おすすめの一冊 |
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「ナルニア国ものがたり」 は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」と並ぶ英国ファンタジーの傑作です。全世界で8500万部を売り上げたベストセラーです。物語は、7部作となっています。 1.ライオンと魔女 2.カスピアン王子のつのぶえ 3.朝びらき丸 東の海へ 4.銀のいす 5.馬と少年 6.魔術師のおい 7.さいごの戦い <ストーリー> 戦争をさけて、田舎の古い屋敷にやってきた4人のきょうだい。広い屋敷を探検するうちに、末っ子のルーシィは、空き部屋にある衣装だんすに入りこんでしまいます。毛皮の外套をおしのけて奥へ進むと、いつしかルーシィは、雪のふりつもる森に立っていました…。そこは別世界ナルニア。かつて、偉大なライオン、アスランがつくった自由の国。ところがそのナルニア国は、白い魔女によって永遠の冬に閉ざされていたのでした。 夢と不思議と冒険の世界、ナルニア国で,子どもたちは正義のライオンとともに悪い魔女の軍と戦います。 <映画化> ディズニー社が「ナルニア国ものがたり」を製作費約180億円を投じて映画化します。世界的な人気ファンタジー小説の中で、映画化されていない“最後の大物”がついにスクリーンに登場することにり、映画化第一弾となる『ナルニア国物語/ライオンと魔女』は、来年2006年3月4日から全国拡大ロードショーの予定です。 映画『ナルニア国物語/ライオンと魔女』のオフィシャル・サイト http://www.disney.co.jp/movies/narnia/global/ |
話題の絵本 |
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絵本「あらしのよるに」
<ストーリー> あらしのよるに逃げ込んだちいさな小屋の暗闇の中、2匹の動物、ヤギとオオカミが出会います。しかし、2匹は、お互いがオオカミとヤギ、つまり「食うもの」と「食われるもの」であることに気付かない。すっかり意気投合したヤギとオオカミは、翌日のお昼に会う約束をします。。。 もともとは1冊で終わるはずのお話が、全国の読者から寄せられて、シリーズ化されたその第1話です。1994年の発売後、英語版・イタリア語版が発行されました。また、2000年には小学校4年生の国語の教科書に採用されています。 累計発行部数200万部を越える、児童文学としては驚異のベストセラーです。 → 作家・木村裕一さんのHP (すごくかわいいHPです) <映画化> ページをめくるごとにスリリングな興奮。たった一匹のやぎと、たった一匹のおおかみとのお話は、多くの人々の心に届くと思います。このたび、この絵本がアニメ映画化がされることとなりました。12月10日公開です。楽しみですね。主題歌は、aikoさんが歌うそうです。 → アニメ映画「あらしのよるに」公式HP (予告編ムービーもありますよ) |
おすすめの一冊 |
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「チョコレート工場の秘密」 は、小学生の頃に、読まれた方がいらっしゃると思います。 なぞのチョコレート工場というところが、小学生の興味を引いてしまうようです。 小学生におすすめの一冊です。 <ストーリー> チャーリーが住んでいる町に、チョコレート工場がある。世界一広大で、世界一有名なワンカの工場。働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!そこへ、五人の子供たちが招待されることになった。招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚。大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、一年に一度、誕生日に、一枚だけなのだから…。 <映画化> ワーナー映画から、この本を原作とした映画「チャーリーとチョコレート工場」が、2005年9月より日本で上映されることとなりました。 面白そうなので、我が家の子供たちと見に行きたいと思っています。 日本公式サイト: http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/ 米国公式サイト(上映中): http://chocolatefactorymovie.warnerbros.com/ |
