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2007.06.25
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  監修: 新潟大学大学院医学部教授       安保 徹
                      日本自律神経免疫治療研究会理事長  福田 稔 

タイトル・・「免疫力を高めると病気は必ず治る」

ちょっと面白い、逆説的な 「新しい免疫学」 を提唱されている本なので、読んでみました。

<本文より>

交感神経=(主に昼間などの活動時、緊張・興奮している時に働く神経。アドレナリンという物質を分泌して、白血球のうちの顆粒球 (白血球の54~60%を占める。心身に過度なストレスがかかり、交感神経が優位な状態になると増加する) の数と働きを調整している。)

交感神経が優位な状態をもたらす最大の原因は、 ストレス です。心と体にストレスがかかると、自律神経が乱れて顆粒球がふえて (リンパ球がへって) 免疫力が低下し、病気を招きます。


その結果、組織破壊や細胞の老化、血行障害などが起こり、ガン、心臓病、高血圧から、便秘、不眠症まで、病気が発生するのです。

新しい免疫学では、過度のストレスが病気の最大原因だと考えられているので、低下した免疫力を高める方法が紹介されています。

1)ストレスを自覚し、生活を見直す。

  睡眠時間が短かったり、暴飲暴食をしたり、不規則な生活は免疫力を低下させる。
  気持ちを切り替えて悩み過ぎないことが大事。よく笑うことは、免疫力を高める。大笑い

2)交感神経を刺激する薬を飲まない。

  ステロイド剤や消炎鎮痛剤、抗がん剤などは、長期に使用すると交感神経を過剰に優位にし
  免疫力を下げてしまう。症状が強く出ている場合はしかたないが、薬をへらし、やめていくよう
  にすることが大事。



4)ゆっくり食事をとる。

  玄米や発酵食品、小魚などを食べる。食物繊維や酸っぱいものも適度にとる。
  水分をたっぷりとることも重要。

5)体を温め、血行をよくする。 

  少しぬるめのお湯にゆったりとつかる。スマイル

6)爪もみ、深呼吸を行う

  爪の生えぎわの両角を押しもみして刺激する「爪もみ」は瞬時に自律神経に伝わって、自律神
  の働きを整えることができる。20秒ずつ刺激する。→ツボを刺激するっていうことでしょうか。
  親指は肺などの呼吸器、人さし指は胃腸などの消化器、中指は耳の症状、小指は心臓や腎臓
  などの循環器に対応する。   (※薬指は交感神経を刺激する)
  呼吸は、ゆっくりと吐き出す。

「生活習慣病の本当の共通因子は、肥満ではなく心身のストレスです。」とあります。

暴飲暴食をして息が切れるほど太ってしまった場合には、食事を制限して適正な体重を取り戻すことが、自律神経のバランスを整え、病気を治癒に導く近道になります。でも、食べることは、もっとも手軽なストレス解消法でもあり、免疫力をを強める効果もあるので、標準体重との比較ではなく、体調を見て判断すべきだとあります。

過度の労働 や、 心の悩み を捨てて、 薬に頼らず 、副交感神経=(リラックスしているときに働く神経。アセチルコリンという物質を分泌して、白血球のうちのリンパ球の数と働きを調節している。)を刺激することが大事だということです。

明るく楽しく生きることが病気の予防法だということなので、なにかとストレスの多すぎる現代社会ではなかなか困難ですが、それでも、できるだけ気持ちを切り替えて、笑って生きることが大事だということです。

スポーツを楽しんだり、好きな趣味に興じたり、お笑いを見て大笑いしたり・・

現代人の抱える病気の大半が、ストレスによる交感神経の緊張から引き起こされているということなので、本当に 要注意 です!






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最終更新日  2007.06.26 06:39:06
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