International Houseの家賃はあの狭さと環境で月550ドル(共同キッチン付きでなければもう少し安かったがその部屋には冷蔵庫も付いていなかったので選ばなかった)で実の所、日本の自分の部屋とほぼ同じ大きさだったのでそれなりに満足していた。しかし実際地元の新聞のアパート情報をかき集めて色々な不動産屋を回ってみるとInternational Houseは人が言うように確かに狭く、もっと安い家賃で広い部屋が他にも沢山あることを知った。あそこではキッチンが共同で他の留学生が使ったら使いっぱなしにして私がいつも掃除をしていたし、精神的に窮屈だしその上交通の便もそれ程良くはなかった。英会話力がないから不動産屋に電話をかけて「アパート見たいんですけど。」と話すのも恐かったが、一生懸命言えば一応物事が進んで行ったのでなんとなくできる限りのことをしてみたのだった。