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以前は、この時期には、エレベーターへのイタズラに、閉口したものである。まだ、高層マンションも多くなく、10歳以下の子供が出歩くことが、ほとんどない時代だったから、子供がエレベータのボタンを気ままに、押せる機会は、ほとんどなかった。そんな時...引っ越したら、高層マンションだった。夏休みなので、親戚にお泊まりしたら、そこが、高層マンションだった。当然のごとく...エレベーターは遊び道具と化すことに。基本的には、乗り物となって、行ったりきたり。これだけでも、迷惑な話だが、しばらくすると、イタズラも始まる。全ての階のボタンを押して、自分たちは降りてしまう。以前は、今のように、押したボタンは、取り消せない。急いでいる時は、かなりの迷惑である。定番の”ダブルクリック”の特許はあるのか?特許電子図書館で検索したが、ないようである。ただ、”ダブルクリック”を利用した出願はあった。 【発明の名称】エレベータの音声案内装置 【公開番号】特開2008-87949当該部分を抜き出すと、===前記制御手段は、前記降車通知ボタンがダブルクリックされた後、前記降車通知ボタンを解除することを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のエレベータの音声案内装置。===この発明は出願はされたが、審査請求されずに、みなし取り下げになっている。公開はされたので、誰もがこの発明を使える。以前は、審査請求をしない出願が多かった。特許されないと思われるが、間違って特許されると、厄介である。そこで、出願だけはしておくのである。特許になったら儲けものと審査請求することも。そこで、企業に対して、そのような出願は控えるように、当局から、お達しがあった。今は、打率の悪い企業でも、50%は特許になっている。個人の場合は、思い込み発明も多いので、かなり打率が悪い。話を戻して、最近、イタズラが激減したのは、機会が増えたり、取消可能や防止機能などで、イタズラのやりがいがなくなった他に、防犯カメラ設置の影響もあるのかもしれない。先の出願に添付された図の一つ↓ 楽天市場で買ってポイントを貯めよう!【第3類医薬品】細胞賦活用薬 ルミンA-100γ 60T【送料無料】価格:5616円(税込、送料無料) (2019/2/15時点)
2013.09.01
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明日は、「防災の日」ですが、特許電子図書館を散策していたら、【発明の名称】緊急避難用装置【特許番号】特許第5274699号に出会った。要約によると、===想定を超える水位の洪水、津波が押し寄せても、人や物を収容できる浮体が、水流による大きな水圧を回避しながら浮上し、洪水、津波が終息したときには、浮上していた浮体が元の設置場所に戻れるようにした緊急避難用装置を提供する。===とある。水に浮いても、漂流はしない!ということのようである。しかし、この発明の内容だと、特許は困難に思える。弁理士に依頼した「効果」かもしれない。特許になるかどうかは、審査官を説得できるかどうかにかかっている。弁護士同様、弁理士も其の能力に長けている。で、発明された「緊急避難用装置」の、側面図がコレ↓である。
2013.08.31
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「無」からエネルギーを産み出すことは、科学的知見によれば、絶対に不可能である。にもかかわらず、そういう装置の発明は、数多く存在する。もちろん、特許出願も数多くされている。最近の出願の中から、一つ...【公開番号】特開2013-27292【出願日】平成23年7月21日【発明の名称】モータによる発電機個人の出願と思われる。【発明の効果】 従来不可能とされてきた永久発電を、 本発明により可能にし、 二酸化炭素を排出せず、天候にも左右されずに 発電することが可能である。特許願に添付された図面がコレ↓この図の左端には、手回しハンドルが見える。手回し発電機は、永久発電機なのか?その電力でモーターを回転させ、その回転を発電機に伝えて発電するらしい、手回し発電機だけよりも多くの電力が得られるのか?得られたとしても、この装置を作る為には、電力が必要である。回す人間(?)にも、「餌」が必要だし、病気になれば、治さないといけない。それにも、電力が必要となるが...発明者の定義する「永久発電」とは何だろう???
2013.08.20
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東亞合成が、日経離れをしそうな気配。期待を込めて、東亞合成の最近の特許の中から、面白そうなものを一つ...【発明の名称】 医療用粘着剤組成物、医療用貼付剤及び該組成物の製造方法要するに、サロンパスのようなものに関する発明である。因みに、「サロンパス」を明細書で使うと、公序良俗違反に。明細書によれば、本発明を使うと... 優れた皮膚接着性を有しながら、 剥離時の痛みが少なく、 また粘着剤組成物中の薬物の安定性に優れた 医療用粘着剤組成物が作れるそうである。この発明は、2011年4月8日に、国際出願されている。東亞合成の、一連の医療関連特許は、株価を後押しできるのだろうか?今のところ、藻緯羅の期待は裏切られている。
2013.07.27
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バイオ関連銘柄としては動き鈍い東亞合成から、とても長い名前の発明が、特許出願されていた。大手企業の出願で、これほど長い名前は珍しい。【公開番号】特開2012ー17303【出願日】2010年7月9日【発明の名称】β-D-グルコピラノシルアミン誘導体組成物からなる中空繊維状有機ナノチューブの外 径制御製造方法及び該方法で得られる外径が制御された中空繊維状有機ナノチューブもっとも、東亞合成単独の出願ではなく、「独立行政法人産業技術総合研究所」との、共同出願である。要約には、===中空繊維状有機ナノチューブの外径制御方法を提供する===とあり、発明の効果は、===本発明の中空繊維状有機ナノチューブは、その外径を簡便安価な方法で制御可能であるため、物質に対する包接能力や、包接した物質に対する放出能力、媒体中への分散性、媒体中での配向性、等、の性質を制御可能であり、医薬、農薬、化粧品、機能性材料等の分野での利用に大きく貢献することが出来る。===となっていた。株価的には、「大きく貢献」の大きさを、どう見積もり、どう評価するかだが、動きがなかったから、大したことはない?それとも、消化不足???因みに、個人の出願では、長く不可思議な発明の名称↓もあるし、 /moira/diary/20111130一風変わった、発明の名称↓もある。 /moira/diary/20130406 /moira/diary/20110622
2013.07.23
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特許電子図書館を散歩していたら、アルツハイマー病に関連する特許が、公開されていた。【公開日】2013年7月11日【出願人】東亞合成【発明の名称】APPの局在の検出方法【課題】本発明は、APPの機能、役割、代謝調節等の解明にとって有益と思われるAPPの局在情報を得る方法を提供することを目的とする。APPとは何?明細書によると...===ADは早期診断、予防、治療の社会的要請が極めて高い疾病である。ADが進行すると、症状として脳細胞の消失による脳の退縮が起こることが知られており、これに関係している中心分子としてアミロイドβA4プレカーサープロテイン(以下APPと略する)が知られている。ADの発症機序については、APPの機能、役割、代謝調節等すでに30年以上も研究が続けられているが、いまだに解明されていない部分が多く、少なくともAβ42またはAβ43の蓄積とAD発症の相関は極めて高いだろうということまでは分かっているが全てではない。これまで、APPの存在部位は完全には把握されておらず、細胞質に存在するものと考えられていた。===(藻緯羅注:ADはアルツハイマー病の略記)===APPの検出方法について鋭意検討した結果、APPのN末端側を認識する特定の抗体を特定の条件で用いた場合に、神経癌細胞等の細胞質、核または核小体にAPPが存在していることを発見した。長年の膨大な研究の中でもAPPのN末端側が核に局在するという知見は全く知られておらず新規な知見である。また、この知見が意味する内容は、細胞の盛衰を左右する重要な調節への関与である。======【産業上の利用可能性】本発明によりAPPの新しい局在情報を知ることができる。そして当該情報により、APPの新しい代謝調節経路、機能の情報を得ることにつながり、APPの本来の生理作用とAD発症機構を探る研究にとって極めて有用性が高い。たとえば、APPが核に局在するという情報だけでも、APPの関係する機能が複製、DNA修飾、転写などに絞られる。また、同様に、核小体はrRNA合成工場であり、細胞の休止・生育・消失の制御に関わるため、APPが核小体に局在するという情報だけでも、APPの関連する機能をこれらに絞ることができる。さらにまた、APPの異常な局在性と疾病との相関性を調べることにより、APPの異常な局在性と相関する疾病の診断をすることも可能になる。===(藻緯羅注:rRNAは、リボソームRNAのことである。)東亞合成は、ペプチド関連では多くの特許を保有しているが、この種の特許出願は、初めてではないだろうか。方法特許は、権利保護範囲が広くなりやすいが、この特許の価値をひも解くのは難しそうである。判る人だけに判るのかもしれない...
