アンティークライドのNEW WORLD

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2013ファイナルシリーズ

2013ファイナルストリートチャンピオンシップ
  コース:ハイスピードタウンストリート  START・・・12/29 22:30

番号     名前 脚質 ランク     オッズ アピールポイント コメント
 1 ケーニヒ 自在  SS   9.9 (6番人気) 既存勢屈指と言われる類まれなスピード コース適性もOK。昨年の雪辱を晴らせる。
 2 シリウスナイト 先行  SS   2.6 (1番人気) 一瞬の瞬発力と展開に応じた戦略眼 かつて制したことのある舞台。不安要素なし。
 3 スターファイア 差し  +A  10.2 (7番人気) 切れ味の不足を補うしぶとく伸びる末脚 切れ味勝負では分が悪い。仕掛けどころ次第。
 4 スカーレットライフ 先行 -SS  13.0 (9番人気) スピードを生かした先行力と接戦での底力 今期絶不調も復調気配あり。復活の可能性も?
 5 ワールドストライプ 逃げ   B  36.3(16番人気) 単騎・大逃げと自在に操れる器用な逃げ 相手一気に強化でどうか。試金石の一戦。
 6 ミレニアムステージ 先行  -S  17.3(12番人気) 豊富なスタミナと最後までバテない持続力 ハイペース必至も悲観せず。持ち味生きれば。
 7 ローカルスター 差し -SS  16.1(11番人気) 天性のレースセンスと爆発力のある切れ味 メンバー的にチャンスあり。切れ味勝負で。
 8 ブラックルナライト 逃げ -SS   8.4 (4番人気) 展開への適応力とそれに対応した発想力 超ハイペースでも問題ない。実力も上位争い。
 9 ハンクパース 自在   H  47.5(18番人気) コース不問の対応力と自在性のある脚質 実績十分も相手関係に不安。展開次第では。
10 ロードストライド 追込  +S  21.1(14番人気) 展開次第もハマれば破壊力十分の末脚 展開に左右されやすいだけに、ペース次第か。
11 ブラックナイト 逃げ  +S  18.3(13番人気) スタートの加速力と路面を問わない安定感 状態は良いが同型多く、展開の利は望めない。
12 ウィンディエリアル 追込  +S  12.7 (8番人気) スピードと持続力、双方を兼ね備えた末脚 淀みなく流れればチャンスあり。一発秘める。
13 ラッシュスパイラル 差し  SS   3.2 (2番人気) 一度ハマればどこまでも伸びる末脚 展開不問の強みがある。ハマれば圧勝まで。
14 ミドルワールド 逃げ  SS   3.5 (3番人気) 追随を許さぬスピード感溢れる大逃げ ここなら実績上位。マイペースに持ち込んで。
15 ドリームロケット 先行  -S  15.8(10番人気) 逃げレーサーにも劣らぬ先行力と加速力 ハイペースはむしろ歓迎材料。押し切れるか。
16 GTスペシャル 逃げ  +S  34.9(15番人気) 得意コースならしっかり伸びるスピード しぶとさはあるが相手強い。前々で粘れるか。
17 マーブルファンタズム 追込  +S   9.4 (5番人気) 飛んでくるような豪快かつ大胆な末脚 末脚を存分に生かせるコース。逆転まで加味。
18 シャインスター 追込  +S  41.0(17番人気) 持続力を欠くが切れ味強烈な末脚 近走不調が目立つ。コース相性はいいが。


アンティークライドの予想 ~ストリートはスピード重視になりやすいが?~
 これは難解ってレベルじゃないぞ・・・と言いたいぐらいにハイレベルなストリートバトルになりそうだ。基本的に差し・追込が台頭しやすいコースではあるものの、それはあくまで普通のハイペースで流れやすいから言えること。今回に限っては違うと断言できる。理由は至って単純。ミドルワールドがいるから、これに他ならない。
 それだけに予想はミドルワールドをどう見るかで大きく変化するだろう。クーヘンとかは即行で切るって言っていたが、どうも俺はそんなに簡単にいきそうな感じがしない。・・・まあ、先に結論から言うと、 ミドルワールドが気分良く逃げられれば残る 。そして今回の場合、 逃げ切りは十分にありうる 。そう考えていいはずだ。
 もちろんシリウスナイト、ラッシュスパイラルを筆頭に、ミドルワールドの大逃げに注目しながらレースを進めていくレーサーは多いだろう。その都度マークされるミドルワールドは、並程度のレーサーなら沈むことも多々ある中で、逃げ切ってしまうケースも数知れず。ましてやストリートコースは得意部類。後続が末脚を存分に発揮しても届かないほどのペースで逃げることができれば、逃げ切りVが見える可能性は十分にある。もっとも、きちんと脚を残していればの話にはなるのだが。
 対抗にはラッシュスパイラル。まくりを使えて強烈な差し脚を持っている中では、最も信頼度が高いレーサー。シリウスナイトの方がオッズでは高評価ではあるが、安定性がモノを言うコースではなく、爆発力やコース適性がモノを言う舞台であるため、ラッシュスパイラルを上位に評価したい。
 以下、末脚組で怖いレーサーを何台かピックアップしておく。シリウスナイトは抑え程度。今回は厳しいと見た。

  ◎:ミドルワールド(逃げレーサーは5台いるが加速力は断トツ。好スタートから大逃げを打って押し切る可能性は高い。雨なら割引が必要になるが・・・)
  ○:ラッシュスパイラル(ミドルワールドに追随できるとすれば彼が最有力だろう。乱ペースにも適性があるので、ペースが速くなっても歓迎)
  ▲:マーブルファンタズム(こちらも乱ペースに不安なし。ただし末脚勝負型なので、前が速すぎるが故に脚を余す危険性はあるので注意が必要)
 △1:ロードストライド(マーブルファンタズムと似たような長所、短所がある。大波乱を読むならこちら狙いでもいいかもしれないが、確実性には欠ける)
 △2:ケーニヒ(何だかんだ言いながらもそのスピードはオリジナル勢に劣らない。既存勢枠の少ない中で選出された実力は伊達ではないはず)
 △3:シリウスナイト(安定感では最上位に位置づけると思われるが、波乱を呼ぶようなレース展開で真価を発揮できるかどうか。順当ならトップ争いの資格は十分にある)
  注:ドリームロケット(先行勢からもう1台。乱ペースになった方が歓迎材料が増えそうなレーサーなので、前残りも期待できるなら注意はしておきたい1台)

   リザルト
  1位:ラッシュスパイラル(SS、差し)     2番人気:  3.2
  2位:ウィンディエリアル(+S、追込)     8番人気: 12.7
  3位:ドリームロケット(-S、先行)     10番人気: 15.8
  4位:ミドルワールド(SS、逃げ)       3番人気:  3.5
  5位:マーブルファンタズム(+S、追込)    5番人気:  9.4
  6位:シリウスナイト(SS、先行)       1番人気:  2.6
  7位:スカーレットライフ(-SS、先行)    9番人気: 13.0
  8位:ロードストライド(+S、追込)     14番人気: 21.1
  9位:スターファイア(+A、差し)       7番人気: 10.2
 10位:ケーニヒ(SS、自在)          6番人気:  9.9
 11位:ミレニアムステージ(-S、先行)    12番人気: 17.3
 12位:ローカルスター(-SS、差し)     11番人気: 16.1
 13位:ブラックルナライト(-SS、逃げ)    4番人気:  8.4
 14位:ブラックナイト(+S、逃げ)      13番人気: 18.3
 15位:ハンクパース(H、自在)        18番人気: 47.5
 16位:シャインスター(+S、追込)      17番人気: 41.0
 17位:GTスペシャル(+S、逃げ)      15番人気: 34.9
 18位:ワールドストライプ(B、逃げ)     16番人気: 36.3
大逃げミドルワールド逃げ切り態勢も、ホームストレートで後続が一気に殺到!最後に頭一つ抜け出したのは派遣勢の一角:ラッシュスパイラル!
 2013年度の締めくくりレースの一つ、2013ファイナルストリートチャンピオンシップを制したのは、派遣勢5台のうちの1台、2番人気のラッシュスパイラルだった。
 レースは好スタートから果敢に飛ばしたミドルワールドによる超ハイラップで進んでいった。今日のミドルワールドは快調に飛ばし続けたため、結果的に乱ペースと呼ばれるほどの超ハイペースと化したが、この煽りを受けたのは後方勢よりもミドルワールド以外の先行勢。ハナを奪っていきたいタイプのワールドストライプやブラックナイトはもちろん終盤に失速し、そうでないGTスペシャルやブラックルナライトも最後の末脚勝負では分が悪く下位に沈む。仕掛けどころで前が壁になったローカルスターやシャインスター、最後のスピード勝負で後れを取ったミレニアムステージやハンクパースも残念ながら伸び切れず。
 ラスト100mまでは完全にミドルワールドの勝利ムードだったが、徐々に差を詰めてきていた後続勢がゴール寸前でミドルワールドを飲み込む。この中で一際鋭い伸びを見せていたのがラッシュスパイラル。最後は僅差であったものの、頭一つ抜け出してこのレースを制した。
 優勝したラッシュスパイラルの外から鋭く差を詰めた8番人気のウィンディエリアルが健闘して2着。直線入り口で単独2番手に浮上していたドリームロケットがしぶとく脚を伸ばして、外2台にはかわされたものの3着に踏ん張り、トータル的には波乱の決着。
 なお、1番人気のシリウスナイトは持ち前の瞬発力で一旦は後続勢の先頭に躍り出るも、最後の一伸びを欠く形となり6着に沈んだ。3番人気ミドルワールドは懸命に粘ったものの、逃げ切ることはできず4着まで。乱ペースと呼ばれる超ハイペースになったとはいえ、結果的にはコース傾向の通り、後方勢が上位に台頭する結果となった。



