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August 20, 2008
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カテゴリ: 映画
砂漠の中を走る 軍隊 の車列。
それを、音楽をかけ、からかいながら追い抜いてゆく若者達。

他愛無いカーレースは、笑顔のままで終わり、
軍列 は、砂漠の真中にある保管庫を目指して、
若者たちの車と別れて、道を折れていきます。

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そして始まる物語。

我らが インディ・ジョーンズ は、意外な所から登場するやいなや、
「戦友」 マック 、超能力をもつ スパルコ大佐 、肉体派兵士 ドフチェンコ らと、謎解きに、アクションにと大活躍!!

敵から逃げ出せたかと思うと、いきなり「 実験 」に巻き込まれたり、
ミッションを切り抜けた先に別のトラブル、というお約束な展開は、
手に汗と同時に、思わず笑ってしまう、緊張の連続。

-----
マット という青年から、旧友 オックスリー のピンチの話を聞いた インディ は、
マット と共に、南米へ向かうことを決意。

ここまでにさりげない伏線と、くすぐりを散りばめながら、
(激突するのが マーカス・ブロディ の銅像だったり、
倉庫の中に「聖櫃」が眠ってたり)
いよいよ、真の「冒険」が始まります。

今回彼が挑むのは、「 ロズウェル事件 」を背景に、
クリスタル・スカル 」=「 水晶髑髏 」をめぐっての大冒険!

-----
謎解きあり、再会あり、出会いあり、裏切りあり、
「ソ連兵」に加え、「守るもの達」の襲撃、
ジャングルでのカーアクション、ガンアクションにソードアクション、
お約束のヘビに、軍隊アリ、なんて伏兵も。

インディ だけでなく、再会した マリオン 、青年 マット の「活躍」も見逃せません。
この2人のアクションシーンも、十分にハラハラドキドキで、
3者3様の同時並行アクションは、緊張感に溢れながらも、笑いも取って、かなりすごい。

しかも、切り抜けた先に、別のトラブル、というお約束は、ここでも健在。

クリスタル・スカルの王国 」に辿り着いた、 インディ 一行は、
さらなる冒険を切り抜けて、王の間を目指します。

そして、 インディ 達が出会う、歴史に隠された「 真実 」とは!!



まぁ、何と言うか、オチは、とんでもねー「真実」だったりするわけですが、
思い返せば、このシリーズって、最初からそういう
「とんでも歴史冒険活劇」だったわけで。

目くじら立てずに、「インディ・ジョーンズ」の謎解きと冒険を、
気楽に楽しめば良いのだと思います。

-----
これまでのシリーズと、世界観は繋がってはいますが、
独立作品としても、十分楽しめる内容。


いまいちディテールとか覚えてないですし。

もちろん、 ヘンリー・ジョーンズ ( ショーン・コネリー )の写真のくだりや、
「名前」をめぐってのネタで、私がニヤリとしてしまったように、
「知ってれば楽しめる」仕掛は満載なんでしょうけど。




=====
うーん、言う必要はないのですけど、あえて難を言えば、
守るもの達 」の描き方や、扱いの軽さ(ドラマの無さ)には、
首を傾げてしまいます。

つまり、主人公達と「ソ連兵」達とはコミュニケーションをとっても、
守るもの達 」は、あくまで「 襲い来る未知の部族 」扱いで、
「何故襲い来るのか」の理由を探ろうともしないわけで。
さらには「ソ連兵」の残虐さの表現手段に使われてしまうのはどうかと。

まぁ、エンターテインメントとしては、そういう「記号」として
割り切ってしまえば良いわけなんですけどね。

なんだかなぁ。


=====
さておき、アクションは、「変に凝ってリアル」でもないですし、
謎解きも「インディすごーい」って言ってれば良いですし、
人間ドラマも、素直に騙されて、「をを~!」って言っておきゃ良いし。

ハリソン・フォード 氏が、インディとの共通点を聞かれて
どんな時でも、ユーモアを忘れないってことかな
と答えていたそうですが、この部分が、とっつきやすさ、面白さの秘訣なのかも知れません。

良い意味で、肩肘張らずに楽しめる、ポップコーン・ムービーでした。


『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
- "INDIANA JONES and the KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL"
2008年 パラマウント 122分

http://www.indianajones.jp/top.html

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード / カレン・アレン / ケイト・ブランシェット / ジョン・ハート
   シャイア・ラブーフ / レイ・ウィンストン / ジム・ブロードベント / イゴール・ジジキン

★★★★☆

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Last updated  August 21, 2008 01:08:52 AM
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RonaldBus@ Transforming your landscape with gorgeous blue stone slabs. Understanding the Benefits of Choosing …
mrtk@jp @ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
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