2013.07.12
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ジョブズを失ったアップルが、どんな革新的製品を産み出すか、注目されている。”iWatch”を登録したとか、自動車に関わる特許を出願したとか、いろいろと取り沙汰されている。そんな中、日本にも、自動車に関わる特許が出願されていた。【出願日】2013年3月18日【発明の名称】アクセサリを認証するための方法及びシステム明細書の中には、以下のような文章が見られる。===自動車がコネクタを含むことができ、メディアプレーヤをコネクタに挿入し、自動車のメディア・システムがメディアプレーヤと連携することができるように、それにより、メディアプレーヤ上のメディア・コンテンツを自動車内で再生することが可能になる。メディアプレーヤと共に使用するために、多数のサード・パーティがアクセサリを開発してきた。両立性のあるコネクタ又はポートが用いられる限り、アクセサリをメディアプレーヤと共に使用することができる。アクセサリは、アクセサリ・プロトコルを用いて、メディアプレーヤと連携する。アクセサリ・プロトコルの1つの例は、カリフォルニア州Cupertino所在のApple Inc.社から入手可能な、iPod Accessory Protocol(iAP)と呼ばれるものである。アクセサリ・プロトコルは、典型的には、アクセサリ開発者が自由にアクセスできるようにされたコマンドを含む。自由にアクセスできるコマンドに関連する問題は、これらのコマンドが、権限のないアクセサリ装置又は偽のアクセサリ装置よって使用され得ることである。===さて、これらから推測される製品は何だろう???
2013.07.04
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いつものように特許電子図書館を散策。そこで出会ったのが、この特許である。【出願日】2011年4月18日からして、東日本大震災で、一念発起したか???【発明の名称】は、 地震、津波、火災、及び強盗の 緊急避難用、一ヶ月滞在可能カプセルと判り易いのだが、洗練されていないので、特許初心者?しかし、初心者にしては、凄い点がある!それは、出願の日から、わずか8ヶ月で特許を成立させている。すなわち、【登録日】2011年12月16日である。肝心の【特許請求の範囲】は、地震、津波、火災、強盗の避難用として開発したカプセルであって、前記カプセルは万一の時は自力脱出出来るように、カプセルワイヤー、ワイヤー巻取りモーター及びワイヤー巻き取りチエンベルト、ワイヤー巻取り滑車を備え脱出時瓦礫を掘削して脱出できるようにカプセルの先端がカプセル先端瓦礫除去カッターに成っていて、カプセルも瓦礫の抵抗を抑えるために流線型に成っており、さらにカプセルはカプセルワイヤーによりワイヤ接続地下固定台と接続されているので津波に押し流されることも無く、救助要請の時も捜索する事無く即救助出来、前記カプセルワイヤーはカプセルワイヤー接続固定コンクリート台に接続されており2本のワイヤが回転するように成っていて、2本のワイヤーが離れないように、ワイヤー巻き取り滑車からのワイヤーとコンクリート固定代接続回転フックリングで止められていて、カプセルワイヤー取り付け箇所の上にはカプセルワイヤー取り付け固定台鋼鉄鉄板カバーがある事を特徴とする、地震、津波、火災及び強盗の緊急避難用カプセル。この書き方からは、初心者の感じを受けるが、具体的記述は、スピード取得に寄与したと思われる。特許願に添付された図面の一つがコレ↓【送料無料】楽安 シェルターのみ(介護リフト後付け可能)/ 【トマト】【RCP】価格:856,800円(税込、送料込)地震対策 押入れ シェルター押入れ型シェルター価格:273,000円(税込、送料別)好評販売中★ホームシェルターベッド価格:169,800円(税込、送料別)ロゴス(LOGOS) タープ&シェルター【送料無料】ロゴス(LOGOS) スペースベース コスモス 610【...価格:118,800円(税込、送料込)
2013.06.30
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各報道によれば、米国連邦最高裁判所は、判事全員一致により、人間の遺伝子は、「自然の産物」で「発明」にあたらず、特許は認められないとの判決を、6月13日に言い渡したそうである。出願された「発明」の内容を、藻緯羅は、忘れてしまったが...また、判決の詳細は知らないのだが...自然界にある物質の性質を解き明かしたから、その物質を独占できるというのは、その解き明かしに独自技術を使ったとしても、成り立たない議論であると、藻緯羅は思う。もちろん、「発見者」の栄誉は排除されない。しかし、独自技術でその物質を人工的に作り出せば、その独自技術は、発明として特許になるし、類似物質を作り出し、その機能が、元の自然物質に相当する機能を有するなら、それは、物質特許になる資格があるだろう。では、薬の特許は、どうなっているのか?多くの薬は、自然に存在する物質の中から「発見」され、特許の対象になっている。この考えでいけば、「遺伝子」も、単なる物質に過ぎないから、特許の対象であるという議論も成立する。それゆえからか、高等裁判所では、認める判決が出ている。日本では、1975年までは、「物質」は特許されなかった。しかし、1976年、特許されるように変わってしまった。藻緯羅は、アメリカの圧力が大きく働いたと考えている。それは、今、日本で使われている高価格の保険適用薬のほとんどが、海外から導入した薬であって、「日本特産」の薬は、わずかだからである。(カウントしたわけではなく、藻緯羅の印象だが)以降、特許の対象は、どんどん拡大されてゆくことに...これは、特許庁における省益拡大策の一環なのだろうか?それとも、弁理士だけでなく、当然、弁護士の活躍する場も拡がることになるから、法務省とも、ひいては通産省にも及ぶから、3省共同の省益拡大キャンペーンなのか???「プログラム権益」では、文部省が乱入してきて、激しいバトルの末、双方が権益を獲得することになった。今や、コンピュータープログラムは、「特許」と「著作権」で保護される「ねじれ」状態。さて...見方によっては、「特許制度」は、既得権益を擁護する制度である。しかし、当初の本来的目的は、 人間の英知による結実を、より広く享受させることにあったのである。藻緯羅は、学校で、そのように教わったのだが...
2013.06.15
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朝日デジタルの記事↓によると、 asahi...20130606===安倍内閣が7日に閣議決定する「知的財産政策に関する基本方針」が明らかになった。企業の研究者ら従業員が仕事で発明した「職務発明」について、現在は従業員側にある特許権の帰属を見直し、企業への移行を検討する方針を盛り込んだ。===記事によると、特許権を従業員に帰属させる案も並記されるが、従業員の立場は現行法より弱くなりそうな気配。現行法では、第35条に規定され、藻緯羅が要約すると...1)会社は、職務発明の通常実施権を有す。2)職務発明を除き、従業員がなした発明の特許権を あらかじめ会社に帰属させる条項は無効。3)職務発明の場合、従業員は相当の対価を得る権利を有す。現行法では、特許を受ける権利は従業員個人に帰属するので、契約により発明者から会社に譲渡されない限り、特許を受ける権利は、会社のものとはならない。すなわち、会社は出願することができない。通常、民間会社は、雇用時の契約により、相当の対価を支払うことを条件に譲渡を受け、速やかに出願できるようにしている。しかし、大学などの場合は、発明者個人の特許となるのが、慣習のようである。従って、「国立大学」の研究者は、大発明をしたら起業!ということもありえるのである。では、会社の莫大な資源を使った発明でも、なぜ、会社ではなく従業員個人の権利となるのか?それは...「発明」を、時間を切り売りする通常の労働とは考えていない。「発明」は、その個人の類希なる天分が為したものとしている。それ故、基本的人権に準ずる権利として保護されている。しかしながら、「会社の莫大な資源を使う」のを妨げることになっては、いわば「公共の利益」に反すると考えられるので...現行法では、「相当の対価」を条件に、あらかじめ会社に帰属させることを許しているのである。尚、前述の1)により、 職務発明の場合、従業員が譲渡しなくても、 会社は、無料で、その特許を使うことができる。また、2)により、 あらかじめ出願権を会社に譲渡する契約を結んでいても、 仕事に無関係な発明の権利は、従業員個人のものである。 半導体回路の研究に従事していて、 洗濯ネットを発明しても、会社に譲渡する義務はない! しかし、 仕事が、洗濯機の研究なら、会社のものとなるであろう。
2013.06.07
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特許電子図書館↓を散策していたら、 ipdl.inpit.go.jp===【発明の名称】公序良俗違反のため、不掲載とする。【出願番号】特願2011−288581===という特許願に出会った。「公序良俗違反のため、不掲載とする。」は、特許願に書かれていた発明の名称が、登録商標であったと思われる。例えば、「セロテープ」といったような。 「セロテープ」はニチバンが所有する登録商標そして、この特許願の明細書の随所に、 (公序良俗違反につき、不掲載)という記載が見られる。【要約】は、===【課題】現在全国規模又は、無料有料にて、生ゴミは、燃えるゴミとして、処理しているのが現状で有る。家庭で、処理する生ゴミ処理装置の値段が高く時間が掛かり過ぎ車の音がうるさいものが有った。【解決手段】小型又は大型の電気自動車を使用して真空装置生ゴミ瞬間乾燥処理技術によって粉の乾燥生ゴミを作る事を目的として、サイドライトの取り付けによって夜の荷物運搬歩道歩行者の安全確認の視界最重視確保とレンズライトとカラーライン線ライトの取り付けによって、今まで以上の夜の車の視界対向車視界の安全再確認を目的としている著作権原本。===となっているので、その登録商標は、「フジマイティー」かもしれない。[楽天市場]