2013ファイナルチャンピオンシップ
  コース:チョロQシティ(5周)  START・・・12/30 22:30

番号     名前 脚質 ランク     オッズ アピールポイント コメント
 1 ソニックセブン 追込   B  40.2(16番人気) 厳しい位置からも届く音速の切れ味 経験が不足しているので適応できるかどうか。
 2 ナイトブルー 先行  SS  16.9(11番人気) 相手不問の安定感と展開を読む推測力 地元コースで調子も良好。逆転の可能性は十分。
 3 スターブライト 差し  SS  22.8(15番人気) 豪胆さと清廉さを備えた安定感ある末脚 調子は戻りつつあるが、一時の出来には遠いか。
 4 ブラックウィル 自在 +SS   4.3 (2番人気) 変幻自在の脚質と状況不問の精神力 グリッドも良く条件は恵まれた。再度チャンス。
 5 マッドスペシャル 逃げ  SS  69.0(17番人気) 好位に取り付く加速力と粘り強い根性 コース適性は良いが近走不振。仕上がりも微妙。
 6 ドリームアリス 自在  SS  17.5(12番人気) 展開やコース、相手を問わない堅実さ さらに力を付けつつある状態。伏兵でも要注意。
 7 ディアブールブレイド 逃げ  SS   4.8 (5番人気) 驚異の勝負根性とここ一番での瞬発力 復調気配で全盛期の強さが戻った。復活Vへ。
 8 エクスカリバー 追込   H   3.0 (1番人気) どこからでも一瞬にして切り裂く切れ味 目下4連勝中と勢い充実。今年こそ決める。
 9 ドリームフライト 差し   P   9.1 (8番人気) 長く鋭く、飛ぶように伸びてくる末脚 このところ実力を出し切れず。実績上位だが。
10 ゴールドグランプ 自在 +SS 125.4(18番人気) 百戦錬磨のキャリアと展開不問の自在性 さすがにこのメンバー相手では。立ち回り次第。
11 ラインインペール 差し +SS   8.1 (7番人気) 常識破りのまくりと鋭く伸びる切れ味 引き続き調子は良好。ただしコース相性に不安。
12 ブラックスター 先行   H   4.5 (3番人気) 大崩れのない安定感と強靭なスタミナ 安定感は言うまでもない。持ち味生きるならば。
13 ミスティックワード 自在   S  11.2 (9番人気) 展開、路面不問の順応性と強烈な切れ味 末脚勝負で見劣りはしない。このメンバーでも。
14 ブレイズファング 差し  SS  15.3(10番人気) 安定感を欠くも爆発力の高い末脚 調子は良い状態。安定感を欠くのでハマれば。
15 リンカーン 先行   H   4.7 (4番人気) 驚異的なスタミナと豊富なキャリア 泣いても笑ってもラスト。全てを出し切る。
16 ズルフィカール 逃げ   S  18.7(13番人気) 素晴らしい加速力としぶとい粘り強さ 能力は高いので、マイペースなら勝ち負けも。
17 ベストメンバー 差し +SS   5.6 (6番人気) 兄に匹敵するまくりと路面不問の安定感 好調キープもグリッドが微妙。克服できるか。
18 ハリケーンブレイカー 差し +SS  20.4(14番人気) 鋭く凄まじく、暴風のような切れ味 不調続くが十八番コースで復活も。軽視は禁物。


