旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家

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フランス映画の流れ


フランス映画の草創期なるもの、
またその成り立ちは良く知らないが、
わたしが興味を持って見始めたところからお話を進めていきます。

多分、最初は黄金期の映画からではありません。
ジャクリーヌ.ササールの『芽生え』、や『三月生まれ』、
新人アラン.ドロンと共演した『黙って抱いて』の
ミレーヌ.ドモンジョ、
そして、ササールと、ドモンジョ、パスカル.プチが
アラン.ドロンという美青年を巡ってのピチピチギャルぶりを
楽しませてくれた『お嬢さんお手やわらかに』辺りからだと思う。

もちろん、ドロンが『太陽がいっぱい』に
出演する前の作品である。
芽生えや、三月生まれ、河は呼んでいるなどの
読みやすい小説がその当時女学生の間で流行っていて、
その映画化ということで、
飛びついて観た、ミーハーなわたしでしたの.。

その後、米映画にアンソニー.パーキンスが登場したことで、
矛先が彼に変わってしまったが、
ほんの一時期だけドロンフアンであったのです.

ちょっと横道にそれますが、みなさんA.パーキンスといえば
『サイコ』デスよね。
でもね、あの映画の印象で陰鬱な感じだけど、
彼のファッションはあの頃最高だったんです。
アイビールックの元祖。
ボタンダウンのシャツに細身の短めのパンツ.
ローフアーかデザートブーツ。
良質の丸首セーター…
長沢 節のスタイル画はこの人がモデルじゃないかと
言うくらいに美少年と言うより
美容姿..だった。

日本ではVANと言うメーカーが爆発的な人気になりましたね。
アイビールックをいち早く取り入れて.。
その反対がコンチ..
(コンチネンタル).。つまりヨーロピアンファッションよね。
これ嫌いだったわ何故か。お水系統みたいで..

話しを元に戻します。1930年代、
ジャック.フェデー、ルネ.クレール、ジャン.ルノワール、
そして、
ジュリアン.デヴィヴィエの4大監督が
活躍した黄金期の作品はずっと後になってから観ることになった.この監督たちを支えたスターが
ルイ.ジューベであり、ジャン.ギャバンであり
アルベール.プレジャンである.
女優では、マリー.ベルであり、アナベラであり、
フランソワーズ.ロゼであり
コリンヌ.リシュールであり、ミレーユ.バラン、
ミシェル.モルガン、ダニエル.ダリュー等である。

戦時中、多くの監督たちがアメリカに渡って映画を
作っっていたなかで、ただ一人
フランスに残って『悪魔は夜来る』、
『天井桟敷の人々』を撮るなどの活躍をしたのが
マルセル.カルネである.

カルネと、ルネ.クレマン、ジャン.コクトー、
そしてアンリ.ジョリュジュ.クルーゾーを中心に
戦後のフランス映画が復興したのである。

これを支えたスターがジャン.マレーであり、
ジュラール.フイリップである.
女優では、シモーヌ.シニョレ、フランソワーズ.アルヌール、
マリア.カザレス

人気絶頂の内に急死したフイリップと入れ替わるように
台頭してきたのが、
フランスヌーベルバーグ(新しい波)と
言われるジャン.リュックゴダールや、
フランソワ.トリュホーである.

このヌーベルバーグと従来の流れを汲む二本だてで
しばらくはフランス映画Ⅱ期黄金時代が続く。
ヌーベルバーグは  ジャン.ポール.ベルモンド
従来型はもち、   アラン.ドロンであり
この二人が人気を2分するのである。

他にジャン.クロード.ブリアリ、モーリス.ロネ、
リノ.バンチェラ
女優では、ロミー.シュナイダー,‐マリー.ラフオレ、
B.B、ジャンヌ.モロー、
カトリーヌ.ドヌーブ、ミレーユ.ダルク、と続く.

大雑把に1930年代の頃からの流れを書きましたが、
この中から何を選んだらいいのか迷っています。
特に1930年代黄金期はあまりに素晴らしい作品が多い為、
昨日の夜は結局、ビデオを決め兼ねました。

ということで今夜こうして書いてみると
フランス映画のおおよその流れが整理できました.

このページは邦画のページですが洋画(旧い)も
大好きなので書き綴っています..。

※ あまりにメジャーな作品は、
邦画も洋画も避けているつもりです。

もちろん同年代の方にはメジャーとなる作品も多いですが、
若い方の旧い作品の一般的なメジャーなものというのは、
本当に誰もがご存知の作品ばかりです。

知らない作品のなかにまだまだ素晴らしい作品があるよ…
という意味であえてそんな作品を紹介してきました。

詳しいことはわたしにはわかりませんが、
面白かったと勝手に感じた作品を書いていきますので
参考になさって下さい。

そしてこのページには映画のテーマと関係ないお友達も見えます。

映画にそれほど縁がなかった方にもわかりやすいようにと
専門的なことや、専門用語はなるべく避けて、
わかりやすく、
紹介していきたいと思います.
このページで擬似鑑賞が出きればと、願っております。

映画を楽しまなくっちゃね..!





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