2013.04.06
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やはり、あの方も頑張っていた。特許申請では、ちょっとした「有名人」からも、iPS関連発明が出願されていた。まずは、特開2008−154596 「ヒトiPS細胞初期化 3遺伝子利用死者復活製法」 発明者は、加治佐功その後も、 「ヒトiPS細胞初期化 3遺伝子利用経口不老不死薬 」 「ヒトiPS細胞初期化 3遺伝子利用病即治療 不老不死光発生装置」 「ヒトiPS細胞初期化3遺伝子利用 右脳聴覚野付近電極刺激 意識利用死者復活製法2」 「ヒトiPS細胞初期化4遺伝子利用 たんぱく質飲料経口不老不死薬2」と、続く...最初の、「ヒトiPS細胞初期化3遺伝子利用死者復活製法」明細書から、一節を紹介すると...【課題を解決するための手段】ヒトiPS細胞初期化3遺伝子を取り出し増殖させ墓の中の遺骨DNAからの再生肉体の体全体の細胞に行き渡り老化した各細胞の初期化を若い細胞になるまで戻すためで脳の記憶は頭蓋骨内側のDNAかその少しの脳のDNAあれば記憶が初期化する過程で生前の全記憶を取り戻す。この方の発明には、「ネット世界政府」というのもあり、壮大である。しかし、数多く発明するものの、近年の取得特許は1件、 特許3566557 「水入り小袋とオキシドール含有脱脂綿付き救急絆創膏セット」だけのようである。この発明は、2004年に特許されており、現在も、特許料が納付されており特許権は維持されている。[楽天市場]
2012.10.14
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越後製菓が、「サトウの切り餅」は、越後製菓の特許を侵害しているとして、サトウ食品工業に対して、「サトウの切り餅」の販売中止と、損害賠償などを求めていた裁判で、2012年9月19日の、最高裁判所の上告棄却の決定で、佐藤食品工業の敗訴が確定した。(1審の東京地裁は、越後製菓の敗訴、 2審の知財高裁は、佐藤食品の敗訴)藻緯羅は、2審の知財高裁の判断は妥当であると、考えていたが...↓ /moira/diary/20120322それにしても、サトウ食品工業は、敗訴確実と思われる上告をなぜ、行なったのであろうか?株主訴訟でも、恐れたのであろうか?無意味に意地を張ったのであろうか?だとすれば、税金の無駄遣いを強いたことになる。いずれにしても、 佐藤食品工業の開示によれば、 既に損失処理を済ませており、 敗訴を予想していたことは明白。もとより、裁判所の手を煩わす必要もない「争い」であろう。サトウ食品工業が、特許侵害を認めて、越後製菓が、相当の対価を受領して、現製品の継続販売を一定期間、認めれば済む話。この争い、スリットを入れるアイデアを特許にしてしまった、国の責任とも言えるが...サトウの切り餅パリッとスリット【1kg×5袋】越後 生一番 きりもち 400g
2012.09.21
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2005年に特許されており、日本への出願は2001年です。「放射線検出車」の発明者は、クリスチアン・シュヴァルツで、住所はドイツ連邦共和国ですが、筆頭特許権者は、長瀬産業です。他に、三菱商事とドイツの会社が1社、すなわち、特許権者は3名です。さて、この発明の詳細な説明の中に、===国内の鉄鋼メーカーは自衛の為、放射線検出器を用いた検査を行っている。特に、海外より輸入される鉄スクラップは、国内で発生する鉄スクラップに比べて出所が明確でないものが多く、より慎重な検査が必要である。又、日本の鉄スクラップを海外に輸出する場合、放射性物質を含まない旨を保証する事を義務付ける国が増加してきている。 ===という記述があります。「国内」とは、日本?ドイツ??フクシマを予見したかのような...この特許願には、興味深いことが...審査記録を読むと...「公序良俗違反 : 処分日(平14.3.12) )」の記述が見られます。これ自体、珍しいことではないのですが、一流企業からの出願には、珍しい???「公序良俗違反」といっても、「風俗」的ということではありません。強いていうなら、犯罪的でしょうか。著作権法・商標法違反という犯罪です。藻緯羅は、その多くは、商標法違反かと思います。出願の際、発明の内容を説明する過程で、うっかり「登録商標」を使ってしまうと、この「公序良俗違反 : 処分」を頂きます。藻緯羅も、頂いた記憶があります。うっかりしやすい「登録商標」には、 セロテープ、マジックインキ、万歩計 ホッチキス、ストロボ、フロッピー イーサネット、iモード...登録した側も、うっかりしていると、失効したり、普通名詞化するので、注意と努力が必要です。[楽天市場]岐阜県美濃加茂市【ふるさと納税】
2012.04.15
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すごすぎる請求項を持つ特許願だが、その後の、最新公開分を紹介しよう。===【公開番号】特開2011-226284【公開日】2011年11月10日【発明の名称】各種エネルギ保存サイクル合体機関 【請求項の数】5000===請求項の数は、5000と一段とスケールアップ!これを印刷すると、600ページに迫ることになるだろう。延々と続く、この発明群...発明の名称は同じだが、内容は異なってきているのも好ましくない。今回の発明は、===【課題】既存航空機類は大気中飛行で空気抵抗が非常に大きくCO2排出量が膨大、CO2排気0の宇宙飛行全盛として一日に地球を16周する等CO2排気を僅少にする。【解決手段】水銀重力タービン駆動にして、大気圧同速度同容積仕事率を既存蒸気タービンの2.3万倍前後水銀仕事率にし、多数の熱ボンブで太陽光加熱空気を圧縮して太陽光加熱空気を加熱圧縮熱回収する熱製造として、過熱蒸気温熱製造+圧縮空気冷熱製造分割保存して複数タービンの回転出力にし、既存蒸気タービンの2.3万倍前後仕事率利用の噴射推進狙いによる合体機関噴射(78V)太陽熱重力飛行船舶(39G)駆動既存航空機類最高飛行高度付近からの理論最良ロケット噴射宇宙到達費用を1/100以下として、太陽系脱出速度ロケット狙いにし、空気抵抗0の宇宙飛行全盛にして、地球上何処でも日帰り旅行や宇宙旅行全盛にします。===というものである。
2012.03.27
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あの方により、福島第1原発被災を意識しての発明が、なされたようです。特許電子図書館を散策していて発見!===【発明の名称】 多機能情報冷暖房無休憩発電機 (原子力事故及び地震事故対応型) (無害無給油の無休憩の半永久全自動作動発電機型)【請求項の数】62【要約】 【課題】従来の冷暖房クーラー装置も、テレビも、パソコンも、情報装置も、インターネットも、無線装置も、リモコン装置も、海底地震計も、木登りロボットも、水中ロボットも水中全自動撮影装置も、電池切れが、殆どの技術で、特許切れに至って、特許権の特許明示が無い商品の販売と値段吊上げの無法地帯の日本各地の市場により貧困社会が、広がるだけで有った。 【解決手段】あらゆる家電製品及びロボット及び機械の全自動化と半永久連続365日24時間連続作動の新2連振子型機械式発電機と新2連振子型自動充電池と高出力水発電機と高出力モーター等の高出力新技術と高出力発電回路新技術によって、電気製品の家庭電気配線を一切不必要にする事で、資源に限度の有る火力発電と原子力資源を、永遠に使用しなくても良い時代が訪れた事を広く伝えたい限りです。===ま、相変わらずの雰囲気です。そして、この特許願を印刷すると、130ページ近くになります。代表図↓↓↓
2012.03.25
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12月決算ということで、年金対応で保有している、4045 東亞合成だが...特許電子図書館で調べると、2011年に取得した特許は、80件であった。2006年頃の公開件数は、110件前後なので、取得率は高い方であろう。2011年に取得した特許で、ちょっと気になるものを、いくつか...特許第4828128号 【発明の名称】エステル化触媒特許第4831410号 【発明の名称】抗ウイルス性ペプチドおよび抗ウイルス剤特許第4784725号 【発明の名称】メイラード反応阻害剤特許第4677319号 【発明の名称】神経分化抑制ペプチド及びその利用特許第4656060号 【発明の名称】電解質膜および当該電解質膜を用いた燃料電池
2012.01.18
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特許電子図書館を散策してたら、過去への通信を実現するという、発明の公開特許に出会った...【公開番号】 特開2011-217344【発明の名称】 量子通信装置,量子通信方法 および量子情報処理方法【公開日】2011年10月27日発明者は、 過去への通信を用いることにより、 従来のアルゴリズムでは 指数関数時間以上の計算時間を 要していた解探索を線形時間や 多項式時間で達成する 量子情報処理方法を提供できる。としている。現在、使われている多くの暗号方式は、莫大な計算時間を要することで、その実効性が、担保されている。もし、この発明が、暗号の実効性能を、脅かすものなら、厄介...光速より早い粒子が見つかった(?)質量をつくる粒子が見つかった(?)という話題が提供される昨今、ひょっとして...しかし、藻緯羅には、この特許願の明細書は、難解!
