良くないですね・・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.11.30
コメント(4)
1つ前の日記の続きです。さて、不器用でしかも時間のない私が結婚式の招待状を作る事になってしまいました。・・・こりゃ大変!!ここで『私が』と書いたのは、カードについてはディノには何も期待できないからです。だって相談したらいつものごとく、ただただパニックになっちゃうだけでしょ。仕方ない、自分ひとりで何とかしよう。まずはオーダーするつもりで取り寄せていた招待状のカタログをじっくりと見て、とりあえずリボンを使ったカードにしようと決めました。そして今度は、ラファイエットに寄ったついでに適当な画用紙とリボンを物色。色はどれにしようかな・・・。パリのブックオフで買ったゼクシィなんかには「結婚式のテーマカラーを決めて、様々なアイテムの色を統一すればいい」と書かれていました。そりゃそうなんだろうけど・・・・・私達の式のテーマカラー・・・そんなの無いよ!!だって私のドレスは白だし、ディノのスーツはグレーっぽい茶色(?)だし。私が持つブーケの色が決まっていればそれが少しは参考になったのだろうけど、ブーケが決定するのは式の2日前の事なので、この時は未定の状態でした。どうしよう・・。私が好きな色にすればいいのかもしれないけど・・・はっきりしたピンクにするのも、ビビッド目なブルーにしてしまうのも、ブーケの色が決まっていない以上はためらわれます。あれこれ考えて結局、ふだんの私なら絶対に選ばない色にたどりつきました。それは・・・パステル調の黄色。曖昧で、でも優しいイメージの色(ふだんはこういうところがあまり好きではないんだけど)に、なんとなく頼ってみる事にしたのです。私がお色直しで着る振袖の色が黄色である事、食事に行くレストランの明かりがオレンジ色っぽい事も多少は影響していました。途中で合流してきたディノに紙とリボンを見せると「それでいいんじゃないかな?(=任せるから好きにしていいよ)」という返事だったので、多めに買って一緒に帰宅。さぁ、何とかして作るぞ!!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真は今日撮影しました。パリはもうすっかり冬。昼間でも吐く息が少し白い様な・・・。
2008.11.29
コメント(0)
この写真は、当時組み立てたばかりのIKEAの家具(そのいきさつはこの日記参照)の中で、糊が乾くのを待っている結婚式の招待状です。こうやって見ると可愛いし、誰が見ても手作りと分かる簡素な作りの招待状は友人達に喜んでもらえた様です。・・・でもほんとは私、手作りなんてしたくなかった。学校行事もあって忙しかった私と、自分からは動かないディノ。結婚式のカード、本来なら前々から送るべきなのに当日まで一ヶ月を切っても、まだ手配ができていなかった。(準備を始めたのが遅い上、私の意識がドレスと結婚指輪に集中しすぎていたのも原因なんだけど・・・今でも猛反省・・・。)同じ年にパリで結婚したS子さんがとっても素敵なカードを手作りしていたので私もぜひそれに続きたかったけど、最後の一ヶ月は毎日が忙しくて6時間以上寝れた日なんてたぶん無い状態で、ムリムリムリ。ここは潔く、結婚準備雑誌に宣伝を出しているカード業者にお願いしよう!!そう思い立って、さっそく電話。カタログを送ってくれるというので挙式予定日を告げ、ものすごく急いでいる事をPRしておいた。なのに・・・待てど暮らせどカタログは届かない。最初の電話から一週間ぐらい経った頃じゃないかな、さすがに焦ってもう1度電話をかけてみた。すると、カタログはまだ発送されていない事が分かった。そ・・・そんな・・・。そこで、いかに急ぎであるかを改めて告げると数日後にようやくカタログが到着した。さて、目を通してみたものの・・・注文のルールや料金形態がどうも分かりづらい。注文するの、やめようかなぁ。・・・。少しだけ考えてから、カードは自分たちで作ろうとすぐに決意。だってカタログが届くまでにこんなに時間がかかったこの会社、オーダーしたカードの発送なんてもっともっと遅いかもしれないもん。かくして準備の遅い私はまるで罰ゲームの様にカードをオーダーする機会も失い、手作りする事になったのでした。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.11.28
コメント(0)
当時(2006年10月23日付け)の日記です。 昨日で、結婚式まであと1週間を切った。 式は来週の月曜のフランス時間16時からなので、昨日の16時にはディノと2人で 「本当にあと1週間ジャストだね。 来週の今頃は『区役所の結婚の間』に入っているところだろうね」 と騒いでみたりもした。 昨日はそんな話をしたあとドレスショップへ行き、ようやく調整の終ったドレスを持って帰る事ができました! 購入を決める前からなんとなく懸念していて最後の方には「悩みのタネ」になってしまった袖も、太すぎない程度に縫い縮めてもらえていた。 確かにレースっぽい部分に少々のシワは寄っていたけれど横ではなくて縦だったので大して気にならない。 ギリギリの時期になってからドレス探しを始め何度も何度も色々な点で気を揉んでいただけに、ここまでこれた事に満足感を感じる。 「もしも東京でドレス選びをしていたなら日本人スタッフは律儀でドレスも私好みだし、私の家族の意見も聞きながら選べたし、もっともっと気楽だったのに」と、最初は全てを後ろ向きにとらえていたけれど、最終的にはかなり気に入ったドレスを選べたので(結婚指輪とは違って最初に決めた予算を厳守したので妥協点が全くないとは言わないけど)、これからもフランスに住んでいく励みになった。 