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という情報を聞いて、さっそく出かけるMizumizu+Mizumizu連れ合い。
タダでくれるドリンクなんて、さぞやシャビーだろう・・・と思っていたのだが、どうしてどうして。
チョコレート付きエスプレッソや新鮮なフルーツ生ジュースや、選択肢はかなりのものだった。
ゴールドとダークブラウンを基調とした内装も、モダンで豪華。竹をモチーフにした壁画には金箔と螺鈿がふんだんに使われている・・・と、思う。あれが金箔でもなく、螺鈿でもないとしたら、それはそれで驚異だ。
もうひとつここのカフェの特徴は、ウエイターがほぼ・・・というか、100%男性で、かつイケメン&準イケメンで統一(笑)されていること。
このイケメンウエイターは、物凄く礼儀正しく、異常なまでに腰が低い。こちらが席につくと、うやうやしくひざまずいて、ダークブラウンのコットンクロスを膝に広げてかけてくれる。このクロスもコットンながら、一瞬リネンと見まごう上質さ。
歩き回っているイケメンウエイターは、目が合うとニコッとする。イタリアではよくあることだが、ニッポン男児で目が合ったとたんニッコリする人種は、ここ以外ではあまりお目にかからない。もっとも笑顔の炸裂ぶりはラテン系のイタ公・・・いや失礼、イタリア男性にはかなわないが。

エスプレッソが運ばれてくると、お盆の上からいい香りが漂ってくる。味もイタリアの、それも「上質な」エスプレッソそのもの。おまけにボンボンショコラも世界最高水準といっていい。フレッシュなのがよくわかる。見た目も素晴らしい。グッチのロゴが刻まれて、きらきら光っているさまは、宝石のごとし。
南仏の星つきレストランも、このくらいのものを出してくれればよかったのだが・・・
チョコレートは大いに気に入ったので、買って帰ろうと値段を見たら・・・
1粒500円
たけーよ、いくらなんでも。
こんな高いチョコレートをタダでつけてくるなんて、さすがにダイナースカードのやるサービス。なかなか太っ腹だ。宣伝のつもりなのだろうが、いかんせん、ちょっと値段が高すぎる。値段をまったく気にしない人になら(今の日本にそんな人がどのくらいいるのか知らないが)、間違いなくお奨め。
タダのドリンクとチョコレートだけいただいて帰るのも悪いので、スイーツを注文したのだが・・・

1600円のババ。ババというのは、いわゆるサバランに同じと考えてください。ナポリのお菓子で、生地から染み出てくる強烈なラム酒の風味が、Mizumizuは大好き。
なのだが・・・ ここのババは、ハッキリ言ってマズイ。「値段のわりには・・・」ではなく、正直言って、ダメです。
ババなんて、難しいお菓子じゃないのに、使っているお酒が悪いのか? あるいは生地の作り方なのか。はたまた、その両方か・・・ ま、両方ダメなら、最初っからババなんて作らないほうがいい。
もう1つ、1500円のズッパイングレーゼも頼んでみたのだが、これまたマズかった。グッチカラーの緑と赤をあしらったお菓子に仕上げていたのだが、緑に使ったバジリコにクセがありすぎ、他の風味と合わない。
スイーツがこのド低いレベルというのはかなり致命的だが、雰囲気とイケメンによるうやうやしいサービスは女性には受けること間違いなし。
実際、お客のほとんどは女性で、男性はムリヤリ連れてこられたか、カードをもっている人がたまたま紛れ込んでしまったか・・・ 積極的に来てる雰囲気の人はゼロ。
それにしても、よく女性客が入っていた。「イケメン&準イケメンのよる膝つきのおもてなし」戦略が功を奏しているのだろう。
このイケメン君たち、賞味期限が来たら、どこに回されるのだろう。人目につかない倉庫かしらん。
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