2011.12.14
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特許庁に「特許願」を提出する際には、発明に名称を付けることになっている。一般的には、発明の目的や効果あるいは内容を、示唆する簡明な表現が用いられる。しかし、長くて風変わりな「発明の名称」も、公開されている。例えば、【公開番号】特開2011-215148【公開日】2011年10月27日【発明の名称】 電子熱核燃料原石核融合発電と 放射能廃棄物処理方法。 コメント2008年6月19日(木) PM14時17分34秒 薄曇りのまま美馬牛市街地 先程は見かけぬ客人の鳥が来ていた 明日給料日カンキチ原子力処理装置 先知的所有財産書き急ぐ事する。【請求項の数】25【出願日】2011年4月19日【課題】放射能廃棄物を少なくする発電方法を提供する。この発明者(出願人)は、2003年から17件の発明が公開されているから、手慣れていると思われるのだが...因みに、この方、この発明↓の発明者でもある。 moira/diary/20100930[楽天市場]
2011.11.30
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この特許は、なかなか凄い!【出願日】 2009年12月7日【登録日】 2011年1月28日その期間、わずか、14ヶ月! 超高速である。しかも、発明者も権利者も、個人である。詳しく見てみよう...【特許番号】特許第4673424号【発明の名称】スマート抹茶【特許請求の範囲】 抹茶類にビール醸造槽底部堆積物の 乾燥微粉末を添加して栄養機能を 増加したスマート抹茶。 「特許」としては、これだけである。発明の効用であるが...詳細説明全体に渡るので、この発明が解決する課題を示そう。【発明が解決しようとする課題】 人々の関心は老後における 安定した年金と健康長寿であります。 中枢神経系を含む身体的老化を防ぎ 安穏な終末人生を持ちたいという 希求を抱いています。 このことを可能にするのが 本発明の課題であります。素直に読めば、 安定した年金が得られ、 健康長寿を全うできる。 中枢神経系の老化を防ぐ。不老長寿は、無理としても安穏な終末人生が送れる???拒絶理由通知書が発送(2010.8.24) されているので、特許成立に向けて、必要な努力をしたようである。かくも単純明快な「発明」が、特許になるのか?一般の人は、恐らく、そう疑問に思うに違いない。しかし、「特許願」が提出されて、特許審査官が、「拒絶理由」を見つけられなければ、「自動的に特許される」のである。一般に、簡単な発明ほど、「拒絶理由」を見つけるのが困難と言われている。[楽天市場]
2011.11.28
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特許電子図書館を散策していたら、発明の名称:各種エネルギー保存サイクル合体機関という特許願の公開に出会った。何やら、「永久機関」の雰囲気が漂っている。読み始めてみると...出願人は、男1名女1名のようである。凄い!のは、出願件数である。同じ発明の名称で、 349件!そのうち、333件が、ここ3年間の公開である。さらに、内230件が、2011年の公開である。発明の実用化が順調なのか?さらに、驚き!は続く...この349件の中から、ランダムに一件をピックアップした。=====【公開番号】P2009-191614A 【公開日】2009.8.27【発明の名称】各種エネルギ保存サイクル合体機関【請求項の数】4525【出願日】2008.2.1【課題】火力原子力発電では発電熱量全部で海水温度を上昇・中国が10%成長を続けると百年で千倍を越え集中豪雨や台風風速が10~百倍に近付き人類絶滅の危険が在る。【解決手段】全動翼水銀タービン+全動翼水タービン駆動として水銀+水を真空中で垂直下方に重力加速度9.8m/毎秒毎秒を追加した加速として、人類史上最大の加速として気化爆発力使用で消費熱量を蒸気使用の1/72+1/539とし、大気圧同速度仕事率を既存蒸気タービンの2万3千倍+1700倍にして、水銀排気飽和温度220度前後の排気熱量を吸入空気で回収圧縮や燃料噴射燃焼を含めて500~1000度として縮径圧縮室水銀熱交換器で水銀+水を1回以上加熱最適温度とし、理論最良の熱ポンプを構成して同一燃料量200倍発電量狙いの海水温度上昇0やCO2排気0排気温度絶対0度近傍の全動翼ガスタービンを駆動し、冷熱回収利用後のCO2溶解水で海草類等を増殖。=====請求項の数が、4525を見て、特許庁が、誤入力!?と、一瞬、思ったのだが...読み進めば、実際に、4525あった!なので、全文をプリントアウトすると、約480ページにもなるのである。全件では、 349X480ー>167,520となって、10万ページを超えるのは確実!しかし、出願された以上、全部、読まねばならない。なぜなら、公開してはならない文言が含まれていないか、チェックしなければならないから...もし、審査請求がなされれば、審査の手間が膨大。だが、請求項目数が4525もあると、出願審査請求料も、膨大な金額となるはず。そこで、算出してみると、約1800万円となる。そして、免除の要件↓を満たしていると、 jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/この1800万円が、「無料」となる。全出願を審査請求する事は稀であるが、1/3程度は、審査請求されるのが通例。従って、審査請求数を100件とし、請求項数も、平均的に1500程度とすると、審査請求料の、総額は? 6億円程度か?
2011.09.17
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存在しないはずの「永久機関」だが、「永久発電機」を標榜する発明も多い。今回は、「磁気対消滅高効率発電機」である。高効率と名乗るからには、原理的には一般的なものなのだろう。効率を高めることで、永久化?〔発明の効果〕には、===この永久発電機は、反磁気、正磁気の対消滅量子反応を利用した電力増殖器で、小型でも大きな電力を発生出来る為、電気自動車用の電源や、発電所用の大型のものも造ることができて、従来の発電装置のように化石燃料などを必要とせず、無限の空間が資源となっている為に、省エネ、無公害の永久クリーンエネルギーとなる。 ===とある。どうやら、空間からエネルギーを取出す、すごい発明???だが、取出すにはエネルギーが必要とも受取れる。例によって、本人は意気軒昂である。 特許願 : 差出日(1997.11.13) 出願審査請求書 : 差出日(2002.7.30) 5年後の審査請求が、もっともらしい。審査審査請求書は実用化のメドがついた時に、提出されることが多いからである。さらに、 早期審査に関する事情説明書 : 差出日(2003.8.1)が出されており、増々、本気度が高まっている?この「早期審査」というのは、権利上の紛争が予想されるような場合など、審査の結論を早く出して欲しい時に提出する。これにより、特許庁は、必要があれば優先して審査することになる。その結果、特許庁は必要を認めたようで、早々に、 拒絶理由通知書 : 発送日(2003.11.4) 拒絶理由条文コード(第36条) を、送っている。実に、迅速である。ここから、発明者の闘いが始まる。 意見書 : 差出日(2003.11.18) 手続補正書 : 差出日(2003.12.2) 上申書 : 差出日(2003.12.17) 上申書 : 差出日(2004.1.15) 上申書 : 差出日(2004.3.29) 上申書 : 差出日(2004.3.29) 上申書 : 差出日(2004.3.29) 上申書 : 差出日(2004.3.29)拒絶査定 : 起案日(2005.10.31) 二度目の「拒絶」を貰うと、万事休すである。さらに闘うには、別の土俵に上がらねばならない。
2011.08.07
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このところの「涼しさ」で、東電管内の供給電力の余力は、安心ゾーンで落ち着いている。このことは、冷房に使われる電力が命運を、握っていることを示している。そこで、「大発明」を、紹介しよう。その名も、 「水圧永久発電機関」と、頼もしい。しかし、請求項を見ると...===槽水面下から立つ水塔内の水中と空中に亘り転輪を介し巻かけた浮帯が浮昇循環しその転輪を回転させて今成る永久発電機関===言葉は難解だが、原理は古典的である。なので、添付図を見れば、動作しないことは一目瞭然。それでも、他の発明家同様、この方も本気である。通常は、自分で出願することが多いが...途中から、弁理士に依頼している。一般的には、この種の発明の特許願を弁理士に頼むと、「特許の取得は難しいでしょうね」と、やんわりとアドバイスしてくれる。さすれば、この出願を引き受けた弁理士は、どういう弁理士かと、気になるところ。カネになればいいと思ったか?あるいは、大先輩に懇願されたか?というのも、出願人(=発明者)の「氏名」から、発明者が高齢であることが推察される。さて、出願後の推移は?審査記録から抜粋すると... 特許願 : 差出日(平8.1.31) 出願審査請求書 : 差出日(平8.1.31) 手続補正指令書(出願) : 発送日(平8.6.4) 手続補正指令書(中間書類) : 発送日(平8.7.2) 手続補正書 : 差出日(平8.7.15) 手続補正書 : 差出日(平9.4.24) 代理人受任届 : 差出日(平9.4.24) 手続補正書 : 差出日(平9.4.28) 出願審査請求書 : 差出日(平9.4.30) 職権訂正データ(方式) : 処分日(平9.8.26) 拒絶理由通知書 : 発送日(平10.2.24) 拒絶理由条文コード(21 第29条の柱書) 拒絶査定 : 発送日(平10.8.4)審査請求が複数あるところが興味深い。この審査請求手続は、誰でも行なうことができる。他人の審査請求による、出願人の「損失」はない。むしろ、審査請求に伴う費用を払わなくて済むので、ラッキー!但し、その後の、特許庁とのやりとりは、出願人の仕事。見知らぬ第3者が、やってくれるわけではない。もっとも、出願人が、特許取得の戦略として審査請求をしない場合は、厄介な第3者の出現ということになる。SeeedStudio マイクロ水力発電機[ロボショップ 楽天市場店]
2011.07.20
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東京は、「想定外」の猛暑で、計画停電は、あるかもしれない。我が家は、15%程度の節電を目論見中。極限まで節電↓すると、半減! /moira/diary/20110525ですが...また、電子特許図書館を、散歩しました。出会ったのは、===【発明の名称】永久磁石による永久回転機関原理と永久発電機関への応用理論===発明の名称からして凄そうですが、特許請求の記述も、800文字を超えます。お作法通りの、一つの文章で書かれてます。明細から、抜粋すると...===【産業上の利用分野】超小型発電機から大規模発電所まで、あらゆる発電分野。【課題を解決するための手段】永久磁石自体、何ら燃料も水利や風力等を必要としない。 【発明の効果】原則として、永久磁石の寿命の範囲以内と言う条件付きながら、無補給で、半永久的に電気エネルギーを得る永久発電機関を構築することが可能である。===「永久磁石の寿命の範囲以内と言う条件付」は、今、政府が強力に推進している太陽発電と同様。太陽発電も、「太陽電池の寿命の範囲以内と言う条件付」、であることは明白である。ということは、産業上、利用可能な発明???だからであろうか、山梨・甲府の住人である、発明者・出願人は、本気モードである。出願後の経過はというと...審査記録 特許願 : 差出日(平6.10.20) 受付日(平6.10.20) 出願審査請求書 : 差出日(平6.10.20) 受付日(平6.10.20) 拒絶理由通知書 : 起案日(平8.12.24) 発送日(平9.1.14) 意見書 : 差出日(平9.3.10) 受付日(平9.3.11) 手続補正書 : 差出日(平9.3.10) 受付日(平9.3.11) 手続補正指令書(中間書類) : 起案日(平9.5.6) 発送日(平9.5.13) 手続補正書 : 差出日(平9.5.15) 受付日(平9.5.16) 拒絶査定 : 起案日(平9.7.17) 発送日(平9.7.29)審判記録 請求書 : 受付日(平9.8.5) 審決 : 起案日(平11.10.27) 発送日(平11.11.19) 送達日(平11.11.20) 送達報告 : 処分日(平11.11.20) 作成日(平11.12.19) となってました。やはり、「永久」の壁は、厚い!