話題の絵本 |
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絵本 「ちびくろ・さんぼ」 は、 私が小学校の頃、大好きだった絵本のひとつです。当時、トラが溶けてバターになってしまうところが、とても不思議だった記憶が今でも残っています。今でも忘れられないお話のひとつです。 1953年に岩波書店から発売され、1988年に絶版になるまで日本中のこどもたちに親しまれていた絵本です。復刊を望む声が多く、今回、名作復活となりました。 絵本 「ちびくろ・さんぼ2」 は、 ちびくろ・さんぼに、かわいい双子の弟ができた続編です。 「うれしいな!なんてなまえがいいかな?」と、ちびくろ・さんぼはいいました。「うん、そうだ!ちびくろ・うーふと、ちびくろ・むーふというのがいいや!」 2005年9月上旬発売予定です。 |
おすすめの絵本 |
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絵本「コンちゃん」 <ストーリー> 寒いよ~といえば、抱きしめてくれるお母さんきつね。 あんよが痛いと言えば 靴下を編んでくれる、 おててが痛いといえば 手袋編んでくれる、 子供のあるがままを受け入れてくれるお母さん。 それは、自己犠牲ではなく ただ自分の喜びのために・・・。 子ぎつねと、お母さんきつねの愛情を描いています。 <送られた感想> Yukiさん♪ きょう こんちゃんが 届きました☆ ありがとう♪ありがとうございます♪ あのね さっそく読ませていただいて じーんと きてます・・ でね 時間がたつほどに 深く ふか~く しみこんでくるようなの・・ そう 時間がたつごとに 深く深く・・・ Yukiさん ありがとう☆ありがとう☆ Yukiさんをとおして 降りてきてくれた・・・ 愛・・おおきなおおきな愛・・・ Yukiさんありがとう☆ありがとう☆ じっくり ゆっくり あじわっていますね。 また ことばがおりてきたら 日記に紹介させてくださいね。 ありがとう☆ (女性) こんちゃんの絵本が届きました。 ありがとうございます。 おちびさんも大喜びです。 絵もお話も素敵で感動しました♪ (女性) えほん よませていただきました。 最初の表紙を みているだけで なみだが ず~っとこみあげてきました。 最後の 絵を みせていただいて ぱぁーってはれやかに あい そのものが とびたって ひろがっていきました。 ありがとうございます。 とっても 幸せです。 (男性) 私以外に、父と母が大絶賛していました。母は感動して、何度も読み返していました。 また、近所の方で最近お母様を 亡くされた方がいらして、その方に貸していました。 Yukiさんの絵本は、Yukiさんの手を離れて立派に一人立ちしていますよ。 (30歳代 女性) <著者プロフィール> 著者: Yuki・Rose 神奈川県出身 8月7日生まれ しし座 AB型 セッションルームWHYLASを主宰 スリーインワン パストライフのセッション トレーニングコース フラワーエッセンスの調合の仕事をしている <著者Yuki・Roseさんからのコメント> コンちゃんは、私の望むお母さんを描いたのですが、 どの方の中にもある、あこがれの母かもネ、と思っています。 完全な人間はいないように完全な母親なんていません。 子供は小さければ小さいほど、母親の言葉は聞いていません。無意識を読んでいるのです。 どんなに頑張っても、子供を傷つけないで育てられる人なんていないのです。 だから・・・寝る時ぐらいお母さんの膝の上でお母さんのエネルギーの中で、 絵本を読むことが大切なのだと思います。 その時に・・・、コンちゃんを読んでいただけたら最高なのですが・・・。 そして・・・コンちゃんが、毎日読んでくれる本の1冊に選ばれたら幸せです。 <著者Yuki・Roseさんのホームページ> WHYLAS http://www2.tba.t-com.ne.jp/bega-room/ |
おすすめの一冊 |
