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| * | 2.5キロのコースに200人がバラけると12.5mに1人がいる計算になる。混雑とまではいかない。ちょうどよい賑やかさだ。エイドは1箇所。水とお茶とスポーツドリンク。塩アメやバナナなどもあった。 「水鳥の道」と呼ばれている川沿いの道は、ゆるりと曲がる具合がよろしくて、ランニングにぴったりの道だ。 ![]() ▲ユリカモメやカモ類のいる水鳥の道 エリート・ランナーの来る雰囲気の大会ではない、と前回書いたが、この大会、実は超エリート・ランナーがいらっしゃる。オリンピック女子マラソンの解説者としてお馴染みの 有森裕子 さんである。1992年バルセロナオリンピックで銀メダル。1996年アトランタオリンピックで銅メダル。走らない人でも知っているあの有森裕子さんである。 えっ、有森さんも3時間を走る?というとそれはNOで、有森さんは大会長なのである。でも同時にゲスト参加ということでバイアスロン競技に参加なされていたから、2.5キロの周回コースにも登場されて、「ファイト!」と周りの皆さんを励ましながら走っていらっしゃった。 ウォームアップのつもりでゆっくりスタートした1周目は13分半。そこからキロ5分ペースを2時間まで順調に刻んだ。正午、気温はあがり、足はまわらなくなった。 ![]() ▲高浜橋手前で折り返し Mさんとすれ違うたび「あとn分!」と伝えたが、それは自分への励ましだった。1時間半も走ると、次にどの辺りですれ違うかが見当ついた。次にすれ違うときはn分後で、そうなると残りn分だ、と後半はそんな計算ばかりしていた。こんなんだと、かえって長く感じられるかもしれない。全く別のこと考えていて、ふと気付くと周りの誰もが歩いていて『アレ?』と思って時計を見ると3時間を過ぎていた、というように出来るものならしたいのだが。 折り返して水鳥の道を戻ってくるので、周回数のさらに倍、同じ所を通る。こうなれば10回繰り返すも20回繰り返すも同じだ。 水鳥の道と公園内はフラットだが、公園に入るとき土手を登るのでそこで少しアップダウンがある。なんでもなかった登りがだんだんと厳しく感じられてきた。2時間半経過、キロ5分ペースを維持できなくなっていた。 ラスト30分で2周できるかと思ったが、出来なかったので最後はキロ6分以下にまで落ちたようだ。 13:00、水鳥の道の途中で3時間経過。 『やった! とにかく走りきったー』 終わってエイドを目指した。水分をたっぷり補給したい。たらふく飲みたい。早く戻らないとエイドがなくなってしまうかもしれない。その予想は的中した。 スポーツドリンクのコーナーはもうなくなってお茶コーナーだけが残っていた。幸いそれには間に合って数杯を戴いた。いくらでも飲みたかったけど、お茶も残り少なくなって「ごめんなさい、もう最後です。まだ飲んでない人、どうぞ」という事態になってしまった。その配る人、有森さんなので厚かましいことも出来ない。 ![]() ▲干上がってしまったエイド スタータ、ゲストRUN、コース監査、エイドといたるところで大活躍の有森さん。今度はホースで水かけサービス。これは嬉しい。頭から水をかけてもらった。 ![]() ▲有森さんに水をかけてもらっている私 周回数と端数の距離を申告した。13周と1キロで計33.5キロ。目標のキロ5分の36キロには届かなかった。 Mさんは2時間半近く走って最後は歩いての10周以上と、私の予想以上の成績だった。 翌日の敬老の日は、前日とうってかわって涼しい一日となった。天気予報で最高気温は前日より7度低くなりますと言っていた。もし一日ずれて、3時間走の日がこの涼しい日だったら、36キロ走れていただろうか。後からそんなことを考えたが、もう一度試すにも、私の足は走ったぶん成長しているし、同じ条件で試すことなどできっこない。 ぐるぐる回って同じことの繰り返しに飽き飽きしていたが、いざ同じ条件で試したいと思ってもそれは出来ない。同じ時は二度と巡ってはこないということか。 うーん、こういう大会も悪くはないなぁと、参加してみて少し見直した。 |
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