リフレクソロジーの不思議 2
リフレクソロジーの不思議、謎について、迫ってみましょう。
その第２弾です。
「足のリフレクソロジーを受けている途中、
手の指先がしびれるような、ジーンとする感覚があるのですが・・・。」
このような感覚を感じる方、結構多いようですね。
私も、初めてリフレクソロジーを受けた時、
全身に走るジーンという電気のような感覚と、
手の指先までジーンとして、その後ポカポカ温かくなったのを覚えています。
長い間、正座をしていたり、同じ体勢でじっとしていると、
足がしびれる事、よくありますよね。
これは、体の重みが足の血管を圧迫するために血行を妨げ、
うっ血に近い状態と言えます。
つまり、静脈に血液がたまった状態。
筋肉が活発に動かないと、静脈の血流が悪くなって、しびれをおこします。
そんな時、急に立ち上がったりすると、
筋肉が動かされた事により、急に血流が動き出します。
滞っている静脈の血流に、さらに渋滞が続くようになってしまうのです。
すると、しびれにより感覚が麻痺してしまって、
足首の関節が上手く動かなかったり、
前に歩けなくなったりして、どうしようもなくなってしまいますよね。
それに似ている、と思っていただければ、わかってもらえるでしょうか？
今まで血行が悪かった部分が、
リフレクソロジーを受けた事によって、血流が良くなり、
その血流の影響によって、しびれるような感覚になるんですね。
たいがい、指先などのしびれを感じる方は、
普段手足の冷えが気になる方が多いようです。
また、リフレクソロジーの原点である、
エネルギーラインの観点からも、こう考えられます。
人間の身体には、大きく１０本のエネルギーラインが、
足の爪先から頭のてっぺんまでを通っている、と考えられています。
健康な状態では、これらのラインにエネルギーがスムーズに流れているのですが、
不規則な生活や、ストレスなど、心や身体に不調があると、
これらのエネルギーラインがブロックされてしまって、
身体のあちこちに様々な不調や不具合を表してしまうのです。
それは、自覚のある症状もあれば、潜在的な不調などもあります。
リフレクソロジーを受ける事で、
これらのエネルギーラインの流れが整えられ、
ブロックされて通りが悪く弱ってしまったエネルギーや、
かえってたまり過ぎてしまったエネルギーが、
補充されたり、放出されたりすることで、
一時的にしびれを感じると言われています。
時に、ジーンと感じたり、ビリビリと感じたり、
それは人によって、体調や精神状態によっても様々のようです。
血流にしても、エネルギーラインにしても、
滞っているものを流してあげる事で起こりうる現象なので、
心配する事はありません。
施術後は、多めに水分をとってあげることで、
より流れを良くさせて、普段から滞る事のないように、
適度な運動や、セルフケアなどをこころがけるといいでしょう。
ただ、私達民間療法のリフレクソロジストは、
診断や治療などの医療行為、医療類似行為は行えません。
万が一、数日たってもしびれや不調が続いた場合など、
気になる症状や不安な症状がある場合、
念のため医師への相談、受診をおすすめいたします。
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