misty247

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2010.07.31
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カテゴリ: 私の歩いた山と道
 北岳に登ってきた。はじめての南アルプスだ。



▲芦安でバスを待つ登山者たち

 白根ICを土曜日午前1時に降りて、芦安の第四駐車場で車中仮眠をとった。4:30から 広河原行き5:10始発 の列に並んだ。
 白山別当出合まで私はバスには乗らんと以前書いた覚えがある。新中の湯ルートから焼岳に登り、上高地散策のあと中の湯へ戻るのに釜トンネルをジョグで通り抜けた私である。バスに乗るぐらいなら、遠くから長い登山道を歩く方を選ぶ。しかし北岳をピークハントしようと思えば、バスのお世話にならざるをえなかった。
 北岳は四方を2,500m級の山に囲まれていて、登山口の広河原は奥まったところにある。そして、頂まで比較的近い登山口である広河原からでも、北岳の頂を踏んで下りてくるには9時間を要するのである。
 南アルプスの北岳、さすがである。

 南アルプス林道を走るバスの車窓から、ガードレール1枚を境に谷へと深く切れ落ちていく絶壁を見ていたら、この林道を拓いた苦労と、ここを毎日運行するリスク、それに早朝からこんな山奥で働く人たちの諸々の制約など、いろんなことが想像以上のものであったから、最初は高く感じられた往復\2,200のバス代も妥当なものに思われた。


▲広河原は登山拠点として施設が充実している

 バスに1時間揺られて、広河原に着いた。

 団体より先に取りつこうと、バスを降りてすぐに歩き出した。



▲広く長い雪渓が残る大樺沢上部

 大樺沢(おおかんばざわ)はその名前の通り、沢筋を登るコースである。地図に水場マークがなかったので、たくさんの水を背負って登ったが、道中いたるところ水場だらけであった。
 昼食は今回も山頂で湯を沸かして、インスタントの焼そばとラーメンを食べる予定である。カルキ臭の水を捨てて、沢の水を汲んだ。これで名水ラーメンだ。

 雪渓は踏まずに横の岩場を登るのがコースである。登るにつれて花が多くみられるようになった。
 ひととき、頂のガスが晴れて、青天の中にバットレスが現れた。かたわらの登山者がバットレスが見えたと喜びの声をかけてきた。嬉しさに思わず、という感じがよく伝わってきた。そして、その嬉しさを分かちあった。  <つづく>





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Last updated  2010.08.04 01:22:40
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