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2009.05.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「iシェアーズ S&P グローバル・エネルギー・セクター・インデックス・ファンド(IXC)」 と 「iシェアーズ S&P グローバル金融セクター・インデックス・ファンド(IXG)」

海外では、業種別ETFの種類も充実しており、単一国の業種別ETFにとどまらず、世界中の企業を集めて業種別に分類した「グローバル・セクターETF」もあります。今回は、その中から、エネルギーセクターと金融セクターを投資対象とするETFをご紹介しましょう。

ひとつめは、
「iシェアーズ S&P グローバル・エネルギー・セクター・インデックス・ファンド(IXC)」 で、「S&Pグローバル・エネルギー・セクター・インデックス」との連動を目指す海外ETFです。

「S&Pグローバル・セクター」は、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)とスタンダード・アンド・プアーズ社の共同開発による業種分類基準(GICS-Global Industry Classification Standard’sの略)に沿った10セクターから構成されています。

「IXC」の構成国の数は14カ国ほどで、時価総額でみると、アメリカ、イギリス、カナダの3カ国で全体のおおよそ7割を占めます。構成銘柄数は81社で、構成比では、エクソン・モービルが全体の17%程度を占めています。

上場は2001年11月と7年超の実績があります。上場先は、ニューヨーク証券取引所 アーカで、運用はバークレイズ・グローバル・インベスターズが手がけています。分配金の支払いは、半年に一度(6、12月)が予定されており、直近の分配実績を基にして年率化した配当利回りは2.6%程度です。また、コスト面では、年率0.48%の運用報酬率が設定されています。最低購入金額は28,000円程度です。

ふたつめは、
「iシェアーズ S&P グローバル金融セクター・インデックス・ファンド(IXG)」 です。「S&Pグローバル・金融セクター・インデックス」を連動対象とし、世界の大手銀行や保険会社、証券会社などに投資します。

サブプライム・ローン問題に端を発する世界的な金融危機から「IXG」は08年1月時点の77ドル台に比べて、09年3月には18ドル台と一時7割強の下落を余儀なくされました。その後、米国を始めとする各国の金融対策が好感されたり、一部の欧米金融機関の決算内容が市場予想を上回ったことなどから株価は反発し、現在は35ドル台まで回復しています。

「IXG」の構成国の数は20カ国を超えており、中国、韓国、ブラジルなどの新興国も含まれています。時価総額では、アメリカがトップで、全体の3割強を占めています。また、構成銘柄数は219社で、三菱東京UFJ銀行など日本の金融機関も構成銘柄に含まれます。運用は「IXC」と同じくバークレイズ・グローバル・インベスターズが手がけています。上場は2001年11月で、年率0.48%の運用報酬率が設定されている点も「IXC」と同様です。なお、購入に最低限必要な金額は33,000円程度です。

以上のように、セクターによって、構成国とその比率、また上位銘柄の全体に占める割合が大きく異なることから、投資の前には必ず、これらの点を確認しておきましょう。

次回は、
「iシェアーズ・バークレイズ 米国総合 ファンド(AGG)」 と 「iシェアーズ・バークレイズ 米国TIPS ファンド(TIP)」 をご紹介します。

※旬の投資情報をお届けする「今号のピックアップ」と、海外ETFの銘柄をご紹介する「海外ETFナビ」は、交替でお届けします。

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金融アナリスト 愛川正博
(楽天マネーニュース[株・投資]第51号 2009年5月22日発行より)
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最終更新日  2009.06.26 10:20:19


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