何度もお店に付き合って励ましてくれたディノとI子さんのおかげによるところも大きいよね! 持ち帰る段階になってドレスがかさばるものだと気づいて(今回に限って1人で行ってしまった・・!)タクシーで帰ろうかとも思ったけど、ドレスをしまう為のかばんみたいなものを35ユーロで買ってメトロで家に戻る事にした。 「かばん」とは名ばかりのものすごく安っぽい箱に5000円も払うなんてちょっとクヤシイなぁ、とも思ったけど、今ははっきり言って正気では居られない時期なんだから仕方ない。 機内持ち込みができるらしいから日本にドレスを持って帰るのにも使えるし、これでよしとしよう。 家に帰る為に、パリ中心の巨大駅「レアール」から電車に乗った。 この地域は4年前パリに来てから何度も論文準備の為に映画を観に来た、懐かしい場所。 論文が書けるのか、という不安を抱えながら行き来した場所をドレスを持って歩く日が来るなんて感慨深い。 ドレスの入った重くてデカイかばんと、当日の靴やアクセサリーの入ったもう一つの大きな紙袋と、貴重品の入った自分のバッグを抱えてヨロヨロしそうになりながら歩く私はもしかして「家出した哀れな女性」に見えていたのかもしれないけど、実は一人で幸せを噛み締めていたのでした。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。後日談だけど・・・日本に帰る前に調べたらこの日買った「かばん」は機内持ち込みできないサイズだったので、結局帰省には使えませんでした。しかもフニャフニャした素材なので普通の収納箱としても機能してくれず困っています。だから今となっては、この5000円は箱に使わず、この日の帰りのタクシー代に充てればよかったなぁという感じ。(この頃は毎日クタクタで体力も無かったんだし。)無事に帰ってこれたんだし、まぁいいと言えばいいけどさ・・。1番上の写真は、この秋義母の庭で見つけたものです。四葉のクローバーが密生していて、亡くなったばかりの義母に励まされた気分・・。
2008.11.27
コメント(0)
当時の日記です。 昨日ようやくIKEAの本棚を作り終わり、今日は本来の置き場所に移動させた! ディノは本棚ができて嬉しいらしく、いそいそと片付けに励んでいる。 (これはこれで問題でもあったのだけど。理由は最後の方に書きます。) 高さ2メートル以上で表面にはガラス扉までついているものを色々な用事の合間に組み立てていたので、作り出してから完成まで10日以上かかってしまった。 IKEAで買えば「安くてかわいいけど作るのが大変」なのは、もちろん分かっていた。 式の前の忙しさを思えば組み立てまでしてくれるよそのお店で買うべきだったんだけど、私はどうしても今回はIKEAで買って、自分達で組み立てたいと思っていた。 ・・私は中学技術で5段階中「2」をたぶん取ったぐらいの不器用ぶり。 でもディノはもっとひどいしフランスには技術の様な科目がないみたいだから、たぶんカナヅチすら持った事がないはず。 だからIKEAに行った時彼は私達に家具を組み立てるのは不可能だろうと言い、よそで買った方がいいと主張していた。 でも私は・・・周りの人達がなんとか自力でIKEAの家具を組み立てているのだから自分達も試してみたいと思っていた。 これから人生を切り開いていかなくちゃならないのに、これぐらいの事を諦める2人ではいたくない!!なので 「とにかくトライしてみようよ。もし出来なかったら、バイト君を雇えばいいよ。」 と何度も唱えて彼を何とか言いくるめ、白くて可愛らしいLIATORPというシリーズの家具を買う事に決めた。 ディノを安心させるために「もし出来なかったら、バイト君を雇えばいいよ。」 という一言を付け足した私だけど、本当は鉄の意志で、自分でなんとかしてやろうと思っていたのだ。 しばらくして家具が届き、彼に最初から手伝ってもらうと余計に手間がかかるだろうから(彼は慎重すぎるから)、前半部分は一人で作った。 私はこういう事には大雑把なので時々おかしな事態になってしまう。 そんな時に思わず 「あ!」 とか言ってしまうともう大変。 ディノが飛んできて 「どうしたの?やっぱり難しい?」 と聞いてくる。 そんな時の彼の焦ってること、焦ってること・・・。なので私は不測の事態がおこってもできるだけ冷静を装って作業を進めるようにした。 ようやくなんとかなりそうだと自信がついてきた頃から力仕事が出てきたし、私も一人で作っているのに飽きてきたので、ディノにも参加してもらった。 その頃にはすでに「ただの板切れ」だったものが「本棚」らしくなってきていたので彼は私の事を「オヤブン(*注)」と呼んで信頼し、不安そうな様子は見せなくなっていた。 *注(本当は「親方」にするべきだったのに、間違えて教え込んでしまったの。) ディノも彼なりに楽しんで作業を進めていたみたい。 そして昨日、ついに本棚が完成! 不器用な私達にも自信が出来たからこれからも必要があれば標準的な夫婦と同じくIKEAの家具を買えるね! あぁ嬉しい!! 今日の夕方になって、予想通り領地争いが勃発した。 (本大好きのディノは「本棚」には「本」しか入れないつもりで自分の本をたくさん入れようと思っていたけど、私は最初からしまい場所の全くない自分の持ち物も入れるつもりだったの。作っている途中で何度話し合っても、あの人には「本棚」に「本ではないもの」を入れるのがどうも納得できないみたいだった。) でもなんとか治まったし、とにかく良かった。 私にとっては自分達で家具を作れたのも嬉しいし、(「作れるのかな?」という不安を隠して買い、「ヤバイかな?」という焦りもできるだけ見せずに作って)なんとか彼に自信を持たせる事が出来たのも、大きな喜びです。 ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。上の写真が、その本棚です。実際にこの写真を撮ったのは結婚式の後なので手前には私の指導教授からいただいた蘭が写っています
