モカのカフェにようこそ☆

Jan 6, 2006
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朦朧とする中、ストレッチャーへと移された。

みんなでよってたかって、よいしょってな具合に。

TVとかで、密着なんちゃらとかで、よく見るような感じで。

がらがらと寝ながら運ばれるときはなんだか不思議な感覚でした。

寝ながら運ばれるって、そうそう体験できるもんじゃないんでね。

かるく、ジェットコースター的な感覚でしたね。

また、ベッドに移されるときは看護師さん三人で移しました。

力持ちですねー。

検査は、あしの付け根、ちょうど前の股関節らへんの



出血しては大変です。きっとしんじゃうんです。

だから24時間近く、絶対安静なんです。

絶対安静がどういう状態なのかというと

真横。

まったく動いちゃいけない。

しかも足曲げたりとかすると、血栓が身体をまわって

血管の細いところで詰まる、いわゆる『エコノミー症候群』

になってしまうらしい。

そんなこんなで、身動きできず・・・。

ぴっちり、お行儀よくまっすぐ寝ました。

さて、ここで問題が多発。



「ごはんは?」

そうです。なんもできないんです。

元気なのに!!

でもしばらくは麻酔も、点滴もはいってたので

寝てました。



ご飯を食べることに・・・。

看護師さんが介助しますよーといってくれたのですが・・・

あたしは自分の仕事の分野である、

この、病院食を、患者となって、ひとりで食べてみよう!

そう思ったんです。

(さて・・・と・・・)

「えーと、フォークが棚に入ってるので、とってもらって良いですか?」

はなっから、お願い事するはめに。

快くどうぞとわたされたけど

(うーーん、横向いていいのかな?)

枕の横に食事を置いてもらったけど、器のへりしかみえない!

今日のご飯はいったいなんなの?!と、すでに半切れ。

メニューは

ご飯

ポークビーンズ

青菜の炒め物

サラダ

ヨーグルト

こんな感じだった。

ご飯は、あたしみたいな人のために、おにぎりにするのが基本。

ってか、おにぎりじゃなきゃ食べらんないじゃん!

と、確信。

しかし・・・ポークビーンズなんていう汁気の多いものは・・・

さてさて・・・どうたべたらよいものか・・・。

幸い、豆が大きくて、フォークでさして食べられたので

汁とかよけて、豆だけ食べてみました。

ってか、器の中身が見えないので、どんだけ残したのかもわかんない!

けど、たぶん上手に食べられた 笑

おにぎりをむしゃむしゃ食べた。

少しでも上半身を起こせたなら楽なんだけど

それもできないから、米粒は重力のまんま、

下にいくわけですよ。

つまり寝ているので、背骨の方の喉に溜まるんです。

あとは、食道壁の蠕動運動で胃へと押しやってくれるのを

ただ待つしかないのです。

飲み込めないもんですよー?あたしの年齢でこんな様。

お年寄りや病気の方の食欲が落ちるのも無理が無いことなのだと、

また、食事を自由に食べられないことが

とってもストレスになるんだということがよくわかった。

そして入院中のただただ、平坦な時間に変化があるとしたら、

それは、三度の食事なんだとも思いました。

(これはおいしいな・・・これ、しょっぱ!汁モノはきびしいな・・・)

などと一人で評価しつつご飯をなんとか食べ終えたあたし。

ご飯食べるだけで、非常に疲れた。

ヨーグルトはあとにとっておくことにしましたよ。

看護師さんが、歯を磨けとばかりに小さいバケツと吸飲みを持ってきた。

これはこれは!食事するより大変ですよ。

でもがんばってしゃこしゃこ磨いてみました!

なんでもかんでもはじめての体験ばかり。

さぁ、トイレですが・・・

男性は尿瓶でいけちゃうみたいなんですが(うらやましい。)

女性はなかなか・・・。

いわゆる子どものおまる的なものを、腰の下にいれてするらしい。

でも、よく考えても、横になって、

「はい、おしっこしていいですよー。」

・・・・・といわれても、できないじゃないですか!

かといって、24時間とか絶対安静の中、

我慢なんてもっとできないじゃないですか?!

なので、尿カテーテルをいれてもらったのです。

つまり、管を膀胱までずーーといれてって

膀胱から直接、尿を管を介して採取するっていうわけです。

ってわかってても、意味わかんないじゃないですか。

だって、あたし達は膀胱におしっこが溜まると

(トイレいきたい。)

そう思って、トイレに行くわけですから。

なので、聞いてみました。

どうゆう原理なのかと。

そしたら、膀胱に尿ができてたまったそばから

管をとおってこのバックにたまるんだと。

「・・・ってことは、トイレに行きたい!っていう感覚がないってこと?」

そうゆうことです。

だからどれだけでてるのか、もしくはどれだけ尿を産生してるのか

まったくわかんない。

あたしの意識とは関係なく勝手にでていくんですね。

不思議なもんです。

また、水を飲むのも一苦労ですよ。

ストローは準備してたので、ペットにストローさして飲んだんだけど、

それでも、こぼしちゃうの!

口からストローをはずすときにどうしても!

普段、何不自由なく生活をしていると

気付かない、本当にささいなことができない。

またできないことへのストレスがたくさん溜まるんでしょうね・・・。

つづく・・・





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Last updated  Jan 6, 2006 10:22:01 PM
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