アンティークライドの予想 ~テクニカルとはいえ総合的な能力は不可欠!今年最後の大レースを締めくくるのは?~
 いやまあ、今年もそうそうたる顔ぶれが揃った一戦となったな。いつも言えることなんだけど、このレースに関してはメンバーは言うまでもなく最高クラス。そんなレーサー達が集うのが一年の総決算:ファイナルチャンピオンシップでもあるわけだから、素晴らしいレースを期待してしまうのは、俺だけではないはず。
 レースの舞台はチョロQシティ。世間ではコース攻略が簡単か難しいか、意見がよく割れるところでもある。ちなみに俺はそんなに難しくないと思っている。さすがに初見でどうにかなるコースではない気がするけど、慣れれば案外楽に走れたりするからなあ。そういう意味では経験のないレーサー、ここではソニックセブンがそれに該当するが、そのようなレーサーは減点材料として見ておくべきだろう。
 さて、まずはこのメンバー構成の中で誰を本命に選ぶか。俺の考えは既に決まっている。本命は リンカーン 。ラストランだから選んだ、とかそういう単純な理由ではなく、ナイトほど理論的ではないが俺なりに考えて導いた結論だ。
 リンカーンを本命に選んだ理由としてポイントとなったのは、 近走の調子とコース適性 、それから 先行力があるかどうか である。
 まず近走の調子。こちらは言うまでもなく重大な要素で、ここに出場してくるメンバーが、近走調子が悪いといったようなことは稀なことだが、仮にそんな状態で出場してくるとなれば、割引せざるをえなくなる。例外は過去に1度だけで、その1度も前走に復調のきっかけをつかんで挑んできたわけだから、最近の調子は非常に重要な要素となる。
 次にコース適性。当たり前だがこのコースと相性の悪いレーサーは、基本的に活躍をした試しがない。今回出場しているレーサーの中でその不安があるのがラインインペール。昔と比べれば克服具合は相当なものだが、それでも苦手意識があることに変わりはないし、いつものまくりがうまく決まらないケースも多々あるため、信頼度はかなり低くなりそうだ。他の出場レーサーはそこまで苦手意識があるわけではなさそうだが、多少の違いはある。当日の気配と照合して考えていきたいところだ。
 以上の2点だけでも候補は絞れてくるのだが、完璧には絞りきれない。そこでもう一つのファクター:先行力。簡単に言ってしまえば、逃げ・先行脚質のレーサーを探せばよい。このコースは道幅が狭いところが多いため、後半に抜き去る差し・追込タイプのレーサーは上位に絡みづらい傾向がある。昨年のようにミドルワールドのような面倒なレーサーがいるのなら話は別だが、今年はそんなレーサーは不在。となれば上位陣は逃げ・先行の中から選んでいくべきだろう。
 その結果、本命に推したのがリンカーン。前走4位と絶好調とは言えないものの、ラストランに向けて調子を上げてきていると聞くし、何より経験の豊富さと安定した先行力はこのコースで大きな武器となるに違いない。他にも強敵は存在するが、自信を持って本命に推したい。
 対抗にはディアブールブレイドを指名。先行力、コース適性は言うまでもなし。気になるのが調子の推移だが、当日の状態を見て問題がなさそうなら逆転まで加味しておきたい。
 以下、先行ではないがコース適性や実績のあるレーサーなどを何台かピックアップし、俺の予想とした。3番手以降の詳細については、下記の予想を見て確かめてくれ。