2008.11.26
コメント(0)
当時の日記です。****************************結婚式がどんどん近づいてきているのにいまだに招待状ができていなかったり(!)、1週間前から組み立て中のIKEAの本棚があったりで、なんだかエライ事になっています。 それでついつい式当日のヘアメイクや着物の着つけ(お色直し(?)で母の振袖を着る事にしたので)を「どのタイミングで」「どこで(美容院で?それとも自宅で?)」「誰に」お願いするかを決めないまま、今日まで至ってしまいました。 (お化粧は末の妹にお願いする事になっているので問題ないのだけど。)「早く決めなきゃ」と思いつつも着物なんてほとんど着た事がないし、誰にお願いすればいいか分からないし、忙しいし、とにかくめんどくさいし・・・という感じだったのです。 それに人間追い詰められると頭が回らなくなるもので、私にはもともと「頭に生花をつけたい」という気持ちがあったのに式の準備全般が遅れている事に焦っていた先日「もういいや!」という勢いだけでドレスに合わせるティアラを買ってしまいました。 (自分で買うつもりで居たら何故かディノがプレゼントしてくれたので正確には「買ってもらった」だけど。) でもティアラは着物には合わせられないから振袖に着替える時にはヘアアクセサリーを変えなくてはならないし(つまり、日本の家族に「かんざし」か何かを買って来てもらわないといけない)、ラクをしようと思って買ったティアラなのに実はあんまりラクじゃないな~、それに生花にも未練があるかな~・・なんて考えていたら考えるのがどんどんおっくうになってきて、これらの問題は後ろ倒しにしていました。 1ヶ月ほど前に電話したパリの日本人美容院「アクア・ブルー」は着付けもヘアメイクも引き受けてくれるそうだけど、やっぱり時間短縮の為にはうちまで来てくれる出張美容師にお願いした方がいいんだろうな。でも、そう思って3日前にアノンス(個人広告?)を見て電話してみた「出張美容師」はなんとなくピンときません。(着付けとヘアメイクは違う人がするらしいのに、こちらが「決定」というまでヘアメイクの人としか話せないのもネック・・。)でももうこのまま放ってはおけない状態になってきたので今日ようやく、こんな私の様子を見兼ねた知人が「知人の知人だかの、誰かがお世話になった事のある人です」と紹介してくれた、着付け師さんに電話してみました。 そうしたらその人は30日にすでに予定が入っていてNGだったけど、他の人を紹介してくれました。 そのまま教わった番号に電話してみたら以前にホームページを見た事のある割と有名(?)な方だと分かったので、これも何かの縁と思ってお願いする事に。 評判がいい方なので迷う必要もないし、これでいいのよね。 そして、これまた勢いでその人が紹介してくれたヘアメイクさんにも電話をして、我が家まで出張をお願いする事にしました。 当日11時までに妹にお化粧を済ましておいてもらい、11時に家まで来てくれるその人に髪をお願いします。 せっかくプロにお願いする事だし、生花をつけてもらおう(お花だったら着物にも合うし。) ヘアメイクが12時には終わるようにお願いしたので午後の前半は(もしお天気が良かったら)屋外で記念撮影をし、16時から家の近くの区役所で式を挙げます。 17時頃からみんなに家に来てもらうけれど私は30分か1時間後に場を抜けて下の階のおばあさんの家へ行き、そこで着付けをしてもらうつもり。 (我が家はゲストで満杯で、着替える場所がないものね・・。) 髪型はそのままで、車でレストランに移動するつもりです。 本当は母に髪の毛のセットをしてもらうつもりでいたしその計画はとても嬉しかったのだけど、私の髪は多すぎて大変だと思うしもう5年以上髪をいじってもらっていないし(母は式の3日前の夕方にパリに着くので、練習しようにもあまり時間が取れそうにないのです)、生花をつけるのは素人には難しいだろうし、変なストレスでお互いに疲れても残念だし、こう決めて良かったと思います。 でもせっかく用意したティアラを使わないとディノとティアラがかわいそうなので(値段的には超お手頃だったので問題ないけど)、日本でパーティをできる事になったらそこでつけようかな。 ディノは 「いざ日本に着いたら着いたで、また『やっぱり生花がいい』って言い出すんじゃないの?」 と言っているけど・・。 彼が私の気まぐれを恨んでいないので、とってもほっとしました。ありがと!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。写真はレ・アール近くの味のある外観のビストロです。(この日記とは関係なし・・。)
2008.11.25
コメント(0)
当時の日記です。(2006年10月17日) 今日はドレスショップに行って来た。 先々週に引き続き、購入を決めて以来2回目の試着日。 前回になって急に、選んだドレスが自分に似合っていないことに気づいてしまった私。どうしたものかと思っていたけれど・・・今日行ってみて、ものすごく元気が出た。 今回は前回と違う人が店番をしていて、この間は「直せない」と言われた太過ぎる袖を「直しますよ」と言ってすぐに待ち針で止めてくれたし(何でこうも人によって対応が違うの???)、先々週はデジカメの前で撮ったポーズがどれもイケてなかったのだけど、今週はカメラを意識してみたら結果がだいぶ変わった気がする。 ほらね(前回の写真に比べたら、こっちの方がぐっといい!)どうも納得がいかず「前回お会いした人には『シワが寄るから袖を細くするのは無理』って言われたんですけど」と言うと、「少々は寄るけど、大丈夫よ」だって・・。