PR
カレンダー
伊勢の神宮の式年遷宮は、内宮(ないくう)に続き外宮(げくう)でも本日夜、ご神体を新しい正殿(しょうでん)にうつす「遷御(せんぎょ)の儀」が執り行われます。
http://www.isejingu.or.jp/shikinensengu/62kai-index.html
飛鳥時代、持統天皇4(690)年の時より約1300年続けられてきた神聖な祭なのです。

伊勢の神宮式年遷宮新正殿
「常若」の精神に基づく伊勢の神宮の式年遷宮ですが、なぜ20年に1度なのかというと、
『神宮の社殿は桧の素木造りで屋根が茅葺きであるため、常に清々しい姿を保つには20年を限度として建て替える必要がある』
『宮大工、御神宝装束を調進する工匠などの伝統技術を次代に伝承するには20年が適当である』『昔は20年を満数といって、20年経てば全てが初めに戻るという考え方があった』
『古代日本の経済を支えた稲(乾した飯)の貯蔵年限が20年であったから』
……など、さまざまな説があるそうですが、
竹田先生は、ニコニコ動画の「竹田恒泰チャンネル」の中では
『古代日本の経済を支えた稲(乾した飯)の貯蔵年限が20年であったから』を一押ししておられましたね。
神宮の祭儀を主宰するのは天皇陛下であることから、竹田先生曰く、
伊勢の神宮は、天皇陛下が、皇祖天照大神に国家の安寧、 国民ひとりひとり
の幸せをお祈りして下さる神聖なお宮なのだそうです。
それゆえに、国民は参拝の際は感謝の祈りだけを奉げなければいけないということなのです。
ところで、
オリンピック招致の最終プレゼンの日、IOC委員にアルゼンチンのブエノスアイレスで東北復興支援に感謝の言葉を述べられた高円宮久子妃殿下のスピーチがありました。(オリンピック公式用語は、英語とフランス語)
一流のフランス語でのスピーチだったそうです。
その全文
【フランス語で】
会長、IOC委員の皆様、本日この場で皆さまの前でお話しさせていただく機会を得たことは、大変光栄です。
まず、日本の国民を代表して、皆さまに「ありがとう(感謝)」の気持ちを伝えさせていただきます。
2011年、日本は大きな地震と津波に襲われました。その際、IOC及びスポーツ界の皆さまは、支援の手を差し伸べてくださいました。日本は、そのご厚意を決して忘れることはありません。その御礼の意味でも、私たちは、将来に向かって歩き出したいと願っています。
皆さまに私の言葉をより明確に伝えることができるよう、ここからは英語でお話しさせていただきます。
【英語で】
IOC評価委員会の委員の皆さまは、本日ここに私がいることを驚いていらっしゃるかと思います。実は、私自身も皆さまと同様に驚いております。東京で、皇室の役割や立ち位置についてお話ししたことは、現在でも当てはまります。しかしながら、私は、直接IOCの皆さま方おひとりおひとりに、心からの感謝をお伝えすることができることを、大変うれしく思っております。
IOCによる特別な支援プログラムである「TSUBASAプロジェクト」は、多くの子供たちに笑顔をもたらしました。そして、若いアスリートたちに希望を与えました。「TSUBASA」とは、日本語で翼(wing)を意味します。多くの若者たちが、この翼により、将来の夢に向かって、羽ばたいていくことを期待しております。
皆さまは、オリンピック・ムーブメントの精神のもと、若い人たちに夢とモチベーションを与えてくださいました。そして勇気と信念を持って、前に進んでいくべきだということを教えてくださいました。
オリンピックの重要な側面としてレガシーを遺(のこ)すということがあると伺いました。この若い人たちの心の中に、必ずやオリンピックのレガシーが生き続けていくことでしょう。
IOCの総会でお話しをするのは初めてのことかもしれませんが、日本の皇族は常に積極的にスポーツを支援してきました。
例えば、宮さまは熱心なスポーツマンでいらっしゃいました。そして、私は、宮さまが務めていらした9つのスポーツ団体の名誉総裁を引き継ぎました。おかげさまで、それにより、私はとても忙しく過ごしております。
オリンピズムの哲学を実践し、その推進において成功を続けるIOCは賞賛に値します。私はこれまで様々な機会にオリンピックファミリーの皆さまとお会いしてきましたが、これほど大勢が一堂に会したところを拝見したことは未だかつてございません。実に見事な光景であることを感心するとともに、皆さまとともに過ごした多くの良い思い出が目に浮かびます。また、このたび新たに多くの方々とお知り合いになれたことを嬉しく思いますし、今後再び皆さまとお会いできることを祈っています。
もしかすると、この特別な時間を皆さんと共有することができたことによって、将来、私を大きく捉えたオリンピックファミリーの名誉的メンバーとしてお考え頂けることがあるかも知れません。
さて、これから、いよいよTEAM JAPANのプレゼンテーションが始まります。
ご存知のように、彼らは大変な努力を注ぎ込んでまいりましたので、このプレゼンテーションを皆さまが説得力のあるものとして聞いていただけることを願っています。
このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。 (朝日デジタル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%86%86%E5%AE%AE%E6%86%B2%E4%BB%81%E8%A6%AA%E7%8E%8B
↑
スポーツ復興に御貢献し薨去(こうきょ)された高円宮憲仁親王が“ スポーツの宮様 ”なら 竹田先生は、2,000年以上続く日本の歴史における正統なる皇室の意義を「古事記」より解説し、古事記普及に人生を費やされる「 古事記の宮様 」(今や民間の方ではありますが・・)ではないでしょうか。
ちなみに、日本オリンピック委員会(JOC)竹田恒和会長も、前回の招致活動よりも増して、この2年間で地球10周分を移動する行動力で約50カ国を訪問し東京オリンピック招致に貢献されたようです。
私的にも今、『竹田恒泰』ブームなので、現在これだけの書籍を購入して読んでいます。

「日本を元気にする本」は、活動・趣味・人間関係など『竹田恒泰の全て』を語っている本でもあるのですが、竹田研究会による「サハリン鎮魂の旅」のページは、知らなかった日本人の悲しみの歴史があり胸を打ちます。

その他、憲法学者でもある竹田先生と小林節慶応義塾大学教授との憲法論議も掲載されています。