突然の停電ラッシュ。

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August 9, 2003

テーマ： NYの大停電と今後のアメリカの動向(3)

カテゴリ：ニュース・政治・戦争

一昨日の朝突然オフィスのビルの電気が1秒ごと3回飛んだ。その時私のデスクで徐々に書き上げられていた「Housewifeになるために留学したわけじゃない」の日記がパシュィッーと、もちろん消えた。あまりにも突然でセーブしてなかった。
ビル全体に、「フィラデルフィアの都心部の電気が地域ごとに停電になり、今後もまた消える可能性がある」と連絡が入った。業務を続けていったが私の職場とビルはその後問題なく一日を終えたが、直行でジムに行くと「今日は停電で閉館しました」と大きなサインが入っていた。週一のダンスクラスはこれで消えた。

その後会った人々の間でも話題になった異例の停電がただの事故だと思いきや、今現在のニュースでニューヨーク･トロント･デトロイトなどなど他の地域に渡って停電というではないか？

September11thのテロ事件があってからテロリズム研究部を設置したうちの研究所はなんと、数ヶ月前にその研究成果を州に認められ約一千2百万円の研究費を獲得した。で、今その研究者達の血が騒いでオフィスで大騒ぎしているわけだ。

私は彼らがどんな研究をしてそんな大金をもらったりしたのかは定かでないが私の記憶によると、彼らは豊富な電気とパソコン等を使ったサイバーテクノロジーでテロを回避しようと考えていたはずだから、電気がなくなるのは予想外なのではないだろうか。そうすると、彼らの慌てふためく姿をみるのが楽しみかもしれない。

その研究者らは貧しい国の人々の暮らしを考えたことのない金持ちで、資源も豊富に生きてきた典型的なアメリカ人達だ。別に彼らの不幸を望んでいないが、電気のない生活のことを考えていただきたいと常日頃思っていたので少々都合が良いな、と自分の不便はよそに考えていた。

さて、これはテロなのかただの事故なのだろうか?!

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