『少々』なら、全然構わないよ~!!どうかお願いします!!今日はドレスを持って帰れるはずだったのに急に袖を直してもらえる事になったので引き取りは1週間後に変更された。でも、私は大満足!! ディノは、お店にすっごく遅れて到着した。そのせいで私のドレス姿を見逃し、本人いわく「荷物持ちをしに来た(負け惜しみ?)」はずなのに今日はドレスを持ちかえらない事になったので手持ちぶさた。(この人は一体何しに来たんだ?)そんな彼と、スターバックスに寄ってから家路に着いた。 靴はもうずいぶん前に買っておいたし、前回お店に来た時にはベールとティアラ(生花にしようかと思っていたけど難しそうなのでとりあえず確保)、それから手袋も買っておいた・・というか、思いがけなくもディノがプレゼントしてくれたし、ドレス関連の小物は大体揃ったな♪ あとはブーケの予約だけ・・・だよね? 何か忘れてたりして!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。この日の写真と前回の写真、写っているドレス自体はそう変化していないのに(せいぜいスソと肩の部分ぐらい)、腕のポーズや体の向きを変えただけでずいぶん違う印象になりました。この一件以来「ウェストのない私は、手を少し高めにした方がいいのね!」と肝に銘じた私は式当日、かな~り高めの位置にブーケを持っています(笑)。
2008.11.24
コメント(2)
ディノのスーツ選びの思い出をアップしたところで、私が大慌てで購入したウェディングドレスのその後を書いてみます。(ドレス選びのいきさつは、「パリで結婚・区役所とWドレス選び」というカテゴリーに長~く書いています。このカテゴリーの1番最初の日記はこちらです。) さて、購入を決意してから初めてまたドレスを着られる日がやってきた。以前にも書いた通り私には時間の制約があり、しかも試着して気に入ったドレスがまっさらの新品で私にかなりフィットしていたため、フランスの大多数派の人達とも私の選んだドレスショップのポリシーとも異なって、既に出来上がっているものを買う事になっていた。つまり、ドレスを少しだけお直ししてもらえばOKという訳。ディノとI子さんと3人で一緒に綺麗なお店に向かう。(フランスの伝統によるなら、ディノは私の花嫁姿を当日までは見ないべきなのだけど私達は最初からそれを無視していた。)ドレスは記憶していた通りの可愛らしさでほくほくしながら試着。やっぱりこれにして良かったな~なんて思っていたのに・・。日本の叔母達からプレゼントしてもらったばかりのデジカメに収まった自分のドレス姿を見て、テンションが下がる。(これです。)実はそれまでデジカメを持っていなかったので、ドレスを着た自分をほとんど撮影した事がなかった。(それまでに撮っていた写真といえば、購入前の第1回目の試着の際にディノの携帯でとらえた小さな画像のみ。)購入前なら良かったのに、今になってこのドレスがここまで自分の体型に合っていないと気づいてしまったこの悲劇・・。うぅ・・・カメラを覗くたびに目に飛び込んでくるのは、ウェストにくびれがない私の寸胴体型がそのまま再現されたドレス姿・・。でも、これはまだいいとしよう。きっとブーケを持ったら、寸胴なのはバレないよ。それに、今回は写真のアングルも良くないんだよ、うん。肩の部分もおかしいけれど、これは直してもらうようにお願いしたから問題ない。でも・・。1番問題なのは・・。レース製の袖がやたら太いから腕がぬぼーっとして見えること。もう少し腕にフィットする様に縫製し直してもらえないか聞いたら、「レースにシワが寄ってしまうから無理です」だって・・・。「ドレスの裾の長さと肩まわりを直しておきますね。次回は、ドレスをおうちに持って帰れますよ」という店員さんの声が、私の耳に空しく響くのだった・・。この後数日間、デジカメの写真を数人の友人に見せたけど大体の人が「そうねぇ・・・袖はできれば絞りたいよねぇ・・」と言う。うう・・やっぱりみんなそう思うよね・・。パリのほとんどのドレスショップは、こちらが購入を決意するまではドレス姿を撮影させてくれない。そんな中、どうやらこのお店は例外的に写真に寛大だった。それをうまく活用すべきだったなぁ・・しまったなぁ・・。この日の発見には、日記を書く気にもなれなかったぐらい(だから、今回新たに書きました)落ち込まされた私でした。(たぶん、もう一回だけ続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.11.23
コメント(2)
引き続き当時の日記(10月14日分)です。 今日は結婚式でディノが着るスーツを買いに、ラファイエットまで2人で行った。 運良くも偶然訪れたラファイエットではセールをしていたのでたくさんのスーツがかなりお手頃な価格になっていた。 最初は縦に線の入ったスーツに目が止まってしまいそれを試着していたけど、結婚式の為なのだからいかにも「ビジネスマン」なのはダメだと思い直して結局、暗くも明るくもない茶色(グレーにも見えるけど)の無地のスーツを買った。 男の人のスーツ選びにつきあった事がないので最初はどうコメントしていいか迷ったけど、2人とも気に入るものが買えたので大満足! どこぞの「指揮者」ばりに長く伸びていた髪をばっさりと切ったばかりだったので、スーツもディノになかなか似合っていたし、ほんと良かった。 招待状を手作りする事になってしまったので材料を買い、またもやラファイエットグルメのスタンドでギリシャの食べ物をつまんでから(ここの、ウムスというお豆のディップがすっごく美味しくて、食べると疲れが吹き飛ぶの!)帰宅。 今日はディノの誕生日なのに何の用意もできていなかった。 