2011.07.06
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永久機関の発明は、今も↓続くが、 /moira/diary/20110611先日、”永久発電装置”なるフレーズを、「ノーベル賞」の発明↓に見つけた。 /moira/diary/20110622それで、「永久発電」という発明が、他にも?と、特許電子図書館↓を散歩してみたら、 ipdl.inpit.go.jp/複数の発明に出会った。その中の一つが、「地球の引力可変式永久発電機」【公開日】2010年6月3日と、公開したての、ホヤホヤである。で、注目の「請求項」は?【請求項】小さい入力エネルギーでより大きい出力エネルギーを得るための永久発電機です。 風力発電機のように風がなくても電気機械式で動き発電機へエネルギーを送ります。次に発電機より電気をおこします。 かなり、不慣れな印象であるが、これでも、形式的な問題はない。とりあえず、発電は出来そうだが、もとより、小さなエネルギーで、より大エネルギーは生み出せない。
2011.06.24
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特許電子図書館を散策していて、かなり変わった特許願を見つけた。【公開番号】特開2003-278646【発明の名称】ノーベル賞【出願日】2002年3月20日ノーベル賞級の凄い発明という意味で、「ノーベル賞」としたのであろうか。当然ながら、発明の効果や請求内容が気になるが、出願人も、興味深い。4人もいる。氏名から察するに、発明者は男性だが、その他に、女性と思われる名が3人。「久美子、雅美、麗香」奥さんと姉妹と娘であろうか。ノーベル賞級の凄い発明なので、資産価値も莫大になると見込まれる。出願前に権利を譲渡しておけば、税金ゼロで、莫大な資産を譲れることになる。!この節税法こそ、ノーベル賞級?!さて、注目の発明の効果や請求内容は如何?これがソレ===[発明の効果」、 地球に無公害の永久装置であり、永久発電装置である、 【請求項1】 この永久装置は、質量の重い伸縮性の少ない液体と、 質量の軽い伸縮性に優れた圧縮気体を同じタンクの中に作り、 タンクの中の圧縮気体の膨脹圧力を利用して、 圧縮気体をジエットポンプの作動流体に使い、 同じタンクの中の液体をジエットポンプの吸水にして、 ジェット作用を活用した永久装置である、【請求項2】 請求項1の原理を活用して、 風車を組み込だ永久発電装置である、===どうやら、この発明も「永久機関」のようである。読点であるべきところが、句点になっているのは、書いた人の、ちょっとした勘違いであろうか。「請求項」は、一文にするのが一般的であるが、明細書全体を、一文にする慣習はないと思われる。
2011.06.22
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特許庁には、「永久機関」の発明など、風変わりな特許願が、少なからず届く。この特許願も、かなり風変わりである。【公開番号】特開2000-77090【出願日】平成1998年8月27日【発明の名称】新化学理論の確立及びその応用名称だけでも、十分に興味を抱かせるが、特許の請求内容を見ると... 【請求項1】 電池の起電力は両極の酸化電位の差 であるとする新電池理論の確立は、 非鉛系高起電力二次電池の研究・開発に 寄与するところ大であった(特1、2)。 この新電池理論確立の過程を明らかにし、 新たにポーラログラフィーにおける 残余電流の成因、また航空機の燃料タンクの 金属疲労破損による爆発事故の可能性を 解明した。 【請求項2】 擬熱損失を定義した新熱力学により、 従来の内燃機関の熱効率の算出の誤りを 指摘するとともに、 直噴式ガソリン・エンジン(GDI)の 高熱効率を理論的に解明した(特3)。 これに関連して海洋温度差発電は 理論的には可能であるが、 その実用化は不可能であることを 明らかにした。となっていて、その異彩さを、いかんなく発揮している。明細部分を読んでも、この発明が、いかなる効果を生むのか不明である。この出願は、審査請求されることはなかった。発明者である出願人は、引用している資料などから、大学の先生、あるいは退官された方と推察されるが、幾ばくかの税金を、無駄遣いさせたようである。[楽天市場]【ふるさと納税】和歌山県御坊市
2011.06.18
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永久機関は、理論上、存在しない。しかし、「常温核融合」なら、まだ、グレー。あの衝撃的な実験報告から、何年が、経過したであろうか?庶民が思い描くような、「核融合」では、なかったが、何かしら...未知の出来事が起きている、それは、確かなことである。というわけで、研究は、細々と続けられ、特許も、出願されている。もちろん、存在を否定されないので、世に知られた企業からも。公開公報から、いくつか...日本真空技術 常温核融合実証用分析装置に於ける排気装置三菱重工業 常温核融合生成核種判定法大阪瓦斯 パラジウム重水素化物の製造方法田中貴金属工業 常温核融合方法及び常温核融合用金属材料NTT 常温核融合を用いた発電装置名古屋大学長 常温核融合反応方法東京電力 常温核融合発熱装置、蒸気発生装置および発電プラントしかし、特許取得に至ったものは、見つけられなかった。サブマリン中なのだろうか?また、自宅で核融合実験する「フュージョニア」たち↓ wiredvision.jp/news...2007060623ということもあるので、個人からの出願も少なくない。
2011.06.14
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地震国・日本で、原発を推進する理由?それは、動力・エネルギー源の、安価・安定確保!ならば、「永久機関」を発明すれば、一気に解決!第1種は、無理にしても...第2種なら、ひょっとして、あるのでは...この「夢」の発明は、個人発明家を魅了する。そこで、今でも、特許庁へは特許願が、届くのである。今年は、時ならぬ出願ラッシュになっている???それが判明するのは、1年半後であろう。なぜなら、原則として、1年半後に公開されるからである。速やかに、公開されないのは、出願人にとっても利がある。公開される前に、貴重な発明を補強できる!公開されてしまえば、皆が、群がってくる?因みに、「公序良俗」に反するようなものでなければ、発明の実現性や、文体、内容は問われない。それ故、「永久機関」も公開されるし...時には、講義ノートのような「散文」も、出願される。さて、最近の特許出願から、「永久機関」を紹介しよう。その名もズバリ! 【発明の名称】第一種永久機関 【公開番号】特開2010-17070 【公開日】2010年1月21日 【出願日】2008年7月1日 【審査請求】有発明の内容を請求項に見てみよう。 【請求項の数】6 【請求項1】 波動を伝達する伝達体と、 該管に波動を送り込む複数個の発信機と、 該管から送られてきた波動を受信する受信機と、 該受信機で発生した電流を分配する電流分配装置とを備え、 該伝達体は、一方の側が複数本の伝達枝体からなり、 他方の側が一本の伝達枝体からなり、 これら複数本の伝達枝体は一カ所で連通状態で接合しており、 一方の側の複数本の伝達枝体は、 各伝達枝体の経路差が波長の整数倍になっており、 一方の側の 各伝達枝体の端部には発信機がそれぞれ設けられ、 他方の側の伝達枝体の端部には受信機が設けられ、 該受信機の出力側は各発信機の入力側に導線で接続され、 該導線の途中には該受信機で発生した電流を分岐させて 各発信機に供給する電流分配装置が設けられていることを 特徴とする第一種永久機関。この見慣れない「文体」は、習慣的なものである。従って、この発明者は手慣れている?もちろん、発明者自身の出願である。因みに、法人は、発明者になれない。出願人にはなれる。多くの「永久機関」の特許願は、審査請求もなされる。この特許願も、審査請求がなされている。審査請求には、かなりの費用がかかるので、発明が実用化に近づいてから出されることが多い。その審査結果は、もちろん、「拒絶」であろう。しかし、発明者は信じ込んでいるので頑強である。(その1)【発明の名称】ホールドモータ【目的】 エネルギーの洪給を受けなくても、単純な機械構造のモータにより、 モータが止まらず、第一種永久機関となって半永久回転する。特許願 : 差出日(平4.6.1) 受付日(平4.6.3) 作成日(平4.7.15)手続補正書 : 差出日(平4.6.3) 受付日(平4.6.5) 作成日(平4.10.22)手続補正書 : 差出日(平4.6.22) 受付日(平4.6.24) 作成日(平4.10.23)職権訂正データ(方式) : 処分日(平4.12.9) 作成日(平4.12.9)職権訂正データ(方式) : 処分日(平4.12.9) 作成日(平4.12.9)職権訂正データ(方式) : 処分日(平4.12.9) 作成日(平4.12.9)出願審査請求書 : 差出日(平11.5.25) 受付日(平11.5.27) 作成日(平11.7.1)上申書 : 差出日(平13.4.4) 受付日(平13.4.6) 作成日(平13.5.16)上申書 : 差出日(平15.3.3) 受付日(平15.3.5) 作成日(平15.4.10)上申書 : 差出日(平15.3.10) 受付日(平15.3.12) 作成日(平15.4.22)拒絶理由通知書 : 起案日(平17.1.19) 発送日(平17.1.25) 拒絶理由条文コード(04 第36条) 作成日(平17.1.25)拒絶査定 : 起案日(平17.5.19) 発送日(平17.5.31) 作成日(平17.5.31)(その2)【発明の名称】「永久磁石による永久回転機関原理と永久発電機関への応用理論」【目的】 永久回転機関原理と永久発電機関への応用理論の公開。 特許願 : 差出日(平6.10.20) 受付日(平6.10.20) 作成日(平6.11.30) 出願審査請求書 : 差出日(平6.10.20) 受付日(平6.10.20) 作成日(平6.12.1) 職権訂正データ(方式) : 処分日(平6.12.28) 作成日(平6.12.28) 職権訂正データ(方式) : 処分日(平7.1.10) 作成日(平7.1.10) 要約不備職権訂正 : 処分日(平7.8.23) 作成日(平7.9.11) 拒絶理由通知書 : 起案日(平8.12.24) 発送日(平9.1.14) 拒絶理由条文コード(27 第29条柱書+第36条等) 作成日(平9.1.14) 意見書 : 差出日(平9.3.10) 受付日(平9.3.11) 作成日(平9.4.17) 手続補正書 : 差出日(平9.3.10) 受付日(平9.3.11) 作成日(平9.4.17) 手続補正指令書(中間書類) : 起案日(平9.5.6) 発送日(平9.5.13) 作成日(平9.5.13) 手続補正書 : 差出日(平9.5.15) 受付日(平9.5.16) 作成日(平9.6.23) 職権訂正データ(方式) : 処分日(平9.7.4) 作成日(平9.7.4) 職権訂正データ(方式) : 処分日(平9.7.4) 作成日(平9.7.4) 職権訂正データ(方式) : 処分日(平9.7.4) 作成日(平9.7.4) 拒絶査定 : 起案日(平9.7.17) 発送日(平9.7.29) 作成日(平9.7.29)この特許願は、審判の場へ 審判記録 請求書 : 受付日(平9.8.5) 作成日(平11.12.19) 番号通知 : 起案日(平9.8.29) 発送日(平9.8.29) 条文コード(00 その他の条文) 請求人00 作成日(平11.12.19) 氏名通知 : 起案日(平11.10.8) 発送日(平11.10.8) 条文コード(00 その他の条文) 請求人00 作成日(平11.12.19)結審通知 : 起案日(平11.9.27) 発送日(平11.10.19) 条文コード(00 その他の条文) 請求人00 作成日(平11.12.19)審決 : 起案日(平11.10.27) 発送日(平11.11.19) 送達日(平11.11.20) 対応番号(1) 条文コード(00 その他の条文) 請求人00 作成日(平12.1.12)送達報告 : 処分日(平11.11.20) 作成日(平11.12.19)
