もりくまの単なる日記

もりくまの単なる日記

2025.10.18
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カテゴリ: 美術館博物館
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行ってきました、円山応挙。
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円山応挙(1733〜1795)は江戸時代を代表する画家。写生に基づくリアルな絵。トーハクでも虫などが描かれた写生帖が展示されてて、なんの虫かちゃんとわかる凄さ。江戸時代の人たちも同じ虫を見ていたんだなとわかります。

展示室内撮影NGですが、一部OKになってます。
メインビジュアルにもなってる「遊虎(ゆうこ)図屏風」重要文化財。

香川県金刀比羅宮の表書院を飾る障壁画、全16面のうち12面が展示されています。
この障壁画の前に「虎皮(こひ)写生図」という屏風が展示されていて、それには実物大に描かれた虎皮と、横から見た図、虎の想像図が。実際に応挙が虎の毛皮を見ながら描いたものなんだそう。
そこからのこの虎たちです。展示解説にも「このモフモフ感に注目!」とあって、確かにモフモフ。

そして下は気持ちよさそうに寝ているw当時は虎のメスと思われていたらしいヒョウ。うん、ヒョウ柄だ。
屏風の前には椅子が置いてあるので、椅子に座ってじっくり見ることができます。なんなら書院の中にいる気分。寝ているヒョウと一緒に寝てみたくなりました。

2024年に発見されて東京初公開の「梅鯉(ばいり)図屏風」円山応挙・「竹鶏(ちっけい)図屏風」伊藤若冲もすごかった。
注文主が金屏風を仕立てて、応挙と若冲それぞれに鯉、鶏を描くように依頼したものだそう。図録によれば、おそらく応挙が描いたものを若冲が見て「若いもんには負けんぞ」と描いたのではないか、とのことw

他にもかわいいわんこやうさぎ、幽霊、猿もいてよかったです。

そしてこういった文化芸術には援助を惜しまない人たちがいないといけないのだなとしみじみ思いました。
質素倹約娯楽禁止なんていってたらダメなんだよ定信…。








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Last updated  2025.10.18 17:54:33
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Comments

かおりーぬ@ Re:起立性調節障害 認知度アップ!(12/28) ご無沙汰しております。2,3年ほど前に…
もりくま4461 @ Re[1]:花モチーフのスヌード(04/30) agehaSwellaさんへ お久しぶりです。ここ…
agehaSwella @ Re:花モチーフのスヌード(04/30) お久しぶりです。 もりくまさんの編み物っ…
sabi@ Re[2]:ギャザーたっぷりプルオーバー(02/28) もりくま4461さんへ 早速ありがとうござい…
もりくま4461 @ Re[1]:ギャザーたっぷりプルオーバー(02/28) sabiさんへ どうも初めまして。 えっと、…

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