目と耳が悪いビジネスマンの一筆

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2007/05/28

毎日眺める　神社の桜に　自分を写す

カテゴリ：今、与えられていることに感謝しよう

週末が夏のような暑さだったので油断していましたが、朝マンションを出ると上着を着てこなかったことを後悔しました。

朝の電車は空いていました。

ときどき明らかに普段より電車が空いているときがあるのですが、どうしてなのかといつも疑問になります。

世の中的に休暇を取りやすい日なのでしょうか？

通勤のときにいつも通る神社があります。

春はきれいな花をつけた桜の木は、今青々とした葉をつけています。

ここを通るとき、必ず桜の木を見上げます。

今日は真っ青な青空と新緑の枝葉のコントラストが本当にきれいでした。

こうして何気ないけれど美しい光景を見るたびに、目が見えるって本当に素晴らしいことだなぁとしみじみと感じます。

数年前まで白内障がひどい頃は、こうした自然の色合いを見て楽しむということはできませんでしたから、色がはっきり見えることがどれほど幸せなことかを痛感するのです。

わたしはベーチェット病になって以来、目を失うことも覚悟して生きるようになりました。

だから、毎朝目が覚めて天井が見えたとき、それだけで「今日も見える。ありがたい。」と思います。

人間、失うことを覚悟したとき、初めて「いまあるもの」の大切さに気付くのだと、幸いにも生きているあいだにわたしは実感することができました。

いまあるものに感謝して、愚痴を言わず、むさぼらず、無心で生きる。

忙しい日々を送っていると、このことを忘れてしまう未熟者ですが、毎朝神社の桜の木を見て思い出したいと思います。

今日も元気に会社に出勤することができました。

ありがとうございました！！

●今日の天気
晴れ。空気は冷たい。

エアロバイク30分。

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