元気コーチの日記帳

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September 13, 2006

藤子・F・不二雄の作品

(1)

カテゴリ：カテゴリ未分類

更に、コピペさせてもらいました（笑）

承諾済みです。

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友達の日記に深く共感してしまったので、
コピペして載せます☆本人には承諾済みです♪

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ドラえもんが有名ですが、僕は短編集の作品も好きです。

「気楽に殺ろうよ」という短編集に収録されている「大予言」という話がリアルでした。

この師匠はタロット占いが得意で、きっと何かとんでもない予知をしてしまったのだと思われました。

弟子が師匠に問います。
「さ、教えて下さい。先生の予知なさった未来を。」

師匠が答えます。
「予知?わしはなにも予知なんかせんぞ!!」

弟子「じゃ、一体なんですか!先生がこわがっておられるのは。」

師匠「しってるくせに!!
きみだけじゃない!みんながしってるくせに!
世界中のみんながしってるくせに…」

弟子は話が見えず困りました。
そんな弟子に師匠が自分が新聞や週刊誌からの切り抜きを集めた、一冊のスクラップブックを手渡します。

今世紀中にも石油は枯渇
〇複合汚染
蝕まれる人体
〇直下型大地震必至
〇人口爆発

〇核拡散
保有国増大すれば爆発の歯止めなし

そんな記事が集められていました。

読み終えた弟子を見て師匠が言葉を続けます。

師匠「ひょうしぬけしたような顔だなやっぱり。それがこわい。」

「自分たちの滅亡を予言されて。平気な顔をしてられるみんながこわい!」

「有効な対策もないくせにさわごうともわめこうともしない世界人類がこわい!!」

そして最後にこの師匠は孫を抱いてこう言います。

『おまえにはもう予知してあげる未来もないんだよ』

この話を読んだ時、ドキッとした。

実際自分もこの弟子の様な反応をしてたから。

ちょっとした占いや予言には一喜一憂するくせに、環境問題や世界のニュースは他人事の様に受け取っていた。

実際にあるデータをもとに根拠のある情報を公開されているのに、ほとんどの人が知らん顔。

でも根拠の足りない占いには、人生すら左右される人が少なくないと思う。

地球は使い捨ての星じゃない…

もっと自分の出来る事を考えていった方が良いと思った。

他にも別の視点から社会問題や環境問題等を切り込んだ作品がたくさんあります。

藤子・F・不二雄の短編集、オススメです。

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地球環境のことだけじゃなく、

「小学生が同級生を殺傷。」

「息子が親を刺し殺す」

「人を殺してみたかったから殺したと供述」

。。。毎日の新聞の見出しは、

実はどんな怪談話よりも稲川淳二の怖い話よりも

ずうううっと怖くて身近で恐ろしいモノ。

それなのに、私も含め、なんでこんなに「鈍く」なってるんだろう。

そのこと自体が世界で一番恐ろしいことかも。。。

なんて考えさせられてしまう日記でした。

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