阪神タイガース  われら猛虎党






金本、全力ダッシュ10本!打倒竜へ…トラ走塁革命引っ張る!

全力ダッシュを披露した金本。走る38歳の意欲がチームの意識を変える
 走塁革命の軸はアニキだ!! 阪神・金本知憲外野手(38)が26日、甲子園球場で自主トレを行った。下半身の土台作りを最重要視する鉄人が、早くも50メートル10本の全力ダッシュを披露。打倒・中日のカギは走塁にあると断言するだけに、走る38歳の意欲に衰えはなし。先頭に立ち、チームに意識改革を呼ぶつもりだ。


 両足のギアをトップに入れて、アニキが早くも全力ダッシュを見せつけた。打倒・中日へ走塁革命を掲げる今季、金本の走る姿が象徴になる。

 「キャンプは年のこともあるし、探り、探りでやるよ。まず走ることから。走れたら、投げる。投げられたら、振る。振れたら、打撃の形。形ができたら、実戦やね」

 多田打撃投手をともなって甲子園を訪れ、キャッチボールから、約50メートルの遠投で肩の出来具合をチェック。さらにフェンス際をランニングして、体が温まったところでダッシュに突入だ。パートナーと競いながら、50メートル10本を“完走”。走ることをプレーの土台を考えているだけあって、見事なまでの仕上がりぶりだ。

 昨春の沖縄キャンプでは、スタートダッシュの速さを競う5メートル走に飛び入り参加し、俊足自慢の藤本、上坂らを抑えてトップを奪った。走力にいまだ衰えはない。昨季の盗塁数は「2」。これは4番という打順と、フルイニング出場の疲労度を考慮するべきだろう。

 昨季終了後、内野守備走塁担当に転身した和田コーチは「次の塁を狙う姿勢で見本になるのは、赤星、シーツ、そして金本」と断言した。チーム全体にその意識の浸透を図るが、それはアニキの着眼点とも合致する。

 昨季1勝10敗と惨敗したナゴヤドームでの中日戦を分析。「走塁で2、3試合負けたんじゃないか。前の塁を狙う意欲の差があった」と話した。チームの支柱が走れるところを見せておけば、自然のうちに意識改革は進むはずだ。

 打撃はティー打撃を軽くこなす程度だが、足さえできれば問題ない。走る38歳が、文字通り先頭を切る。

鳥谷、キャンプは筋トレ三昧や!宿舎にウエートルーム復活!

宿舎に復活したウエートルーム。鳥谷がここの番人になる
 4年目キャンプはウエート漬けだ。阪神・鳥谷敬内野手(25)が26日、キャンプ地の沖縄に先乗り。今年から恩納村にある選手宿舎内にウエートルームが復活。思う存分筋力トレをこなせる“鳥谷部屋”で徹底的に鍛える姿を若虎に示し、背中で引っ張っていく。


 鋼の肉体に磨きをかける。師匠・井口(ホワイトソックス)から課された“トリプル3(打率3割・30本塁打、30盗塁)”を目指すプロ4年目。鳥谷はウエートルームの番人になる。

 「全然知りませんでした。練習がやりやすくなりますね」

 施設充実を大歓迎だ。これまでキャンプ中は、選手宿舎にあるウエート器具を球場に持ち込んでいたため、宿舎での筋力トレができなかった。だが、今年は宜野座球場内にウエートルームが新設された。これにより、館内の施設が復活。13種類14台のマシンを、練習後や休日でも利用できるようになった。

 「キャンプ中は時間が取れるので、徹底的に鍛えられる。試合が始まると思うようにできないこともある」。特打、特守がいくら長引いても、ウエートトレで練習を締めくくるのが鳥谷流。昨年も球場をあとにするのは一番最後だった。徹底的に体を追い込むことが、キャンプのテーマ。球場までの移動がないぶん、時間が許す限り籠もる。

 さらに自らを鍛えるだけでなく、若手の模範にもなる。今キャンプは、坂、高橋勇ら年下の選手の参加が増える。「確かに多くなってるね」。チーム内での立場が変わってきている自覚はある。積極的に言葉をかけるつもりはないが、背中で一軍の厳しさを伝えるつもり。内野、若手のけん引役として、イメチェンもはかる。









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Last updated  2007年01月27日 17時26分30秒
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