MORITA in Cyberland

PR

Profile

mrtk@jp

mrtk@jp

Archives

August , 2025
July , 2025
May 6, 2006
XML
カテゴリ: 美術
写真家 本城直季さん。
「ぴあ」で紹介されていて、面白い写真を撮られる方だなぁ、と思っていたのですが、偶々、水戸芸術館で作品を拝見する機会に恵まれました。

-----
一見、普通のジオラマ写真のよう。
舞台はスキー場と海水浴場。

よく出来たディテール―丁寧に配置された人々、美しいシュプール、波の造形、車や木々…。

ところが、この作品、「あ、そう」とは言わせてくれません。
なんと、これ、本当の風景を撮ったものなのです!

入れ替わる虚と実。


そして、それを知ってなお、脳は「「嘘」だろ」と呟き続けます。
我々は何をもって、この作品をジオラマだと思ったのか?
どういう方法で、こういう写真が撮れるのか?

心地良く、頭の中を流れる疑問符の旋律。

-----
学芸員の方が使われている「箱庭」という言葉が、言い得て妙、ですね。

もしかすると、世界は、神様にとっての箱庭なのかもしれない。
願わくば、「彼」の性格の良からんことを。

-----
さて、こちらは先生の作品集♪

スモールプラネット

どんな感じか、分かりますかねぇ?

解説に佐藤雅彦先生(「だんご三兄弟」の、あるいは「ピタゴラスイッチ」の、で通じますか?)。

こちら のページに写真とインタビューがあります。

=====
『クリテリオム67』展

水戸芸術館



作者:本城直季(HONJO Naoki;1978-)

★★★★☆


待って。私より若いじゃん。
もう、そんな時代なのね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 29, 2006 12:23:50 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

RonaldBus@ Transforming your landscape with gorgeous blue stone slabs. Understanding the Benefits of Choosing …
mrtk@jp @ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
浅葱斑@ 心のハレっていいですよね? こんにちは。 誕生日の暦から今の自分、未…
I read your post and wished I'd wrtietn it@ I read your post and I read your post and wished I'd wr…

Favorite Blog

ロシア生活2004-2012 koshka0467さん
 eco-blog 環境エン… 拓也@エコブログさん
Chobi's Garden chobi-rinさん
紺洲堂の文化的生活 紺洲堂主人さん
mypo MihO in Berlinさん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: