2006.09.23
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カテゴリ: 本馬鹿
数学的にありえない(下)
数学的にありえない(下) も読み終えた。

ホントに一気に読み終えた。
通勤の電車の中で読んでたんだけど
駅に着いて、本を閉じるのが惜しかった。

なんつーかねぇ・・・実におもしろかった。

数学や物理学もやたらレベルの高い会話が飛び交うんだけど
行き着くところまで行くとどちらも神の領域まで行ってしまう。
主人公のケインが作中で手に入れた(手に入れてしまった)能力がまさにそれ。
元々確率論の天才だった上に、新開発の薬の副作用で得た能力「ラプラスの魔」。
ネタバレになるので細かくは書かないが、物理用語で言うところの「ラプラスの魔」は
現在の全てを知っているが故に未来の全てを知る事ができる存在のことだが
後に量子力学で原子の運動は確率によることがわかり、「ラプラスの魔」は
存在し得ない事がわかっている。(受け売りです^^;)

ところがその辺りの折り合いをつけてしまったのがケインの「ラプラスの魔」だ。

「ジョジョ」だったらこんなスタンド持ってる奴は間違いなくラスボス (笑)

ただね 上巻の感想
数学や物理学で理屈付けをしているからというわけではなく、
特別な能力を持ってしまってからのケインが、それ故の苦悩を抱えつつ(抱えたからこそ?)
どんどん人間らしくなっていったからだろうか?

ストーリーは「ラプラスの魔」を利用しようとする組織に追われる
ケインの逃走劇だが、下巻のテンポの良さは何に例えて良いのかわからない。
こんなにテンポ良く「相対性理論」を説明するテキストなんか他に存在しないよ(笑)

数学や物理学を駆使しているという大きな特徴があるこの作品だが、
おそらくそんなものがなくて、普通のサスペンスだったとしても一級品だったに違いない。
そんな作品を読み終えて「ラプラスの魔」が発動している場面をきっちり映像化できるのであれば
ぜひ映画館で見てみたいなって思った。
絶対「ダ・ヴィンチ・コード」より面白いよ。





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Last updated  2006.09.24 02:58:20 コメント(8) | コメントを書く
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