なので車で迎えに来たアラン(車で20分ぐらいのところに住んでいる、ディノの弟)と一緒に韓国レストランへ。 偏食ぎみのアランは初めての「韓国料理レストラン」に気乗りしない様子だったけど、到着したら即ニオイが気に入り、出てきたお料理には舌鼓を打っていた。 この兄弟はフランス人にしては珍しく辛いものが大好きなので、このレストランにはこれから何度も来ることになりそう。 家に帰ってから3人でバースデーケーキを食べた。 今年はプレゼントもまだ買ってないしお客さんも弟だけでなんだか地味な誕生日になってしまってかわいそうな気がしたけど、本人は全然気にしてないみたいだったのが救い。 彼の外出中に友達をこっそり呼んでサプライズパーティーをするという、『イルマーレ』(2006)のワンシーンを観て以来抱えているアイディアを来年は何とかして実現させようと思ったのでした。 (映画の中のサンドラ・ブロックは嬉しそうじゃなかったけどね。) プレゼントは明日か明後日買いにいくつもりです。 ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。結局このサプライズパーティー、去年は面倒になってしまって開催せず、やっと本気になった今年には義母の死が重なり(お葬式から二週間後のミサにぶつかったので)、いまだに実行できていません。い・・・いつの日か!!ちなみにこの日記を書いた2006年は誕生日プレゼントにシワ取りクリームをあげました(笑)。「式までにシワが減るといいね」という願いを込めて選んだのだけど、売り子さんには「こんなプレゼントで大丈夫ですか?怒られませんか?」と聞かれてしまったのを覚えています。(そして、飽きっぽい彼はもちろんほとんど使いませんでした・・。)
2008.11.22
コメント(0)
引き続き、当時の日記の抜粋です。 日記を書くのもちょっと久しぶり。 ここ数日ネット三昧だったのに日本での宿探しやらメール連絡で精一杯で日記を書く時間が取れなかったのです。 11月23日から京都に行こうと決めていたのは、とにかく大きな間違いでした。 その日が日本の祝日だという事も忘れていたし(全く脳裏をかすめなかった訳ではないけど)、ましてや「もともと土日がお休みの人は翌金曜日を休めば4連休になる」という事なんて、思いつきもしなかったけれど、宿のネット予約をしようと思ったら「満室」の字の多いこと多いこと。 「さすが紅葉の季節だなー。どうしよう」と焦ってしまって、本当は日程を後ろに5日ズラすだけでグッと予約がしやすくなると気づくのに、24時間待ってしまいました。 最後は私もPCもくたくたになったけど(私はじんましんが出始めたみたいだったしPCは何故かプリンターを認識しない瞬間があった)ようやく、日本滞在中の宿を全日程分「仮押さえ」できたので一安心。 もちろん航空券も予約したし。 結果的にはオーライだったものの今回のカレンダー事件を反省して、今後の帰省準備の際には日本のカレンダーをきちんとチェックしようと思いました。 (日本のカレンダー、いつも貼ってある事だしね・・。)今日はこれから、IKEAからようやく届いた本棚を2人で組み立てます。 私達にできるのかどうか分からないけど、頑張ろう。 それにしてもこの日記、ディノの紹介にはほとんど役だってないね・・。 ディノが今聞いているラジオの討論うるさいよ! 「社会学の意義」なんてどうでもいいよ! ・・という、心の叫びだけ書いておきましょうか・・。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真は変なヘアバンドをつけて一生懸命IKEAの家具を組み立てている当時の私です。今から見ると、腕が細いなぁ・・やっぱりやつれていたのね。
2008.11.21
コメント(0)
1つ前の日記の続きです。 ようやくディノの東京での宿のメドが立った。 パソコンに向ってホテルを検索しまくっていたところ、江古田にあるウィークリーマンションにたどり着いたのだ。 楽天の便利なページを見るまで日本の路線図が全然分からなくなっていたんだけど、「新江古田駅」は「大江戸線」で私の実家近くまで繋がっていたんだね。 これは盲点だった・・。 江古田は、なかなか感じのいい(古臭い感じの?)学生街。 美味しいものが手頃に食べられる庶民的な界隈は2年前に滞在した神楽坂と同じくディノの気に入るに違いないし、新江古田のマンションはネット上で評判がよく、中央線沿いのものよりもグッと安いので、ここに決めた!! まだ空き室もたくさんあるらしいので数日中に落ち着いて予約します。 あー良かった。 腰が痛くなるまでネット検索したかいがあった・・。 これから急いで航空券の予約をして、それから日本人会に行って仏検の申し込みをしてきま~す。 ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。このブログを楽天で書いているのは当時、楽天にメンバー登録(?)したからです。(楽天トラベルには泊まった人達の感想がたくさん掲載されていて便利でした。)江古田のウィークリーマンションは予想していたよりも大江戸線新江古田駅から遠くて大変だったけど、それ以外は満足できてよかったです。ただ・・・忙しすぎて結局江古田をほとんど活用できなかったのが残念だったなぁ。
2008.11.20
コメント(0)
