国の成り立ち
フィリピンの歴史は1521年マゼランに発見される以前は14世紀ごろに中国の書物に、スルー諸島との交易の事実が見られる程度であった、従ってマゼラン一行がフィリピン諸島を発見その当時のスペインの王位断承者フィリップス2世の名にちなんでフィリピンと命名されるまでは世界史には登場しない諸島であった、
マゼラン発見以前のフィリピンはアニミズムと呪術信仰を持つ部族が原始村落を形成していた、村落は大陸と陸続きだったところからすんでいた原住民が山岳地帯に、ジャワ、マレーシアから渡ってきた部族が平地にと別れていた、
それをスペインが侵略しマニラをフィリピン支配の首都と定め強引に一つの国家に纏め上げた。
しかしスペインが征服したのはルソン島とビサヤ諸島の平地部でしかなく、全てが統一されるのはスペイン戦争で勝利を得たアメリカが山岳部やミンダナオ島など未征服地まで侵略のてを伸ばし支配下においてからである、
こういった強引な統一は今日のフィリピン国内の政治に多くの問題をのこしている
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