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ついにボディソープがなくなりました。楽天で見つけたこのボディソープ。無添加なのに450mlで208円は安いっ無香料だとつまんないという夫のために精油で香り付けしていました。ファーマアクト 無添加ボディソープ優しい洗浄剤なのに泡立ちも良く、文句のつけどころはなし。リピしようと思っていたのですが、家には大量の固形石けんのストックが。夫は固形石けんはめんどくさいと言うので、私一人で使ってもなかなか減りません。固形石けん好きとしては、違う石けんも試してみたい。。ついつい旅行先で石鹸買っちゃたりするし。。。そこで、固形石けんから液体ボディソープを作ることにしました。いわゆるとろとろ石けんですね。とろとろ石けんとは何ぞや??という方はコチラをご覧ください。漫画家の赤星先生が考案された、粉石けんから名前の通りとろとろの石けんを作ったものです。掃除や食器洗いにものすごい威力を発揮します。これがあったら、換気扇もあっという間にピカピカになるので、大掃除にマジック○ンなんて要りません。どんな専用洗剤より楽にキレイに取れます。削れば固形石けんからもできます。固形石けんなら何でも良い(といってもアルカリ剤入や廃油石けんは脱脂力が高すぎて)のですが、去年買った牛乳石鹸がたくさんあったので、今回はこれで作ることにしました。牛乳石鹸 青箱シャンプーと同じくまたまた牛乳石鹸。クレンジングといい、好きだねぇ。この昔ながらの石けん、懐かしいお風呂の香りは香料ですが、好きな香りです。香料以外にもキレート剤が入っているので、純石けんではありません。キレート剤は、硬度の高い水でも泡立つようにするための成分です。香料とキレート剤だけなら、まぁ良いかな~と考えてます。こんなに昔からある石けんなのに@COSMEの評価も高いんですね~。ちょっと驚きました。。これをおろし金で粉石けんにします。大根をおろすのが嫌いな私は、この作業が面倒くさそうでなかなかできなかったのですが、やってみるとなんてことはない。軽く擦るだけで簡単に粉石けんになりました。大根おろしを作るよりはるかにカンタン♪石けんの1/3個を粉にして、耐熱容器で熱い湯を入れて溶かします。最初はシャバシャバですが、時間がたつととろみがついてきます。適度にゆるゆる・とろとろな液体石けんができたら完成~無印のポンプボトルに入れれば、めでたくボディソープに変身です粉石けんの割合が多いと固まってしまうので、その場合は再びお湯を足せば大丈夫。気温が低いこの時期はどんなに濃度を低くしても少しはゼリー状になってしまいますが、ポンプボトルから出るくらい(かき混ぜたら液体に戻るくらい)のぷるぷるゼリーならOKです。羊羹までいくとちょいと固すぎかな。緩すぎるとポンプから飛び散るので要注意です。固形石けん1/3個で400mlの液体石けんができました。使い心地は元が牛乳石鹸なので、香りも牛乳石鹸。しっとりするのにさっぱりで良し。乾燥肌の夫も大丈夫。これなら顔を洗っても良さそうだ。いかにも石けんらしく、無添加ボディーソープよりも潔い泡切れです。ちなみに泡切れの良さでいうと、石鹸>無添加ボディソープ>ラウレス系市販ボディソープ>>>ホテルの業務用ボディソープ。ホテルのボディソープも脱脂力から考えて恐らくラウレス系だと思うのですが、ヌルヌルの取れにくさと、洗った後の激しい乾燥が、この年になると耐えられなくなりましたこのとろとろボディソープのコストですが、近所で6個入298円で買ったので、1個あたり約50円。400ml作るにはそれの1/3だから・・・16.6円やっす~とはいってもしっかり泡立てるには市販ボディソープの倍ほど必要になるのですが、倍でも安いから良しとしよう。牛乳石鹸だけでまだ6個ほど残っているので、当分夫のボディーソープは牛乳石鹸になりそう。・・・ちなみに、夫にもわざわざなんでここまでして、と言われましたが、ほんとその通りで。固めてある石けんを粉にして溶かすなんて、自分でも邪道なことしてると思います固形石けんを家族で使えればいいのですがそういう訳にもいかず、私一人でちんたら消費してても、買うスピードに追いつかず。。買わなければ良いのですが、そこは固形石けん好きなので良さげなものを見つけるとついつい。節約を兼ねた実験ということで、めんどくさくなったらやめると思います。