途切れ途切れに書いている結婚準備時代の思い出、これからまたまとめて書いてみようと思います。ちなみに今回から書くのはこの日記の続きです。ウェディングドレス選びと区役所の予約に関する日記のうちスタートにあたるのはこの日記で、それ以外の準備(特に結婚指輪選び)の記録の1番出だしはこちらです。さて、今回は当時の日記(2006年10月3日)の抜粋です。 昨日は家のPCの調子が奇跡的に良かったのとだんだん追い詰められてきたのとで、ネットで日本滞在中の為の色々な調べ物をした。 めちゃくちゃ忙しかった先週とは違って今週は少し時間の余裕ができたというのもあるけど。 今特に急いでいるのがディノの東京での宿決めだ。 11月20日に2人でパリを発った後12月上旬にフランスに戻ってくる彼の分はともかく、12月28日前後のピーク時に日本を経つつもりの私はそろそろ自分用の航空券を取って安心したい。 (今ならまだ大丈夫らしいし。) だから私のチケットだけでもさっさと予約すればいいのだけど、日本へ一緒に向かう飛行機でディノと隣同士の席になる様にしてもらうには2人分のチケットを同時に取った方が確実なんだそう。となると、ディノの日本滞在日数がはっきり決まっていない以上私のチケットもまだ予約できず、たまに超せっかちになる私は悶々としている。 ディノに 「日本に何日居るの?」 と聞いても 「う~ん、2週間と少々かな。日本での宿代にもよるよ。」 という返事しか返ってこないし。 ちょっと頼りない返事ではあるけれど、私の実家に客間がない為東京滞在中もウィークリーマンションかホテルに泊まる事になっている彼にとって、宿代が大きな出費になるのは確かな事実。せめて一番長く泊まる事になる東京の宿だけでも早く決めて「日本滞在期間」という、航空券手配に必要な情報を得たいところだ。 (・・・と思っていたら、紅葉の季節に訪れる予定の京都こそ宿探しを急がないといけないみたいだけど・・。) 昨日はウィークリーマンション中心にあたったけど、明日はホテルを探してみようかな。 日曜に絵描きのMさんとお昼を食べた事とか、Tさんのおうちに行った事とか、その後(もう一人の)Mさんと中華を食べた事とか、本当はもっと書きたい事があるんだけど追いつかない。(このままじゃ、結婚だけがテーマの日記になってしまう・・。こんなはずじゃなかったのに!) この日にあった事の中で一番不思議だったのは、日本でなら小6のKくんが私に京都の事を教えてくれようとして(ジーン・・)「ぼくは金閣寺がすき。近くに居ると金粉が飛んで来るんだよ」と言ってたこと。 ほんとかな? 日本里帰り中のスケジュールについては全てが私の肩にかかっているので、たまに不公平な気のする事がある。 ディノは日本語を話せないから仕方のない事だし日本にも滅多に帰らないんだからたまにこういう事があるのは別に構わないけど、やっぱり2人で日本に住むのは無理なんだろうな。 だってもし2人で日本に住んだら、不動産屋さんとの契約から電気代の支払いまで、何から何まで100%私がしなくてはならないもんね。 しかもおしゃべりなんだけど日本語を話せない彼の「メインの話し相手」が私だけに限定されてしまっても、このワガママな私が彼の話を毎日全て聞いてあげられるとは思えないし・・。もう一度日本に住みたいという気持ちはあるけど、彼とだったら住みたくないという気もする。 結婚しても、外国人であるディノは日本の世帯主にはなれないので日本の戸籍上では(国際カップルの例に漏れず)私が主になるんだけど、私達にとってこの事実は象徴的なのかもしれない。 彼に 「仕方ない事だけど、それにしても私ばっかり調べものしてるよね」 と少しこぼしてみたら 「でもみにかーが昨日調べ物をしてくれてた間に冷蔵庫の大掃除をしてあげたよね。だからいいんじゃない?」 だって。 まぁいっか、そういう事で。ありがとね。 ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。読み返して思ったのは、日本へ行くフランス人が増えたせいか航空券のすぐに売れちゃう最近では、この時ののん気さではチケットが取れなかったかもしれないな、という事。1番上の写真は、今年の6月に撮りました。この日差しが懐かしい!!
2008.11.19
コメント(0)
今回は名画座(と呼んでいいと思う)のひしめくカルチェ・ラタンでも、特に根性が入っていると思われるアカトヌの紹介です。なんで私が勝手に「根性が入っている」と定義しているかというと、アカトヌは周りの映画館とは異なって、大手映画館チェーンと提携していないから。逆にいうと、私達がふだんよく行くルフレ・メディスィス・ロゴスも、ラ・フィルモテック・カルティエ・ラタンも、どちらも名画やなかなか観れない作品を上映してくれる「映画好きの、映画好きによる、映画好きのための」(という感じの)映画館なのだけど、数年前からは「大手のUGCやGaumontのパスを持っていれば観放題」というシステムに切り替わっているのです。私達も映画好きのつもりなら、このアカトヌの様な大手に迎合せず頑張っている真の独立系映画館を応援すべき気もするのだけど・・Gaumontのパスを持っているのでついつい、それを使える映画館を優先してしまいます。さて、そんな事情もあって滅多に行かないアカトヌは、館長か誰かの好みで選んでいるとしか思えないセレクトが魅力。上映されるのは、リバイバル作品がほとんどです。(なぜかフェリー二映画は通年上映されている気がする。)アカトヌには小さな上映室が1つあるだけなのでこの界隈の他の映画館に比べても、特に小さいかも。その代わり待合室としても使われているホールにはそれなりの広さがあって、そこではいつも誰かしらの絵が展示されています。(元同級生がカウンターでチケットを売っているので、なんだか気恥ずかしくてホールの写真を撮れませんでした。)小さな映画館ならではの「味」を見つけたのは、トイレに行こうと、裏の廊下を通った時。表とは違って雑然としているこのゾーン。掃除機なんかもそのまま立てかけてあるんだけど・・よく見ると、フィルムがたくさんあるじゃない!!こんな誰もが通れる場所に大切なものを放っておいて気にならないのかな、とこっちが心配になってしまいました。それだけお客さんのことを信頼しているのかな?フランスらしいと言えばフランスらしいけど。独特の雰囲気を持つ小さな映画館、アカトヌ。機会があったらぜひ訪れてみてください。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.11.18