  ◎:リンカーン(スピード決着にならなければ勝機は十分。これまでの経験を存分に生かし、ラストランを優勝で飾ってほしいところ)
  ○:ディアブールブレイド(先行力ならリンカーンよりも上。当日の気配次第だが、一番成績のよかった時期と比べると物足りない危険性もある)
  ▲:ブラックスター(タイプ的にはリンカーンと似ており、コース適性も不安なし。リンカーンが上位に台頭するなら、こちらの台頭も考えておくべき)
 △1:エクスカリバー(先行力がないというより、先行しないという面ではマイナス材料。ただし混戦を抜け出せるなら圧勝まで考えられる切れ味はある)
 △2:ブラックウィル(一昨年のこのレースの覇者だが、その時と比べると状態面で見劣りするところがある。底力の生かせる展開なら浮上か?)
 △3:ドリームアリス(実は調子、コース適性、先行力全てでプラス材料あり。基礎能力の面でマイナス材料があるものの、それだけで見限るのは厳禁)
  注:ナイトブルー(既存勢で地元のコース、適性は言うまでもなく優秀である。昨年優勝しているだけに、間違っても軽視することはできない存在)

   リザルト
  1位:ミスティックワード(S、自在)      9番人気: 11.2
  2位:ブラックスター(H、先行)        3番人気:  4.5
  3位:ドリームアリス(SS、自在)      12番人気: 17.5
  4位:ディアブールブレイド(SS、逃げ)    5番人気:  4.8
  5位:エクスカリバー(H、追込)        1番人気:  3.0
  6位:ブラックウィル(+SS、自在)      2番人気:  4.3
  7位:ナイトブルー(SS、先行)       11番人気: 16.9
  8位:ベストメンバー(+SS、差し)      6番人気:  5.6
  9位:ドリームフライト(P、差し)       8番人気:  9.1
 10位:リンカーン(H、先行)          4番人気:  4.7
 11位:スターブライト(SS、差し)      15番人気: 22.8
 12位:ブレイズファング(SS、差し)     10番人気: 15.3
 13位:マッドスペシャル(SS、逃げ)     17番人気: 69.0
 14位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し)  14番人気: 20.4
 15位:ラインインペール(+SS、差し)     7番人気:  8.1
 16位:ズルフィカール(S、逃げ)       13番人気: 18.7
 17位:ソニックセブン(B、追込)       16番人気: 40.2
 18位:ゴールドグランプ(+SS、自在)    18番人気:125.4
出入りの激しい死闘の一戦に!鋭い切れ味を見せた若手の急成長株:ミスティックワードが頂点に立つ!
 前日に行われたファイナルストリートチャンピオンシップ以上に、大激戦が予想されていた今年のファイナルチャンピオンシップ。8番人気までがオッズ10倍を切る大激戦模様の中、1番人気に支持されたのはエクスカリバー。目下4連勝中と完全に波に乗っており、先行有利と言われるコースながらも堂々の1番人気に。2番人気に安定感抜群のブラックウィル、3番人気には派遣勢の一角:ブラックスターが続いた。1年の締め括りを担う大一番のレースであり、予想通り出入りの激しい死闘の一戦となったが、この大激戦を制したのは9番人気、デビュー2年目の若手レーサー:ミスティックワードだった。
 レースは大逃げレーサーが不在で平均ペースからややハイペースが予想されていたが、2周目から果敢に仕掛けていったリンカーン、ブラックスターの影響で想像以上のハイペースに。早めにロングスパートをかける者、ギリギリまで仕掛けを待つ者とそれぞれの思惑が交錯する中、ミスティックワードは後方3番手からじっと我慢して末脚を温存。後半に全てを賭けた。
レース後半、特にファイナルラップは順位が激しく入れ替わった。無謀とも言える超ロングスパートを敢行したリンカーン、ブラックスターがトップ争いを演じる後方で、このペースについていけなかったレーサーが脱落し、代わって有力車や後方待機組のレーサーが上位に台頭する。ホームストレートに差しかかる手前でリンカーンが失速し、ブラックスターが単独先頭に躍り出て押し切りを図るが、そこから後続が一気に殺到。好位追走のディアブールブレイドやドリームアリス、ナイトブルー。後方からはブラックウィルにミスティックワード、そしてエクスカリバー。しかしブラックスターの勢いは衰えず、最後の最後に後続が並んだものの、このまま逃げ切ったかと思われた。が、その争いの中で一際鋭く伸びたのがミスティックワード。激しい争いを演じたトップ争いからグイッと抜け出したところが栄光のゴールとなった。
2位にはブラックスターが踏ん張り、強豪ひしめく派遣勢の意地を見せた。3位にはドリームアリスが入線し、1番人気のエクスカリバーは5位、2番人気のブラックウィルは6位にそれぞれ敗れた。このレースがラストランとして注目を集めていた4番人気のリンカーンは、道中果敢に攻めたものの最後に失速し、トップから離された10位という結果に終わった。

