monakomamaの想い

私の実家の母が泊まりに来てくれました。

アリエル が呼吸器になってからは、毎月必ず我が家に泊まりに来てくれます。

母は身体が弱くて今は歩くのもヨチヨチ歩きですが、

アリエルが、生まれてからずうっと１６年間私とアリエルを支えてくれました。



姉と母はいつも車で沢山のお土産をトランク一杯持参して我が家に来ます。

田舎の人なのでチマチマした買い物はしません。

お米、お野菜、くだもの、お漬けもの、食材、日用品まで

自家用ミニマーケット車が来るみたいなんです



母は昔から「お世話になってる人に義理を欠いてはいけない！！」と言っていました。

田舎ですから義理人情の世界を大切にしているところで私は育ちました。

今でも変わってなくて、誰が来ても母は「お茶一杯どうぞ！」言います。

母は毎日、２リットルのポットで２本分のお茶入れしてる様子です。

そして、近所のおばちゃま達と一緒に自家製の煮物・お漬物・梅干し等‥

四季折々のものを腕奮って作ってます。

皆お互いに持ち寄り、試食しあいながら楽しそうにお喋りしているようです。

ご近所のおばちゃま達の田舎の料理は、いたってシンプルですが皆プロ並みに上手です。

冠婚葬祭でも割烹着きて手際よく料理を作って来た人達ばかりですから！

そういう環境の土地柄なので、おすそわけのお皿の大きさも半端でなく

大盤振る舞いなのです！！！



アリエルのおばあちゃんはヨチヨチ歩きにはなりましたが

田舎で元気に暮らしてるお婆ちゃまです。


今回、母は家の畑で採れた青唐辛子を持って来てくれました。

そして、私と主人に食べさせたいと青唐辛子のみそ炒めを作ってくれました。

それを食べた私は「おばあちゃんの味だわ！！」と驚き、絶賛しました。

懐かしくて、夏の香りがして‥それは確かに母の味だったんです。




青唐辛子のみそ炒め‥心にしみました。




お母さんがいつも私達に云い続けて来た言葉、忘れてません。



義理を欠いてはいけません。

生き金を使いなさい。

自分が親にしてもらった以上に我が子にしてやれる親になりなさい。

ずっと忘れないで、肝に銘じて精進します。



私も５１歳になったけど、 元気なお母さん では金メダルものよ。

アリエルを支えて下さる方々に感謝の気持ちを込めて

私もお茶入れさせていただきますね、お母さん