2011.06.11
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この特許願は、ダイエット法?公開番号は、 特開2010-233537で、出願日は、2009年3月31日出願したのは、 デジカメのオリンパスである。この発明で、何が、解決されるのか?どんな、メリットが、あるのか?【課題】の部分を見ると...===消化後の混合液をサンプリングすることなく、簡易かつ迅速に消化の程度を判定する。 ===となっている。どうやら、人体の話ではなく、試験管の中の話?人体に、応用はできないのだろうか?それにしても、オリンパスが、「脂肪消化」の研究?狙いの本命は、やっぱり、ダイエット法なのかもしれない。新事業にでも、つなげるのだろうか?というのも、【発明が解決しようとする課題】を見ると、===脂肪組織の消化の終了を時間のみによって判定する場合、実際に得られた消化後の混合液をサンプリングして細胞数を数えることで初めて、消化が十分に行われたか否かが検証されるので、検証のために顕微鏡や細胞計測装置などの設備が必要であるとともに検証に手間がかかるという不都合がある。===となっており、この発明により、オリンパス顕微鏡↓の売上げが減少する? olympus.co.jp/jp/lisg/bio-micro/とも思えるからである。[楽天市場]長野県東御市【ふるさと納税】
2011.06.10
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読売新聞のサイト↓によると、 yomiuri...20110608宇都宮市にあるベンチャー企業、エネルギー応用技術研究所が、電気自動車を短時間で充電できる、「電力貯蔵式急速充電システム」を、開発し、国際特許を取得したという。本当に5分で充電完了となるの?最近は、80%までは早いが...残りの20%に時間がかかる。しかし、この特許なら、5分で完全充電!!!種は、「コロンブスの卵」、すなわち、誰しも思いつくところにある。実際、特許4731607は、審決(2011.3.31)によりなされている。特許庁も、簡単には特許しなかった。誰しも、思いついて止めるのは、「危険」だから...しかし、彼は、考えた...ガソリンと同じ給油システムなら...電気にはシロウトである、運転者が、取り扱うには危険だが、ガソリンスタンドのように、設置場所を決め、取扱い責任者を置けば、可能なのではないかと...もっとも、この方法、実用化への道は険しい。というのは、世の中、多種多様の充電池で溢れている。当然ながら、法規制の峠もある。藻緯羅は、もっと簡単で、即、実用化できるシステムがあると思う。但し、基本的な製品特許は、とれない。なぜなら、誰でも、思いつくから...それは、「ガソリンスタンド」で、充電池を交換するシステムである。これなら、準備時間を除けば、数秒でも完了するだろう。問題はある!コストである。今は、充電池自体が高価である。それを、スタンドで多数個、遊ばせて置くなんて!もっとも、ただ遊ばせているのではない、充電しているのだが...しかし!ケータイで最安値のスタンドを知ることができる現代、多種多様の在庫状況を、クルマの中でリアルタイムで知り、ナビゲーションシステムに連動させることは簡単であり、システム開発・運用コストも、さほど高くない。因みに、こうやって、ビジネスモデルとして完成させれば、特許はとれる!交換場所の候補は、コンビニ、ガソリンスタンドが、筆頭である。駐車場で、補充電を繰り返すシステムも考えられるが、これには、「先の5分で充電完了システム」と同じ難点がある。すなわち、全電気自動車上に、充電システムがなければならない。多種多様の充電池ステムを、1台分づつ用意するより、交換場所ごとに、用意した方が効率が良さそうだ。さらに進めて...コンビにでは充電を行なわずに、コンビニの配送網を使って、充電池を充電センターに送り込んで充電する方が効率的かも。福島県いわき市【ふるさと納税】[楽天市場]
2011.06.09
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日本のチタン精錬2社が、共同で出願した特許願が、これ↓である。 /moira/diary/20051127まさに、呉越同舟。今日、また一つ、呉越同舟の特許を、見つけた。それが、特許第4346933号である。発明の名称は、「アブラナ科植物のS遺伝子型同定方法」種屋さんが、関係していそうな、名称...実際、特許権者は、 ・西尾 剛 ・サカタのタネ ・カネコ種苗 ・タキイ種苗の、4人である。西尾 剛は、大学の先生↓である。 agri.tohoku.ac...nishio残りの3人は、日本の種苗会社、TOP3である。
2011.06.08
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今日、公開された特許願に、発明の名称が、「中性子と中間子の生成」というのがあった。何となく、ハイテク領域の発明の感じもあるが...読んでみると、これが、なかなかの代物。明細書の中に、===【産業上の利用可能性】中性子も中間子も、太陽の中央の高エネルギーの場でなければ、単独で存在できない。よって、地上では存在できないので、産業上の利用可能性はない。===と、記述されている。特許される要件の一つに、「産業上の利用可能性」がある。この発明は、自ら、その可能性を否定している。こんな特許願は、今まで、見たことがない。それでも、特許庁は、門前払いにせずに公開した。この出願者の、出願意図は何なのだろう?自分の思考が、世界初であることを示したかった?この出願者の名前で、検索すると...出るわ、出るわ...2002年から今年まで、100件余が公開されていた。「発明の名称」を、いくつか拾うと... ・パンゲア大陸からの離陸 ・熱二 ・電気、磁気、抵抗 ・宇宙の回転と素粒子の回転 ・恐竜を撲滅させた隕石はどこに落ちたか。 ・東南アジア、インド半島、オーストラリア大陸関心のある方は、特許電子図書館↓へ http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
2010.10.21
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物理法則の中でも重要なのが、 熱力学第一法則あるいは、 エネルギー保存の法則と呼ばれているものである。言い換えれば、 第一種永久機関は存在しない。すなわち、無からエネルギーは生じない。 もし、これを否定する発明があれば、地球のエネルギー問題は解決!特別ノーベル賞ものです。それでも、「永久機関」を発明したぞ!といった、特許願は、出され続けています。そして、書類上の不備などがなければ、1年半後に、一般に公開されます。最近のものでは、今年の1月21日付けで公開された、 【公開番号】特開2010-17070 【発明の名称】第一種永久機関があります。そして、審査請求も出ています。内容が気になる人は、”特開2010-17070”でググレば、釣れるはずです。もっとも、変なサイトに入ってしまう危険性もあるわけで、安全重視なら、特許電子図書館↓で直接見るのがお勧めです。http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdlさて、「要注意」としたのは、ありえない発明だからではなく、この特許願を読んでみると、「詐欺」に活用される可能性を強く感じるからです。この発明を「種」に出資を募るといったような...根拠は、藻緯羅の勘ですが...で、年初の公開の話を、なぜ、今頃?あまり早いと知恵を授けることになっても...という懸念も感じたので。
2010.10.17
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特許庁には、様々な発明が出願される。2010年1月4日に出願された発明は、かなり風変わりである。発明の名称は、「国の900兆円越えの借金全額返済の為の世界最新の公共事業対策装置」”装置”とあるので、門前払いはなさそうである。請求項の数は、なんと75もある。審査料が高額になりそうだが、巧くすれば、免除されるかもしれない。発明の名付け方は、決して上手とは言えない。藻緯羅なら、 「国家財政危機救済装置」とするだろう。さて、その【要約】は...=== 【課題】本発明は、現在までの日本国の900兆円越えの全額国の借金返済の為の特許技術と都道府県市町村区の全額借金返済の為の特許技術に関する説明。 【解決手段】本発明の公共事業の世界初の新技術は、公共事業の水力発電技術のダム水のスピードを上げる為に、ダム水を、落とし込むダム水誘導官を、ストレート官からスクリュー官に 変える事で、水のスピードを、上げる事によって水車プロペラ型ダイナモ発電量を増やす事を可能にした世界初のダム水発電官に世界初のスクリュー官を使用した水力発電技術によって日本国の900兆円越えの日本国の全額借金返済の為のスクリュー官の公共事業対策世界最新技術。 ===上記の引用中、改行位置は藻緯羅が読み易いよう変更した。文字は、変更していない。このような出願でも、受け付けられ税金が投入される。「900兆円」が、少し増えたかもしれない。こうして特許製品は誕生した!