コメント(0)
8月から始まった私の仕事。名前は『秘書』だけど、実は何でも屋である。翻訳もすれば、来社した人達を案内もする。業務内容を挙げだしたらキリがないので今後少しずつ書いていくことにするけど、とにかく、何でもする。さて今日も代表電話チームから転送されてきたなんだかよく分からないダイレクトコールに対応していたら・・・あっ、入り口ドアのインターフォンが鳴っちゃった!!本当は部外者の身元を確認せずにドアを開けちゃいけないのだけど、電話の会話はあと30秒ぐらいで終わりそうだからここで中断して引き伸ばしたくないし、モニター越しに写っている来訪者が身ぎれいな女性なので名前も用件も聞かないまま、「えいっ」とばかりに遠隔操作でドアを開けてしまった。電話を切ってから慌てて、会社の入り口まで小走りに移動。するとそこに立っていたのはモニターで見た通り、すらっとした美しい女性。てっきり社内の誰かとアポイントを取っている他社の方だと思ったら・・なんとこれから取得すべきバカロレア(=高校卒業資格試験)の為経理関連のスタージュをしたいのだと言う。フランス語の「スタージュ」には2つの定義があるけれどここでは「学生による、ほとんど無償の企業研修」を示している。彼女の様に(たぶん)単位を取るために学校がどこかの企業でスタージュしてくる事を課している場合もあるし、日本とは違って新卒生をあまり好まないフランス企業にアプローチする為に、学生が自ら進んでスタージュをする場合もある。(会社に気に入ってもらえたら、スタージュ終了後に社員として採用してもらえる事もあるとか。)それにしても最初は手紙を書いてアタックするものかと思っていたけれど、飛び込み営業(?)する人も居るっていう噂は本当だったんだ・・。でもそんな事よりもどんな事よりも、私が最初に思った事は・・「えっ??この人、これで高校生なの??」相手が大人っぽいのでつい、「あなたは高校生なんですか??」なんて聞き返してしまった。彼女の外見はまぁさておき、私としてはちょっと困ってしまう。この会社、スタージュ生とかほとんど取ってないみたいなんだよね。たぶん無理だろうなぁ・・・。いや、それより何より、この子を採るかどうかの判断を一体誰にお願いしたらいいんだろう??とりあえず私の隣の部屋(うちの部署はみんな個室)で働いているマダムLのところに一人で駆け込んで、事情を説明してみる。いつも穏やかなマダムLは、「これから年末にかけて忙しいから、スタージュ生に教えてあげる時間はないのよねぇ・・」と言っている。やっぱり、無理なのかな。と、その時マダムLが急に考えを変えたのか「私が会うわ」と言って、玄関の方へ歩き始めた。それから後の事を自分の本来の仕事に戻った私はほとんど見届けられなかったのだけど、15分ぐらい後に上司が私に声をかけてきて「さっきの人にスタージュをしてもらう事になったので、よろしくお願いします」と言ってきた!!わ、こんな数分で採用が決まったの?それから何度か建物の入り口のあたりを歩いたら、マダムLと学生さんは他の経理メンバーの部屋に入ったり、なにやら契約書らしきものに玄関先で記入していたり、驚くほどあっという間に全てが進んでいた・・唖然・・。スタージュはほぼ無償だから、研修先を見つけるのって就職先を見つけるのよりはまだ簡単なのかなって、今まで漠然と想像しては、いた。(悪い会社だと、タダ働き同然のスタージュ生を酷使して利用しているという噂もあるぐらいだし・・。)でも、それにしても、こんなに簡単に見つかる場合があるなんて!!私がうっかり適当にあけちゃったドア、こういう結果が出た後に思い出すとなんだか象徴的。お昼どきにマダムLとこの話をすると、「これから年末にかけて忙しいからこそ」と思い直して、彼女を採る事に決めたそう。開始時期は来週の月曜からで(書いている今が実は水曜だから、あと数日じゃない!!そりゃ、飛び込みたくもなるかも)、1月末まで働くらしい。経理の事は知らないから私にはその他の雑多な事しか教えられないけど、頑張ってね。・・・と、20年以上勤務し続けている人の多い会社に自分よりも更に新人(?)が入ってきたので、心の中でお姉さん風を吹かせてみた私でした。(ま、彼女と私は実際に年齢差すごいしね。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。マダムLの話だと、彼女は20歳らしいです。(普通の高校よりも年数のかかる学部にでも所属しているのか、それとも路線変更したせいで年齢が上がってしまったのかは不明。)あの大人っぽさも少し納得、かな。
2008.11.17
コメント(0)
