少し前のこと
たつきちより年上の女の子で、前のスクールバス乗り場を使ってた頃は、同じバス乗り場だった子です。
たつきちの通ってる特別支援学校では、重複障害で内部機能障害を持ってる子も多いので、通ってる子が亡くなることはことは珍しくないことですが、亡くなった子は、とても元気な子で、毎日学校から帰ったらお母さんと一緒に公園まで散歩に行くのが日課でした。
そんな子が、あまり散歩に行きたがらず動かなくなっていったので、心配になり病院に連れて行くと、骨肉腫で既に他にも転移してるような状態だったそうです。
たつきち以上に喋れない子だったので、痛かったり違和感があったりしたのも言えなかったのが、発見を遅らせてしまったんじゃないかと、親御さんも悔やんでました。
小学部の頃は、大勢で何かする時に教室に入れず、合同授業やイベントになると教室の入り口で見ていたのが、中学部に上がる頃から中に入って一緒に出来るようなってきて、これからって時でした。
たつきちも自分の事を上手く言葉で言えない子なので、いたたまれない気持ちになりました。。。
２０１７年９月
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