misty247

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2007.08.14
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カテゴリ: 私の歩いた山と道
 大台ヶ原の西大台は、2007年9月から簡単に立ち入ることは出来なくなった。
利用調整地区 」と呼ばれる自然公園法に護られたエリアになったわけである。国の決定であるから、違反すると6ヶ月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金となる。

 どうすれば西大台が歩けるかは 「西大台利用調整地区ガイド」 に詳しく説明されてあるが、要約すると、


【step1:予約】

  3週間前に電話を入れて、入山日と入山者名簿を告げる。

   ※ 30~100人/日の制限内であれば、先着順で可。
   ※ 団体申し込みは最大10名まで。



  2週間前までに、千円×人数分の入金をし、
  その払込証と切手を貼った返送用封筒を同封して事務所に郵送する。

   ※ 後日、立入認定証が返送される。
   ※ 事務所の窓口に直接赴いて手続きする方法もある。

【step3:レクチャー】

  入山当日、大台ヶ原ビジターセンターで身分証明書で本人確認ののち、
  30分ほどのレクチャーを受ける。

   ※ レクチャーは時間割で開始時間が決められている。
     (午前中は1時間おきに4~5回、午後は16時の1回のみ)

【step4:入山】

  許可証を見える箇所に付け、レクチャーで受けたルールを守って歩く。




 という手順で入山が可となる。今までの状態や、よその山の常識からすれば「はぁ? もう来るなってこと?」と訊きたくなるが、まぁ、その通りで、自然を護るからもう来てくれるな、というのが利用調整地区の本旨である。
 利用調整地区は西大台が初適用の地となるが、よその検討の地はいずれも地元の反対にあって白紙になったそうだ。より多くの人に知ってもらい来て欲しい、というのが地元の願いである。地域振興であり、観光収入アップである。
 一人千円は入山者から見れば高いが、制限数30人から千円集めても3万円で、これはパトロール員一名の日当分にしかならない。管理側がこれで儲けようとしているのではないことは明らか。管理は税金で賄われている。
 では、誰がいい目をするの?と考えると、これは本当に、静寂で原生的な自然の西大台を歩く、何年も或いは何世代も後の人たちということになる。巡りめぐっての利得争いがベールを被っている胡散臭い自然保護が闊歩する昨今であるが、この西大台利用調整は西大台を原生的に保つ自然保護、ただそれだけのようだ。
 手続きは面倒くさいが、そうまでして西大台を歩きたいという人に絞る関門なのであろう。ただ3週間前から日を決めさせるのに、当日現地が台風でも金は返さないとか、一般感覚として納得しがたい条件を付しているはどうかと思う。エレベーターの定員じゃあるまいし、一日の制限枠に多少の移動があっても構わないのではないか。一回に限り入山日の振り替えが出来るとか、その辺りが双方の妥協ラインではないだろうか。

<つづく>

西大台_苔むす木






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Last updated  2007.09.01 22:30:48
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