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この本「 子どもが育つ魔法の言葉 」は、05年2月23日(水)、皇太子さまが45歳の誕生日を迎えられての会見で、愛娘愛子様の子育てについて語られました際に、「最近非常に感銘を受けた」として朗読された詩の作者、ドロシー・ロー・ノルトさんの本です。 テレビでも取り上げられましたが、心に残る詩が、この本の中に紹介されています。子育てのバイブルとも呼べるぐらい、すばらしい本だと思います。ずっとそばに置いておいて、時々読み返して、自分の今の子供に対する接し方、育て方が正しいか、振り返るのにふさわしい本です。 【目次】 けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる/とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる/不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる/「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる/子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる/親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる/叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう/励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる/広い心で接すれば、キレる子にはならない/誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ〔ほか〕 |
絵本とは… |
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みなさんは、お子さまが、心豊かで思いやりをもって、思慮深く育ってほしいと、願っておられると思います。ここでは、「絵本とは…」を考えていきたいと思います。 幼年期の子どもは、たいへんな勢いで成長しています。その成長のそばに、できるだけ質の高いものを置きたい。すぐれたものこそが、よりよく、子どもを豊かに育てる力に恵まれている、と思うからです。さらに、すばらしいことに、子どももまた、優れたものが持っている恵みを深く感じとる力を秘めています。 1.絵・ことば・ストーリー 子どもは絵本を読んでもらいながら、いっしんに絵を見ています。 また、子どもは、未知の美しい日本語を、親の声をとおして語られる物語りの楽しさとともに、身につけていくのです。絵本を読んでもらっている子どもの言葉の発達が早く、表情も豊かなの は、そのためです。言葉は、考え、思い、学び、表現するための手だてです。言葉が豊かになることは、考えや思いが豊かになることです。それは、人が入らしく生き、社会のなかで人々とかかわりをもって暮らしていくうえで、とても大切なことです。 そして、その物語りが、真に子どもの心の世界の中に、描きだされているかどうかが、優れた絵本であるか、子ども自身に支持されるかの、分かれめです。たとえば三才と五才の子どもの心の世界は、ずいぶんと違います。そうすると、優れた絵本であっても、その子の心の成長に応じていないと、ミスマッチということになりかねません。 ですから、できるだけ子どもの心の成長に応じた絵本を選びだすことが大切です。 2.読み聞かせ さて、子どもの心の成長に応じた絵本をそのまま、子どもへ渡すのでは、意味がありません。特別の言葉が必要です。それは、絵本を読んであげる親(大人)の言葉です。つまり、絵本とは、子どもに文字を教えて自分で読めるようにする本ではなく、子どもに読んであげる本なのです。 文字が読めるから、本が読めるわけではありません。むしろ、文字を読めない子のほうが、ずっと絵本を″読む″(楽しむ)ことができます。それは、どうしてでしょうか。絵本を読んでもらっている子どものなかでは、目の前の絵本の絵は、物語りをすすめるように変化しています。この「眼に見えないもの(絵)を見る力(想像力)」こそが、絵本を楽しみ、将来、本を読むために必要な力です。そのカは、絵本を読んでもらうことによって、つちかわれます。これは、過保護でもなんでもありません。子どもが本と仲よしになっていくための、自然な道すじなのです。 聞く、話す、読む、書く、という言葉の力のなかで、最も早くに発達するのは、聞く力です。私達は、深さをもつ絵本を手にとり、読んであげることで、物語りの楽しさにのせて、人間として大切なことを語ることができます。それは、改まってはなんとなく口にしにくいけれど、人間として大切なこと---愛し愛されること、正義と善、一歩踏み出す勇気とやさしさ、ユーモア、悲しみや喜びへの共感、支えあって生きること、働くことです。 3.恵み 子どもに絵本を読んであげることは、実は、さらに大きな恵みをもたらします。それは、子ども自身が、絵本を読んでもらうことは、自分へ向けられる、直接の愛の表現だと知つている、ということです。 もちろん、絵本を読んであげるのは母親だけの役割ではありません。それに、子どもへ人生や社会への道すじを語るのは、むしろ父親としての役割ではありませんか。今、子ども達の苦しみの多くは、無償の、ただ暖かく抱きとめられるだけの愛に満たされていないからだと、私は思います。そこに、子どもや思春期の人達による、社会的な現象や事件が発生する背景もあるのではないでしょうか。さりげなく素朴に絵本を読んであげること、それだけで、私達は、子ども達が切に望んでいるものを手渡すことができます。 絵本は楽しむものです。心を満たすものです。そのことを忘れてはいけませんが、この楽しみは、実は、学ぶということについても、結果として、いくつもの恵みをもたらしているのです。(1)言葉の力 (2)言葉をつなげて新しいものを組みたてる力(想像力)(3)お話しを集中して聞く力 (学校での学びは、ほとんど先生の言葉を聞くことで成りたっています)(4)抽象的な思考力(5)活字や本への親近感(6)知的な好奇心など。 |
子どもの成長と絵本 |
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<0才から1才> 赤ちゃんは、静かな中から聞こえてくるもの=鳥のなき声、木の葉のそよぎ、街のざわめき、家の話し声に耳を澄まします。そして、添い寝や抱っこをしながら、赤ちゃんの顔を見つめて、やさしく語りかけてください。そうやって、赤ちゃんは言葉を語りかけてくれる人(とりわけ、母親)への信頼を深めていくのです。 やがて、およそ8か月頃から、絵本に関心を示すようになります。「くだもの」など、自分がよ く知っているものを絵本のなかに見つけて反応したりします。でも絵本といっても、まだ、おもちゃのようなものです。かじったり、乱暴にして破いたりするかもしれません。でも、あまり気になさらず、さりげなく、身の回りに置いてあげてください。 1オも半ばを過ぎぎると、もう一人前の絵本の読者です。自分の好きな絵本もできて、それを書棚からひっぱりだし(題名も読めないのに)、「よんで」という意思表示をします。 <2才から3才> 2オになると、簡単なお話しの世界へ、はいっていくことができます。そして、その理解力は、意外なほどのものがあることに、気づかされます。彼らの、旺盛な知的な関心の表れです。 3オの頃は、言葉の力が急速に芽ばえます。また、この時期は、子ビもを絵本の国へ導くのに絶好の時です。テレビなどを消した静かな環境と、この年頃にふさわしい、すぐれた絵本があれば、どんな子も絵本が好きになります。時折、絵本の絵にじっと見入っていることがありますが、それは、絵を読んでいるのです。そうしながら、心のなかで絵を動かし、おはなしをなぞっているのてす。豊かな想像力のひろがりです。 <4才から5才> これまで身につけてきた言葉の力や感性が、はじけるように花開く時です。絵本のなかの上質なユーモアを理解しし始めます。また、自分の内面を見つめはじめていることを、子どものふとした反応でうかがい知ることができます。また、社会性をもつ少し複雑なお話しも、読んであげましょう。よその子どもさんで、文字を読み始めている子もいることでしょうが、我が子には、急がず、ゆっくりと、絵本を読んであげてください。 <6才から7才> 少しずつ、社会との接点に立ち、そのことで、これまでとは違う心の動きを、自ら受けとめていくようになります。いよいよ、ひとりの人間として人生を生き始めているんだねと、親として、かげながら応援する気持ちです。そんな彼らに、私達は、人生の経験を重ねてきた者として、あらかじめ語っておくことは、たくさんあるように思います。人間というものについて、生きることについて、社会の成り立ちについて・・・。それが、子どもを育てるということの、もうひとつの意味なのです。その時にこそ、私達は物語りの力を借りるのです。 文字を習いおぼえる時期になります。でも、「文字が読めるのだから、自分で読みなさい。」と、誤ったことを、子どもへ言ってはいけません。子どもが自分で読んで理解できるのは、子どもが知っている、幼いレベルなのです。よって、大人が、絵本を読んでもらうことで、本来の絵本の世界に、子どもを誘うことが非常に大切です。 |