misty247

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2007.06.03
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カテゴリ: 私の歩いた山と道
 大山のブナ林は西日本最大規模で1650ヘクタールを越すという。1650ヘクタールと言われてもピンとこないので計算してみたら約4km四方だった。山地図に照らし合わせてみると、大山の一部といえる所すべてブナ林ということになる。実際、登山口に向かう車道の脇がもうブナ林だった。ブナ林は登った者だけのご褒美よ、という風な金剛山に通う身としては、やけに気前のいい山だなという印象を受ける。


大山map

 この道は予想以上に人跡微かで、倒木に苦労させられ、テープ・踏み跡を探しつつ進んだ。日本の森の原風景に限りなく近似していそうな、広葉樹とせせらぎの渾沌の中を進む。


大山_ブナ林
▲鬱蒼とした原生林の道が続いた


 道は狭く両側から笹が伸びている。前日の雨と露で瑞々しく濡れる葉をかき分け進んでいると忽ちにしてズボンはびしょ濡れになった。空は快晴なのに、雨の中を歩いているようだ。カッパのズボンも持っていたが、日の当たる所を歩けばすぐに乾くだろうと構わず歩き続けた。
 人ひとりの肩幅でいっぱいになる狭い急登の道を上がると鳥越峠へと出た。痩せ尾根を数歩で跨げば、もう向かいの急な降りの始まりである。
 緑ばかりの森林地帯に飽きてきた頃、駒鳥小屋に出た。石造りの小屋で入り口の脇に赤い空木が咲いていた。中を覗くと4畳半程の広さで、炉のある土間が1/3を占め残りが板間になっていた。近くに水場もあり素晴らしいロケーションである。この谷間から見上げる星空を想像すると、夢がひとつ増えた。  <つづく>


大山_駒鳥小屋
▲地獄谷との出合いに建つ駒鳥小屋






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Last updated  2007.06.08 00:06:53
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