2010.09.30
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何かというと、特許番号:第2700469号の発明の名称なのである。登録日は、平成9年の10月3日である。全部で3ページ、請求項も一つだけのシンプルな特許である。 睡眠法を学べる装置?眠っている間に、勉強できる装置?どうやら、後者のようである。特許公告を読んでも、どういう装置かはわかるものの、その効果の理屈は、よくわからない。それでも、特許になっている。ちょっと不思議だが、珍しいことではない。そして、この特許の権利は、平成18年10月3日に、消滅している。その理由は、年金不納による抹消とある。この発明は、権利者・発明者に利益をもたらしたのであろうか?頭のさえる寝具ふとんHR睡眠覚醒リズムを整え、受験勉強の学習成績アップに寝具・敷布団 合格...価格:49,140円(税込、送料込)
2008.12.15
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今年も、テレビ・ラジオが特番体制へ入る時期になってしまいました。お墓参り、気になりますよね。特許畑を、いつものように彷徨っていたら...「墓参り代行サービスシステム」という発明に、行き当たりました。この発明の権利者は、個人で、発明者も、その方です。そして、拒絶される事なく、「一発合格」です。しかも、公告を印刷したら5ページしか、ありませんでした。時間順に列挙すると、 出願日: 平成11年12月30日 審査請求日: 平成18年 1月27日 登録査定起案日: 平成19年10月29日 登録料納付書差出日:平成19年12月10日 【登録日】 平成19年12月14日どんな発明かというと、 遠方等の理由で墓参りのできない家族、親族等に 代わって、清掃、焼香、献花等のサービスを行う為の システムということになります。そんなのが、特許になるの?なるから、「発明稼業は止められない」のでしょうね。で、発明部分はというと... 墓参り代行にあたって、インターネット網を利用して、 募集を行うと共に、サービスした内容をe-メイルを 介して画像等をデジタル伝送し、 更に、住職による読経、講等の音声を デジタル伝送する等して、本人が直接に墓参りしたと 同様の臨場感を伴うシステムということになります。ひとことで言えば、 「従来の墓参り代行とインターネットを結びつけた」ただ、それだけのことです。それでも、最初に思いつけば、特許になるんですね。但し、利益に結びつくかどうかは、別の話です。例えば、↓こんなサービスもある。http://www.chunichi.co.jp/...htmlお墓参りは楽しい
2008.12.13
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昨日、本邦初、否、恐らく世界初のCa還元によるチタン精錬法に関する特許公告を紹介したが、改めて、Ca還元に関する公開を検索したら18件がヒットした。18件中、3件が呉越同舟の出願であった。すなわち、東邦チタニウムと大阪チタニウムテクノロジーズの、共願であった。そして、1件が特許査定、1件が拒絶査定、1件が審査中であった。残りの15件は、全て大阪チタニウムテクノロジーズの単独出願であった。昨日、紹介の1件を除いて、審査中であった。以下、18件の公開番号を列挙する。特開2008-144280特開2008-088513特開2007-239073特開2007-239065特開2007-084847特開2007-063585特開2006-274371特開2006-274340特開2006-124813特開2006-104555特開2005-264320特開2005-264319特開2005-264181 拒絶特開2005-248200特開2005-133196特開2005-133195特開2005-068540 特許第4193985号特開2005-068539 特許第4193984号尚、日本軽金属もチタン精錬関連の特許を、特許3981601(H19.7.6登録)、特許4198439(H20.10.10登録)と、2件、成立させているが大学との共願と思われる。[楽天市場]大阪府河内長野市【ふるさと納税】
2008.12.11
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二酸化炭素を排出せず、天候に左右されず、エネルギー源が枯渇することのない、無限発電装置が発明されたらしい。本年4月24日に公開された特許願、P2006-314831によると、===本発明は引力による重力をエネルギーとしているので資源の枯渇が無く、無限活用が可能。浮上可能な空洞の鉄球を落下し、重力と、重加圧を利用して回転運動に変え、発電する機構である。落下鉄球は水中浮上して繰返す。リニア発電は独立した別個の発電機構の装置で電導コイルを施した二壁のドーナツ形状の内側を推進物が磁気作用を活用して回転し、その回転力を発電に利用するもの。地球温暖化を含め全課題を解決する。===永久機関は原理的に存在しないが、この発電装置の効率はどのくらい?巨大なものを作れば、実用になるかもしれない。因みに、個人の出願で、明細書は洗練されたものではない上、その後2度にわたって、全文を補正している。
2008.07.13
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日経techon!などによれば、富山県立大学の落合友四郎氏英国University of St. AndrewsのU. Leonhardt氏公立はこだて未来大学のJ. C. Nacher氏の計3人の研究者が、 人工的な誘電体「左手系メタマテリアル」を利用して、 電磁波が通過しても反射や位相遅延が全く発生しない、 「完全な透明マント」の「設計図」を示したという。という。このニュースとも、関わりがありそうだ。
2008.04.16
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日本電子と岡村研究所に特許されている。平成15年2月21日に登録されているが、審判のすえのことで、苦労したようである。その後、アドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズに、権利移転されている。この特許は、「エンジンと電動機により駆動されるハイブリッド電気自動車」に、限定される内容になっている。そして、===常にエンジンの運転を効率最良点で行い、コンデンサの蓄電電力と組み合わせて走行させるので、エネルギー効率を向上させることができ、また、コンデンサの充放電を定電流で行うので、コンデンサの入出力エネルギー量を向上させることができる。しかも、コンデンサを蓄電装置として用いるので、従来の二次電池に比べてサイクル寿命を大幅に向上させることができる。さらに、エンジンを効率最良点で運転させた上に、コンデンサの蓄電電力を加えて車の最大駆動力をカバーするので、車の最大駆動力以下でエンジンを設計することができ、積載機器の軽量化及び小型化を図ることができる。===ような、制御方法を発明したものと考えられる。「ハイブリッド電気自動車」で検索した結果を、最新特許から50件分を列挙すると、 特許3997998 ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置 特許3993564 シリーズハイブリッド電気自動車 特許3988324 組電池の異常判定装置及び組電池の異常判定方法 特許3965368 ハイブリッド電気自動車の制御方法 特許3959084 ハイブリッド電気車両のためのマニホルド絶対圧力制御システム及び方法 特許3948421 密閉型ニッケル水素二次電池を備えたハイブリッド電気自動車 特許3947082 最大全開加速性能を得るためのハイブリッド電気自動車の制御方法 特許3944237 低Co水素吸蔵合金 特許3937419 ハイブリッド電気自動車における走行表示装置 特許3931446 組電池の充電状態調整装置 特許3925002 組電池の電圧調整装置 特許3924996 組電池の電圧調整装置 特許3912475 ハイブリッド電気自動車の発電制御装置 特許3910740 リチウム二次電池 特許3908400 シリーズハイブリッド電気自動車 特許3899700 組電池の電圧調整装置及び組電池の電圧調整方法 特許3898139 ハイブリッド自動車 特許3898107 車両用モーターにおける劣化を生じている永久磁石を特定する装置及び方法 特許3895586 ハイブリッド電気自動車のためのエンジン動作中のアイドル制御方法 特許3893395 ハイブリッド電気自動車の駆動制御装置 特許3892528 ハイブリッド電気自動車の補助電源バッテリ充電制御装置 特許3891084 パラレル式ハイブリッド電気自動車の動力制御装置 特許3887140 リチウム二次電池用電極スラリーの調製方法 特許3878150 ハイブリッド電気自動車における鉛蓄電池のための充電状態アルゴリズム 特許3870091 ハイブリッド電気自動車のためのキャニスターのパージ制御 特許3864403 ハイブリッド電気自動車における走行表示装置 特許3863719 電気自動車の制御装置および制御方法 特許3862619 パラレル式ハイブリッド電気自動車におけるエンジン停止制御 特許3862547 ハイブリッド電気自動車の冷却方法 特許3855497 組電池の充放電状態判定方法及び装置 特許3830371 ハイブリッド電気自動車のエネルギー制御方法 特許3817842 ハイブリッド電気自動車の冷却システム 特許3800012 シリーズハイブリッド電気自動車用発電機の制御方式 特許3795833 後進中のハイブリッド電気自動車の制御方法 特許3780521 ハイブリッド電気自動車における走行表示装置 特許3774095 リチウム二次電池の輸送方法 特許3767614 ハイブリッド電気自動車のエンジン作動制御装置 特許3758631 ハイブリッド電気自動車のモータ冷却構造 特許3750567 二次電池の出力劣化演算装置および方法 特許3734122 三相インバータ回路モジュール 特許3722145 ハイブリッド電気自動車の冷却システム 特許3711380 ハイブリッド電気自動車バッテリーの最大充電及び最大放電電流値算出方法 特許3697826 ハイブリッド電気自動車の発電制御装置 特許3687276 ハイブリッド電気自動車の発電機制御装置 特許3687270 ハイブリット電気自動車の発電機制御方法 特許3685460 水素吸蔵合金 特許3683181 リチウム二次電池 特許3657095 ハイブリッド電気自動車のエンジン始動装置 特許3654196 ハイブリッド電気自動車 特許3652550 リチウム二次電池及びその製造方法高性能ハイブリッド自動車の研究ハイブリッド・電気自動車のすべて(2007)
