鍋・フライパンあれこれ美味
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プルプルプルルン
プルプルプルルン
駅前商店街(昼下がりの日曜日)
パチンコ店内(海物語)
単発で当たり、一箱出来ている。
また、リーチがかかった。
希望「あっ、きたきた。」
隣の客「おっ来るか。確変だな。」
しかし、もう一歩の所で外れてしまう。
希望「くそ、また。」
パチンコ台を叩く。
隣の客「兄ちゃん、おしかったな。ははっ。パチンコは、釣りと同じで我慢だぞ。俺なんか朝からやってんのにリーチすら
こねぇ。ただ、がむしゃらに願うだけよ。プルプルプルルンと。」
希望心の声<まじないじゃあるまいし。>
隣の客「プルプルプルルン」
リーチがくる。タコが揃う。
隣の客「確変だ。きたきた。プルプルプルルン。」
この後、四連発し、希望唖然とする。
希望「プルプルルン。」
・
・
・
小一時間繰り返す。
隣の客「ダメ、ダメ。思いが強くなきゃ当たらないよ。」
パチンコ店を出る。コンビニ店内。(夕方)
希望「ちぇっ。これしかないんじゃエロ本も買えないな。腹減ったな。」
おにぎり一個を持ってレジへ。
いつもの憧れの女性の店員がいる。(年は二十五歳位、短髪)
店員「いらっしゃいませ。」
希望「本当に大きな胸してるな。見てみたいな。プルプルプルルン。」
なんと服が透けて見える。中身が丸見え。
希望心の声<おおっ!でけぇ。でもどうして?>
周りを見渡すが、誰一人おかしな様子はない。他の人は透けてない。
自宅(両親と妹と同居。)
希望の部屋(夜)
希望「俺にも超能力が。」
女の声「違う。違う。ただ、スケベなだけ。」
希望「何だ?誰の声だ?誰も居ないのに。」
女の声「えっ。私の声が聞こえるの?」
ふわっと何かが希望のシャツのポケットが飛び出した。
手のひらサイズの女の子が机のうえに立っていた。
プルプルプルルン
希望「誰だ?君は?」
プールン「私は、プールン。プルプルプルルンという言葉は、私を呼び出す呪文なの。ただ、その思いが強くないと私に
は届かない。だからパチンコで勝てなかったの。でも、何で私の声が聞こえたんだろう?さっきのおじさんには聞こえな
かったのに。・・・」
希望「あんなうるさいとこで聞こえる訳ねーだろ。」
プールン「あっ、そうか。でも、あんな親父の所へ行きたくなかったし、(希望をジロジロ見渡し)まあ、少しはマシかも
ね。」
希望「(少しすねながら)何処から来たんだよ。呪文なんてアニメの世界じゃあるまいし、そんな小さな人間、夢をみてい
るようだよ。プールンは、これからどうするんだ?」
プールン「何処から来たかは、今は言えない。そのうち希望自身で、私の事、分かるかも。あなたの心からの思いを叶
えなきゃ、私はいつまでもここにいることになるの。それから、私、普段は、あなたに身に付いてなきゃ息苦しいから。コ
ホッコホッ。いつも、ポケットのある服を着ていて。コホッコホッ。」
希望「(慌てて)ほらっ早くポケットの中に」
プールンは希望のシャツのポケットの中に入った。
自宅・居間<夕食時>
父・信一「お前、風呂入ったのに着替えないのか?」
希望「コンビニ行ってこうかと思って」
母・優希「お風呂入る前に行けばいいのに。変な子ね。」
夕食が並ぶ。希望の大好きな肉じゃが。
希望小さなスプーンでプールンに肉じゃがを口に運ぶ。
プールン「私、人参嫌い。希望人参入れないでよ。」
希望「無理言うな。人参だけ抜くのは難しい。」
三人が希望を凝視する。
希望「ははっ。どーしたの?」
妹・遥「兄貴、何かいるの?すげー気持ち悪いよ。」
希望「(慌てた様子で)いるわけねーだろ。ささっ飯、飯。肉じゃがうめーな。」
皆、きょとんとに希望を見つめている。
夕食を食べ終えてコンビニへ。
遥「兄貴、ついでにコーラ買ってきて。」
プールン「太るぞ。それに自分で行けっての。」
遥「(怒った顔で)兄貴何か言った?」
希望、プールンを殴る素振り。
希望「何も言ってないよ。行ってきます。」
希望、コンビニへ向かう。
希望の部屋
希望「危ない、危ない。これからは、会社でも家でも気をつけないとな。」
プールン「何で?私隠れて無くてもいいのに。」
希望「バカッ。こんな小さな人間がいる訳無いだろ。みんな、びっくりするぞ。日本中、いや世界中大騒ぎになるぞ。」
プールン「そうか。私は、世界中のアイドルになれるんだ。」
希望、プールンを睨み付ける。
プールン「冗談、冗談。周りに人がいるときは、静かにしてます。」
希望「宜しい。」
プールン「でも、こんな小さな人間いるよ。」
希望「(プールンを殴る素振り)いちいち、揚げ足を取るな。」
会社(日替わり)
努「おーす、希望」
真希「おはよう、希望」
希望「(二人にまとめて)おはよう」
プールン「(眼をこすりながら)おはようございます」
数人の社員が、希望を見る。
希望「ははっ。何でもないです。ちょっと、トイレ」
慌てた様子で出て行く希望。
努「何だ?あいつ。」
真希「そうね。何か変。」
真紀「あいつ、すぐ態度に出るから、わかりやすい。」
大竹部長「あいつは、いつも変だぞ。また、胃が痛くなりそう。」
胃薬を飲む。
トイレ
希望「バカッ。寝ぼけるな。」
希望、プールンを殴る素振り。
プールン「ごめんなさい。つい。」
よける素振り。
他の社員がいて、希望をジロジロと見る。
希望は何もなかったように、髪を整える。
希望の所属する営業部
大竹部長「出社してから、すぐトイレにいくとは、何事だ。髪も整えてないし、それから・・・」
希望は、部長の前に立ち尽くす。
真希「部長、何か機嫌悪いね。いつもの光景だけど、今日は一段とねちっぽい。」
真紀「最近、娘さんから、お風呂一緒に入るの断られたそうよ。」
努「それだけのことで。俺らには、公私混同するなって、言ってるくせに。」
真紀「部長の娘さんっていくつ?」
努「確か9歳くらいだよ。」
プールン「それぐらい当たり前なのに。」
一同、笑い転げる。
部長「(顔を真っ赤にして)静かにしろ。仕事しないか。」
慌てて、席へ付く社員達。
部長「お前も、下がって良い。」
希望「失礼します。」
部長「(定期入れに入れてある写真を見ながら)麻貴、パパの事、嫌いになったのか?」
真希「そうか、私たちと名前同じだったね。」
真紀と顔をあわせて笑う。
居酒屋<夜>
真紀「希望、今日、朝から一日変だったよ。いつも以上に。」
希望「だから、何でもないって。」
真希「どうせ、私、あっ、私たちに言えないよね。」
希望は、二人に責められ、しどろもどろの様子。
プールン「うるさい、太真紀(太巻き)、細真希(細巻き)」
真紀・真希「ん?」希望を見る。
希望は、慌てて首を振る。
努「太真紀、細真希か上手い事を言う。」
二人が努を叩く。
会社・営業部<日替わり>
今日も、希望が、朝から、部長に叱られている。
努「部長、まだあれの件で?」
真希「違う。今度は、我慢できなくて、娘さんが入ってる時に、後から入ってったらしいの。」
真紀「それで、口も聞いてくれないんだって。」
真希「希望も自業自得、昨日怒られて、今日遅刻だし。本当に仕方ない奴。」
努「でもいい、八つ当たりになってるな。ストレス少しは、取れるだろ。」
部長「麻貴、許してくれ~。」
部長「(真紀を指差し)君、お茶。」
真紀がお茶を持ってきて、胃薬を飲む。
自宅・希望の部屋<夜>
家の外で犬の遠吠えがする。
プールンは、大の犬嫌い。声を聞くだけで、取り乱してしまう。
一晩中、プールンは喚きっぱなし。
希望「寝かしてくれ~。」
プールン「助けて~。」
数日経過。
真希「どーしたの。この頃少し変よ。いつも誰かと一緒にいるみたいだし、何か、でも少し前より明るくなった気もする。」
希望、自分の事、見透かされているようでドキッとする。
希望「何で?」
真希「女のカンかな。鋭いんだから。」
希望を指差す。
希望「恐いな」
プールン「ひょっとして、希望の事、好きなんじゃない?」
真希「何?誰?そんなことある訳ない。」
足早に立ち去る。
希望「真希、何、急に行ったんだろう。」
プールン「バカね。希望のこと好きだからじゃない。」
希望「何でそう感じる。」
プールン「(真希を真似て)女のカンね。」
疑いの目でプールンを見る。
プールン「何よ。でも、希望も真希のこと好きでしょ。」
希望、気持ちを当てられドキッとする。
プールン「希望の心からの思い見つけた。」
希望は、真紀と努にこのことを相談した。
会議室<夕方>
部長「高野君、明太子は好きかね。」
希望「はいっ?」
部長「明太子は、好きかと聞いているんだ。どうなんだ?」
希望「はいっ、好きですけど。」
部長「じゃあ、毎月、家に送ってくれないか?娘が大好きなんだよ。」
希望「話が見えないんですが?」
部長「あーそうだったね。うっかりしてた。高野君、君に来月から、福岡支店へ行ってもらうことになった。そこの係長代
理に、私が推薦させてもらった。君の普段の頑張りには感謝してるよ。新天地でも頑張ってくれ。」
希望、思ってもなかった、部長の評価に感動し、涙を流す。
部長「私は、目をつけた奴しか叱らないんだ。本当に今まで厳しくしてすまなかったね。」
希望「ありがとうございます。謹んでお受けいたします。」
希望は、会議室を出る。
プールン「いい人だね。部長さん。」
部長「あっ、明太子の事覚えてるかな?麻貴許してくれ~。」
営業部
努「おめでとう、希望。」
真紀「栄転、おめでとう。」
希望「やあっ。留守をありがとう。俺みたいに仕事が出来る人間は大変よ。まあ、頑張りたまえ、野口君、太田君。」
真紀「真希には、いつ言うの?」
希望「ぎりぎりまで、言わないつもり。あいつには、海外転勤したいという夢があるしな。」
努「それで、いいのか?」
プールン「本当に優しいね。たまには、自分の気持ち素直になってみたら。いつも、部長の怒られ役買って出たり、たま
には自分に正直に生きてみたら。」
努・真紀「誰の声?」
希望、今までの真希との事を思い出す。
希望「真希・・・。」
真希の家
真紀「希望の事、気になるんでしょ?」
真希「誰が、あんな奴・・・」
真紀「自分に正直になりなさいよ。あんたの態度見れば分かるよ。」
真希「そんな事ある訳ないよ。」
真紀「まあ、もう少しすれば分かる事だからいいけど。じゃあ、帰るわ。」
真希の寝室
真希「何だろ?もう少ししたら分かるって?」
真希の携帯のメールが鳴った。
<どーしたの?突然立ち去っちゃって?あれから、口ほとんど聞いてくれないけど?希望>
<ゴメンね。何か自分のことでイライラしてて、また明日話しようね。>
営業部<日替わり>
部長「急な話だが、高野君が、来月から福岡へ異動することになった。むこうで係長代理になる。みんなで、仲間の栄
転を祝おう。高野君は、引継ぎのため今週いっぱい福岡へ行っています。」
努「真希ちゃん、どうしたの?希望のこときになるんだろ?」
真希「誰があんな奴」
プールン「自分の心に素直になって、気持ちだけ伝えればいいんじゃない?たとえ、離れ離れでも」
真希は、今までの希望のことを思い出していた。
真希「希望・・・。」
一週間後・営業部
みなに祝福される希望
希望、奥でこちらを見つめている真希の姿を見つける。
喫煙室
希望「黙っててごめん。俺、福岡行くよ。このチャンスものにしたい。真希も海外転勤の夢実現してくれ。俺、真希の事
好きだった。気がつくの遅かった。」
真希「希望、福岡で頑張って。私も行きたい国見つけたの。イギリスへ行くの。私、イギリスに学生時代の友達がいる
の。ロンドン支店の近くに住んでるし、不安も少しは解消されるしね。希望は、私にとって特別な人。気持ちにこたえら
れるかわからないけど、いつまでも仲良くね。明日、部長に海外転勤申し出るつもり。お互い頑張ろうね。」
プールン「希望、あなたの心からの願いを実現出来たみたい。また真希のも。私は、帰る。二人とも仲良くね。」
パチンコ屋の隣の客「プルプルプルルン」
プールンは消えた。
真希「何?今の声?私も前に心の中で聞こえたことがある。」
希望「プールン。君は俺自身なのかも知れないな。心の奥からやってきた本当の心。ありがとう、プールン。さよなら、プ
ールン。君に出会えてよかった。俺に大切なこと教えてくれた。また、他の誰かの願いを叶えてあげてください。」
---終---
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