2009年11月23日
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さて。今日はおしゃれ着洗いのお話。ナチュラルクリーニングをしていると、セーターとか、ちょっと型崩れしたくないようなお洋服とか、下着とか、困りませんか?え?手洗い??そうです。手洗いすれば良いのです。が、私は結構なめんどくさがりなのでそれは難しいことです。(実家にいた時は普通にやってたんだけどな~)それならクリーニングに出せばいいんですが、それは経済的じゃない。シンプルな生活にしたいのは、節約もあってのことなのです。しかもせっかくクリーニングに出したワイシャツが、襟袖の汚れがほとんど残ったまま返ってきた時には極力クリーニングは出さないと心に決めました。手間は多少かかるけど、自分で洗った方がキレイなものにお金を払うなんて。そんなこんなで、今はおうちクリーニングがよほど困難なものでない限り家で洗っちゃいます。今年の春はウールのコートも、毛布も自分で洗いました。(自己責任で)使っている洗浄剤は3種類。まずは定番の「エマール」。まぁ、思いっきり合成洗剤ですが、蛍光増白剤も入ってないし、上着に限ってOKにしてます。ウールのコートはこれで洗いました。今んとこセーターもこれかな。毛布は毛布専用石けんのコレハイネリー毛布洗い(液体石けん)800mlポイントは、通常の洗濯物と違って溶け残りがあるとマズイので、「液体石けんである必要」と、動物繊維を傷めないように「アルカリ剤が入っていない」こと、静電気が起きないように「グリセリンが添加されている」ということです。使い心地はGOODなんですが・・・よくよく考えると少々お高いかもしれない。普通の液体石けん(アルカリ剤なし)に化粧品用のグリセリンを混ぜれば、わざわざ毛布専用なんて買う必要はない気がしてきました。液体石けんは数種類あるので、これがなくなったら試してみます。そして、毛布やセーター以外・・・ちょっといいTシャツや、トップス、下着などの普通のおしゃれ着はコレを使用してます。今日の一押し洗浄剤。アイシード竹の洗剤 1000ml竹の成分から作られた洗浄剤なのですが、これもすすぎが1回で済むので、繊維を傷めにくいです。食洗機用洗剤としてや、畳、カーペットの掃除、入浴剤としても使えるそうです◎水30Lにつきたった10mlで良いので、見た目の高さよりもコスパは良いですね。(エマールは40ml/30L使用で、30Lにつき22円程度、竹の洗剤は12.6円です)エマールがなくなったら、できればコレと液体石けんだけにしたいと思っています。ナチュラルクリーニングって、お金がかかると思われがちですが、(実際、石けんだけで全部済ませようとすると結構かかるのですが)昨日ご紹介した炭酸塩を使ったアルカリ洗濯や、こういった安全な成分の洗浄剤でも合成洗剤で洗うより安上がり、ってこともあるんですそして、使い道が限定されないということも、シンプルな生活をする上で魅力的です。節約と安全、これを両立させるのが私の目標です※コートやセーターの洗濯機洗いは我流です。 洗濯される際はタグの表示をよくご確認の上、自己責任にてお願いしますm(_ _)m (さすがの私もネクタイや皮のコートはクリーニング店にお願いしてます)
2009年09月25日
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以前仕込んだチンキをいくつか収穫しました。日本酒に漬け込もうと思ってた緑茶は、間違って同じくエタノールチンキにしてしまったのでアルコールを飛ばし、難しいのを覚悟で緑茶石けんに回すことに。それ以外のチンキは今のところ化粧水用です。今の化粧水はマンデイムーンさんの手作りキットに入っていた保湿剤にカモミールチンキとユキノシタチンキ、アスタキサンチンを混ぜたもの。ユキノシタエキスはちょっと生薬らしい(雑草っぽい)匂いだけど、カモミールがかき消してくれて、幸せなお手入れタイムにユキノシタも、カモミールもニキビなどの消炎効果があるとのこと。生理前の大量の吹き出物に効いてくれたらいいなぁ。空いた瓶で、早速次の分を仕込みました。今度はBG抽出にも挑戦。左からスギナ、生薬4種混合、ウワウルシ、ジャスミン。スギナ(別名ホーステイル)はつくしが大きく育った後の雑草(失礼)で、収れん、毛髪、爪の保護、皮膚を強くする効果があるそう。特に髪に対しては、天然のシリコン成分があるそうで、リンスとヘアスプレーに入れたいので、エタノール抽出にしました。お次は生薬4種混合。前回はバラバラにつけた美白系生薬を一気にBGに漬け込みました。ユキノシタ、ソウハクヒ、ウワウルシ・カンゾウの4種。生薬(ハーブ)は単独で使うより、組み合わせた方が相乗効果が得られるそうです。BG50%液120mlに、生薬各5gずつ漬け込んだらちょっとパンク気味。次は4gずつにしよう。抽出液を紙のコーヒーフィルタでろ過したところ、90mlのBGチンキができました。ストッキングタイプの排水溝ネットだともう少し収穫できるかもしれません。紙に吸い取られる分もったいない気がします。左から三つ目のウワウルシは前回から漬けっぱなしのもの。漬け込む瓶はあっても、できたものを保存する容器がないためですウワウルシの主成分はアルブチン、ハイドロキノン、エラグ酸、タンニン。美白化粧品で有名なアルブチンを7%も含んでいるといわれています。期待度高。一番右がエタノール抽出のジャスミン。香りによるリラックス以外の効能は不明ジャスミンの精油はとても高価で、ハーブなら割と安価で手に入るので10gだけ買ったものです。化粧水の香り付けと、夫のしっとり乳液(市販品)がこの季節中に消費できそうになく、ベタツキを感じる季節になったら、エタノールチンキを入れたら引き続き使えるかな、と。夫婦ともにアルコールが平気ゆえにできることですが。夫といえば、年齢のせいか最近おじいちゃんっぽいシミが目立ってきたので、シミ消し美容液も作ってあげようと勝手に企んでるヨメです男性だってスキンケアする時代なのだ(もちろん夫の意思ではない)ちなみに。BG(1,3ブチレングリコール)とは、保湿兼防腐剤。グリセリンよりさっぱりしていて、市販の化粧品に表示されている「○○エキス」というのはたいていBGで抽出したものです。手作り化粧品に手を出す前は通販コスメが大好きだった私。基礎化粧品からコスメまで、ほとんどのものを通販で買ってました。今でも毎月3社からカタログが送られてきますが(サプリをたまに買うからかな)、専らお風呂に浸かっている間の読み物と化してます。「買わないくせになんで読むの」と言われますが、これが意外にも手作りの参考になるのですカタログの多くは全成分を載せていませんが、買う気はないので全成分は気にしない。でも、有効成分は絶対といっていいほどアピールされてます。「シワには○○エキス」「美白には○○エキス」「吹き出物には○○エキス」・・・という具合に。どうにも手に入らないものもありますが、案外作れるものもたくさんあるので、できそうなものはマネっこ。美白化粧品には上に書いたユキノシタ、ソウハクヒ、ウワウルシ・カンゾウ等のエキスがよく入っているように思います。この4種混合ができたら、チンキそのものに保湿効果もあるから他の成分をほんの少し足してあげるだけで素晴らしい化粧水ができそう。相乗効果にもかなり期待してます☆
2010年03月04日
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