阪神タイガース  われら猛虎党






鬼になる!岡田監督、春季キャンプは結果重視の姿勢で臨む!

スタッフ会議を開いた岡田監督。2月から非情に徹する
 鬼になる!! 阪神・岡田彰布監督(49)が14日、大阪市内で行われた一、二軍合同スタッフ会議に出席。2月の春季キャンプ(沖縄・宜野座、高知・安芸)には結果重視の姿勢で臨むことを明言。「実績や経験は関係ない。いい者から使う」と非情に徹し、V奪回を目指す。


 情は捨てる。チームのためなら、人間らしさすらも押し殺す。2月1日から始まる春季キャンプ。岡田監督は鬼と化す。

 「紅白も含めて、投手は実戦でアピールしていかんと。力が均衡しているし、楽しみ。はっきり出る。経験や実績は関係ないよ。現状の力で、いいのから使っていく」

 実に単純明快だ。スタッフ会議では、春季キャンプの概要が決まった。沖縄での1次キャンプでは8日に紅白戦を実施。11日の日本ハム戦(名護)を“開幕”に、練習試合が3試合が予定されている。そして2試合のオープン戦。『結果重視』のサバイバルに不敵な笑みすら浮かべた。

 井川が抜け、投手陣に厳しい競争が待ちかまえる。福原、安藤、下柳は先発当確と予想されるが、新外国人右腕のボーグルソン、ジャンの2人が加わった。先発争いが激化するのはもちろん。リリーフ陣の争いもシ烈だ。

 「先発、中継ぎも1回じゃなく、3回ぐらいは投げないと。2、3回の中で今の現状を見極める。1年間乗り切れるかどうか」

 “一発屋”は要らない。結果だけではなく、継続にも目を向ける。だから1イニングピシャリと抑えれば合格じゃない。それを3回続けて、初めて総合評価となる。そこには、「たまたま」や「偶然」が入る余地はない。真の実力がわかる。だから、対外試合を多く組んだ。

 「違うユニホーム相手は、非常にアピールになる。(一軍キャンプは)20人いうても、一軍の枠に入るのは12、3人」

 最終的に一軍切符をつかめる投手は多くて13人。対外試合ならポイントも高く、ベテランすら『調整』は言い訳にならない。すべてはV奪回のため。鬼となった岡田監督に、冷酷な判断にためらいはない。


★秀太らは安芸組

 スタッフ会議では一、二軍メンバーの大まかな振り分けも行われた。現時点では非公表だが岡田監督は「ベテランである程度力が分かっていて、専門的な力がある人は安芸組になる」と、中村豊と秀太の二軍スタートを示唆。新人については「合同自主トレをみてから。投手はブルペンに入るだろうし、野手は打撃をみて」と、24日のスタッフ会議で最終的に結論を出す。


■チームの今後の予定
 24日に2度目のスタッフ会議が行われ、新人の合同自主トレは30日まで。沖縄先乗り組は、26日に出発。岡田監督以下首脳陣は30日に沖縄入りし、選手も同日夕刻までに恩納村内の宿舎に集合。キャンプ前夜の31日に宿舎で全体ミーティングが行われる。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年01月15日 16時59分15秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: