阪神タイガース  われら猛虎党





福原が久保が!虎の子1点守り切った

 (セ・リーグ、阪神1-0ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、20日、甲子園)守護神にとって、これほどしびれる場面はないだろう。1-0の九回。そして勝ち投手の権利を持つのは、2年ぶりの白星がかかった後輩だ。それでも、マウンド上の久保はいつも通り、ひょうひょうとしていた。

 「プレッシャー? 仕事の内容は変わらないですよ。1-0と3-0では違うんですけどね」

 先頭の宮本を146キロの直球で二ゴロに抑えると、一発のあるバレンティンはスライダーで右飛。最後は畠山を二ゴロに仕留めた。今季2セーブ目をあげ、登板5試合連続無失点、防御率は0・82だ。

 「(抑えは)だいぶ慣れてきました。ブルペンでも20球も投げていない。省エネですね」

 守護神を託された今季、キャンプ前は「50、60球で肩を作っていてはつぶれる。30、40球程度で自分のボールが投げられるように対策している」と話していた。先発からの転向で、気にしていたのがブルペンでの球数。それが、目安を大幅に下回る20球で仕上げた。確実に体が慣れてきた証拠だった。

 そんなクローザーにタスキを渡したのが、セットアッパーの福原だ。小嶋の後を受け、八回に登板。二死から川島に中前打を許すも、二盗を小宮山が刺し、きっちりゼロ。今季8試合でいまだ無失点だ。「コジ(小嶋)ががんばっていたんで。いい形で久保につなげました」。

 盤石リレーで、昨年9月19日のDeNA戦(甲子園)以来となる1-0の勝利を完結させた。
(堀 啓介)










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Last updated  2013年04月21日 17時01分29秒
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