阪神タイガース  われら猛虎党





兄に続いた!虎・新井良、六回ダメ押し打

 (セ・リーグ、阪神5-0ヤクルト、6回戦、阪神4勝2敗、21日、甲子園)兄に続いた。阪神・新井のタイムリーで2-0とリードを広げた直後の六回二死一、二塁。新井良が高めストレートを弾き返した。三遊間を破る一打で3月31日のヤクルト戦でてこずった先発八木をKO。4月5日以来の打点で、藤浪を援護した。

 「兄貴が打ったから、その勢いで打たせてもらいました。チャンスで打てたし、1回打って、いい流れで打たせてもらった。感じはその前もよかったけど、整理して打席に入った」

 兄が先制ソロを放った直後の五回にも左翼線に二塁打を放っており、今季3度目のマルチ安打を記録。虎党は良太の復調を確信した。

 「2点より、3点。晋太郎もゼロで抑えていたから、何とかしてやりたいと思った」

 ルーキーがスコアボードに「0」を並べる。19歳に2点のリードだけでは…。藤浪がプロ初先発した3月31日のヤクルト戦(神宮)では初回、先頭打者のゴロ処理をもたつき失策。先制点につながり、足を引っ張った。何としても借りを返したかった。

 5日の広島戦(マツダ)で痛めた左太もも裏肉離れはまだ全快とはいかない。左前打を放った六回には代走坂を送られた。それでも開幕4番に指名した和田監督は信頼を置く。

 「1軍に上がって、試合に出ながら状態を上げていってもらいたい。今6、7番を打っているけど、そこらへんを打つ選手じゃない。もっと状態をあげて(起用法を)迷わせてほしい」と兄とともにクリーンアップを奪回することを求めた。

 新井良は「結果が出たからそう言われるけど、足をやる前から(状態は)悪くなかった」と話した。階段を再び昇り始めた背番号「32」。フルスイングを取り戻せば、猛虎打線が復活する。
(渡辺 洋次)










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年04月22日 15時29分10秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: