MTB & Stream World

2005/01/31
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テーマ: 自転車(13589)
カテゴリ: 走行記
昨夜の天気予報は曇りのハズだった。

目覚ましに起こされ素早く身支度を済ませ玄関の扉を開けると・・・
ちらちらと雪が舞い、うっすらと白くなった景色が月明かりに照らされる。

予想外の雪景色に戸惑うが、空には星、向かう方向に雲は無し。
ここまで準備したから行くだけ行ってみることに。

しばらく走ると雪景色は消え去った。
半分諦めていた気持ちに再び希望の光が射す。

しかし、目的地に近づくにつれ景色が再び白くなる。

今日はいつもより更に時間に余裕が無い。


今日は前回走ったルートを逆走し、また同じ道を戻ってくる事にした。
いつもとは違う場所に車を止め、トレイルへと向かう。

木々に覆われた薄暗いシングルトラックは雪の影響は少なくなんとか走れそうだ。
今日はアスファルトの登りは無く、いきなりシングルトラックを押して登る。
いつもはここを気持ちよく下っているが、いざ登となるとキツイ。

予想以上にキツイ・・・。

ようやくバイクに乗って走れるようになり少し走ると分岐点が・・・
いつもと逆送のためか分岐点があったなんて全く身に覚えが無い。

とりあえず直感に任せ左方向へ。

しばらく走るが、身に覚えの無いルートの気がし始めた。
走り慣れた道は、なんとなく分かるものだ。


さらに進むにつれ、明らかに始めて走るルートだと確信した。
下手をすると山道に迷う危険性がある。

どうする?・・・・引き返すべきか?

しかし、初めて走るこのルート・・・かなり楽しい。
普段走っているルートより斜度がありテクニカルで


それでも絶対に行けないといった感じではなく、
「次こそは!」と思わせるレベルだった。

斜度のキツイ激坂やドロップオフに差し掛かる瞬間は
恐怖とチャレンジ精神が入り乱れ頭が真っ白になり、日常の嫌な事も忘れ
夢中になれ、これが快感を感じる瞬間なのかもしれない。

そんなことで夢中になり道に迷っている事など忘れていたが
道がやや開け、また不安がよぎる。

一体何処に連れていかれるのか・・・。

しばらく下っていくとアスファルトの道がチラっと見えた。
「助かった・・」まずは胸を撫で下ろす。
そして、道に出た瞬間に何処かが分かった。
「ここに出るのか!」見なれた景色に一安心。

しかし、ここは車を止めた場所からはかなり離れてしまっていた。
時間も無いので来た道を急いで引き返す。

気持ち良く下った斜度のキツイ坂道を登るのは一苦労だ。
しかし、新たなルートを発見できた事が苦労を喜びに変えた。

そして、来た道を戻り、分岐点でどのように間違えたのかを
確認して納得したうえで車へと戻るとシングルトラックとは
別世界のように雪が舞っていた。


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という事で山の中を1時間程さまよってきました(笑)
始めの予定としては走り慣れたルートを往復するだけのハズでしたが
思わぬ所で道に迷ったおかげで素敵なルートに出会う事が出来ました(嬉)
(seed先輩、詳しくは会社で!!!)

たまには慣れた道からそれたり、逆に向かって走ってみるのも
新しい発見があって良いかもしれませんね(笑)

人の道も同じでしょうかね?
逆走や道からそれるのはちょっと勇気が要りますけど・・・(苦笑)





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Last updated  2005/01/31 07:43:24 PM
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