切れ味を生かす。ただそれだけを意識して仕留めたビッグタイトル・・・ミスティックワード
 ミスティックワードはデビュー2年目、こちらの世界ではいわゆる『2012年度組』の1台として注目を集めていた。というのもこの『2012年度組』には有力レーサーが多く、とりわけミスティックワードは今回出走していたズルフィカールの他に、ミレニアムステージ、スターファイアを含めた4台で『2012年度組四天王』と呼ばれるほどの実力の持ち主だった。
世代トップの実力を持つミスティックワードだったが、距離適性の幅に難を抱えており、長距離レースでは格下相手に惨敗することも多かった。ただ、今回の舞台でもあったチョロQシティは十分適性距離の範囲内。大きな不安要素があるミスティックワードにとっては好都合の舞台だったと言えよう。今回のレースでの作戦を聞いたところ、彼の口から放たれた言葉は、
「自分の持ち味である切れ味を生かす。ただそれだけですよ。」
ルーキー枠で出場した昨年4位の経験もあり、持ち味を生かせればこの相手でも戦える。ミスティックワードにはおそらくその確信があったのだろう・・・結果的に最後の切れ味が優勝を決定づけたと言っても過言ではない。信念を貫いて勝ち取った栄冠だと言えよう。
  ミスティックワードのコメント
「勝ち負けまではと思ってましたけど、ここまで差がつくとは・・・。優勝できて最高の気分です。(今回の作戦について)自分の持ち味である切れ味を生かす。それだけを念頭に置いていました。(道中の位置取りについて)作戦通りに切れ味を生かすことができれば、どこでも問題はありませんでした。確かに少々後ろすぎるかな?とは感じましたが、持ち味を生かせれば大丈夫だと信じてレースを進めました。(新時代の到来かという問いに対して)いやいや、まだまだそれは先の話でしょう。今回については展開がハマったのもありましたし、同じレースを再現できるかと言われると無理だと思います。来年、再来年と長期間に渡って勝ち続けることができてからになるでしょうね。(来年は追われる立場になるが、来年の抱負について)追われる立場になるのかなあ(苦笑)?まあでも、今回の勝利がまぐれだと言われないように頑張って行くだけですね。来年もまた、この舞台でインタビューを受けられるように頑張りたいと思います。」

戦友リンカーンの前で奮闘も後一歩及ばず・・・ブラックスター
 派遣勢の中でも抜群の安定感を持つレーサーとして評判も高いブラックスターが2位となった。今回のレースにおいて、ブラックスターはある特別な感情を抱いていたという・・・そう、派遣勢ではないレーサーながら共に切磋琢磨していった戦友:リンカーンのラストランでもあったのだ。道中はそのリンカーンが果敢に攻めて独特のレース展開を披露。他のレーサーが誰も競りかけていかない中、唯一続いていったのがブラックスターだった。レース全体の7~8割にも及ぶ超ロングスパート対決は、リンカーンは最後に失速したものの、ブラックスターは最後まで脚色が衰えることなく走り切った。優勝も見える素晴らしいレースぶり・・・だったのだが、最後の最後にミスティックワードの強襲に遭って無念の銀メダル。長きに渡り、仲間としてライバルとして戦い合ったリンカーンに最高の成績を見せることはできなかったものの、その雄姿は間違いなく戦友の目に焼き付いたに違いない。
  ブラックスターのコメント
「ほぼ思い描いていた通りにいけましたが、最後は流石に予想外というか。(時には仲間として共闘したリンカーンのラストランでもあり)それでも、長い間共に切磋琢磨してきた友のラストランで、やるだけのことはやりました。まあ、完全勝利じゃないのが残念ですが。(今後の抱負について)彼(=リンカーン)から継承したものも色々あるので、これからも日々精進に努めていきます。」

一昨年3位、昨年は2位、今年こその奮闘も3位・・・ドリームアリス
 2~7位まで大接戦の中、3位となったのは女性レーサー:ドリームアリス。実は3年連続でファイナルチャンピオンシップ入賞を果たすという、隠れた偉業を果たしている。一昨年はデビュー3年目にしてファイナルチャンピオンシップに初出場。全くの人気薄ながら僅差の3位に食い込んだ。昨年もオッズ的にはあまり高評価ではなかったが、ナイトブルーに僅差の2位にまで迫って銀メダルを獲得。銅、銀と続いたからには今年こそ金を・・・という思いも少なからずあっただろう。しかし、今年も金にはわずかに届かず3位。それでも実力を出し切ったというドリームアリス。相手や環境に左右されず、抜群の安定感を持っている彼女だからこそ、この隠れ偉業は成し遂げられたのかもしれない。来年は前人未到の4年連続入賞を狙いたいところだ。もちろんその時の入賞の色は、光輝く金色を期待したい。
  ドリームアリスのコメント
「後一歩が遠いですね・・・でも、さすがに今回は差をつけられたので完敗です。(道中の手応えはと聞かれて)いつも通り、悪くない手応えでした。位置取りも問題ありませんでしたし、ペースが予想と全然違っても焦らずにレースを進められました。(ゴール前の激戦を振り返って)ロスなく立ち回れたので、チャンスはあると思って懸命に脚を伸ばしましたが・・・切れ味勝負ではまだ力不足ですね。(来年の抱負を聞かれて)まずはSSランクのレーサーとして恥ずかしくないレースをしていきたいと思います。勝負事ですから勝ちにはこだわっていきたいですが、できれば記憶に残るような勝利をもぎ取っていきたいですね。」

最後のホームストレートで痛恨のコースロス。悔いの残る5位・・・エクスカリバー
 史上最高レベルのメンバーが顔を揃えた一戦で堂々の1番人気に支持されたのは、紫電一閃の切れ味を持つエクスカリバー。目下4連勝中の勢いもあり、今年こそファイナルチャンピオンシップのタイトルを奪取できるかと注目されたが、最後のホームストレートで大外を回らされる痛恨のコースロスを受け、2位争いには加わったものの最終的な順位は5位に終わった。本人も上手く立ち回れば勝てたと悔いを残す結果となり、不本意な形で2013年度のレースを締め括ることとなった。とはいえ年間を通じての活躍は見事であり、2013年度オリジナル勢MVPレーサーに選出されることは間違いないだろう。来年も今年のような活躍・・・いや、今年以上の活躍を見せ、再びこの舞台に立ってリベンジを果たしたいところだ。
  エクスカリバーのコメント
「もったいないです。勝てるレースを自分のミスでこぼしましたからね。(レースの敗因について聞かれて)道中はいつも通りの位置取りで全く問題なかったのですが、最後のホームストレートで大外に振られてしまったのが・・・すぐに持ち直せばいつもの切れ味を発揮できたと思うのですが、立て直し切れなかった分いつもの伸びがありませんでした。これは明らかに自分のミスですし、力不足である部分を露呈してしまいました。(来年の抱負について)もちろん、全グランプリ・全タイトルレース勝利ですよ。それぐらいの気持ちがなければ戦っていく意味はないと思っています。個人的に苦手なコースもありますけど、それを克服しなければ最強のレーサーにはなれないですからね。」

持てる力は出し切った。10位惨敗も悔いなきラストラン・・・リンカーン
 今回のレースでチャットレース界の現役を引退すると表明していたレーサーがいた。百戦錬磨の古豪:リンカーン。スピード面での才能には恵まれなかったものの、鍛えに鍛え上げた豊富なスタミナと、経験を積むにつれて積み重なったキャリアから生み出された抜群の安定感を武器に、スピード主流の現レース界においてその異色的存在を知らしめていた。しかし、今年はビッグタイトルを一つも取ることができず、現代のスピード主流レースについていくことに限界を感じたのか、ついに引退を表明した。そのラストランとなった今回のレースでは、あまりペースが速くないと見るや自ら仕掛けて消耗戦を展開。結果的に波乱のきっかけを作ったが、仕掛けた本人は最後のホームストレート手前で失速し、最後は10位にまで後退して惨敗を喫した。しかしその結果に全く悲観はせず、清々しい表情で結果を受け止めていた。
「自分の持てる力は出し切ったよ。これが自分の限界だったということだ。」
決して得意とは言えない舞台でも戦い続けたリンカーン。最後まで諦めずに自分と向き合って結果を残してきた百戦錬磨の古豪に、最大級の賛辞を贈りたい。
  リンカーンのコメント
「最後に脚が上がってしまった。自分から仕掛けていったけど、結果的に無謀な賭けになったな。(道中ペースが速くないと見るや仕掛けていったことについて)ミドルワールドがいないからディアブール辺りがハイペースで引っ張るかなと思ったんだけど、あまり速くならなくてね。脚を残して負けるぐらいなら自分からペースを作ろうと思ってあの仕掛けになったんだ。(ブラックスターが付いてきて長い間マッチレースとなったことについて)ブラスなら来ると思ったけど、まさにその通りだった。全盛期なら最後まで競り合える自信はあったけど、さすがに今回は手応えがなくなってしまったよ。そこから先は成績が示す通りだ。(これで現役は引退となるが、今後について)将来的には未来のレーサー達を育てていきたいと思ってる。だけど今は少し休みたいかな。ゆっくりする余裕なんてほとんどなかったから。」

