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私の生まれてまもないときの古い写真です。
父が戦場にいたとき, 日本から送られた慰問袋に入った写真だと思います。
私が生まれたときは、もう父は兵士として戦場に行っていたと思っていましたが、
私のルーツを調べた時に、戸籍謄本で、私の出生届けを出したのは父であることが判りました。
出生届けを出したあとに父は戦場に行ったようでした。
写真の裏に書かれていた父の筆跡は、町内昭和会より寄贈と書いてありました。
この写真をみて、父は目を細めて何回も眺めたに違いないと想像できます。
厳しい戦場での1枚の写真はどんなに嬉しかったことか、そして周りにいる兵士達に見せて説明したのではないかと思います。
父は写真を撮るのが好きで、周りにいる兵士の様子などの写真を撮ったアルバムがありました。
また、当時の戦場の様子など地図を描き、細かく書いて記録してありました。
そのアルバムを眺めているのが私は好きでした。
しかし、父からは当時の戦場の話は一つも聞いたことはありませんでした。
私が結婚して、社宅に住み、初めて父母に来てもらった時に、
お魚の活き作りをご馳走として食卓に並べると、パクパクと魚の口が動いて様子をみて、
父の言った ひとことの言葉は忘れられません。
初めて父から当時の戦場の厳しさを知ることができました。
戦争とは人と人が傷つけあう悲しい世界です。
争いごとは大嫌いです。いつも避けて逃げています。
定まらないデザイン設定 January 29, 2010