(1つ前の日記の続きで相変わらずフランソワーズ・アルディの話です。)さて、そんな彼女が最近自叙伝を出版した。タイトルは『Le desespoir des singes... et autres bagatelles』、無理矢理和訳すると『猿たちの絶望とその他のささいな事』かな。(うまく訳せない・・。)そしてなんとこの機会に、シャンゼリゼのヴァージン・メガストアでサイン会を開くとか!!こ・・これは・・絶対に行くでしょ!!もう何年間も前からアルディへの情熱は昇華している様相だったのに、急にミーハー心が動き出す。サイン会のシステムがよく分からないので無難にいこうと思い、本は当日に現場で買う事に決定。いよいよその日になり、サインは18時から19時半だというのに18時40分にヴァージンの前に着く。もしかしてギリギリかな・・と焦りながらも店頭の大きなポスター(上の写真)を撮っていると、隣に立っていた40代ぐらいの男性が声をかけてきた。「あなたもサインをもらいに来たのですか?もしそうなら、がっかりされるかと思うけれど・・」なんて言っているのでなにごとかと構えたら、なんとこの日になって、サイン会は25日に延期になったらしい。残念だけど・・・アルディの大ファンのこの男性はサインをもらいたいならできるだけ早めに来た方がいいのだと教えてくれた。もしも今日予定通りにサイン会が開催されていたら、遅くに来た私には順番がまわってこなかった可能性もある訳だ。不幸中の幸いなのかもしれない。小さい頃からアルディのファンで今まで彼女から4・5回サインをもらった事のある彼は、なんと顔と下の名前も覚えてもらっているらしい。こういうイベントに慣れているみたいで、この日のうちに本を買っても25日にサインをもらう支障にはならないと言う。・・・よし、だったらせっかく来た事だし、買って帰るか!それにしてもこの男性、とても礼儀正しくて綺麗なフランス語を話すし、会話をしているのがとても楽しい。(こんなにもアルディを好きな人に会ったのが初めてなので新鮮というのもあるのだけど・・。)ついつい立ち話をしてしまう。すると、彼が郊外に住んでいてここまで来るのは一手間だという事、サイン会の前に本を読み終わっておきたかったからこの日は朝5時まで寝ずに読破した事が分かった。(お気の毒に・・。)結局この日はその男性と連絡先を交換して別れたあとにアルディの新刊と、彼に教えてもらったこの本を買いました。これは2002年に発売されたもので、Gilles Verlantという人がアルディの言葉を拾いながら彼女の周りの出来事をたくさんの大型写真とともに綴ったもの。(今は10ユーロになっているのでラッキー。)素敵な写真がたくさんあって、その幾つかをアップしたい気もあるけれど長くなったのでまたいつか・・。25日のサイン会の時間はまだ決まっていないらしかったけれど、会社にぶつからない限りは絶対に絶対に行くつもりです。楽しみだなぁ・・やっぱり、フランスに住んでいてよかったかも。アルディに何を言うか、短くても感動の伝わるメッセージを考えておかなくちゃ(笑)。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.11.16
コメント(0)
20歳前後の頃、大好きだった音楽と言えばピチカートとフランソワーズ・アルディ。フランス・ギャルも悪くないと思っていたので、当時は「私ってハ行で始まるアーティストが好きなのね」と、一人納得していた。ま、それから時は流れ、今となってはこの中の誰の曲もそんなにしょっちゅうは聴かなくなった。歌詞に意味あるんだかないんだか分からないピチカートはさておき、ミシェル・ベルジェと出会ってからの歌が今でも素敵に思えるフランス・ギャルもさておき(ゲンスブールは飽きたけど・・)、アルディはねぇ・・・。彼女の若い頃の曲(デビューした1962年から1970年ぐらいまで)が1番好きだったのだけど、今になると歌自体も、それを大好きでたまらなかった自分自体も、青臭くって仕方ない気がしてくるので・・・滅多に聴かなくなっちゃった。私の場合はただ単に聞き飽きたっていうのもあるのだけど・・・・でも、本人が当時の音楽に距離を置いたコメントをしているのも、もしかして青臭さがくすぐったすぎるからじゃないかななんて、勝手な妄想をしてしまいます。とは言え、今から2・3年前に昔のクリップを集めた『Le temps des souvenirs』というDVD(写真上)を買った時は、たくさんの曲を何度も何度もリプレイしてしまった。それまでに動いている若いアルディを見た事があまりなかったから感激が止まらなくて・・・。今でもたまにこのDVDを観始めると止まらなくなってしまう。ちなみに、「フランソワーズ・アルディ」という名前に聞き覚えがなくても、彼女の曲を聴いた事のある日本人は実は多いんじゃないかと思う。(注意:ここから先、オレンジ文字をクリックするとYouTubeの画像に飛びます。)だって、この『さよならを教えて』って日本でトレンディー・ドラマ(死語)が全盛だった頃に何かの番組でしょっちゅうかかっていたらしいし。私はゲンスブールの言葉遊びが面白いなと感心はしたものの曲自体をいいなと思った事はなかったけど、このYouTubeにもアップされているVTR(上のDVDに入っています)は当時流行と思われるファッションも含めてなんだか好き。急に終わっちゃうのが辛いけどね・・。それから、これも聞き覚えのある人は結構いるんじゃないかな?『Message Personnel』フランソワ・オゾンの『8人の女たち』(2002年)で、イザベル・ユペールがカバーしていた曲だから。この曲は暗いけどすごく好き・・・今でもほんと、大々好きな曲。(私はどうもゲンスブールよりもミシェル・ベルジェの曲が好きみたい。そしてそんな私に、ディノは全然賛成してくれないけど・・。)最後にもうひとつ。アルディのデビュー曲『Tous les garcons et les filles』そんなに好きでもない曲なのになぜ紹介したかと言うと、当時の音楽を懐古する番組ではいつもいつもこのVTRが使われているからです。(だから余計に好きじゃないの・・。飽きたというか、たまには他のが見たいというか。でもフランス人にとって「アルディ」と言えば、この曲なのかなぁ・・。)本題に入る前の紹介が長くなってしまったので、続きは明日にしますね。おやすみなさい。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.11.15
コメント(0)
全546件 (546件中 1-50件目)