*Muku*  Blog

*Muku* Blog

PR

プロフィール

15muppy

15muppy

カレンダー

2008.08.21
XML
カテゴリ: 映画
菊豆(チュイトウ)
              カンヌ国際映画祭ルイス・ブニュエル賞受賞。

劉恒(リウ・ホン)の小説『伏義 伏義』が元になっている。

原作では、1944年10月、中国の抗日戦争ピーク時、50歳を超えた小地主・楊金山は跡継ぎをもうけることに執心、土地二十畝と引き換えに20歳の生娘・王菊豆を買う・・ということになっている。

映画では、抗日戦争も描かれていないし、チャン・イーモウ独特の鮮烈な色彩感を出すために染め物屋が舞台になっている。


染め物屋に嫁いだ菊豆(チュイトウ)〈 コン・リー 〉は、子供が出来ないという理由で金山からひどい虐待を受けていた。

菊豆の体の傷に心を痛める金山の甥の天青は、次第に菊豆に愛情を抱き始め、ふたりは関係を結ぶ。

隠れて愛し合うふたりの間に、やがて男の子が生まれるが、何も知らない金山は天白と名付け可愛いがる。




この物語は男女の愛憎劇から始まり、天白によるまわりへの復讐劇へと姿を変えていく・・。

鮮やかに染められた布が何色も水槽に落下するシーンが、色彩的インパクトになって迫ってくる。



そして、この物語は、悲しすぎる絶望の結末を迎える。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.08.22 03:39:05


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: