ハワイで愛犬とセミリタイア生活写真日記

海を渡る引越しは大変だ。

引越し荷物がニューヨークからハワイに到着するまで三週間ほど掛かる。北米横断＋海を渡る運搬は時間も費用もかかる。ハワイで全て新しく買い揃えたほうが良いと言う人が多いがハワイの家具屋に問い合わせると注文してから配達まで４～６ヶ月掛かると言われた。しかもアメリカ本土より値が３割ほど高く選択が少ない。そこで本土で気に入った家具を買って引越し荷物としてハワイへ運ぶことにした。今までアメリカ国内を何回も引っ越ししているが本土からハワイへの引越しは何もかも私達の経験とは違う。運送会社を雇っても梱包してもらっても家具破損保険は個人で買わなければならない。家の保険を海上での事故には使えない。ハワイに到着してから船上からの荷降ろしに日数がかかりコンドにはそれぞれ引越しに関する規則があり…日時の制限がある。更に運送会社はエレベーター使用の引越しに追加料金が掛ける。 見積もり料金を二社から取ったが、想像していたより高い。容積と重量の見積もりだ。狭いコンドへ引っ越しするので既に多くのものを処分していたがそれでも捨て切れない物が多かった。引越し費用節約のため自分たちで梱包した家具類を日雇い運搬者に借りたコンテナに積んでもらい、ハワイでは日本人の便利屋さんに荷降ろしをしてもらった。チェックイン・スーツケース４個にラップトップやらを詰め込み、ハワイで直ぐに必要な物はニューヨークを発つ一週間前に郵送した。前以てアマゾンから注文しておいた物も入居した翌週に届いた。（噂通りに）宅配がFedexでもUPSでも届いた外箱は何処か破損しているのには落胆した。幸い、返品交換するほど破損して届いたものは今のところ無い。（曲がった部分を自分たちで直したり、家具用クレヨンを傷に塗ったりはした。返品交換する面倒と比べたら容易いものだ。）だが酷かったのが郵便局お詫びの紙が箱のなかに入っていた。中のPCのケースが見事に歪んでいた。クッション代わりに詰めていた枕やラッグに重油の染みが付いていた。多分、リフトで移動させる時、リフトが箱を突き破ったのだろう。保険を掛けていたので、郵政局に苦情を出したがどうやら郵政局は補償金を出すつもりはない。修理代の見積もりを出せと言われても歪んだケースは取り替えるしか無い。重油の染みが付いた枕やラッグは捨てるしか無い。（保険の掛け金を返してくれ！！）もう二度と郵便で大切な物は送らない。さて、心配した引越し荷物は私達の梱包が完璧だったのかほぼパーフェクトな状態で届いた。新しく買い足した物はネットショッピングが多い。（最近大幅に会費が値上がりした）アマゾン・プライムを大活用しているがハワイへ発送をしない商品が多いのには困っている。大きなテレビ台は無料発送なのにシダーウッドの小さなオイル瓶は発送不可。（儲けが少ないから？）ウォルマートのオンラインで注文するとどれにも【ハワイ特別送料】が追加される。ハワイはアメリカ国内とは言え特別区扱いだ。日本でも沖縄がそうなのだろうか？