misty247

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2010.08.01
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カテゴリ: 私の歩いた山と道
 途中一度だけ雪渓を横切った。
 安全のため慎重にゆっくり歩いていると、後ろのペアの人が詰めてきた。3人固まると重さで足元が抜けるかもしれない。少し下で、雪渓の裏が空洞になっているのを眺めていただけに気になった。
 足もとが抜けないことを願いつつ、無事に通過。
 これから夏の雪渓や朽ちた橋などを渡るときは、後ろのグループをよく観察してから渡ることにしよう。


▲梯子が連続するきつい登り

 沢道から稜線へと登る最後の詰めは急斜面の樗くとう直登を強いられるものだ。ここも梯子の連続だった。
 八本歯のコルから山頂への道は、左手に大きく構えた間ノ岳(あいのだけ)が眺められた。
 雪渓の白い筋が山容を引き締めていた。
 結局、ここから見た間ノ岳の眺めが、この日の唯一の展望らしい展望となった。また、名前から曖昧なピークを想像していたが、実際のこの堂々とした姿。それらの理由で、間ノ岳には好感を持った。


▲間ノ岳と千島桔梗

 11時15分、山頂に到着。

 日常食べないけど、山でのカップ麺は最高だ。取り出してぱっと食べられるのではなく、湯を沸かして、3分待って、よくかき混ぜて、という工程がよい。食べるまで段階をふむことが旨みになっているように思われる。


▲小太郎山へと続く稜線

 肩の小屋まで降りて、正面に小太郎山へと続く稜線を歩いた。
 この道が、今回のコース中わたしには1番だった。山の雑誌をみて「歩いてみたい!」と思う道の一番はこういう道だ。3,000mの高度を保って歩く花の道。
 ハクサンイチゲ、タカネツメクサ、ハハコヨモギ、キバナシャクナゲ、ユツバシオガマ、ミヤマオダマキ、イワベンケイ、ミヤマキンバイ、カイタカラコウ。花盛りの北岳。もう少し早ければキタダケソウがあちこちで見れたかも。


▲稜線から下へとお花畑がひろがる

 白根御池小屋へと下りる道は「草すべり」と呼ばれている。その名前から私は大山の砂すべりを連想した。そして、体験したことはないがグラススキーのように、草の上をなかば滑り落ちるような足取りで下る道を想像した。そして、そんな道を恐れた。
 しかし実際は、普通の道だった。ほっと安心。
 ここも花の多い道だった。晴れていれば前方に鳳凰三山が美しく望まれるらしい。
 下の方にカラフルなテントが見えた。池畔のテントサイトだ。  <つづく>


▲草すべりの道






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Last updated  2010.08.05 00:59:08
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