2007.10.27
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「昼光色、昼白色、電球色」とJIS規格では、3種類ある蛍光ランプ。実際、どのランプが好ましいかは、部屋で、点けてみないと何ともいえない。どのランプを買っても、自然光とはほど遠いし、電球色と言えども、普通の電球とは違う。原理的には、どう工夫されても、自然光や白熱電球と同等とはいかない。それでも、色々と変えてみたいと、考える人はいたようである。特許第3905511号(照明灯)では、そのような照明法が提供されている。しかしながら、2本以上の蛍光管を併置して、それぞれの出力を任意に調整しているだけのように読め、発明者が主張する効果が得られるのだろうか。それでも、日本の特許庁が、特許したものであるから、原理的に成立しているのであろう。出願が2003年で、特許成立が2007年である。出願と、同時に審査請求しているので、会社は、本気であると思われる。近いうちに、製品が発表されるかもしれない。
2007.05.11
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特許電子図書館へ寄ってみたら、超能力チェック玩具(特願2003-344668)に、昨秋、審査請求が出されていることに気付いた。この発明を使うと、超能力の有無を、遊び心の中で推定できるらしい。審査請求はしているが、”推定できる”では、特許は難しいかもしれない。というのも、推定の確度に関する確たる記述を明細に見つけられないからである。もっとも、補充される可能性は否定出来ない。出願人は、ソリッドアライアンスとある。HPを見る限り、それなりに実績のある会社に思える。ソリッドアライアンス楽天市場店を、見る限り、この発明を利用した製品は、まだ発売されていないようだが、いろいろ、興味深い商品が並んでいた。(2016.10.15追記) 2009年に拒絶査定を受けてました。 上記のリンクは切れています。 会社へのリンクは、 http://plaza.rakuten.co.jp/moira/diary/201610150000/ にあります。[楽天市場]
2007.04.12
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金属チタンを得る為の新精錬法が、住友チタニウムの手によって完成しているかもしれない。過日の検討後、本日、さらに1件の関連する、特許願(2005ー271995)が、公開された。その中に、===これにより、TiCl4の還元反応を効率よく行わせ、安定した操業が可能である。また、電解工程における大量のCaCl2含有溶融塩の連続処理が可能であり、還元槽へのCa供給速度を増大させて工業的規模でTiを製造することができる。===との、文章を見ることができる。直裁的に「工業的規模」を、発明の効果としたのは、初めてではないだろうか。このことから、住友チタニウムが計画中の、パイロットプラントが成功するのはほぼ確実であろうと、藻緯羅は思う。50年来の夢の実現が、すぐそこまで来ているように思える。[楽天市場]【ふるさと納税】岐阜県関市
2007.04.05
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公開特許公報フロントページを10年分、「ノロウイルス」で検索して見たら、4件が、かかった。発明の名称は、それぞれ1.二枚貝の浄化方法、二枚貝の浄化判定方法及び二枚貝の浄化装置2.組換えプラスミド及びキメラウイルス3.ノロウイルスの検出試薬4.ノロウイルス又はサポウイルス検体用希釈液及びウイルス検出試薬である。出願人は、1.ヤンマー他12.岐阜県3.東ソー4.デンカ生研となっていた。
2006.12.18
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ちょっと変わったスピーカーは、その後も静かに鳴っている。ところが、この変わったスピーカーの特許出願と思われるものに出会った。画像は、代表図である。出願は、2005年の4月28日であるから、約1年で発売された事になる。発明の名称 = 「超磁歪スピーカ」発明者 = 1名出願番号 = 特願2005-131909出願人は、もちろん、フォスター電機である。
2006.11.10
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「透明マント」実現か? 理論実験に成功!というニュースが、駆け巡った。SFの世界が、現実になるということで関心を引いたのであろう。実際は、興味深い実験であるが、SFに出て来るマントには、ほど遠いというのが我が印象である。SFの世界の常連に、「超高速伝搬」がある。「光より早く伝わることはない」という現代物理学の「常識」に反するところに常連の価値が「あった」。しかし、日本には、「超光速伝搬」を実現させる装置特許があるのである。特許を出願したのは、「日本電気株式会社」で、昨年、成立した。この会社の住所は、「東京都港区芝五丁目7番1号」となっていた。因みに、特許番号は「3716916」である。また、常人の夢、「永久機関」の出願は、今でも続いている。ざっと見たところでも、この10年間で、30余件も出願されているのである。懲りない面々は、まだまだ、多い。
2006.10.20
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いわゆる霊魂を呼び寄せるという巫女であるが、特許出願されているこの装置は、それを代行してしまうらしい。出願されたのは、昨の夏のことである。装置の名前を、「故人意識生き返り装置」と言う。「巫女ロボット」の方が、印象が良いと思うのだが。さて、発明のキモはというと、死後のエネルギーを11次元宇宙に追い重力子(グラビトン)とみなし解釈し重力波の周波数をその重力子と合わせることで故人の誰のものか分析しサイボーグ内にその意識エネルギーを誘導し固定することで故人意識生き返りを可能とする。と、書いてあった。凡頭には、理解不能である。【コスプレ】 Happy巫女さん
2006.10.07
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公開されたのは、昨年の4月である。といって、エープリルフールではない。確かに、日本の特許庁から公開されていた。特許されるかどうかは疑問だが、形式的には適っていたということであろう。そのタイムマシンの名前は、「一般相対性理論応用加速度運動利用重力制御タイムマシン」となっている。発明の課題は、「現代科学水準では造れずタイムトラベルは不可能だった」となっている。ごもっともである。要約にある解決手段は、一般相対性理論を応用した重力を加速度運動で作り出し、その重力空間では時間の進み方が遅れるのを利用して重力の強弱で未来過去の特定時間を調節し重力空間から一般空間に出ると未来、一般空間から重力空間に入ると過去に着くことを可能とした。となっている。なるほど、出来そうだが、具体的に、どうするのであろうか。それは、出願書類に詳しく述べられているはずである。
2006.10.06
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7日、公開された特許「電解装置、電気化学反応型膜装置及び多孔質導電体」は、本田技研と住友チタニウムの共同出願となっていた。この発明が生まれるような研究開発を一緒にしていたと考えて良いだろう。発明者を見ると、資金を出しただけというより作業を共にしていたと思われる。さて、この長い名前の発明は、どんな発明なのだろうか。チタン製錬業として住友チタニウムには電解に関する知見が積み上げられている。自動車屋の本田技研から見れば、電解装置と言えば燃料電池に関わるものであろう。さすれば、この発明は、チタン粉体あるいはチタン微粒子を使った「燃料電池」そのものであると思われる。要約から推定するに、燃料電池の安定性と効率性に寄与するものと思われる。(JPA2006233297)
2006.09.07
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