   その他のレーサーのコメント
  4位:ディアブールブレイド
「位置取りはほぼ予定通り、追い上げも良かったが、最後の最後に気合が入りすぎて、いつもの瞬発力を発揮しきれなかったように思います。多分かつての調子に戻したことによる高揚が原因ですね。次はもう少しテンションのコントロールもしっかりしたいです。」

  6位:ブラックウィル
「おそらくカリバーも同じことを言っていると思いますが、最終コーナーで外に振られた影響は、少なからずあったと思います。俺もカリバーもギリギリまでインを狙っていたので、そこを突くことができずに外を回すことになり、結果的に完全に持ち直すことができず、その影響もあって切れ味を存分に生かしきれませんでした。調子は良かっただけに判断ミスで取りこぼしてしまったのは悔やまれます。」

  7位:ナイトブルー
「最終コーナーで内外どちらを取ったかによって明暗が分かれたと思うゴール前でしたね。ちょうど中央を突く形となりましたが、自分の場合は最後の切れ味を発揮できる余力が残っておらず、結果的に後れを取ってしまいました。ディフェンディングチャンピオンとして最低でも入賞を目標としていましたが、達成することができず残念です。」

  8位:ベストメンバー
「最後の方で手応えがなくなりました。それまではいつも通りにレースを進められましたが・・・。」

  9位:ドリームフライト
「末脚の持続力を全く生かせなかった。展開的にも辛かったね。」

  11位:スターブライト
「終盤で遅れたのが完全に痛手でした。奇しくも位置取りは悪くなかっただけに悔しいですね。」

  12位:ブレイズファング
「結果的には奮わなかったが、こういうのを含めて俺。反省点だらけだが、やはりこうでないと。」

  13位:マッドスペシャル
「ファイナルラップに差し掛かる地点ではまだ余力は残ってました。ただ、そこからの消耗が激しいのがファイナルチャンピオンシップたる所以ですね。連続直角カーブで気付かぬうちにスタミナを消耗してしまったのか、ホームストレート前で脚が上がってしまいました。」

  14位:ハリケーンブレイカー
「独特のレース展開で持ち味を生かせないまま終わってしまった。得意コースだっただけに残念だ。」

  15位:ラインインペール
「やっぱりこのコースは苦手ですね。苦手意識があると焦ってしまうのは分かっていても、無意識のうちに消耗してしまっていたのか、仕掛けどころでついていけるだけの余力がなかったです。」

  16位:ズルフィカール
「リンカーンさん達に序盤から一気に行かれてペースが速くなったのがきつかったです・・・。中盤で手応えが怪しくなって、ファイナルラップに差し掛かる頃には完全に息切れしてしまいました。慎重にいきすぎて自分の持ち味を生かせないまま終わってしまったので悔しいですね。」

  17位:ソニックセブン
「ルーキー代表として恥ずかしくないレースがしたかったのですが、トップクラスのレースは甘くないですね。自分の走りが全く通用せず、どうすることもできませんでした。完敗です。」

  18位:ゴールドグランプ
「力不足。それが全てじゃよ・・・。スローペースと読んでいたのじゃが想定外の展開になったの。今後も精進を重ねて実力をつけていくわい。何より、出場できたことに感謝じゃわい。」

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