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2009.08.25
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テーマ: 戦争反対(1185)
カテゴリ: ー 憲法随想 ー
日本国憲法の前文中には、
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
 われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
とある。

すなわち、
他国を信頼することにより、
日本人の生命・文化・財産を、
守ろうと決めたのである。

他人を愛することで、

そういうことであろう。

このくだりを、
実践していると思われるのが、
天皇の諸外国での様子である。
全ての国で、そうであるのかは、
ちょっと自信がないのであるが、
恐らく、そうであると思う。

「栄誉礼」の際、天皇を自衛隊が、
警護していないようにみえる。
相互主義で、双方の軍人が護衛につくはず。
もちろん、形式的な儀礼行為ではある。

まさに、
相手国に対する、信頼の象徴であろうと思う。

相手国に駐在する自衛隊員がいないわけではない。
相互主義で、大使館内に駐在しているはずである。
それでも、


さて、
「北朝鮮」は、信頼に足る「国」なのだろうか?
前文中には、
「平和を愛する」という修飾語が、付されている。
すなわち、
「平和を愛さない」国に対する「信頼」については、
言及していないのは明らかである。

では、
そういう国、例えば「北朝鮮」がそうであるとして、
日本国憲法は、武力解決を認めているのだろうか?
そうではない。
あくまで、
国際社会における、
「平和を愛する諸国民の公正と信義」を、
信頼するのである。
憲法前文は、国際社会の支援を期待し、
その実効を疑わないという決意である。

それゆえ、
「北朝鮮」との「国際紛争」も、
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」、
日本は、外交のみにより解決を図らねばならない。
領海・領空・領土の外へ、武力を持出すべきでない。
しかるに、
外交努力を重ねる為の手段を自ら閉ざしている。
不思議なことである。
そこには恐ろしい意図があるのかもしれない。



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藻緯羅 @ 岡田京さんへ 報道からは、全く不可解としか...  一…
岡田京 @ Re:「日赤名古屋第二病院で医療過誤」報道は正確か?(06/20) あたしもこのニュースはおかしいと思って…
藻緯羅 @ セミ・コンフィさんへ 研修医は疑問に思わなければ、 指導医に伺…
藻緯羅 @ mlupinさんへ おそらく、"バグ"でしょうね。 …
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