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先生と言われるほどの
川柳に「先生と言われるほどの馬鹿でなし」
というのがある。
ある会社のある方から名刺を頂いた。
専務取締と肩書きがある。
「えっ、この会社、社員は二、三名だけど。それに、ものすごく小さなマンションの一室にある、事務所だったけど…」
ちょっと恥ずしくないかなあ。
それに、自分のことを「先生」と呼ばせている。
近所で見つけたポスト。
ひっそりとはずかしそうに…
人の前で話をする仕事もしているらしいけど、学校の先生でも、医者でもない。先生と呼ばれるには、それ相当の見識あって、他人から「先生」にふさわしいくないと…。
先の学校の先生や医者は、しょうがいなけど、ふさわしい、ふさわしくないというより、 「先生」と呼ばれることに対して、恥ずかしい、と思わないことが、恥ずかしいと思わないのかなあ。
かつて私は、50人くらいの編集会社で働いていた。
その会社、社長を「○○さん」、部長も「○○さん」と呼んでいた。
その社長は自分を「社長」と呼ばせなかった。
実に、粋でカッコいい方だった。
肩書き好きな人にろくな奴はいない、というのが私の持論。
肩書きはないほうがいい。
近頃、先生と呼ばれる方たち、
政治家、医者、学校の先生…、どうも、こういう方たちほど、尊敬という言葉から遠くなっているような気がするのだが…。
夏風邪は治りにくい 2007/09/09
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